今回は割とギャグ回なので若干のキャラ崩壊があります
そしてこのシリーズはギャグ5、恋愛3、シリアス1、作者が描きたいもの91ですのでどうか悪しからず。
では本編スタート。
八幡side
「......よく寝た」
林間学校二日目。俺は6時45分に目覚める。そして朝食の集合までまだ時間があるため俺はもう一度夢の中へ旅立とうとする
「海斗....こんなの....」
「大丈夫だって....な?」
「でも...」
この声は戸塚に黒崎....!?お前らなにやって...
「んん!?」
「おいおいこぼしすぎだろ」
「だってこんなに.....たくさ.....ん」
こぼす...!たくさん....!まさかやってるのか?ヤッテルノか!?
「でもすごく....おいしい」
「あーあ、口元真っ白だぞ?いま拭いてやるから」
濃厚...まっしろ....やばい俺の俺が暴発しそうだ。仕方ないだろ、戸塚の声がエロ過ぎるのが悪い...!
「じゃあ今度はこれ入れてみるか」
「....こんなの入るかな?すごく大きいよ」
「まあイケるだろ。大丈夫。壊れても俺がすぐ直してやるから」
え、嘘だろ?このままおっぱじめる気か?なんだこのやめてほしい気持ちと最後までやってほしいという願望が絡まったような気分は。................いやだめだろ!
「それじゃあいくぞ....!」
「うん...」
「待て!」
「おっ」
「あ、八幡おはよう!」
布団から起き上がるとそこには大量のマシュマロがあふれ出しているホットサンドを持つ戸塚とバナナとチョコ、生クリームをサンドしている食パンをホットサンドメーカーに入れようとしていた黒崎の姿があった
「おはようさん。いまホットスイーツサンド作ってるんだ。食うだろ?」
ああ、なるほど........
「........おはよう。そしてごめんなさい」
「ええ!?八幡どうしたの?」
「なんで目覚めた瞬間土下座?」
海斗side
「おはっよう~!」
「おはよう、3人とも」
「戸部君、葉山君。おはよう」
あれから数十分経ち戸部も葉山も目覚めこっちの部屋にやってきた
「あ、なんか二人とも美味しそうモノ食べてんじゃん!ていうかここめっちゃいい匂いだわ~」
「黒崎、この甘味の暴力のような食材たちは?」
葉山は机の上に乗ってるマシュマロや板チョコ、生クリームを指さす
「見てわかる通りあれ使ってホットサンド作ってんだよ。あ、このこと女子たちには秘密な?男子だけの秘密のお茶会ってやつだ」
「なぜホットサンドを?」
「え、森と言ったらホットサンドだろ?」
「さも当たり前のように言わないでくれ」
え、でも母さんも父さんもキャップするときは必ず作ってくれてたけどなホットサンド
「まあまあ隼人君、細かいことは置いていて。海斗君!俺らもそのホットサンド食べたいんだけどいい?」
「ああ、いいぞ。その机の上に置いてある食材以外にも桃やイチゴとかのフルーツ、ハム、チーズもあるから好きなの選んでくれ。ほら比企谷、ハムチーズお待ち」
「サンキュー」
「あ、俺もハムチーズがいい!」
「了解。葉山は?」
「俺はそうだな....ツナチーズを頼むよ」
ツナチーズか....葉山お前センスあるな
「はい戸部おまちどうさん」
「いただきまーす!.....んん!?うまい!」
「そりゃよかった。それじゃあ今からツナチーズ作るからちょっと待っててくれ」
