ハイスクールD×D 明日を掴む超獣使い   作:毘沙死狂騒曲

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廃教会に殴り込み

前回のあらすじ

堕天使に襲われたのでぶっ飛ばしたと同時に何かが始まる予感…

 

 

堕天使に襲われてから数日後、俺は念のため自分が住んでる駒王町とその周辺を『光牙人ハヤブサマル』に見てもらった結果、堕天使が廃教会に集まっていることが分かった。

 

 

勝真「いったい何を企んでるんだ…?まぁあのドーナシーク?とか名乗ってた堕天使を見る限りまともなことではなさそうだけど…」

 

 

俺が堕天使の目的を考えていると眠そうな顔をした黒歌がやってくる。

 

 

黒歌「そういえば、神器所有者から神器を無理矢理奪い取る儀式があるのを聞いたことがあるにゃ。」

 

 

勝真「え、たしか神器ってなくなると所有者が死んじゃうんだよな?」

 

 

黒歌「そうにゃ。だから御法度みたいな扱いをされてたけど確か堕天使の長は神器大好きで有名だしありえなくはないにゃ。」

 

 

勝真「つまりアイツらは人間搔っ攫って無理矢理神器を奪ってるのか…クソ外道が。」

 

 

どうも堕天使といい人外は人の命を軽んじている節がある…

勝手な価値観で他にもバンバン殺された人がいるとしたら俺は到底許せない。

 

 

勝真「いつからこんなんになったんだろうな…前の俺だったら見て見ぬふりするんだろうに…」

 

 

俺は自分の心境の変化に驚きながらも廃教会に突入する準備をする。

 

 

勝真「んじゃ、俺は出るけど家のことは任せたよ。」

 

 

黒歌「分かったにゃ。何があるか分からないから気を付けて行ってくるにゃ。」

 

 

オーフィス「早く、帰ってきて欲しい…」

 

 

勝真「ありがと。んじゃ行ってきますわ!」

 

 

俺はハヤブサマルがマーキングしてくれた廃教会へ向かった。

雑木林に隠れながら廃教会に近づくと、なんと兵藤と学園の王子様と呼ばれ女子生徒に大人気の木場祐斗と最近よく一緒になってお弁当を食べる小猫がいたのだ。

 

 

勝真「なんであいつらが…まさか堕天使陣営と繋がっていた⁉それとも逆に堕天使の被害に…?まぁ理由はどうあれ顔を隠した方がよさそうだな…まさかふざけて作ったこれを使う日が来るとは…」

 

 

俺は『魔導獣イエス・コレヨリ』と一緒に作ったイエスマンのマスクを被って3人とは反対の方から廃教会に侵入する。

すると目が言っちゃってる神父と3人が戦っていた。

 

 

勝真「召喚、『轟速ジャ・レッド』!そしてそのままD・D・D発動!『轟く邪道レッドゾーン』!」

 

 

俺がバイクに乗った機械人間のようなクリーチャー『ジャ・レッド』を召喚するとすぐに進化させて乗っていたバイクが全身に装着されバイクが変形したロボットのようなクリーチャー『レッドゾーン』になった。

それによって戦っていた連中がこちらの存在に気付く。

 

 

神父「何ですかぁアンタらは?」

 

 

俺は静かに神父を指さす。

 

 

勝真「お前たちの計画を、潰しに来た。『レッドゾーン』、やれ。」

 

 

レッドゾーン「イエス、ボス!」

 

 

俺が命令するとレッドゾーンは一瞬で神父との距離を潰し、蹴りを喰らわせる。

 

 

レッドゾーン「オラよ。」

 

 

神父「グハァ⁉」

 

 

神父はレッドゾーンの轟速の蹴りを喰らったことで勢いよく地面を転がる。

俺はぐたっとしている神父の胸ぐらを掴んで問いかける。

 

 

勝真「答えろ。この廃教会で堕天使は何をしようとしている?」

 

 

神父「なんかぁ…アーシアちゃんの神器を無理矢理ブン取る儀式をするなんてことは聞いたよォん…」

 

 

それを聞いた兵藤が驚く。

 

 

一誠「なんだって⁉確か神器がなくなったら…」

 

