ネロは無線連絡をも使用しながら、作戦を思いつき、その場のメンバーに発表した。
ネロ「おし、今回の作戦の肝はズバリ、スピードだ。
ドイツ軍の電撃戦《ブリッツクリーク》といった具合のな。
まあ電撃戦《ブリッツクリーク》に参加した張本人がここにはいねえが...
蛇足はおいておいて、nightmareの野郎はヘリで外出中で、しばらくしたらここの基地に帰還するはずだ。
その帰還よりも前に基地を制圧し、再び、基地が見渡せる位置まで後退する。
そしてヘリが着陸する瞬間を見計らって、一斉に攻撃をし、そのヘリごとnightmareを袋のネズミにする。
これが作戦の全体の流れだな」
ケインが質問をする。
ケイン「奇襲の流れはどうする?」
ネロ「ケイン、お前が陽動役、いわば囮役になってもらう。
基地正面から基地のゲート目掛けて、車両で爆弾を積んで特攻してもらう。
その際、衝突する直前に飛び降りろ。
そしてその後は、基地の中で暴れろ。
一人は情報を引き出すため、生かしておけよ。
万が一にも、nightmareが戻らない可能性もあるからな」
ケイン「車両ってハンヴィーでか?」
ネロ「いや、ジープをセコの町で見かけた。
拝借しに、エドワードにセコに向かってもらうように頼んだ。
唯一、車が通り抜けできる森の中に止めておくとのことだ」
ダスク「ジープか、懐かしいな」
ケイン「ああ、じゃあ今回は*C4を使うか」
ケインはそう言うと*タクティカルベストのポケットに入っていたC4を取り出して、カスパーに見せた。
ケイン「カスパー、この粘土みてえのがC4だ。
こいつはなあ、滅多なことがない限り、起爆しねえんだ」
カスパー「そうなのか?じゃあどうやって起爆させるんだ?」
ケイン「携帯電話を*信管に用いる。
前に敵からパクってきたものがあるからな。
俺の持っているのと組み合わせて使う」
*軍隊で使用されるポーチなどが複数付いたベスト
*爆薬の一種
*爆弾の起爆装置
ネロはジープを到着させたとの無線連絡を受け、それをケインに伝えた。
ネロ「ケイン、ジープが到着したようだ。
誠士郎が運転したらしいから、多少ぶつけたようだがな」
ケイン「ok。
特攻のタイミングは?」
ネロ「お前が判断し、無線で伝えてくれ。
それで作戦の続きだが、基地のやつらはケインに釘付けになる、その隙にイヴァンはヘカートでヘリ、軍用車を無力化しろ。
ダスクは見張り塔にいるやつを優先的に内部の人間を始末、俺は通信設備トラック類を破壊する。
全員質問はあるか?」
全員作戦を理解している証明として質問は上がらなかった。
ネロ「よし、密林での作戦、そして嵐のような激しさを象徴し、作戦を密林の嵐作戦と呼称する。
ケイン、配置に移動しろ!