「ああ。でも大丈夫か?もう朝の集合まで時間がないぞ」
「大丈夫大丈夫。事前に平先には賄賂送っといたから」
朝一番にホットサンド3種類渡して少しの遅刻を許してもらった。だから大丈夫だろ
「そうこうしているとほら、ツナチーズ完成!」
「....ありがとう。それじゃあいただきます.......うまい...!」
「隼人君、一口ちょうだい!俺のも一口あげるから!」
「ああ。ほら」
さてこれで俺以外のは作り終わったな。ではお待ちかね
「俺の番だ...!さて何入れようかな」
マシュマロとチョコを使ったスイーツ系でもいいし、いちごや桃を使ったフルーツ系.....それにおかず系でもいいな
「お前ら、なんかおすすめのやつあるか?」
「あたしは桃とかいいと思うな~」
「桃か...それじゃあ.........え」
後ろを振り向くとそこには満面な笑みを浮かべた結衣、雪ノ下、ゆーちゃん、小町、海老名さんが立っていた
「朝ごはんの時間になっても中々集合しないからどうしたのかな~って思って来てみたら」
「男子だけでとても楽しい時間を過ごしてたみたいね」
「え、違うでしょ?かーくんはそんなことしないしない。ね、そうだよね?.......ね?」
「そうですよ雪乃さん。あの海斗さんが小町たちを差し置いて自分たちだけ美味しい思いをするわけないじゃないですか~」
「そうそう。だってここのドアを開けてたのも私たちに匂いを届けるためでしょ?」
換気のためだよ!と心の中でツッコんでいると俺のスマホが震える。画面を見てみると平先のメッセージが表示されていた
『すまん、許せ。PS マシュマロサンドもう一個食べたいな❤』
あ、ムカつく
「あはは、悪いなお前ら。もうパンが残り少なくてさ...残りはその俺の?今日一日を頑張るための特効薬っていうか...」
「「「「「............」」」」」
「なんでそんなに怖い顔で見るんだろ~、きゃー、こわいー......なんて」
ゆーちゃん指鳴らさないでー、雪ノ下なんでそんなに首をまわすのー?そして男子たちよ
「なに逃げようとしてんだお前ら!」
「アンタもな」
ゆーちゃんは走り出そうとした俺のフードを片手で掴む。アイツら....!マジであとで覚えてろよ。特に戸部!お前の去り際のウィンクのウザさ半端じゃなかった(#^ω^)
「あのさ、一応聞きたいんだけどいつからいたの?足音一切聞こえなかったんだけど」
「”男子だけの秘密のお茶会ってやつだ”ってところからだよ」
ああ、その時点でもう俺の運命は決まってたわけね
「.......なにを挟みます?お嬢様たち」
「あたしは桃といちごあと生クリーム」
「私はチョコマシュマロバナナ」
「あーしはマシュマロで」
「小町はハムチーズをお願いします♪」
「私はツナチーズで」
「...かしこまり」
はあ、俺のホットサンドが......
「美味しかった~!」
「そうですね~!」
「ごちそうさま。かーくん」
「今度はおかず系のものを頼もうかしら」
「あ、今度はベーコンとかもよろしく!」
お嬢様型の機嫌も直すことができた俺は朝食を食べに昨日使った調理場まで歩いていく。まあ....ゆーちゃんたちが本当に美味しそうに食べてた顔を見れただけで良しとするか。というか雪ノ下と海老名さんまた俺に作らせる気満々かよ!別にいいけど......
