Nightmares Never Die   作:山田夜守

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第3話黄昏の企み the darkest scheme

water9「聞こえるか!?私だ!」

エドワード「ああ、聞こえているよ。

どうしたんだ?声を荒げて」

water9「緊急事態発生だ。

把握していないnightmareが出現した」

エドワード「何?本当か?」

water9「目的、素性は不明だが、ゼンカーに攻撃を仕掛けてきている」

 

エドワード「そちら側の身の安全は?」

water9「何とか保たれている状況だ。

私はゼンカーからフェードアウトすることにする。

今回の標的はそいつを迎え撃ちに動き出した」

エドワード「ok。

僕らは現在、サルブ村に到着した。

君が転送してきた画像に高い建物が写っていただろう。

何とかそこまで来れそうか?」

water9「ああ、可能だ。

そこで、合流しよう」

 

しばらくしてwater9が建物にやってきた。

water9「何とか、難を逃れられた。

標的へは私が死亡したように思い込ませておいた」

エドワード「無事で何よりだ。

話は通じそうな相手か?」

water9「いや、難しいだろうな。

何しろ奇襲をしてきたからな」

エドワード「そうか。

....そいつと今回の標的、相打ちにさせるというのはどうだろう?」 

water9「それは名案だ。

相打ちとまではいかなくても、生き残った方を狩るというのがいいだろう」

 

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バグダサールはBMP1に乗り込み、部下と共に乗り込み、A地点付近に向かった。

バグダサールは備え付けのPKMを構えていた。

 

???「!装甲車ですか...って、あの赤いオーラは.......」

バグダサール「あいつだな?

さあ、攻撃を開始するぞ。

最高に武器《宝石》が輝く瞬間だ!」

バグダサールは目を赤く変化させ、PKMで射撃を開始した。

謎のnightmareはフードを被っていて、顔がわからない状況であり、nightmareは素早く建物の壁に隠れ、スモークグレネードの栓を抜き、煙を発生された。

謎のnightmareの姿は見えなくなってしまった。

 

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一方、ネロたちはホテル内のどの部屋にアナヒトがいるのか確かめるべく、カスパーのプロヴィデンスを発動し、各階を調査していた。

 

ネロ「見つかったか?」

カスパー「おかしいな。

今のところ見つからない。

鋭い感覚も感じられないな」

ネロは今回「ブラッド・マーシャル」という名前でホテルに宿泊していた。

water9からアナヒトは一日早く、ネロたちよりも早くホテルにチェックインしていると聞いていた。

時刻は午前9時頃であった。

 

エーリヒ「外出中かもな。

フロントに尋ねてみるか?」

ネロ「仕方ねえ。

そうするか」

ネロ「すみません、少しお尋ねしたいのですが、アナヒト・ギシェリャンという人物がどちらの部屋に宿泊中か教えていただけますか?」

フロント「マーシャル様ですね?

アナヒト・ギシェリャン様ですと、304号室に宿泊なさっており、現在は外出中です。

ちなみにどのようなご関係かお聞きしてもよろしいですか?」

ネロ「そうですね、ビジネス相手です。

私たちは一日後にここに来て、部屋番号を聞かなかったので、彼女の部屋がわからなかったのです」

 

フロント「左様でしたか。

もう少しでお帰りになると思いますよ。

ですが、またその後すぐに出かけられるとのことです」

ネロ「わかりました」

ネロたちは一度、自分たちが宿泊している部屋まで戻った。

 

エーリヒ「ネロ、どうする?」

ネロ「また出かけるとか言っていたな。

その時に、誘拐して殺すとしようか。

よし、ひとまず、外に出るぞ。

そんで、駐車場でそいつを待つ」

カスパー「誘拐する際の段取り、僕、いや俺に任せてくれないか?」

カスパーの一人称が変化した。

ダスク「おっ!またなんか企みやがったぜ」

 

ネロたちは手配した一般乗用車に乗り込み、アナヒトが帰ってくるのを待ちながら、カスパーの提案を聞いた。

カスパーの段取りを聞いた三人は様々な反応を示した。

 

エーリヒ「平気か?相手はnightmareだぞ?」

ダスク「本当に見ていて退屈しねえ野郎だぜ」

ネロ「お前の取り柄は勇敢で頑丈なところと自分で語っていたな?

