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場所:連邦生徒会 管理棟 第二深層会議室
出席者:
連邦生徒会 議長代理
治安管理局 局長
技術監査部 主任
外縁防衛課 課長
シャーレ連絡官
書記
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議題1
近郊地域における無人機動兵器群(通称:AC)の出現傾向について
-報告要旨-
・出現は不定期
・時間帯・天候・地域に相関なし
・出現地点はいずれもキヴォトス管理境界の外縁部
・群体構成を確認
議題2
ACの編成構造
-技術監査部報告-
・出現個体の大半は低〜中出力通常ジェネレータ搭載
・交戦ログより群れの最奥に高出力個体が必ず1機存在
・当該個体は他個体とは異なるエネルギー反応を示す
議題3
破壊時挙動の差異
-観測記録-
・雑魚個体破壊時
→金属破断
→火花
→燃焼痕
・高出力個体(以下、ボス個体)中枢破壊時
→爆発は最小限
→赤色の異常反応が霧状に拡散
→残留物質を確認できず
※技術監査部注記
当該反応は既存の燃料・粒子・放射線分類に該当しない。
議題4
音響及び感覚異常について
-音響解析-
・ボス個体の推進器起動時、高周波・低周波が混在
・人的音声に類似した波形を確認
・生体反応は検出されず
暫定結論:
人の耳と脳が「悲鳴のように感じる」認知的錯覚の可能性あり
議題5
任務担当者(コード:RUSTY)の行動評価
戦闘ログ要約
・雑魚個体排除:迅速
・群体突破後ボス個体のみを優先的に中枢破壊
・赤色異常反応の拡散前に確実な無力化を実施
評価
・通常想定より異常反応への警戒が早い
・事前知識の有無は記録上、確認できず
議題6
情報管理方針
-以下決定事項-
・赤色異常反応について正体不明のまま扱う
・呼称及び仮説の統一は行わない
・生徒及び一般教職員への共有は禁止
・技術監査部内でも解析は限定的に留める
議題7
今後の対応
決定事項:
・ACは継続的脅威として扱う
・出現時は群体殲滅+ボス個体中枢破壊を基本戦術とする
・任務担当者(RUSTY)は優先投入対象とする
・当該異常反応に関する記録及び言及は最小限に抑える
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付記(書記個人メモ/非公式)
ボス個体の破壊時に発生する赤色の霧状反応について、
任務担当者は迷いなく即応している。
それが経験によるものか、
あるいは別の理由によるものか。
記録からは判断できない。
【会議終了】
終了時刻:03:41