マルクトシャーレの先生概念   作:さ兄

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第3話 比翼

(晴れてマルクトがシャーレの先生として就任した。前の服もとてもえっt...ゴホンゴホン美しかったが、シャーレの制服姿のマルクトもなかなかに可愛い。やっぱりマルクトは私のママで彼女で妻だったのではないだろうか...ああ、お母さん、私を労って〜〜!!!じゃなくて...)

 

「さて、マルクトが無事に先生になれたことだし、なにしたい?」

 

「?先生と共に仕事をするのではないのですか?」

 

「うーんまあ、おいおいは書類整理とか生徒達への手助けとかをやってもらうことにはなるんだけど...今日はマルクトが先生になった特別な日じゃん?だから遊びにいかない?」

 

「ふむ...それも悪くありませんね」

 

「でしょう?それでさ、マルクトはまだここの(キヴォトス)事とかまだよく分かってないだろうから、一緒に回ろうか」

 

「でーと、というやつですね?」

 

「グハッッ!?!?ど...こで...その言葉を...!」

 

「先生...なぜ吐血しているのですか...」

 

「いや...マルクトとデートできるなんて...!!!って思ってさ」

 

「??理解できません...ちなみにでーとという言葉はソフから教えてもらいました。」

 

「なるほど...今度ソフともデートしなきゃな...」

 

せんせいは マルクトの かわいさに あたまを やられている!

 

「ソフとだけですか?」

 

「グハァッ!!!!いいえ!!!!マルクトも含めて全員でデートします!!!!」

 

せんせいは いげんを たもてなかった! 

 

「良い心がけです。それで先生、我を何処へ誘ってくれるのですか?」

 

「ふふふ、それはお楽しみ、ってやつだよ」

 

「教えて、くれませんか?」

 

マルクトは上目遣いをして先生に強請る。先生は心蔵が爆発寸前である。

 

(マルクトぉおおおおおおお!!!!!そんな可愛くねだったって教えないぞ!!!!先に言ってしまったら楽しみが減るかもしれないからね、絶対に言わないようにしよう!!私は大人なんだよ)

 

「えっとね、キヴォトスにあるありとあらゆる娯楽施設を回ってめっちゃ遊ぼうと思ってるよ。」

 

先生は負けた。完全に敗北である。もうこの時点で先生はマルクトには敵わないことが証明されてしまった...これからの仕事に支障をきたさないことを祈るばかりだ

 

「娯楽...鋼鉄大陸ではそのようなものは少なかった故、とても楽しみです...!」

 

「これからマルクトの知らない事、できない事。私が全部教えてあげる。」

 

手を前に出し、◯ェ◯ソー◯ン風に決めポーズをしながら言った。

 

「ありがとうございます、先生。よろしくお願いしますね」

 

マルクトには全くと言っていいほど伝わっていなかった。まあ、当たり前ではあるが...少し悲しい気持ちになった先生であった。

 

「さて...じゃあデートに行こっか!」

 

「ええ。行きましょう。先生、手を」

 

「ぇ゙っ!?」

 

またもや先生の心臓は爆発寸前であった。いや、もう半分くらい心臓が消し飛んだ。

マルクトは先生と手を繋ごうと手を差し出す。その姿はもうまさに許嫁──

 

まじやばい

    マルクト姉様

         やばすぎる         〜先生心の俳句〜

 

「えっと?マルクトさん?」

 

「?でーとするときは手をつなぐものではないのですか?」

 

「それは...誰から聞いたの?」

 

「ソフです」

 

「ソフぅううううううううううう!!!!(ありがとおおおおおおおお!!!)」

 

先生は目覚めたらソフをめいっぱい甘やかすことを決意した。

なんてったってマルクトと合法的に手が繋げるのだ!こんなの甘やかすしかないだろう!

今世紀最大の感謝をソフに捧げる。

 

(今はただ、君に感謝を)

 

「じゃあ、マルクト、行こっか」

 

「はい、先生」

 

そして二人は手を繋ぎながらシャーレを後にする。

 

─────────────────────

 

まず二人はゲームセンターに向かった

 

そこは絢爛なネオンライトが彩る楽園であった。そこもかしこもきらびやかで爆音がそこら中から聞こえる。生徒たちの笑い声も合わさり一種のオーケストラのようだった。 

 

「マルクト、何か気になるものはある?あったら気にせず言ってね」

 

「我は...これがやりたいです」

 

「UFOキャッチャー?」

 

「これはUFOキャッチャーというのですね」

 

どうやらマルクトはUFOキャッチャーに目を惹かれたようだ。

先生はお金を入れ、操作方法をマルクトに伝える。

 

「くっ...ふっ...!!!」

 

操作に慣れないのか苦戦しているようだった。

 

(うーん可愛い。やっぱり私の彼女なんじゃないか?)