 

神父「死んじゃうねぇ…レイナーレさんならこの教会の地下で儀式の準備してるぜぇ…」

 

 

神父はそう言って地下へ通ずる扉を指さす。

兵藤は扉目掛けて一目散に駆け出した。

俺も行こうとしたが、小猫に腕を掴まれた。

 

 

小猫「…霧札先輩ですか?」

 

 

祐斗「小猫ちゃん、その人の事知ってるのかい?」

 

 

なんと小猫に一発で正体がばれた。

制服は着てないし顔も隠してるんだけどなんでバレた⁉

 

 

勝真「俺はその霧札とやらではないが…どうしてそう思った?」

 

 

小猫「あなたから先輩と同じ匂いがします。」

 

 

そうだった…小猫は嗅覚がすごいんだった…

 

 

勝真「もう行っていいか?地下へ向かった茶髪が心配だ。」

 

 

小猫「それなら大丈夫だと思います。今頃部長が向かってると思いますから。それより本当に霧札先輩じゃないんですか?匂いは全く同じですけど…」

 

 

勝真「違うから離して?」

 

 

小猫「…分かりました。」

 

 

勝真「じゃあ後のことは任せてもいいのか?」

 

 

小猫「はい。後は部長がやってくれると思います。」

 

 

勝真「んじゃ帰るか。行くぞ『レッドゾーン』。」

 

 

レッドゾーン「オーケーボス。乗りな‼」

 

 

俺はレッドゾーンの肩に乗るとそのまま轟速で去って行った。

帰ってる途中俺は小猫にだけなら何となく正体を明かしてもいいんじゃないかと考えていた。

それくらい今の俺は小猫を信用していた。

翌日、俺は屋上で小猫と一緒に昼食をとっていた。

 

 

勝真「塔城、お前に話しておきたいことがあるんだが…いいか?」

 

 

小猫「話しておきたいことですか?」

 

 

勝真「あぁ。だが誰にも言わないと約束してほしい。」

 

 

小猫「…分かりました。」

 

 

勝真「昨日の夜廃教会にいたのは俺だ。」

 

 

小猫「やっぱり先輩だったんですか⁉」

 

 

勝真「あぁ、まぁな。」

 

 

小猫「…先輩は何者なんですか?」

 

 

勝真「結構説明が難しいんだよな…だから説明のためにも今日の放課後俺の家来れるか?なんなら俺のバイト先のカフェでもいい。」

 

 

小猫「なら先輩の家にしましょう。先輩からする懐かしい匂いの原因も分かるかもしれませんし。」

 

 

そして放課後、小猫は俺の家に来ていた。

姉ちゃんはまだ仕事中なので帰ってきていない。

 

 

勝真「ここが俺の家だよ。」

 

 

小猫「お邪魔します。」

 

 

黒歌「勝真、おかえり…にゃ…」

 

 

出迎えてくれた黒歌がぽかんとする。

俺がどうしたのかと思ってると小猫の方も面食らった顔をしていた。

 

 

黒歌「し…白音…⁉」

 

 

小猫「お…お姉様⁉」

 

 

勝真「え、2人って姉妹だったの⁉」

 

 

どうやら黒歌の妹は小猫だったらしい。

学校では白音じゃなくて小猫と名乗ってたから分からなかった。

髪色も全然違うし…

その後小猫は黒歌と2人きりで話したいとお願いされたのでオーフィスと一緒にリビングでゲームをすることにした。

 

 

オーフィス「…赤甲羅。」

 

 

勝真「ちょ、シャレにならないからやめろ⁉」

 

 

俺とオーフィスがゲームに夢中になってると、黒歌と小猫がやってきた。

 

 

勝真「お、黒歌と塔城。ちゃんと話せた?」

 

 

小猫「はい。」

 

 

黒歌「お互い腹を割って話したにゃ。」

 

 

勝真「それでお互いに色々納得したならよかった。」

 

 

小猫「これから私もここで暮らします。」

 

 

勝真「…は?」

 

 

黒歌「私からもお願いするにゃ。」

 

 

また後輩と一緒に住むことよりも姉にロリコンだと思われることが心配になっていた…

 

 

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