「集合時間から約20分の遅刻だが今回だけは目を瞑ろう。それで私の分は?」
「図々しいなアンタ!......ほらよ」
「感謝する♪」
「あ、平塚先生の分も作ってたから海君食べれなかったんだ」
「馬鹿なのかそれともお人好しなのかイマイチわからないわね」
うるさいな。もしこれで平先の分がなかったら色々めんどくさいだろ...!ていうか
「よお、野郎ども...!俺を抜きにした朝飯はさぞかしうめえだろうな....!」
「ご、ごめん海斗」
「.....帰りコーラ奢ってやるから許せ」
「俺も喜んでごちそうさせてもらうよ。何がいいかな、ゼロ?それともホワイト?」
「ていうか1.5箱で奢る奢る!だから...ね?機嫌直してほしいな~って」
「子どもか俺は!.........ゼロ700L一本ずつな」
「...貰うんだ」
「しかもかなり安い代価ね」
まあ、それとは別に
「お前ら、とりあえずその唐揚げ一個ずつ寄こせ」
「「「「どうぞどうぞ」」」」
ふん、これで勘弁してやらあ....こうして俺は朝食を食べ今晩のキャンプファイヤーの準備を進めていくのだった
「黒崎」
「ん?」
「例の件、承諾してもらえたぞ」
「...今度好きな具材でホットサンド作らせてくれ」
「ああ。楽しみにしている」
「ソイヤ!!!」
「よいしょっと...!」
「ふう...!」
キャンプファイヤーの準備も佳境に入ってきたな
「こうして一人で黙々と木を積んでいくとまるでジェンガみたいだな」
はい?....俺と葉山は比企谷の独り言聞いて互いに顔を合わせる
「「ジェンガって一人でも遊べるものなのか?」」
「え、遊べるだろ...」
「いやそんな知らないの?みたいな反応されても困るんだが...」
「ジェンガってのは一人で組み立てるから面白いんだろ?」
「「............」」
まあ楽しみ方は人それぞれか
「それじゃあ複数人でやるジェンガの楽しさもここで教えてやるよ。ほら行くぞ」
「お、おい...!」
俺は比企谷の手を引っ張り丸太が置いてあるところまで歩く
「ほら、そっち持て。いくぞ、せーのっ!」
「.........ッ」
意外と重いのなこれ。よく一人で運んで組み立ててたもんだわ
「もう一本行くぞ」
「おう」
「海斗、八幡。何か手伝えることある?」
「いやあと少しだから先に行っててくれ」
「わかった。じゃああっちで待ってるね!」
彩加は川の方へと走り出していく
「ふっ、まだまだ子供だな」
「お前が言うな。てか戸塚たちはどこに行ったんだ?」
「川だよ。このあと小学生たちは自由時間。つまり俺たちも暇。ということでこの時間は皆で川で遊ぶことにするって平先が言ってただろ」
「いや知らねえよ。俺、小町と先生に騙されて連れてこられただけの男だぞ」
「え、じゃあこのLINEグループ入ってねえの?てかお前水着は?」
「そんなもんあるわけねえだろ」
「仕方ねえな予備で一着持ってきてるから貸してやるよ」
黒のパンツだし無難でいいだろ
「え、いや野郎の使用済みの水着はちょっと...」
「新品だよ!てか贅沢言ってんじゃねえぞコラ!」
この林間学校の為に彩加と一緒に新調したんだよ!
「ほら、とっとと終わらせるぞ。遊ぶ時間が減っちまうだろうが」
「....なあ」
「ん?」
なんだよそんな改まった顔して
「その...なんだ...もし俺が....俺がお前と友達に....本物になりたいって言ったらどうする?」
は?
「何言ってんだお前?」
「............わるい、やっぱ」
「もう友達だろ?俺たち」
「..........!」
「そんなこと聞く暇あったら手動かせ。マジで遊ぶ時間なくなるぞ」
まったく...まだ寝ぼけてるんじゃねえか?いやいつもよりなんか明るい目してるしそんなこともねえか
「.....ありがとう、海斗」
「マジで今日どうした?まあ、名前呼びしてくれんのは嬉しいけど」
こうして俺は様子のおかしい比企谷と共にキャンプファイヤーを完成させロッジに戻る
「サイズはどうだ?」
「問題ない。それよりお前の背負ってるそのでかいモンなんだ?」
「え、水バズーカ」
「そこは普通鉄砲だろ...なんだよバズーカって」
そりゃあ水遊びつったらこれは必需品だろうが
「日焼け止め良し。応急セットよし。浮き輪もよし」
こんなもんだろ。あ、そうだ
「さっそく行くか、八幡!」
「.....ッ、おう!」
俺たちがロッジの扉を開け川に向かおうとした瞬間
「あ........」
「え........」
「.....留美」
留美が一人立っていた
「な..なんで裸なの....?/////」
「これから川遊びするんだよ。留美お前はどうしてここに?」
留美は俺たちから目をそらし中々口を開いてくれない。それも仕方ねえか、俺みたいなシックスパック、小学生女子には刺激が強すぎたな
「...勇気を貰いに来た」
留美、お前...!
