フィリピンで殺害事件が起こっていたのはフィリピンの北部の島、ルソン島の「エンジェル」地区という場所であった。
空港に着くと、一度話し合いを行った。
ネロ「pokerさん、どのような流れで調査を行いますか?」
poker「そうだな。
私はフィリピン警察に話を聞く予定になっている。
君たちも一緒に話を聞いてくれないか?」
ネロ「ええ、承知しました。
そして、提案なのですが、チームを二手に分けるのはどうでしょう?
片方のチームはpokerさんの護衛に徹します」
poker「........もう片方は?」
ネロ「直接エンジェル地区に乗り込み、調査を行います」
poker「いくら君たちといえど危険すぎるんじゃないのか?」
ネロ「ご心配なく」
poker「..........作戦などについては私は全くの素人だし、君たちの会社組織はアメリカ政府の依頼は全て成功させてきていると聞いているからね。
信頼を置かせてもらうよ」
エドワード「では、私はpokerさんに同行しましょう。
私は情報分析などを得意としています。
そして、他三名護衛を付けます」
ネロ「各チームのメンバー構成は各車両に乗っていたものと同じでいきましょう」
poker「ああ、わかった」
ネロたちは一般車両でエンジェル地区へ向かい、pokerとエドワードたちはフィリピン警察のもとへ向かった。
ネロ「おし、カスパー、合図したらプロヴィデンスを発動させろ」
カスパー「ああ、わかった」
エーリヒ「カスパー、今回は無茶するなよ」
カスパー「すまない、毎回体が勝手に動いているから自制が聞かないんだ」
ネロ「エーリヒ、頼むぞ」
エーリヒ「ああ」
ネロが運転する車両はエンジェル地区内の事件が実際にあった場所に接近しており、ネロが合図を行った。
カスパーはプロヴィデンスを発動させた。
カスパー「!!オーラを確認した!」
ネロ「本当か!おし、このまま向かうぞ」
ネロの運転する車両はnightmareがいる場所に接近するにつれて、教会が見えてきた。
ケイン「ちっ、まじかよ.....うっ!......」
ケインは頭を抑えた。
カスパー「大丈夫か?」
ケイン「ああ、心配するな。
上等だぜ、クソ野郎」
ネロは少し、教会から離れた位置に車を停めた。
するとすぐに、教会から聖職者の恰好をしたnightmareが教会から出てきた。
カスパー「あの男だ!nightmareだ」
ケイン「ふん、ブチのめして、目玉くり抜いてやるぜ」
ケインはM4A1を車から取り出し、車から飛び出して、nightmareの男に接近していった。
ネロ「あっ!おい、待て!
手間の掛かる奴ばっかだな、おい」
ネロ、エーリヒ、カスパーも急いで車を降り、ケインを追った。
nightmareの男はケインが接近してくるのに気づき、ケインのM4A1を確認すると、懐からMP7を取り出し、銃口をケインに向けた。
ケインもすかさず、M4A1の銃口を男に向け、両者は銃を向け合う構図になった。
???「..........何だ、君は?それに赤いオーラとは.......」
ケイン「.......てめえか?聖職者を殺し回っている野郎ってのは」
???「......何だと?」
そこへ、エーリヒたちが制止に入った。
エーリヒ「おい、冷静になるんだ。
その男はnightmareだが、どうやら、ガビ-ノ・マルコスではない」
???「.....ガビ-ノ・マルコスを知っているのか?」
エーリヒ「.....ああ、その男が今回の一連の事件の実行犯だと推測しているんだ」
???「......いや、あり得ない」
ケイン「じゃあ、やっぱりてめえがやっているんじゃねえのか?」
???「......私も実行犯を追っているんだ。
君たちの方こそ何だ?何者なんだ?しかも、復活者だなんてな」
ネロ「nightmareのことか」
???「........もしかして、復活者のことか?」
ネロ「そうみたいだな。
俺たちはnightmareと呼んでいるんだ。
それよりも、俺達は今回の聖職者を狙った一連の事件の実行犯を追跡しているんだ」
???「.......何故、ガビ-ノを知っているんだ?」
ネロ「俺達はnightmare専門の追跡者のようなものでね。
一連の事件の実行犯がガビ-ノ・マルコスの可能性を見出して調査に来たんだ」
???「........私たちが争う必要はないと思うぞ。
何しろ、実行犯を追うという目的は同じなんだからな。
それにさっきも言ったが、ガビ-ノが実行犯である可能性は限りなく低い。
むしろ、彼も事件の解明に奔走している」
ネロ「知り合いなのか?」
???「ああ、友人だ。
同じく、聖職者としてな」
ネロ「そうか。
もしよければだが、俺たちに協力してはくれないだろうか?」
???「.....ああ、構わない」
ケイン「.....こんな奴と組むのか?」
???「君は何故、私にそこまで威圧的なんだ?」
ネロ「....まあ、少し事情があってだな。
こいつのことは深く考えないでくれ。
よし、では自己紹介をしようか」
ネロたちは自らの名前や、bwss社の概要や目的、カスパーのことなどを男に伝えた。
???「なるほど、そんな組織があったんだな。
よし、わかった。
私も参加するとしよう」
ネロ「あっさりと了承するんだな。
もし、拒否すればあんたを死体にしなければならないところだった」
???「.......そうか。
で、次は私が自己紹介する番だな。
私は「アルベルト・シャッテンシュタイン」。
見ての通り、この地で聖職者をやっている。
まあ、私はプロテスタントだから、カトリック教徒が多いこの国ではあまり、馴染まないんだがね」
エーリヒ「......あんた、もしかして、ドイツ出身か?」
アルベルト「ああ、そうだ。
ええっと、君はエーリヒ・ナハトマンだったか?
名前からして君もドイツ系だろう?」
エーリヒ「ああ、ドイツ出身だ」
アルベルト「やはりか。
まあ、ここへ来た経緯なんかは長くなるから割愛させてもらうよ」
ケイン「..........」
ケインは相変わらず、気に入らない様子であった。
カスパー「........ケイン、よければ、聞かせてくれないか?
何故、そこまでキリスト教を憎むようになったのかを」
ケイン「.........ああ、お前にはいずれ話すといったからな」
アルベルトを含め、全員が車に乗り込んだ。
それと同時に、ケインは過去を語り始めた。
何故、彼が神を憎む存在になったのかを。