新大阪発山陽新幹線「こだま」で殺された男   作:新庄雄太郎

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新大阪発の山陽新幹線の車内で殺人事件が発生した。


第1章 新大阪発博多行

新大阪駅

 

1人の男が、新大阪駅から新幹線に乗り込んだ。

 

ファーン!

 

と、警笛を鳴らして山陽新幹線「こだま」は新大阪を発車した。

 

そこへ、車掌がやって来た。

 

「すいませんが、乗車券を拝見。」

 

「はい。」

 

「ほう、広島ですか。」

 

「はい、私は広島へ行く急用がありましてね。」

 

「そうですか。」

 

と、車掌は男に言った。

 

そして、山陽新幹線「こだま」は博多へ向かってまっしぐら。

 

ところが。

 

「あれっ、どうしたのかしら。」

 

と、声をかけた。

 

「おじさん、おじさん、どうしたんですか。」

 

「はっ、キャーッ!。」

 

「どうしたんですか。」

 

「大変よ、この人死んでるわよ。」

 

「何事か。」

 

と、客が集まってきた。

 

「どうしましたか。」

 

「大変なんですよ、この人が中で倒れて死んでるんです。」

 

「これは大変だ。」

 

「車掌さん、次の駅は何処ですか?。」

 

と、客は言った。

 

「次は8時43分に広島に到着します。」 

 

「そうですか。」

 

8時43分、山陽新幹線「こだま629号」は広島駅に到着した。

 

そこへ、ホームで私服を来た鉄道公安隊と駅員がホームへ向かい跨線橋を登って現場へ向かった。

 

「どこだ!、死体が見つかったのは。」

 

「40分に着いた、新幹線「こだま629号」の車内に。」

 

「死んでるのは、会社員のようです。」

 

ホームへ行くと、人盛りが集まっていた。

 

「おい、何あったんだ。」

 

「何々。」

 

「どうした。」

 

5,6分後、広島県警のパトカーと捜査一課の刑事が到着した。

 

「やはり、被害者はナイフで刺されて死んでいる。」

 

「被害者は新大阪から新幹線に乗って博多へ行こうとしていたんですかね。」

 

「博多までの切符があるな。」

 

と、刑事は言った。

 

「つまり、被害者は新大阪から新幹線に乗って博多へ向かおうとしたんですね。」

 

「えーと、問題なのはこの客の身元だ。」

 

「被害者はどうやら東京の人間のようですね。」

 

と、そこへ深田刑事が宮本警部に言った。

 

「警部、被害者の身元が分かりました。」

 

「ほう、わかったか。」

 

「名前は東京在住の長瀬 実37歳だ。」

 

「ほう、それで死因は?。」

 

「死因はナイフによる出血死だ。」

 

「犯人は新大阪から何処かの駅で下車して乗り換えた可能性がありますね。」

 

「とにかく、駅周辺を聞き込みをしておけ。」

 

「わかりました。」

 

山陽新幹線で起きた殺人事件は、特捜班にも伝えられた。

 

「はい、長瀬 実37歳東京都、分かりました早速調査いたします。」

 

と、高杉はメモを書いて報告した。

 

「おいっ、広島県警から捜査協力の要請だ。」

 

「わかりました、さっそく当たってみます。」

 




鉄道公安隊特捜班は、捜査が開始された。
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