ダスク「こいつのことか?」
男「ああ、その男だ」
ネロ「....こいつとはどんな関係だ?」
男「....まあ、一応、私はその男の部下といったところかな。
だけど、あんたらを恨んじゃいない。
むしろ、感謝しているくらいだ」
伊吹「それはどういう...?」
男「そいつは傲慢で人使いが荒い男でね。
私たちは以前から不満を持っていたのさ。
せっかくだ、中でゆっくり話そう」
しかし、四人は未だに警戒をしていた。
男「警戒されるのも無理はないな。
だが、本当に争う気はないんだ」
そう言うと、男は持っていた*トカレフを地面に落とした。
それを見て、四人は小声で相談をし、疑心暗鬼になりながらも、相手の誘いに乗る決断をした。
*旧ソ連で開発された拳銃
ネロ「....わかった」
ネロがそう言うと、四人は家の中に入ると、十人前後の兵士がいた。
エドワード「....nightmareは一人もいないな....」
エドワードが小声で言う。
四人は幾何学模様の絨毯の上に腰を下ろし、相手側の兵士たちも腰を下ろした。
男「じゃあ、改めて自己紹介としよう。
私は「アリー・バクル」。
実を言うと、タリバンに所属している」
ネロ「....ジョージ・ルメイだ」
四人は偽名と偽りの素性で挨拶を交わし、握手をする。
伊吹「素敵ですね、この絨毯」
アリー「そう言ってもらえて嬉しい限りだ。
ここの村は以前は住人が暮らし、平穏な生活を営んでいたんだが、戦場になってからは住人が避難してしまったんだよ。
では、君たちの知りたそうなことを話そう。
実を言うとだ、君らがここに来ることは予め決まっていたんだ」
エドワード「どういうことだ?」
アリー「とある交渉相手により、君たちNATO軍のヘリコプター二機がここの上空を飛行することを掴んでいた。
そして、それらを撃ち落とすよう、依頼されたんだ」
ネロ「その交渉相手というのは?」
アリー「詳しくはわからない。
君たちはアル・フィクリユーンという組織の名前を知っているか?」
アリーはネロたちをNATO軍のワッペンを付けていたため、NATO軍の兵士だと思い込んでいた。
ネロ「....ああ」
アリー「そうか。
アル・フィクリユーンとタリバンは共闘関係でね。
交渉相手によると、君たちNATO軍の精鋭がここの上空を通る。
そして、これを始末すれば、NATO軍の力を一気に弱体化できるとアル・フィクリユーンは交渉相手に吹き込まれた。
そして、それを聞きつけた我々の上層部は私たち部隊をアル・フィクリユーンの指揮下に入れた。
ここで、私たちは貧乏くじを引いてしまった。
私たちの上官というのが君たちが殺した男だ」
エドワード「君たちはそいつを見限ったわけだな。
それに依頼されたっていうのが引っかかるな」
アリー「ああ、目的はよくわからないんだ。
アル・フィクリユーンはこれを聞き入れ、計画を実行した。
まず、相手側の指示通り、アル・フィクリユーンのリーダーと指揮官クラスのメンバー二人が同時にヘリコプター二機に攻撃を仕掛け、撃墜、搭乗員の兵士は確実に三人を追ってくるはずだから、別々の方向に散り、追いかけてきたところを返り討ちにしようといった具合だな。
君たちが殺した男がこの村で待ち伏せをし、君らを迎え撃とうとしていた。
なぜ、確実に追ってくると言えたのかが、個人的に釈然としないんだ。
罠に誘い込んでいると一目でわかりそうなものだろう?」
エドワード「ああ、確かに不自然だ」
四人は当然ながら、情報が漏れていることに唖然としていた。
ネロ「.....有益な情報提供、感謝する。
あんたらはこれからどうするんだ?」
アリー「...さあな。
これから考えるとするさ。
別に、あんたらの捕虜になってもいい」
そして次の瞬間、家に向かってRPG7が撃ち込まれ、そして*PKMによる猛射撃を受けた。
それにより、家の中にいたタリバンの兵士、全員が死亡した。
ネロたちは咄嗟に床に伏せた。
