ハイスクールD×D 明日を掴む超獣使い   作:毘沙死狂騒曲

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皆さん水上第九院シャコガイルは好きですか?
俺は好きです。強さ…というよりは昔おばあちゃんに買ってもらったバラパックから出てきたSRだからですけどね…


学園での決戦

前回のあらすじ

共同戦線、そしてイリナが脱落…

 

 

イリナを家に連れて帰った後、俺は姉ちゃんに詰められていた。

 

 

勝真「…姉ちゃん?」

 

 

璃緒「…勝真…なんか最近女を家に連れ込みすぎじゃない?」

 

 

勝真「えっと…それはだね…マリアナ海溝よりも深いわけがだね…」

 

 

璃緒「ちょくちょく私も了承してたとはいえ…まさか弟がこんな女誑しになるとは…」

 

 

姉ちゃんは額を手で押さえてため息をつく。

いつもとは違う様子に俺はドキッとする。

そして姉ちゃんはいきなり俺を押し倒してきた。

 

 

勝真「わっ!ね、姉ちゃん⁉」

 

 

璃緒「勝真はね…私の弟なんだよ?だからね…私のものじゃなきゃいけないんだよ?」

 

 

勝真「ちょ、姉ちゃん!落ち着いて‼」

 

 

姉ちゃんの力が予想以上に強く、一切の抵抗もできない。

待って姉ちゃんって普通のキャリアウーマンじゃなかったの⁉

こんなに力強いなんて知らなかったんだけど⁉

 

 

璃緒「そうだ…ここで姉弟の既成事実を作っちゃえば本格的に私のモノに…」

 

 

勝真「姉ちゃん!ストップストップストップ!」

 

 

あダメだ。これ聞いてないや多分…

まさか…俺のDTを捧げる相手が実の姉になるとは…

 

 

勝真「いやさすがに無理だわ!誰でもいい‼誰か姉ちゃんを止めてくれ!」

 

 

そんな俺の叫びに呼応するかのようにデッキケースから『斬斬人形コダマンマ』が飛び出て姉ちゃんを引きはがそうとしてくれたのだが…

 

 

璃緒「…邪魔。」

 

 

しかし姉ちゃんがコダマンマに向かって手を伸ばした瞬間、コダマンマがピタリと動きを止めた。

 

 

璃緒「これで邪魔者はいなくなった。」

 

 

勝真「待って‼なんで姉ちゃんそんな事できんの⁉」

 

 

璃緒「弟を愛するお姉ちゃんに不可能はないんだよ?」

 

 

勝真「いや理由になってないから!」

 

 

俺は姉ちゃんのめちゃくちゃな暴論にツッコみながらどうにか振りほどけないか抵抗するが、抵抗すればするほど姉ちゃんは力を強くして逃げられないようにする。

そして姉ちゃんの体が密着し、柔らかい感触に包まれてる時だった。

 

 

ドォォォン‼

 

 

外から凄まじい轟音が鳴り響いた。

姉ちゃんが轟音に気を取られてる隙に何とか逃れる。

そして外を見て見ると、ロン毛の堕天使が駒王学園の方に飛んでいくのが見えた。

 

 

勝真「あれがコカビエルか…ごめん姉ちゃん!俺行かなきゃ!」

 

 

璃緒「ちょっと勝真⁉」

 

 

俺が駒王学園に向かうと、生徒会長こと支取蒼那(本名ソーナ・シトリー)先輩が結界を張っていた。

 

 

勝真「生徒会長!」

 

 

ソーナ「貴方は、確か霧札君でしたね。匙が世話になりました。」

 

 

勝真「いえ、こちらこそ…って今はそんな場合じゃないでしょ。」

 

 

ソーナ「はい。実は…」

 

 

ソーナ先輩の説明によると、コカビエルがリアス部長たちの前に姿を現して堂々と駒王学園で暴れると宣言したのだ。

今回は相手が相手なのでリアス部長(正確には朱乃先輩)が魔王を務めている兄に連絡してやってくることになり、魔王が来るまでの時間稼ぎをすることになったらしい。

 

 

勝真「なるほど…大体のことは分かりました。じゃあ俺も行ってきます!」

 

 

ソーナ「貴方の実力はレーティングゲームの方で見させていただきました。簡単に倒されることはないと思いますが、くれぐれもお気を付けて。」

 

 

勝真「はい。それでは。」

 

 

俺が学園内に入ると、すでにオカルト研究部のみんなが揃っていた。

 

 

リアス「勝真、貴方どこにいたの?」

 

 

勝真「すいません、コカビエルとの戦闘で負傷したイリナを家に連れ帰ってました。」

 

 

ゼノヴィア「やはりイリナはコカビエルに…おのれ‼」

 