では、健闘を祈るぜ」

三人がそう言い、数分が経った頃、アナヒトが車で戻ってきた。

そして、彼女は車を降り、ホテルの入り口に向かった。

彼女は運転手と二人であり、ネロは彼女がnightmareであるため、運転手の他に護衛や取り巻きをつけていないことを予想しており、カスパーはこれを利用した。

 

ネロ「やっぱりだ。

運転手だけで、護衛は連れていねえ」

ダスク「よし、んじゃ、行ってくるぞ」

ダスクはアナヒトの乗ってきた乗用車の運転手に窓を叩いて、声をかけた。

運転手は窓を開けて、答えた。

 

運転手「.....なんだね、君は?」

ダスク「おい、オッサン!ちょっとそこまで車を回してくれよ」

運転手「.....何故だ?」

ダスク「いや、ちょっとさー、俺腰痛めちまってさー。

悪いんだけど、近くの病院まで向かってくれよ」

運転手「........無理だ。

緊急の用事がある」

ダスク「そこをなんとか頼むぜー。

オッサン、あの姉ちゃんの連れだろ?

あの姉ちゃんには、俺の連れが今、許可をもらっているところだから」

運転手「........お前、外人だな?

アルメニア語は喋れないのか?」

ダスク「いやー、そうなんだよ。

飛行機で座り過ぎで腰を痛めちまったんだ。

金も払うしよ、頼むぜー」

運転手「........やはり、駄目だ。

お前、怪しすぎるぞ」

ダスク「仕方ねえなー」

 

ダスクがそう言って、ポケットからM1911A1をおもむろに取り出そうとすると、それを察知した運転手が*マカロフを即座に取り出し、ダスクの頭を撃ち抜いた。

ダスクは血まみれで、地面に倒れ込み、死んだふりをした。

*旧ソ連で開発されたマカロフPM拳銃

 

カスパーはダスクが運転手に声をかける直前、アナヒトに声をかけた。

カスパー「すみません、少し、お尋ねしたいことが....」

アナヒト「.....?何でしょうか?」

カスパー「僕、観光客でして、道がわからないので、教えて頂けませんか?」

アナヒトはカスパーを怪訝な様子で見つめた。

 

アナヒト「.....ええ、いいですわよ。

それで、どこへ行きたいのですか?」

カスパー「ありがとうございます。

目的地というのはですね......」

そんな時、運転手の銃声が響き、アナヒトは即座に反応し、視線を移した。

カスパーはその瞬間、アナヒトを押し倒し、馬乗りになった。

 

アナヒト「.......あなた、最初からこれが狙いだったのね?

どこか怪しいと思ったのよ。

だけど、これであなたが有利になったと思わないでね?」

カスパーは力でnightmareに敵うはずもなく、すぐに態勢を崩され、今度はアナヒトがカスパーに馬乗りになった。

 

アナヒト「こんなはずじゃなかったという表情ね。

生憎ね、力じゃ絶対に私には敵わないわよ。

その理由は秘密だけどね」

カスパーは悔しげな顔をして、その態勢から脱出しようと試行錯誤したが、無駄だった。

アナヒト「暴れても無駄だって言っているでしょ?

私はどちらかというと、夜のベッドでは攻められる方が好みだけど、たまにはこういうのも悪くないわね。

んで、あなた、本当は何が目的?

差し詰め、あなたは商売敵の手先か何かなんじゃないかしら?」

 

カスパーはだんまりを決め込んだ。

アナヒト「図星って表情ね。

で、どうする?ここで殺してあげてもいいわよ」

カスパーはそれでも抵抗した。

アナヒトがカスパーを押さえつけていることに気を取られている瞬間、エーリヒがアナヒトの背後に接近し、*UMP45でアナヒトの頭部を強く殴打した。

*ドイツで開発されたサブマシンガン

 

アナヒト「あうっ......」

アナヒトは地面に倒れ込み、気絶してしまった。

それを確認したネロがサイレンサーを装着したベレッタ92FSで運転手を狙い撃ちした。

 

カスパー「よし、成功だ」

エーリヒ「早いとこ、こいつと運転手を車に運び込むぞ」

エーリヒはアナヒトを、ダスクは立ち上がり、運転手の死体を車に運び込んだ。

四人は即座にその場をあとにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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