トリニティ総合学園は今、
見事なまでに混沌としていた。
スティールヘイズに乗っていた時に見えた炎は
すっかりと消えており、校舎の至る所に穴が空いている。
それも、比喩ではない。壁は抉られ、
窓は吹き飛び、廊下の先には瓦礫が山になっている。
床には煤が薄く積もり、焼けた金属の匂いが
未だ夜気の中に残っていた。
その中を、生徒たちが右往左往している。
泣いている者。
放心している者。
友人の名前を呼び続ける者。
足を引きずりながら、それでも前へ進こうとする者。
「…チッ」
私は無意識に軽く舌打ちをしていた。
自分でもらしくないのはわかっている。
しかし、そうでもしなければこの心のモヤモヤを
一時的にでも晴らすことはできないだろう。
するとどこかの教師が、校内放送で
体育館への集合を呼びかけていた。
『全生徒は落ち着いて、
順次体育館へ集合してください。繰り返します――』
声は冷静を保っている。
だが、放送機越しでも疲労は隠しきれていなかった。
その放送を受け、私は動けない生徒を優先して運んでいた。
足首を痛めた者。
膝を打ち、歩けなくなった者。
瓦礫の破片で脚に裂傷を負った者。
「大丈夫か?
…私が運ぼう。少し、身体に触れてもいいだろうか」
そう問うと、彼女たちは頷いてくれ
身を私に任せてくれた。
しかし揃って、何故だか顔が妙に赤い。
泣き跡とは違う、熱に浮かされたようでもない。
私が片腕で抱え上げると、耳まで赤くして
視線を逸らす者までいた。
(……何故だ)
理解に苦しむ。
恐怖の反動だろうか。
死地を潜ったことで、情緒が一時的に
不安定になっているのかもしれない。
そう結論づけておくことにした。
体育館へ一人運ぶ。
次を探す。
また運ぶ。
その繰り返しだ。
体力に問題はない。
むしろ動き続けていた方が、
余計なことを考えずに済むからだ。
それでも、一定数を運び終えた頃には
校内の流れはある程度整い始めていた。
教師たちが並んだ生徒達へ点呼を取り、
重症の救護騎士団に代わって保健委員が軽傷者を誘導し、
書類を抱えた教員たちが駆け回る。
(一段落かな)
するとようやく一息つける頃になって、
私は正職員と思しき教師に呼び止められた。
「ええと…違っていたら申し訳ありません。
非常勤の先生、でしたよね?」
「ラスティだ」
「…ラスティ先生、ここまで本当に助かりました。
ただ――」
彼女は一度だけ周囲を見回し、私へ続けた。
「この後は、こちらで何とかします」
「まだ手は足りていないように見えるが」
私がそう言うと、別の教師が横から首を振った。
「いえ、逆にこの後は校内の詳細な把握だとか、
保護者連絡とか、名簿の照合とか…
…私達正教員でしか分からない事務作業が多くなるんです」
「力仕事であったり、マンパワーがいる仕事ではない
…ということか?」
「仰る通りです。ですので……あとはお任せください」
その言い方は丁寧だったが、
実質的には半ば追い出しに近い。
「…承知した」
最後まで手伝うつもりでいた私は、
結果として手持ち無沙汰になった。
焼けた校舎の廊下に立ち尽くし、私は短く息を吐く。
(……さて)
何もしない、というのも落ち着かない。
私は端末を取り出し、シャーレの先生へ通信を
繋ごうとする。
(しかしあんなことがあった後だ、果たして繋がるか…)
そう思いダメ元で先生へと通信をかけた。
すると。
『はい!こちらシャーレです!』
あの騒動があった後とは思えないハイテンションな
先生の声が聞こえてくる。
「…こちらラスティ、今大丈夫だろうか」
『あれぇ、ラスティ君?どしたの?