「八幡、悪い先に行っててくれ」
「....わかった」
八幡は一瞬留美に振り返りながらもそのまま川へと向かっていく
「私、あの日の夜決めたの。助けてもらうだけじゃない。私も頑張るんだって...!でも...それでもまだ怖くて」
留美の手が小刻みに震えている
「だから海斗に応援してほしくて、勇気を分けてほしくてここに来た」
「ああ」
いいぞ。存分に好きなだけ貰ってけ!
「来い」
「.........!」
留美は俺に思い切り抱き着き俺もそれを受け止める
「頑張ってこい。お前なら絶対大丈夫だ」
「.....うん!」
留美は大きく頷くと俺から離れすぐに小学生のロッジに戻っていく
「....頑張れ」
優美子side
「ふう.....」
あーしたち女子は平塚先生と共に今晩やる肝試しのルート確認を行い作業もなくなり自由時間になったから男子より一足先に川辺の近くのあった更衣室で水着に着替えていた
「うわあ...!優美子の水着いいね、似合ってる!」
「え、」
「なんかセクシーさとキュートさどっちもあるっていうか...とにかく似合ってるよ!」
「,,,ありがと」
あーしが着ている水着はシフォンフリルで上は黒、下は白に水色の模様が入っている。そしてこれはあの時
『すげえ似合ってる。可愛いな』
「ッ/////////////」
かーくんが選んでくれた水着だ
「どうしたの?顔、赤いよ?」
「だ、大丈夫!なんでもないから。ほら、早く行くよ!雪ノ下さんたちも」
「は~い!」
「.....私はまだ成長期が来てないだけ。というより大事なのはバランスで大きければいいってものだはなく」
なんか呪詛っぽいものが聞こえたのは気のせいのはず。うん、絶対にそう。そして更衣室を出ると戸部と隼人がすでに川の中に入っておりそれを戸塚は遠くから眺めていた
「アンタら意外と早かったじゃん」
「うん。戸部君と海斗の薪割の速さのおかげですぐに終わっちゃった」
「ふ~ん。それで比企谷とかーくんは?」
「二人はまだキャンプファイヤーの骨組みを建ててるよ。でももう少しで終わると思う」
「そっか」
....ここでもかーくんに一番に見てほしかったな。あれからダイエットも頑張ってさらにくびれも....てか
「なに?じろじろと」
「水着、よく似合ってるなって」
「もしかしたら海斗がメロメロになっちゃうかもとか思ってたりする?」
「.......正直」
あーしも最初そうしてやろうと思ったけど
「それができたらこんなに苦労してないって。本当は教えるつもりなかったけどあーし、夏前かーくんと一緒にこの水着買ったの」
「え、そうなの...?」
「そう。そこで何十着も着てかーくんが鼻の下伸ばした水着を買ってメロメロにしてやろうとした」
「けど失敗に終わった?」
「そういうこと。それどころかかーくん、店員さんと一緒にあーしの水着を選び始めてさ。こっちの気も知らないでずっとあーしを見てくるものだから本当にあれはキツかった」
でも決して嫌ではないから今度絶対衣替えの買い物に付き合ってもらうけどね
「あーしらが狙ってるのはそういう男の子なの。だから性別を言い訳にするのはやめて」
まあだからとってそれを武器にしないとは言わないけどね
「心配しなくてもそんなつもり一切ないよ。むしろ僕は海斗とお風呂に入ったり一緒の布団に寝たり三浦さんより距離はいつも近いんだ。だからそっちこそ男子同士の距離感が近いからみたいな言い訳はやめてね」
「へえ...!」
アンタいつも大人しいくせにかーくんの事となったら一気に性格変わるよね
「当たり前じゃん。そんなの」
「よかった」
「アハハ」
「ふふっ」
あーしと戸塚の笑い声が重なり合う
「なんかあのお二人の周りの空気だけ歪んで見えるんですけど...」
「小町さんもあの二人と張り合えるようにならないと勝機はないわよ」
「え!....それじゃあやっぱりあの二人ッ.........負けてられない」
あ、小町ちゃんじゃん
「「「...............」」」
「あ、ヒッキー、海君!」
「「「.............!」」」
あーしらが振り向くとそこには水着姿の比企谷とかーくんの姿があった。けど
「これまた大荷物ですね、海斗さん...」
あまりに姿がわんぱく少年過ぎる!ていうかあの背中に背負ってるでかい2つのバズーカみたいなのはなに!?
