その後、日本が降伏し、終戦した後もマーティンは軍隊に残ることを決意した。
理由は母親、キリスト教へのトラウマ、憎悪を忘れるためである。
しかし、マーティンは戦間期にも何度も、母親、キリスト教へのトラウマ、憎悪に苛まれ、悪夢を見た。
母親「マーティン!言う事を聞きなさい!」
マーティン「うるせえよ、ババア!もう夢に出てくるなっつってんだろ!!」
マーティンは夢から目覚めた。
マーティン「ちっ、クソうぜえ.......
あのババアも、神とやらも.........」
1950年、朝鮮戦争が勃発し、彼の部隊は朝鮮へ送られた。
1950年9月、マーティンの部隊は朝鮮半島の仁川へ上陸した。
マーティンは「the savage」と呼ばれ、太平洋戦争時の活躍によって昇進を果たしており、部下を引き連れる立場となっていた。
ヘンリー「マーティン、お前も偉くなったもんだよな」
マーティン「おい、ヘンリー。
一応、俺は上官だぜ?」
ヘンリー「固えこと言うなよ。
同期じゃねえか、俺達は」
ジョージ「また、このメンツで戦えるのは嬉しいよ、俺は」
ヘンリー「そうだな」
マーティン「おし、じゃあ、俺たち部隊はこの場所で敵を食い止める任務を請け負った。
最近、中国兵がガンガン進撃してきているからな。
おい、聞いているのか?ブラックウォーター上等兵?」
その質問にはマーティンの部下であるアベル・ブラックウォーターが答えた。
アベル「えっ、ええ。
わかっています。
ナイトバーン一等軍曹殿」
マーティンはアベルをどこか気味が悪いと思っていた。
マーティン「......なら、いいが」
マーティンたち部隊は陣地を丘の上に築き、中国軍の攻撃に備えていた。
そして、夜中、大勢の中国軍による攻撃が始まった。
中国軍は丘の下から猛攻を仕掛けた。
マーティン「来たぞ!!一匹も生かすな!」
彼の部隊、そして第1海兵師団191海兵連隊所属の他部隊は一斉に突撃してくる中国軍兵士に向けて猛射撃を加えた。
マーティンはM1919で猛射撃を与えていた。
敵は次々と地面に倒れ込み、味方も何人もやられていた。
マーティン「おいおい、なんて数だよ....」
そんな時、マーティンは頭を撃ち抜かれた。
マーティン「なっ...............」
マーティンは地面に倒れ込み、死亡してしまった。
マーティンは死の淵でとある体験をした。
マーティン「.......ん?ここは.........」
???「やあ、目が冷めたか。
マーティン・ナイトバーン」
マーティンは目を開けると、目の前には死神のような存在がいた。
マーティン「.......何だ、お前は?」
???「私は君を死という生物の絶対的制約から解き放つものだ」
マーティン「.......胡散臭え野郎だな。
夢なら早く覚めてもらいてえもんだ。
ババアの夢よりはましだが」
???「夢なもんか。
君は既に死んでいるんだぞ」
マーティン「.........は??」
???「だから言っているじゃないか。
そんな君を死の向こう側へ届ける役目を私が負っていると」
マーティン「.......さっぱりわけが分からねえ。
何んだよ、死の向こう側って?」
???「君は既に死んだ。
だがな、君は生き返るんだ。
人間よりも遥かに強靭な肉体、そして、永遠にも等しい命を持ってな」
マーティン「信じられるかよ、そんなの」
???「無理はないだろう。
そしてだ、君はその特権を手に入れ、神に抗うんだ。
今まで、君を苦しませ続けた神に」
マーティン「.......」
???「君は選ばれし者だ。
さあ、神に抗え!そして、神という存在を否定しろ!」
マーティン「ふん、良いこと言うじゃねえか。
永遠に等しい命ってことは寿命がねえってことか?」
???「ああ、そうだ。
死なない限りはな。
ただし、君を殺すことはとても困難になるだろう」
マーティン「年は取るのか?」
???「いや、取らない。
君たちの尺度で言えば、おおよそ25歳くらいの年齢で老化が止まる」
マーティン「まじかよ。
だけど、永遠に生きるってのはめんどくせーな」
???「まあ、そう言うな。
選ばれし者だけが享受できる特権なんだぞ?
さあ、君はマーティンなんて古い名前を捨てるんだ。
これからはケイン、ケイン・ナイトバーンと名乗るといい。
神に反逆するものの証としてな」
ケイン「ああ、神とやら.......てめえの思い通りにはならねえぞ.......」
俺はお前に抗い続ける.........」
ケインはnightmareとして復活し、神へ反逆することを誓った。
しかし、それでも神は彼を苦しませ続けた。
ケイン「クソったれ......」
ケインは新しい人生を歩みだした。
といっても、生前の生き方と大差はないものであった。
ケインは結局、軍隊に留まり、再び実力を認められ、海兵隊特殊部隊「フォース・リーコン」へ加入し、ベトナム戦争へ参加した。
ケインの部隊は南ベトナムの鬱蒼とした密林の中で偵察を行っていた。
マイケル「ちっ、ったく、ウザ過ぎるだろ。
ベトコンの奴らがよ~。
あいつら、どれが兵士かもわからねえ」
隊員のマイケル・ジョンソンが悪態をついた。
ジミー「全員、ぶっ殺しゃあいいだろ。
親父から聞いたんだが、日本《ジャパン》との戦いの時もジャングルでのゲリラ戦術がクソウザかったらしいぜ。
朝鮮の時も中国兵の奴らがゲリラ戦術がうまかったらしいし、アジア人の特徴なのかもしれねえな」
ケイン「ああ、あいつらはうまかったな」
ジミー「ん?まるで、実際に経験してきたかのような口ぶりだな、ケイン?」
ケイン「だって実際に経験しているしな」
ジミー「はははは!おもしれーことを言う奴だぜ!お前、そんなに年いってねえだろ!」
そんな会話をしていた最中、奇襲を受け、ジミーが頭を撃ち抜かれて死亡してしまった。
マイケル「あ!おい待て、ケイン!」
ケインはすぐにM16を構え、奇襲を受けた方向に突っ込んでいった。
するとケインはすぐに南ベトナム解放戦線の兵士、数人に遭遇した。
兵士「うわあ!アメリカ人だ!」
ケインは一斉に射撃を受けた。
しかし、血まみれになりながらもケインはニヤけていた。
ケイン「本当にこの体は便利だな~。
さて、お前ら、正当防衛って言葉は知っているか?」
ケインは兵士たちを全滅させた。
ケインは仲間のところへ戻り、全滅させた報告をした。
マイケル「ケイン......お前、その出血でよく平気そうにしていられるな.....?」
ケイン「まあな」
マイケル「うちの隊員の中でもとびきりとんでもねえ奴だぜ、お前は」
ケインはベトナム戦争後も数年間、フォース・リーコン隊員として、東南アジアに留まっていた。
1970年代後半、タイに留まっている時、とある人物たちが尋ねてきた。
その人物たちは黒ずみの格好をしており、赤いオーラを纏っていた。nightmareであった。