もしかしてもうそっち片付いちゃった?』
「そのことだが、すまない先生。
今トリニティで私ができることは無いようだ。
先程、半ば追い出されるようにそう言われた」
端末越しに、先程より遥かに疲れた声が返ってきた。
『ありゃマジかぁ。
うーん……それならこっちを、と言いたいとこだけど…
流石に今から肉体労働はなぁ。私も一晩泊められる
ところ探さないとだし』
意外だった。
「家が無いのか?」
思わず聞いてしまう。
『実は住み込みでシャーレで働いていてね。
実質、家みたいなものなんだよ』
それで納得した。
「…それはまあ、難儀なものだ」
…まぁ私も似たようなものだが。
端末の向こうで、先生が小さく笑った。
『でしょ? とりあえず了解したよ。
それなら今日は身体を休めることが、
今日の最終ミッションかなぁ』
「承知した。
……その前に、ひとついいだろうか」
『ん? 私に答えられることならいいよー!』
「生徒のメンタルケアについてなのだが……」
自分で口にしていて、少し妙な感覚があった。
戦場の後処理なら知っている。
生死を潜った者がどう壊れるかも、
どう崩れるかも見てきたつもりだ。
だが、ここはキヴォトス。
まして相手は、健全に育ってきた少女たち。
そして――
杏山カズサ。
全てを終えた後の彼女の表情が、脳裏に残っている。
強がって立っていた。
だが、その均衡は危ういだろう。
先生は少しだけ黙ってから、柔らかい声で言った。
『…そういう相談をしてくれるあたり、
ラスティ君も大概真面目だね』
「必要な確認だ」
『うん、そうだね。
じゃあ、もし特定の生徒のことを言ってるなら…』
そこで一拍。
『話を聞いてあげること。
無理に聞き出さないこと。
一人にしすぎないこと。
あと、甘いものを持っていくといいよ』
「甘いもの?」
『そうだよ。
この時間ならコンビニで何か売ってるかもね』
私にはその意図が分からなかった。
「すまない先生、私には何故甘いものがいるのか
イマイチ分からない。それは本当に必要なのか?」
すると先生は、少し笑ってこう言った。
『うん。気休め程度でも、
“今日を終わらせる理由”になるからね』
私は、その言葉を少し考えた。
甘いもの。
今日を終わらせる理由。
端末の向こうで、先生が続ける。
『あとは、泣くなら泣かせた方がいいかな。
人前で泣けるなら、まだ大丈夫』
「……そうか」
『うん。あとはまあ、本人次第かなぁ。
無理に元気づけようとすると逆効果だしね』
「承知した」
私から通信を切る。
そして、気づけば私の脚は――
杏山カズサの家へ向かっていた。
「しかし甘いものか…好みが分からないな…」
カズサへのプレゼントを考えながら。
「すまない。少し、時間を貰っていいだろうか」
「…ひゃひ…」
強すぎる顔面を至近距離で浴びせられ、
私は一瞬固まり次の瞬間には彼の手に触れていた。
疲れを感じる低い声が至近距離で鼓膜に響く。
(なんなのソレぇっ…逆らえないよそんなの…
あれ?っていうかこの状況って…)
私は落ち着いて状況を客観視する。
屈強な成人男性が、学生の家の開けられた扉の内側で
腰を低くしてその学生と手を繋いでいる。
(…ヤバっ)
私がトドメを刺してしまったと言ってもいいだろう。
こんなところを周りの住人にでも見られたら私も
ラスティ先生も社会的に抹殺されてしまう。
「ラスティ先生、とりあえず入って─」
「いや、玄関先でも私は構わn」
「い、い、か、ら!!」
私は掴んだ手をそのまま無理矢理に引っ張り、
家の中へと引きずり込む。
先生の手は大きくて、固くて、でも熱かった。
(……もう、戻れない)
上げてから気づく。
でももう遅い。
私の家は来客なんて想定してない家だ。
よくある大きなソファなんてない。
あるのはミニ机と、クッションと、
生活感のあるベッドだけ。
「と、とりあえず適当に座ってて」
「…お邪魔する」