「お二人とも、お先に失礼します♪」
「「あっ!」」
しまった...!小町ちゃんがかーくんのもとまで走り出していく
「よいしょっと...八幡まずは準備体操から」
「海斗さん!」
「お、小町も川遊びするのか?」
「はい!それより見てください、これ新しく新調した水着なんです!似合ってますか?」
「ああ、とてもよく似合ってるぞ。いつも元気で明るい小町だからこそ似合う水着だな」
「ありがとうございます♪....えへへ」
くっ、あの子意外と侮れない...!
「おい、お前俺の妹をなにたぶらかしてくれてんだ...!」
「たぶらかす?いや俺は本心を」
「だとしたら余計にたち悪いわ!」
それは本当にそう
「もうお兄ちゃんやめてったら...」
「いいから肩から手をどかしてくれないか?浮き輪外せない」
かーくんが腰にある浮き輪を外す。その瞬間、かーくんのたくましくも美しい6つに割れた腹筋が露わになる。それを見た小町ちゃんは
「ぶふぉっ...!」
「小町!?」
「やべえ!待ってろすぐに手当てしてやるからな!」
鼻から愛を吹き出す
「ふん、所詮はまだ中学生ってことか」
「そう言ってる三浦さんもものすごい勢いで出てるけどね。鼻血」
仕方ないじゃん。だってかーくん、ここにいる全員の中で一番エロいもん(?)
「かーくん、ごめんあーしも鼻血出てきちゃった」
「マジかよ...」
海斗side
小町とゆーちゃんの処置も終わり俺もいよいよ川に入る
「うおっ、つめて」
「お疲れ様、海斗」
「ああ」
まったく、俺に心配をかけさせてくれた二人はあっちでもう水のかけっこをしてやがる
「どうしたそこの男子2名、君たちは入らないのか?」
「いま水入ったばっかなんすよ。いきなりかけっこなんかしたら危ないって」
「それはいい心がけだ」
「それよか先生はいいんすか?あっちに入らないで」
「もちろんあとで参加させてもらうが今は...」
平先が俺の腹を見る。正確に言うと前ある男に刺された場所を見る。おい、彩加そんな目で見るなって。もう大丈夫だから
「別にもうほとんど消えかかってるしそもそも傷自体が浅かったんだ。そんなに心配することじゃ」
「心配するに決まってるだろ」
彩加が俺の手を握る
「僕は今でも思い出す。彼の目、言葉、行動。海斗が血だらけになって救急車で運ばれて....」
俺は彩加の手を強く握り返す
「大丈夫だ。俺はいまここにいるだろ?ほら、アンタのせいでコイツが余計なことを思い出しちまっただろうが」
「......すまない」
「彩加もだぞ。俺はもう平気だしもし仮にアイツがまた来たら次も俺が守ってやるから....な?」
「おーい三人とも!こっちに来て遊ぼうよ!」
結衣、ナイスタイミング!
「ほら行こうぜ二人とも」
「そうだな」
「うん...!」
俺たちは結衣たちがいるところへと向かう。そして俺は二つのバズーカに水を大量にぶち込んで........
