バーッと書いたから色々変かも
次回あたりに馬主と厩舎は決める予定です
架空かも知れないけど
コーナンルビーの1989が産まれてから半年が経った
無事に乳離れにも成功して、現在は取り敢えずは食べて走って寝る、頑丈な身体を作るためにこれを繰り返している
なので放牧された時はいつも時間の許す限りは走り続けている
「マクは今日も元気に走っていますね」
マクと呼ばれているのはコーナンルビーの1989の事である
何故マクと呼ばれているかというと、餌は混ぜずに種類毎に分けて入れないと食べず、まるで幕の内弁当を食べている様だということと、それをやらないと餌桶を何度もひっくり返すこともあった事もあり、周りの馬にストレスを与えないためにも毎日エサやり担当のスタッフが初めにそうあだ名で呼んだことがきっかけで、牧場関係者からは愛称でマクと呼ばれるようになったのだという
「あぁ、あの仔馬は普通より体が大きいから体力が多いんでしょう
綺麗な黒鹿毛で見た目もいいから競走馬として駄目だったとしても乗馬用としてやっていけるはずだ」
「生産者的には稼ぐ馬になって欲しいから安値で肉にされちゃうよりはましですけど、ミホシンザンの血筋は残って欲しいですから頑張って貰いたいですよ
目指すならルドルフみたいな七冠馬になって欲しいです」
「どうだろうな‥‥マクの父親のミホシンザンもG1を3勝した凄い馬だが子供も大成するとは限らないだろ
新馬戦、もしくは未勝利戦を勝てれば良い方さ」
そんな話をしている内に、日が傾き放牧も終わりの時間も迫ってきた
「よし、放牧の時間ももう終わりだ
皆を馬房に戻すぞ」
「分かりました」
スタッフが1頭ずつ放牧地から馬房へと戻して行く
大体の馬は素直に馬房に戻せるのだが、マクは走り回ってなかなか馬房に戻ってくれないので、最近はスタッフが集まってなんとか連れ戻すのが日常になっている
馬達を全員馬房に連れ戻してから、体調や歩様に異常がないかを確認し、飼葉や飲み水を用意する
「こっちは全頭馬房入りました
全馬体調に異変はありません」
「こっちも大丈夫だ。次、飼葉と水の用意を頼む」
「はい」
普通なら餌桶に配合飼料や牧草を混ぜたものと水桶に水をそれぞれ入れて終わりなのだが、マクはそれをやると餌桶をひっくり返してまた餌を入れ直すという作業が増えるので、えん麦、とうもろこし、牧草と餌桶に間隔を開けて入れる
こうしないと、餌を食べてくれないのである
餌が分けられているのを確認したマクはえん麦、とうもろこし、牧草、水の順番でモシャモシャと餌を食べていく
「全く‥‥馬が繊細な動物なのは知ってたけど、長年やっててここまで繊細なやつはお前が初めてだよ‥‥一杯食べて動いて休んで良い馬に育ってくれよな、マク」
スタッフがそう言うと任せろと言わんばかりに『ヒヒンッ』と鳴き声を返す
「マクもしっかりたべてるみたいだな、関心関心‥‥ちょっと良いか?山崎」
「はい、何でしょうか?近藤牧場長」
馬達に餌やりをしていたスタッフ、山崎を牧場長である男、近藤が呼び止める
近藤は牧場長ではあるが山崎とは同期でもあるため何か決まったことがあると、その連絡を山崎に最初にするのである
「あぁ、実はマクの事を見たいって馬主の人から連絡があってな、良かったらマクの事を庭先取引で買いたいそうなんだ」
「そうですか‥‥遂にこの日が来たんですね」
少し寂しそうに山崎はマクの額を手で撫でる
「生産者からすれば何時かはこの時は来ることは分かってはいますが、少し寂しくもなりますね」
「あぁ、だがマク以外にも馬は牧場に何頭も居るからな‥‥1頭だけを特別扱いは出来ん」
「そうですよね、自分達がしてやれることは、買ってくれた馬主さんの期待に応える位の馬達を育てるくらいですからね」
明日買われることになるかもしれないマクが、未勝利戦や重賞を勝ちきってくれることを山崎は願った
紹介
近藤
牧場長、一応牧場長、責任者である
山崎
厩務員、近藤と同期
マク
コーナンルビーの1989
餌を幕の内弁当みたいに食べていることから山崎があだ名でマクと呼んでいたことから皆がそう呼ぶようになった
結構綺麗好きである
誤字脱字等もありましたらご指摘の程よろしくお願いします
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