 

前の服ほどではないがシャーレの制服もなかなかに袖が長いので萌え袖になってしまっている。その姿で筐体とにらめっこをしながら必死に取ろうとしている姿はなかなかに萌える。

 

「先生!取れました...!」

 

「すごいじゃないか!!!!」

 

「ありがとうございます、先生!」

 

「ああ、ここは天国かもしれない...(いいよいいよ、マルクトが楽しそうで良かったよ)」

 

「心の声と口に出している声が逆になってますよ先生」

 

「ごめんごめん、あまりにも可愛すぎて」

 

「...先生、これ」

 

「ん?これは今マルクトが取ったやつだよね?」

 

「先生にあげます」

 

「えええ!!!悪いよ、せっかく取ったものじゃ...いや、ありがとう。大切にするよ。」

 

「理解が早くて助かります。先生と私の初デートの思い出を、先生に持っていてほしいんです。」

 

先生、n回目の死!!!あまりにも尊すぎる発言に先生はこの世の全てに感謝を告げながら死んでいきそうな顔をしながら、マルクトから景品であるぬいぐるみを受け取り、また手を繋ぐ。

 

「ふふ。照れている先生も可愛いですね」

 

「なっ!!そんな顔に出ていたかな」

 

「はい、真っ赤ですよ」

 

「うああああわあああいうあじゅしあけくぁwせdrftgyふじこpl」

 

マルクトをかっこよくエスコートするつもりが翻弄されてしまう先生。まあ先生は弱いからね、仕方ないね。

 

(しかし、私も男だ!!!こっから挽回していくぞ!!!)

 

その後先生とマルクトはエアホッケーをしたり(マルクトが33-4で圧勝)、バスケ対決をしたり(先生が辛勝)、スペースインベーダー等をして楽しんだ。

 

「はあ...はあ...なかなかやるじゃないか。」

 

「先生も頑張っていてよかったですよ」

 

「それ、妹達と同じ扱いしてない?」

 

「そんなことは...ありません」

 

「言い淀んだよね、今」

 

「...」

 

「まあ、いっか。次は遊園地行くぞー!!!!たくさん遊ぶぞ!!!」

 

「ふふっ...楽しそうですね( *´﹀` *)」

 

〜遊園地にて〜

 

「さあ!!いっぱい遊ぶぞおおおお!!!」

 

「先生、あれ乗ってみたいです」

 

「お?いきなりジェットコースターを選ぶとはお目が高いね!!ここのジェットコースターはキヴォトスで一番怖いって有名なんだよ!」

 

「そうなんですか、とても楽しみです。」

 

そのジェットコースターは噂に違わぬ怖さだった。ぶっちゃけまじで先生の意識が飛びかけるくらい、縦横無尽に空を駆け回り、うねり、何度回転したかわからない。最高時速は280km/hにも到達するという。さすがはミレニアム製といったところだ。

 

「マルクト...よく平気で居られるね...」

 

「鋼鉄大陸のとき、空を翔けていましたので...」

 

「そういえばそうだったね...」

 

「さあ先生、時間は有限です。次、行きましょう」

 

その後もコーヒーカップで先生が吐きそうになったり、メリーゴーランドで先生が吐きそうになったり、巨大迷路で先生が迷って吐きそうになったり、お化け屋敷でお化けに驚かされて先生が吐きそうになったりいろいろあった。

 

「先生、大丈夫ですか?些か体調がすぐれないように感じられますが」

 

「ああ、大丈夫だよ。それよりも、暗くなってきちゃったね。」

 

「ええ、そうですね。」

 

「ねえ、マルクト、最後にあれに乗ってもいいかな」

 

「...?構いませんよ。」

 

先生はマルクトと手を繋ながら観覧車へと向かう。

そして二人で観覧車に乗り込む。

 

「ねぇ、今日は、楽しかった?」

 

「はい、とても。」

 

「そっか。それは本当に良かったよ。今日私ばっかりテンション上がっちゃって空回っちゃった気がして...」

 

「いえ、そんなことはありません。先生が盛り上げようとしてくれて、我のことをたくさん気遣ってくださって、とてもうれしかったです」

 

「そっか、ありがとう。マルクト。これから、長い間一緒に仕事をすることになると思う。今日みたいに楽しい日も、たまには辛い日もあるかもしれないけど、一緒に頑張ろう。」

 

「はい。我も精一杯先生のお手伝いをさせていただきます。」

 

「ああ、よろしくね!!!!」

 

「...先生」

 

「どうしたの?」

 

「先程のは...告白ですか?」

 

「!?!?!?!?ぐはっ!?ゴホッゴホッゲホッ...」

 

 

 

先生は、マルクトには敵わないことを悟った。

 

 




この先生マルクトのこと好きすぎじゃあないっすかね
まあかくいう私もマルクトのことめっちゃ好きやし変わらんか...
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