お前には失望したよ…
井上勇人の時間
俺の名前は「井上勇人」中学2年生だ。場所は東京都椚ヶ丘市にある中学校に通っている。はっきり言って非常にまずい状況だ。
成績がどんどん下がっている。このままだと…
「井上…ちょっと職員室に来なさい…」
「はい…大野先生」
俺は担任の大野先生に呼ばれてそのまま一緒に職員室に向かった。
「なんで呼ばれたのか分かっているのか?」
「はい…成績が悪いからです…」
「そうだ…はっきり言ってお前の成績は非常に悪い」
「はい…」
この時の大野先生は非常に苛立っており、手で顔を掻いていた
「お前を合わせて俺のクラスから「3人」もE組行きが出たんだぞ!」
「すいません…」
「1人は暴力沙汰…お前を合わせてもう1人は成績不振かよ…」
「…」
「お前には期待していたんだぞ?」
「はい…」
「お前はどんな時でも俺の授業について来てくれた…それなのに俺の口からE組行きを伝える事にはるとはなぁ…」
「大野先生…」
「まぁ…「赤羽」や「潮田」とせいぜい頑張るんだな…」
「本当にすいませんでした!」
「謝る暇があるんだったらこれからもっと勉強しろ!そして戻って来られるようにたくさん努力しろ!いいな?」
「はい!」
「なら…お前にこのE組行きの紙を渡すから…この紙を見て勉強に励め!そして戻って来い!」
「はい!大野先生!」
俺は大野先生からE組行きの紙をもらい教室に戻った。
「渚?」
「勇人…」
「渚も俺と一緒でE組行きなんだよな?」
「うん、そうだよ…」
「なら、これから大変だけど一緒に頑張ろうぜ!そしてまたこのクラスに帰って来ようぜ!」
「勇人…うん!僕も頑張るよ!」
俺は同じクラスの「潮田渚」と握手を交わし、再びこのクラスに戻って来られるように努力をしようと決意していた最中に…
「お?勇人と渚じゃん笑」
「あいつらE組行きだってよ笑」
「俺…あいつらのアドレス消すわ…」
「俺も笑、同じレベルと思われたくないし笑」
クラスから俺ら2人を揶揄う声しか聞こえて来なかった。
「勇人…」
「渚?そう暗い顔すんなよ!実際俺たちは落ちこぼれだ。けどこれは自分自身で招いた行為だ」
「…」
「渚?」
「勇人…僕はやっぱり無理かもしれない。それにもうこんなクラスには戻りたくないよ…」
「渚…」
渚の方は完全に意気消沈していた。でも無理はないだってE組に落ちた者は殆ど戻って来れないと言われているからだ。
そう…俺がこれから行くクラスの名は…
エンドのE組
成績不振や素行が悪い生徒が落とされる場所であり、落ちた者の殆どが堕落して諦める事が多いのだ。正直言って俺も怖い…
ただ俺たちの日常はある日突然変わった。