私はクッションを先生に渡して、机の前に座るよう促す。
前にも先生が家に来たことはある。
でもあの時は玄関先で、ドーナツを
食べながら喋ってただけだった。
今日は違う。
ちゃんと家の中。
しかも机を挟んで正面。
(…この状況、変に意識しない方が無理じゃん)
私は冷蔵庫から出していた
ショートケーキの箱を開ける。
本当はこの間行った、ラスティ先生の事務所に
持って行って一緒にシェアするつもりだったものだ。
私は客人、それもラスティ先生に少しでもいい所を
見せようと綺麗にケーキを皿に盛る。
それに合わせてお茶も淹れた。
「はい、どうぞ」
先にラスティ先生の分の
ケーキとお茶を机に並べると、
先生が少しだけ目を見開いた。
「何故、私の分がある?」
「さぁ?なんででしょう?」
ラスティ先生の視線はケーキに釘付けになっていた。
その反応はサプライズを用意した側からすれば
むしろ嬉しい反応だ。
(先生…いつ見てもすごい身体…)
いざ対面で先生を見ると、
その体格の良さが浮き彫りになる。
身長は…シャーレの先生が175cmって言っていたか。
それよりも遥かに高い。2m近いのではないだろうか。
筋肉もすごい。細マッチョ?と言われる分類よりも
少し太い気がするが、シャツの隙間からチラホラと顔を
覗かせるスジや、浮き出た血管、首筋などは
女ならば思わずガン見してしまうレベル。
冗談抜きに、手前にあるミニ机が逆に
名前負けしそうなレベルだ。
しかし、そんな厳つい身体にくっ付いている
とは思えない甘いマスクが、更に私を狂わせる。
「…? 杏山、何故私を見つめているんだ」
「えぇッ!?…っとぉ…そうだ、よく見ると顔が
汚れてたからさ、気になって…」
「おっと、それは失敬。どの辺りだ?」
「えっとね…」
(勘弁してよ…ふふっ…)
内心、この状況を楽しんでいる自分がいた。
そしてこの光景を見た瞬間、今日のことを思い出した。
機体の掌の上で絶叫しながら降りた時のことだ。
あれは今思い出しても変な感じがする。
先生が砂ぼこりか何かを拭き取ったのを確認し、
ようやく私もクッションへと腰を下ろす。
先生は、私が座るまで待ってくれていたのか、
ケーキにもお茶にも手を付けていなかった。
そして、ラスティ先生は静かに口を開いた。
「今日は……大変だったな。
どこも怪我はしていないか?」
私は横に首を振る。
「ううん、どこも。みんなが守ってくれたから」
先生は少しだけ頷く。
「…そうか」
その一言が、やけに重く感じる。
「では、あの時の皆に感謝せねばな」
そして先生は続ける。
「…では、心はどうだろうか」
先生はフォークを手に取る。
ショートケーキの尖った方へ、静かに切り入れる。
私と同じ食べ方だ。
「心……? それって?」
考えるよりも先に率直な疑問が口から出る。
先生は、少しだけ視線を落とした。
「…あの光景は、私がいた故郷とよく似ていた」
いつもよりも低い声。
「いわば戦場…命のやり取りが日常茶飯事、そんな場所だ。
そこでは女子供も関係無かった。
私も、幼いころからそこに立っていた」
戦場。
キヴォトスで銃撃戦が起こるのは、確かに珍しくない。
でも、先生が言う“戦場”は、
それと同じ言葉ではない気がした。
もっと、重い。
もっと、冷たい。
もっと、人が壊れゆく場所。
「…」
先生を無言で見つめる私を、彼は少し笑って見せて続けた。
「だからこそ、このキヴォトスで健全に育っている
君たちの苦しんでいる顔は、私は見たくない」
その声が、少しだけ掠れる。
「君も同じだ、カズサ」
「ラスティ先生……」
私は、こんなラスティ先生の顔を見たことがない。
いつも爽やかな笑みで、時々真剣な顔になるだけの
ポーカーフェイスのように表情が動かなくて…
冷静で、落ち着いてて。
なのに今は――
泣きそうな顔で、笑っている。
その表現が矛盾してるのは分かってる。
しかし、それが一番近い言葉だった。