「くたばれ!」
「な”ん”で”ゔぉれ”!?」
戸部の顔面目掛けて2つのバズーカをぶっ放す
「いやだってお前朝、俺を置いてくときクソへたくそなウィンクしてたろ?それがムカついて」
「だからって2つとも俺にやる!?しかも顔面!」
やる。俺は基本的にやられたらできたらやりかえす男だからな
「安心しろ。これでもうお前を狙うことは」
「俺は狙うけどね!」
「あまい!」
戸部が放った水を俺はバズーカで防ぐ
「そんなんあり!?」
「おめでとう。引き続きお前がターゲットだ。装填」
「ちよ、ま...!」
「もう一発くらえ!」
「お前がな」
「ぶっ」
俺は背後から水を被らされる。後ろを見るとバケツを持った平先が笑いながら俺を見ていた
「ほう...」
「武器を持っているのがお前だけとは思うなよ」
「上等だ。二人目の餌食はアンタだ!」
「喋っている暇があるのか!?」
あぶね!
「まったく二人して子供みたいな」
「ゆきのん!」
「.........え」
平先の水が思い切り雪ノ下にかかった
「ゆ、雪乃ちゃん...?」
「......黒崎君、それ一つ貸しなさい」
「.....おう」
俺は雪ノ下にバズーカを一つ投げ渡す。うん、貫禄半端じゃない
「.......大丈夫、雪乃ちゃん?その、二人も悪い気があったわけじゃ」
「ファイヤ!」
「ぶっ..!ゆ”ぎ”っ!」
「隼人君!?」
雪ノ下から聞いたことないぐらいの声を発しながら葉山を撃沈させる。そして雪ノ下は俺たちに銃口を向ける
「次は貴方達よ。由比ヶ浜さん、比企谷くん。今から奉仕部はあの大きなお子様二人を討ちます。協力して」
「う、うん!」
「お前ね...まあわかったよ」
なるほど奉仕部全員が手を組んだか
「なあ、平先」
「ああ。言いたいことはわかってる」
ここは俺たちも手を組むべき
「「なんて言うと思ったか!!!!!」」
「なにあの二人!?いつも以上に変!」
「今よ。私たちはあの二人を討つ」
「ゆきのんも変になってる!?」
「待ってくれ、久々の運動で背中つった...!」
「ヒッキーの軟弱物!」
「小町も雪乃さんのチームに入りまーす!」
「じゃああーし審判で.......」
「あ、ミスった。ごめん優美子~」
「はい、今から戸部ぶっ殺しま~す」
「ひえ...!」
「優美子も変になった!?」
クソっ、雪ノ下のやつコントロールがうめえ...!
「テニスで受けたあの雪辱を果たす...!」
「お前根に持ってたのな...」
「ヒッキー!しゃべってないで攻撃だよ攻撃!.......きゃ!もう、やったな~!」
さすがに3体1キツイな......よし
「彩加!結衣を頼む!」
「僕!?」
「彩ちゃんでも容赦しないよ!とりゃ~!」
「うわあ!?やったな!」
これで2対1に持ち込める
「私を忘れてはいないか?黒崎!」
「忘れてねえよ!」
俺は後ろに下がり平先の攻撃をかわす......ん!?
「な、お前...!」
「海斗さん、小町悲しいです。小町の事忘れてましたよね?.......今だよお兄ちゃん!」
しまった...!小町の事すっかり忘れてた。クソ、小町の奴思い切り俺に抱き着いてきやがる.....動けねえ...!
「はあ、はあ、はあ、ああ、やっば、いい匂い...!」
「妹から離れろこの変態筋肉達磨!」
「離れられねえんだよ!つか離れないのは小町!」
本当にこれ中学女子の力か!?全然動かねえ....!