しかし、エドワードが負傷してしまった。
*旧ソ連で開発されたマシンガン
伊吹「!?何、何が起きたの!?」
ネロ「兎に角、外に出るぞ!」
おい、エドワード!平気か?」
エドワード「うぐ!相手nightmareじゃないか...?」
ダスクはエドワードを背負い、全員は裏窓から家の外へ飛び出した。
家の裏に隠れ、様子を伺うと、相手の集団は家に接近してきており、四人はオーラを確認した。
相手はnightmareの集団であり、顔を隠していた。
ダスク「おい、相手全員、nightmareだぞ!」
ネロ「何だあいつら...?」
四人は逃れながら、別の家の裏に隠れた。
ダスク「全員で八人か...」
ネロが大型の無線機で連絡をLeitzに入れる。
ネロ「「....本部《HQ》、こちらB
戦闘を継続します、over」」
Leitz「「....こちら、本部《HQ》、こちらは敵の素性及び目的を調査する。
そちらは戦闘を継続せよ、over」」
ネロ「「....copy 」」
謎のnightmareの集団は接近してきていた。
ネロは即興で、打開策を考え出した。
ダスクができる前に出て、限り乱射して、時間を稼ぎ、その間に伊吹が別の建物の陰に隠れ、集団の頭を一人、一人撃ち抜く。
そしてネロがエドワードを援護するといったものだった。
ダスクはM249を乱射し、相手を引きつける。
相手も建物の裏に隠れながら、射撃を行う。
しばらく攻防が続き、もどかしい時間が流れる。
そして、相手が*RGD5手榴弾を投擲し、ダスクが交わすと、その隙に相手が飛び出し、AKMでトドメを刺そう試みる。
ダスクは咄嗟にホルスターから*M1911A1を取り出し、頭を撃ち抜いた。
*旧ソ連で開発された手榴弾
*アメリカで開発された拳銃
一人殺したダスクだが、戦闘の最中に集団の一人がダスクの後ろに回り込んでいた。
???「もらったあ!」
しかしそのnightmare集団の一人は、頭を撃ち抜かれた。
撃ったのは、伊吹であり、ダスクが撃ち合っている最中に少し高さが高い建物に上り、窓から撃ち抜いた。
???「ちっ、二人やられたか...」
???「お前たち三人はあのマシンガン野郎をやれ。
俺はあの女のスナイパーを殺す」
???「一人は恐らく負傷者だ。
相手は実質三人だ。
冷静にいこう」
ダスクは村中を走り回りながら、攻防を繰り返した。
???「ちっ、めんどくせえな...」
ダスク「はははは!これぞ醍醐味ってやつよ!」
一人の頭を伊吹が*M24 SWSで撃ち抜く。
*アメリカで開発されたスナイパーライフル
次の瞬間、伊吹は後から攻撃を受ける。
咄嗟に回避するが、肩を銃弾がかすり、軽傷を負った。
伊吹「うっ...」
???「抜かったな、女!スナイパーは近づかれた瞬間に命運が尽きたようなものだぞ」
伊吹「言葉が通じるのね...それに、抜かったのはあなたの方かもしれないわよ」
???「ハッタリはよせ。
見苦しいだけだ」
伊吹「じゃあ、なんで地雷も何も入口に設置していないと思う?
それはね...」
そう言うと、伊吹は心臓から微差のところを即座に撃ち抜いた。
???「うぐう!」
伊吹「ね?言ったでしょ。
私は近接でも狙撃銃をうまく扱えるの。
急所は外してあるわ。
あなたたちの正体について教えて」
???「いっ、言うかよクソ女...てめえなんぞ...」
謎の男は間もなく、死亡した。
一方、集団の二人はネロとエドワードを狙っていた。
???「どこに隠れやがった...?」
とある二人が家に入ると、負傷箇所を押さえているエドワードを発見した。
二人はエドワードを撃ち殺そうとした途端、ネロが後ろから現れ、ネロの*SPAS12により、撃ち殺された。
*イタリアで開発されたショットガン
ネロ「食いつき過ぎだぜ。
マンモスか、てめえらはよ」
エドワード「僕を囮に使うなんてなんて薄情なんだ....」
ネロ「悪かったな。
さあ、早く回復を済ませろ」