「ラ、ラスティ先生。私なら大丈夫。
ほら、傷だってほぼ……ほぼ……」
そこで、私の口が言葉を紡ぐのを止めた。
理由は簡単だ。
「あれ……なんで……泣いてんだろ私…
…やだな、先生の前でこんな……」
視界が滲んでいる。
気づいたら、涙がぼろぼろと溢れ落ちていた。
前が見えない。
息がうまく吸えない。
喉が熱い。
そして、どこかにあったはずの“蛇口”が、
何かに捻られたみたいに外れた。
私はそのまま、小さい子供みたいにぐすぐすと
泣き始めてしまった。
可愛くない。
絶対、見られたくなかったのに。
そう思っていると、先生がすっと立ち上がる気配がした。
気付くと先生は、私の隣へ座り直していた。
「ヒグッ…ぐすっ……せんせ……?」
ぐすっと鼻を鳴らして顔を上げる。
先生は、私の方を見ない。
代わりに、少しだけ窓の方へ視線を流しこう言った。
「……見ろ杏山、今日の夜空は綺麗だ」
そう言って、私の腰にゴツゴツとした腕を回す。
優しく、ゆっくりと抱き寄せる。
その瞬間、また心の蛇口が開いたのを感じる。
涙が止まらなくなる。
先生の肩に顔を埋めるみたいにして、
私はどこかで抑えていた恐怖心と甘えたさを
涙と声に乗せていた。
泣き止んだのは、それから十分もしないうちだった。
「ホント、ごめん……先生……」
私が言うと、先生は少しだけ首を傾けこう言った。
「……さて、なんの事かな?」
とぼけ方はとても雑だった。
「……バカ。
でも、ありがとう。ラスティ先生」
泣いたあとで言うには、だいぶ情けない言葉だった。
しかし先生は何も言わない。
ただ、もう一度だけ小さく笑ってくれた。
それから先生は、再びフォークを手に取る。
先程切り分けていたショートケーキを口へ運んだ。
すると――
「……ん?」
先生の動きが止まる。
顔を見上げると、驚いた表情で固まっていた。
「えっ!? うそっ、口に合わなかった!?
ごめん、吐き出していいから」
私は慌てて身を乗り出し、先生の背中をさする。
イチゴが苦手だったのだろうか。
クリームか。
スポンジか。
先生は口元を押さえたまま、真顔で私を見る。
「き、杏山…」
「な、なに!?」
さする手を止めラスティ先生の正面へと回る。
すると彼は私の目を見つめ直し、
口を抑えながら真剣な顔でこう言った。
「この駄菓子はどこで買えるのか、聞いていいか?」
「…………はぁ~~~?????」
何を言っているのか一瞬分からなかった。
今私は「このケーキどこで買ってきた?」と
言われたのだろうか。
信じられないくらい真剣な眼差しで。
「いや…え……はぁ………心配させないでよ。
っていうか駄菓子って、そんな年寄りみたいな…
ショートケーキね。こないだ一緒に行こうって
言ったあのカフェのだよ? それがどうしたの……?」
ふと目線を上にやると、ラスティ先生の耳が
少し赤くなっているのに気付いた。
(…え? これって…)
「……美味すぎると、驚いてしまってな……」
「ン"ぅッ」
思わず変な声が出た。
唐突に、イケメンの照れ顔を真正面から
ぶつけられるのは反則だと思う。
こっちの身にもなって欲しい。
「ふ、ふーん…
じゃあ……気に入ってくれたってこと?」
「もちろんだ。
故郷では甘味がとても貴重だったというのもあるが、
これほど美味なものがあったとは…
…明日、個人的に寄ってみるとしよう」
気に入ってくれた。
正直、ラスティ先生はどんな好みなのか
よく分からなかった。
とりあえずヤマ勘で買ったものだったが、
意外にもこれが正解だったらしい。
それが、なんだか妙に嬉しい。
「…っていうか思ったけど、ラスティ先生。
いつもお昼ご飯食パン一切れじゃん。
あれでお腹減らないの?」
「問題ない。実はアレには栄養を補うため、
サプリを粉末状にしたものをふりかけていてね――」
自分から聞いておいてアレだが、思わず固まってしまう。
「……なんだい?
