Nightmares Never Die   作:山田夜守

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第6話迫りくる刺客たち attackers is coming soon

民兵「やつらだ...団長の言う通り現れやがったぞ...

俺たちの巣穴に飛び込んだこと後悔させてやるぜ」

自動車に*DSHK38を搭載した、所謂*テクニカル車両がネロたちハンヴィーの前方側面の路地から顔をのぞかせた。

*旧ソ連で開発されたマシンガン

*一般乗用車を軍用車両に改良したもの

 

エドワード「これはまずいな..いくら強化装甲型ハンヴィーといっても*12.7mm口径は耐えられないぞ..」

*威力がとてつもなく高い弾薬の大きさで、50口径とも言う

誠士郎「...全然危機感を感じない表情だな...」

そう言うとハンヴィーの天井に空いた穴からFN FNCの引き金を絞り、敵車両めがけて攻撃を加える。

 

攻撃をしながら二つのハンヴィーは路地を通過する。そしてすかさず敵車両は路地から飛び出し、後方から追いかける。

 

ネロ「ダスク!

M2をぶっ放せ!!!」

カスパーはネロが不気味な笑みを浮かべながらも、すごい剣幕になったのを見て、畏怖を感じた。

 

ダスク「ちょうど栄養が不足していたところさ...思う存分補わせてもらうぜ!」

そう言うと、ハンヴィーに搭載されていたM2で後方めがけて重厚な弾薬を敵に浴びせる。敵側もDSHK38やAK47で応戦してくるが、ダスクの前に敗れる。

そして、これを皮切りに次々と敵のテクニカル車両が現れた。

しかし、彼らは慣れた光景であるかのように余裕な様子を見せ、次々と撃破していった。

 

ダスク「こんなんじゃ張り合いがねえなあ....

もっと補わせてくれよ!こっちはまだまだ栄養不足気味なんだからよお..」

 

そう言ったとき突然、ダスクの頭が撃ち抜かれた。

そして彼は座席に倒れ込んだ。

カスパーはそれを見るなり、取り乱したが、他の二人はない事もないかのような様子であった。

 

カスパー「ちょっと!しっかりしてくれ!」

ネロ「安心しろ、そいつはそんなじゃ死なねえ。

というよりそいつより頑丈で単細胞な奴を俺は知らねえ」

 

そして、ダスクは血が吹き出しているのと同時に、オーラがダスクの体を普段よりも濃く、そして強く覆っていることを感じた。

 

ダスク「痛ってえ!頭だから流石に重症だな。

悪いがしばらく回復に集中させてくれ」

エーリヒ「狙撃手か...

使用しているのは、おそらく*ドラグノフだな」

発砲しながらエーリヒが呟く。

*SVD狙撃銃、ソ連で開発された狙撃銃

 

ネロ「「....socol、こちらaquila。

狙撃手の存在を確認。

至急排除せよ、over」」

 

イヴァン「「....こちらsocol、了解した」」

そう言うと、イヴァンは上空のリトルバードから建物屋上からSVDを使用していた民兵をすぐさま排除した。

イヴァン「「....こちらsocol、標的排除を確認」」

ネロ「「....こちらaquila、了解した。

引き続き、上空からの援護を頼む」」

 

そこからまもなく、民兵車両による猛攻が始まった。

エーリヒ「厄介な奴らだな...無際限に湧いてくる」

しかし今度はリトルバードに搭載された*M134が火を吹く。

*アメリカで開発された車両などに搭載されるガトリングガン

 

ケイン「はい乙ー!

ったくよ、俺達が一番しんどい役回りじゃねえか?

人質を乗せたブラックホークを護衛しながら、地上支援もするなんてよ」

ケインが悪態をつきながら、M134で弾薬の雨を降らせ、民兵たちを駆逐する。

 

エーリヒ「攻撃が収まってきたな...

どうやら敵は大体片付いたようだ」

エーリヒの言った通り、しばらくは攻撃は陰りを見せた。

しかし、彼らが安心した矢先、その安心を打ち砕くような出来事が起こった。

 

後方から車両が猛スピードでネロたちの車両めがけて突進してくるのをエーリヒが確認した。

間髪入れず、エーリヒが運転手を射殺しようしたが、躊躇った。

エーリヒ「おい、あの運転手、手に携帯電話、体には...

おそらく*TNT爆弾を巻き付けているぞ。

タイヤにも貼り付けてやがるな...

抜かりなく頭にもだ。

下手に撃つと爆発して巻き添えだぞ」

*TNT爆薬を使用する爆弾

 

ネロ「十中八九、車両のトランクに砲弾かなんかを改造した*IEDを積んでいるな。

俺達に近づいて絶妙な距離で携帯電話で起爆させて俺達を道連れにする腹づもりだな...

ハンヴィーのスピードじゃいずれ追いつかれちまう」

そう言っている最中にも車は距離を詰めてきていた。

*簡易的に作成できる即席爆

 

民兵「へへへへ、鬼畜米帝の手先があ....

てめえらも月の彼方までご一緒してもらうぜ」

ネロがすぐさま無線通信を行う。

 

ネロ「「....socol、こちらaquila。

即刻自爆車両の運転手を殺害せよ、over」」

イヴァン「「....こちらsocol、この角度からでは正確に狙った位置を撃ち抜くのは困難だ」」

 

ネロ「ちっ、まずいな...袋小路ってわけか」

 

民兵「万策尽きたようだなあ!これで俺も異教徒、米帝の手先どもの駆逐というジハードを果たして死ぬことができるぜ!」

 

カスパー「いや、俺にいい案がある。

俺達を地獄に落とさず、なおかつ相手のみを地獄に送るとっておきのがな」

カスパーの一人称が変化した。

 

ネロ「ほう?君が?

で、その案とは?この現状を打開できるものなんだろうな?」

地獄の代わりに天国に行くとかはなしだぞ?」

 

突然、これまで甲斐性がないカスパーの様子の急変ぶりにネロたちは驚いた。

そして彼の奇策を聞き、更に度肝を抜かれることになった。

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