作戦を華麗に成功させるとしよう」
ネロがそう言うと、ケインはジープの位置まで移動した。
ケイン「おまたせ~。
相変わらず、運転が下手らしいな?」
誠士郎「....慣れていないだけだ」
誠士郎は不機嫌そうにエドワードのいるハンヴィーまで戻っていった。
ケインはC4をジープのフロントに取り付け、携帯電話を信管としてセットし、携帯電話を手にし、合図の無線連絡を行う。
ケイン「「....こちら、savage。
これより作戦を開始する」」
そう言うとケインはジープを発進させ、森から平野に飛び出した。
見張り1「なっなんだあいつは!?」
見張り2「構わん!撃ち殺せ!!!」
基地入口の見張りたちは当然、突然現れたジープ、もといケインに動揺し、手にしていた*FAMASでケインに向けて発砲する。
しかしnightmareであるケインには通用しない。
見張り1「なぜだ!?なぜ銃が通用しない!?」
*フランスで開発されたアサルトライフル
ケインは銃弾を浴びながら、基地の入口目掛けて突っ込み、衝突する直前でジープから飛び降り、C4の被害に遭わない位置まで移動し、携帯電話のボタンを押し、C4に取り付けられた携帯電話に電流を流し、C4の中にある*雷管を破裂させて、を爆破させた。
ケイン「はい、お疲れー!」
見張りたちは負傷し、基地内の他の人間もケインに向けて発砲し始める。
しかし、ケインを阻止することはできず、堂々と入口から侵入し、手にしていたM203を装着したM4A1で近くの人間たちを次々と葬り、一人を捕まえ、拘束した。
*起爆剤、弾丸にも使用される
その間にダスクはM240で見張り塔の人間などを殺傷、ネロはM3カールグスタフで通信設備を破壊、イヴァンは次々とヘリのローターやエンジン、軍用車のエンジンなどをヘカートで破壊し、無力化した。
ケイン「「....こちら、savage。
一人の人間を捕らえた。
攻撃を中止せよ」」
イヴァン「「....こちら、socol。
全ての軍用車及び軍用機の破壊を完了」」
ネロ「「....こちらaquila。
基地内の制圧を確認」」
ネロ「よし、ダスクとイヴァンはこのまま待機していてくれ。
カスパー、基地内に入る、行くぞ。
基地の周りは地雷が埋まっているはずだからな、注意しろよ。
接着剤みたいに俺の真後ろをついてこいよ」
二人は基地正面の入口から基地内に入った。
その頃、ケインが尋問を開始していた。
ケイン「おい、お前、英語は話せるか?」
人質「....ああ、はっ話せる。
...あんたら一体なんなんだよ?
急に襲ってきて」
ケイン「この際、俺達が何なのかは重要じゃない。
お前らこそなんだ?こんな軍事基地みてえなものまで建造しやがって」
人質「....」
ケイン「おい、答えねえと爆薬飲ませるぞ」
人質「わっわかった。
俺達はとある企業の社員だ」
ケイン「...企業?何の企業だ?
それにお前ら他の企業の鉱山を民兵を利用して襲わせていたよな?」
人質「....端的に言えば資源関係系の企業だ。
俺達社員はボスの指示に従っていただけだ。
目的はボスしか知らない」
ネロが尋問役を交代する。
ネロ「....そうか、で、目元に傷がある野郎がいるだろう?
そいつはどこだ?そいつはいつ戻る?」
人質「...ボスのことだな。
ボスは今外出中なんだ。
恐らく4時間は戻らないはずだ」
ネロ「本当なんだろうな、それは?」
人質「ああ、ボス本人がそう言っていた」
ネロ「そうか、そしてもう一つ聞きてえことがある。
お前たちに接触してきた者たちが三人いたはずだ。
そいつらを知っているか?」
人質「あ、ああ。
ボスが処理するって言っていた。
その後のことはわからない」
ネロ「なるほど、よし、もう用済みだ」
そう言うと、ネロはホルスターから*ベレッタ92FSを取り出し、人質を殺害した。
*イタリアで開発された拳銃
ネロ「よし、少し余裕がありそうだからな、その間、基地内の探索とするか」
ネロたちはnightmareが帰還するまでの猶予を基地内の調査にあてた。
ネロ「何か目ぼしいものがあれば教えろよ」
そう言うと、三人は探索を開始した。
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ケインが襲撃を開始した頃、偶然にも森の中におり、戦火を免れ、状況を俯瞰して見ていた者がおり、その者が衛生電話でボスに連絡を取っていた。
隠れていた社員「ボス?ボス?緊急事態です。
基地が、基地が何者かに襲撃を受けています」
???「何?それは本当か?相手は民兵か?」
隠れていた社員「いえ、恐らく違います。
白人の男が車で単身で基地に突っ込みました。
それで、にわかには信じがたい話ですが...銃で撃たれても死にませんでした。
その男が今現在、暴れ回っております」
???「...死なない....まさか?
いや、いずれにしてもすぐに戻る。
それまで安全な場所で待機しておけ」
???「はははは!
いいだろう!今回も知らしめてやろうじゃないか。
俺の絶対の強者的運命をな!」