 

リアス「一誠。あなたには赤龍帝の籠手で力を溜めて、皆に譲渡してほしいの頼める?」

 

 

一誠「了解です。部長。」

 

 

リアス「一誠が力を譲渡できるよう時間を稼ぐわよ。」

 

 

オカルト研究部員一同「「「「了解です!」」」」

 

 

リアス「一誠、あてにしてるわ。」

 

 

一誠「はい!」

 

 

女王に昇格(プロモーション)した兵藤がグラウンドに出ると、光り輝く魔法陣があった。

 

 

リアス「あれは…!」

 

 

コカビエル「4本のエクスカリバーを1つにするそうだ。あの男の願いだそうでな…」

 

 

上空でコカビエルがこちらを見下ろしていた。

 

 

リアス「コカビエル!」

 

 

コカビエル「サーゼクスはどうした?セラフォルーも来るのか?」

 

 

リアス「あいにく、魔王様ではなく私たちが相手よ。」

 

 

リアス部長の言葉を聞いたコカビエルは、大きな光の槍を生成すると体育館に向かって投げた。

 

 

ドカァァン!

 

 

一誠「なっ!」

 

 

勝真「体育館が…」

 

 

光の槍を受けた体育館は跡形もなく吹き飛んだ。

投げた本人であるコカビエルは退屈そうな顔をする。

 

 

コカビエル「つまらん。だが余興程度にはなるだろう。とりあえず来てもらったんだ。俺のペットと遊んでもらおうか!」

 

 

コカビエルはそう言うと魔法陣を展開し、そこからケルベロスを出現させた。

 

 

勝真「三つ首の犬…ケルベロスか⁉」

 

 

朱乃「えぇ、冥界の門に生息する地獄の番犬ですわ。」

 

 

冥界なのか地獄なのか、どっちなのだろうかという疑問が頭をよぎった。

しかし考えてる間にも相手は襲い掛かってくるので俺はガイハートでケルベロスの攻撃を受ける。

 

 

勝真「グッ!」

 

 

油断していたわけではないのだが、思ったよりも攻撃が重い。

 

 

リアス「イッセー、譲渡を‼」

 

 

一誠「はい!」

 

 

兵藤が赤龍帝の籠手で倍化させたエネルギーをリアス部長に譲渡する。

するとリアス部長の纏うオーラが何倍にも膨れ上がる。

 

 

リアス「すごい力…これなら!」

 

 

コカビエル「ほう、赤龍帝の籠手でここまで力を上げることができるのか…面白い。実に面白いぞ!」

 

 

リアス「喰らいなさい!」

 

 

リアス部長が滅びの魔力を放つが、コカビエルは軽く弾いてしまう。

 

 

コカビエル「中々に悪くない力だったぞ。」

 

 

コカビエルの圧倒的な力に驚いていると、光の魔法陣にいたバルパーが高笑いをする。

 

 

バルパー「完成だ!ついにエクスカリバーが完全に統合された!」

 

 

祐斗「しまった!」

 

 

コカビエル「剣が統合されるときに出てくる膨大なエネルギーは俺が頂く。そういう取引でね。」

 

リアス「その力を使って大地崩壊の術をかけたわ。」

 

 

一誠「まじで俺たちの町が滅びんのかよ。」

 

 

バルパー「いますぐ逃げるとよい。後、二十分もしないうちにこの町は崩壊する。」

 

 

バルパーの宣言した時間では魔王の到着は期待できない。

自分たちの力のみでどうにかするしかないらしい。

 

 

コカビエル「止めたいなら俺を倒すしかないぞ、リアス・グレモリー!」

 

 

リアス「知れたことを‼」

 

 

勝真「どうやら出し惜しみしてる場合じゃないらしいな!来い!『デデカブラ』!」

 

 

俺は蕪型のクリーチャー、デデカブラを2体召喚する。

デデカブラはコストがたったの1で12000の超パワーを持っているが、その代わりに攻撃できない。

だがコイツはパワーが12000であることに意味がある。

 

 

勝真「家でコダマンマを召喚した分のマナは既に回復している。ダブル・シンパシーで4マナ軽減!来い、『天風のゲイル・ヴェスパー』!」

 

 

俺は蜂の巣を人型にしたようなクリーチャー、ゲイル・ヴェスパーを召喚する。

ゲイル・ヴェスパーは本来召喚するのに10マナを必要とするのだが、ダブル・シンパシーという能力によって、パワー12000以上のクリーチャー1体につき召喚コストが2軽減されるのだ。既にパワー12000のデデカブラが2体いるので4マナ軽減され残った6マナでぴったり召喚できたのだ。

 

 

勝真「さぁ、勝負はここからだ!」

 

 

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