まだ、私の顔に何か付いているかな?」
「いや違くて違くて…え、待って。
じゃあ学校でじゃない普段だと何食べて……」
「一般で売られている、完全栄養食などだろうか」
先生は平然と答えてくれる。
「あれは故郷で食べていたものに近くてな。
いわゆるお袋の味…とまでは言わないが」
「……」
唖然としてしまう。
完全栄養食。
サプリ粉末食パン。
それがお袋の味“みたいなもの”?
何一つ分からない。
「…ラスティ先生」
私は今きっと可愛げもない真顔なのだろう。
先生に詰め寄っていく。
「普段の食事に口出しするつもりはないけどさ、
ここ、キヴォトスなんだよ」
私はフォークをケーキに突き立てる。
「無理にそんな食生活する必要なくない?」
それを聞いた先生は、考え詰めた表情をしてしまう。
その沈黙を、私は押し切る。
「だからさ…えっと…
今度からさ、定期的に美味しいもの食べに行こ
…一緒に、さ」
言った瞬間、自分の顔が燃え上がるように
熱くなるのを感じてしまう。
しかしもう止まれない。
「べ、別に、毎日とかじゃなくていいし。
たまにでいいから…ダメ?」
気付けば私はラスティ先生の膝の上に手を置き、
彼の顔の近くに私に顔を近付けていた。
先生は私を見ている。
その瞳の色はまるで、見つめているとそのまま深淵に
呑み込まれそうなほど青黒い色。
「ショートケーキでも、ドーナツでも、
なんでもいいじゃん」
少しだけ息を吸う。
「……ちゃんと美味しいもの食べてよ」
私は、まだ出し切っていなかった感情を
乗せて先生にさらに詰め寄る。
すると、先生の表情がゆっくりと和らいだ。
「……そうだな」
いつも通りの低い声は、
今はすごく柔らかく感じる。
「では、今後は君の判断を仰ぐとしよう」
「え、それ私がお店選ぶってこと?
ちょっと責任重くない?」
「気付いたか。さすがだな。
しかし、なおさら適任だと思わないか?」
「ハハッ、なんだそれ」
思わず笑みが零れる。
先生も、少しだけ目を細める。
「…承知した」
短く、でもはっきり。
「でが今度から、2人で食べに行こう」
その“今度から”が、胸に残る。
未来の話。
次があるっていう話。
それだけで、今日一日の長さが、
少しだけ報われた気がした。
「そういえばさ、
ラスティ先生コンビニの袋持ってたよね?
冷やさなくても大丈夫なやつ?」
「あぁ、問題ない。
個包装の菓子を買ってきたのでね」
「へぇ…どうせなら一緒に食べようよ。
何買って来たの?」
「それが、良くわからないまま買ってしまったのだが…
これだ」
そこには、
『こんがり焼き上げたラスク ~クリームソーダ味~』
と書かれたお菓子の袋があった。
それも袋いっぱいに
「なにぶん数多く余っていたものだからな。
勿体ないと思い買ってきたのだが…どうだろうか?」
「せんせ…」
私はドン引きしながら、ラスティ先生とその独特な
食感と味のリミックスで口の中を戦場へと変えた。