「「せいっ!」」
「わぷっ!」
「助かったぜ。ゆーちゃん、彩加」
「大丈夫」
「気にしないで当然のことをしたまでだからマジで」
二人とも、あまりに顔がガチすぎないか?ていうか戸部また撃沈してるし
「逃がさないわよ」
「小町に抱き着いた....万死に値するぞ海斗!」
「抱き着いてねえ!抱き着かれたんだ!ていうかそれだったらずっと女性陣の水着ばっか見てた戸部の方が大罪人だろ!」
「なっ!?ちょっと海斗君それは...!」
「アイツらの水着見て鼻の下伸ばしやがって...スケベ心が隠せてねえぞ!」
特に海老名さんのことずっと見てたよな。まあそれは本人の名誉のために黙っておこう
「そ、それは俺だけじゃないって!隼人君もそうだった!」
「お、おい戸部!」
「特に雪ノ下さんのことずっと見てた!」
「戸部!!!」
あ~あ、コイツ馬鹿だな。葉山、今度なんかうまいモン作ってやるよ
「ゆ、雪乃ちゃん誤解だ。俺はそんなこと」
「名前で呼ばないでと前に言ったわよね.........変態」
「............ッ」
葉山再び撃沈.....ホントに気の毒だ。
「海君、覚悟!」
「ここで確実に仕留める!」
「大人しく食らいなさい黒崎君...!」
「シスコンの怒り思い知れ...!」
「小町、いっきま~す!」
「海斗君、諸々の恨み腫らさせてもらうっしょ!」
「黒崎、悪いが俺の八つ当たりに付き合ってもらう!」
ちょ、そんな一斉に....!
「上等だ!全員まとめてびしょびしょに....」
「捕まえた!」
「おい、お前ら!」
「かーくん、あんまり濡れてないからさあーしたちからのプレゼントだし!」
彩加とゆーちゃんの二人が同時に抱き着いてきて動けねえ...!
「みんな、やっちゃって!」
「うおおおおお!?」
こうして俺は今までの報復のごとく水をぶっかけられ最終的に俺が一番ずぶぬれになると言う結果で川遊びは終了する。いや
「雪乃ちゃんに変態....変態.....」
「いい加減元気出せって。雪ノ下も多分本気で言って...ねえよ」
「なんでちょっと間があった?」
「...気のせいだって」
なんか色々ダメージ受けたのは葉山だ。まあ無理もないな、自分の思い人に変態呼ばわりされたら誰だってこたえるだろ
「黒崎はその...雪乃ちゃんと仲がいいんだな」
「そうか?」
「ああ。俺にはそう見えた。雪乃ちゃんだけじゃないヒキタニ君も戸塚も結衣も優美子も黒崎の前ではなんだろうな自分を思い切り出せている感じがするんだ」
「...いまいちお前が何を言ってるかわからん。みんなただ思い切り水遊びを楽しんだだけだろ、俺は関係ない」
水遊びで結構疲れてんのかな?......あとでグレープフルーツとオレンジの盛り合わせ食わせてやろ
「正直君のそういうところが羨ましい....君は一体どうやってそんなことを?」
「そんなこと言われてもわからねえよ」
「そっか...悪かったね。変なこと聞いて」
そう言い残し葉山は俺の先を歩いていく
「なんだったんだ?」
そうして歩いていると遠くから見覚えのある1人の女子が俺たちに笑顔で手を振っている
「留美...!そうか頑張ったんだな」
なら後は俺たちに任せろ....!そして運命の時
「これより!千葉一怖い肝試しを開催する!」
読んでくださりありがとうございました!
次回、千葉村完結です
ここでマル秘エピソード
葉山も雪乃と同様に海斗を見ていると陽乃の影がちらつくようで決して小さくない感情を抱いています。それが尊敬なのか嫉妬なのかは私自身もまだわかりません
もう一つマル秘エピソード
そろそろ海斗の母親が帰ってくるそうです
「待っててね、海斗♪.....あと2話ぐらいかしら?」
あ、メタ発言はちょっと勘弁してください