ハイスクールD×D 明日を掴む超獣使い   作:毘沙死狂騒曲

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動き出す物語

前回のあらすじ

黒歌とオーフィスが仲間になった。

 

 

オーフィス「我はこれから勝真と暮らす。」

 

 

勝真「え…?」

 

 

オーフィスの放った言葉に俺はぽかんとしていた。

 

 

勝真「ちょ、ちょっと待って⁉さすがにそれは無理があるよ…姉ちゃんになんて言えば…」

 

 

黒歌は黒猫になれるから言い訳できるけどさすがにゴスロリ幼女は言い訳できない。

なので一緒に暮らすのは諦めるよう説得するが…

 

 

オーフィス「楽しいことも、勝真といるともっと楽しい。だから我、勝真と一緒に暮らす。」

 

 

勝真「聞く耳持たずか…」

 

 

どうしたらいいか分からず、俺はそのままオーフィスを家に連れて行った。

 

 

勝真「姉ちゃん、ただいま。」

 

 

俺が家の中に入ると仕事服からジャケットを脱いだだけでワイシャツ姿の姉、璃緒が出迎えてくれた。

 

 

璃緒「勝真、おかえり~…誰その子?」

 

 

姉ちゃんの視線はオーフィスに向けられる。

無理もない。弟が帰って来たと思ったらゴスロリ幼女も一緒にいるのだ。

姉としては、何があったか知らずにはいられないだろう。

 

 

勝真「えっと…この子はオーフィス。その…なんていうか…」

 

 

オーフィス「我、オーフィス。今日から勝真と一緒に暮らす。」

 

 

璃緒「え…?」

 

 

その後姉ちゃんに説明を要求されたので、オーフィスの正体や俺に接触してきた理由をはぐらかしながら説明した。

 

 

璃緒「なるほどね…いいよ別に。」

 

 

勝真「え、いいの⁉」

 

 

璃緒「おん。勝真がロリコン趣味じゃないってことが分かって安心したし、家計も火の車ってわけじゃないから大丈夫だよ。」

 

 

あっさりと承諾された。

それでいいのか姉ちゃん…

オーフィスがOK貰ったので、そのまま黒歌のことも紹介してOKを貰うことに成功した。

 

 

翌日、俺は屋上でお弁当を食べていた。

すると小柄で白髪の美少女がやってきた。

彼女は塔上小猫。学園のマスコット的存在として結構な有名人だ。

 

 

小猫「隣、座っていいですか?」

 

 

勝真「あぁ、別にいいよ。」

 

 

小猫「ありがとうございます。」

 

 

小猫が隣に座ったが、とくに話をするわけでもなく互いに黙々と食べている。

すると小猫の方から口を開いた。

 

 

小猫「塔上小猫っていいます。名前、聞いてもいいですか?」

 

 

勝真「あぁ…霧札勝真だ。」

 

 

小猫「じゃあ霧札先輩って呼んでもいいですか?」

 

 

勝真「いいよ。ところで、どうして態々俺のとこに来たの?」

 

 

小猫「霧札先輩から…懐かしい匂いがしたんです…すみません、変ですよね…」

 

 

勝真「いや、まぁ…別に俺は構わないから。」

 

 

小猫「ありがとうございます。また来てもいいですか?」

 

 

勝真「いいよ。」

 

 

小猫と別れた後、俺はある噂を耳にする。

『変態3人組の1人、兵藤一誠に彼女ができた。』

兵藤一誠というのはこの学園で有名な変態3人組の1人だ。

よく女子更衣室を覗いたりアダルトグッズを学園に持ち込んだりして他の生徒から嫌われている。

 

 

勝真「あの兵藤に彼女がねぇ…」

 

 

俺はなんとなく嫌な予感と、これから何かが始まるような…そんな気がした。

それからも俺はトレーニングを続け、なんとか一気に使用できるマナの総量を増やしたり、素の身体能力を上げたりした。おかげで体育の授業も今まで以上に楽しくなった。

 

 

勝真「ま、俺には関係ないことだし興味ないな。」

 

 

俺は家に帰ってる途中、背中に黒い翼が生えてるおっさんに襲われた。

 

 

「ずいぶんと珍妙な神器を宿しているな、小僧。」

 

 

勝真「…誰だお前?」

 

 

ドーナシーク「我はドーナシーク。レイナーレ様に使える堕天使よ。悪いが貴様には死んでもらう。」

 

 

勝真「マジかよ…⁉」

 

 

ドーナシークと名乗る堕天使は俺に向かって光の槍を投げてきたので俺は前転して回避する。

 

 

勝真「危な⁉クソッ…やるしかないか…」

 

 

俺はカードを引いて、クリーチャーを召喚する。

 

 

勝真「まずは『ブラジェスコーW1』を召喚。効果でお前のパワーを-3000する!」

 

 

禍々しいモノホイールのような姿のクリーチャーが現れ、前方についてるライトでドーナシークを照らす。

 

 

ドーナシーク「力が…抜ける⁉」

 

 

デュエマではパワーが0になったら破壊されるのだが、破壊されないということはドーナシークはまだ戦えるということだろう。

 

 

勝真「ならこれだ‼『ストームジャベリン・ワイバーン』召喚‼」

 

 

今度は全体的に刺々しく、背中に大きな槍を2つ装備したワイバーン型のクリーチャーが現れる。

ストームジャベリン・ワイバーンはプレイヤーにこそ攻撃できないが、低コストでもかなり大きなパワーを持っており、対クリーチャー戦で使われる。

 

 

勝真「行け!『ストームジャベリン・ワイバーン』!」

 

 

俺が指示を出すと、ストームジャベリン・ワイバーンはドーナシークに突撃し、背中の二本の槍でドーナシークの体を貫いた。

 

 

グサッ!

 

 

ドーナシーク「ガハァ…‼」

 

 

ストームジャベリン・ワイバーンは槍に刺さったドーナシークを振り払うと、口から炎のブレスを吐き、ドーナシークを焼き払った。

俺は戦ってくれた2体のクリーチャーを撫でる。

 

 

勝真「ありがとな、2体とも。」

 

 

ブラジェスコーW1「~♪~♪」

 

 

ストームジャベリン・ワイバーン「アギャス‼」

 

 

2体は人語を喋ることはできないが、喜んでいることは伝わったのでよしとした。

 

 

勝真「さて、誰か来ちゃう前に早く帰ろ。」

 

 

俺はすぐに帰宅してまた使用できるマナの総量を増やすためにトレーニングするのだった。

数日後の朝、校門前が騒がしかったので見てみると、兵藤が学園の二大お姉様と呼ばれているリアス・グレモリー先輩と一緒に登校していた。

兵藤が何をしようと興味はないが、こういう珍しいことが起こるとついつい目に入れたくなってしまうものである。

教室に入ってからも、クラス中朝の出来事で持ち切りだった。

 

 

勝真「そういや兵藤にできた彼女は…どうなったんだろ?」

 

 

不思議なことに、兵藤の彼女については誰も触れなくなったのだ。

まるで最初からそんなことがなかったかのように…

俺は脳裏に嫌な予感をちらつかせながらも、いつものように授業を受けるのだった。

 

 

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