おはリム
「こんにちは!教主!」
「…?」
お前はスピッキー?
「どうしたんですか?スピッキーはここに居ますよ!」
「おお。ネルって言い張らないのか?」
「今は何も真似しない事を真似してるんです!」
「????????」
何も真似しないを真似してる…?全く意味が分からん。白統一でかぼちゃの帽子を着けた骸骨がある所を見ると、純粋潔白で本来のスピッキー的な事なのか?いや幽霊が純粋潔白かどうかは怪しいが
「その…その格好はいつもと違うね。何か他にコンセプトでもあるの?」
「だから、真似しない事を真似してるんですよ!合わせやすいように白にしてるんです!」
「うーん…?なるほど、わからん。でも司祭の服の時とは違って、新鮮でこれも可愛いな」
思った事は素直に言う方がいいというのが私のモットーなのでね。まぁ感情や言葉を隠すのが下手くそとも言うが
「えへへ…そうですか?スピッキーが一番可愛いですか?」
「それは…うーんどうだろ。獣人達はまるで子供のようで可愛いし、妖精達も見方を変えれば大勢の赤ちゃんみたいな物で可愛いと思うしな。特にエルフィンとか」
「じゃあ、スピッキーは一番じゃないんですか…?」
「うーんなんて言うんだろう。可愛いの方向性の違い?子供を見て可愛いと思うのと、動物を見て可愛いと思う感情の湧き上がりの違い?説明が難しいな…」
「可愛いって種類があるんですか?」
「まぁ、たぶんあるよ。だからこれが一番って決められないかな?」
「分かりました…じゃあ、スピッキーは何か1つの可愛いで一番になってみせます!」
おお…まぁネルの司祭服を見て、可愛いと思ったから真似してたんだしな。真似の根本に可愛いがあってもおかしくはないな
「だから、スピッキーは教主に一番って言ってもらうんです!」
「おお…!今のはかなり可愛かったぞ」
「そうですか?じゃあ撫でて下さい!」
スピッキーの頭を撫でると、気持ちよさそうに私の手に頭を委ねてくる。お望みのようなので、うんと撫でてやる
「ふふ〜ん!スピッキーはご機嫌です!」
「そうか。良かったな」
「教主は他にどんな事に可愛いって思いますか?」
他にか…まぁ、カスのエーリアスでもギデオンやバターは凄く良いと思う。小さくて素直で私に対して心を許してくれるような…側に居て見守ってあげたい感覚がするな。エルフィンもカスのムーブしかしないけど、時たま私にプレゼントをくれたりすると思わずうるっと来て娘のような感覚になるし…可愛いと思う
「私に素直で甘えてくれる、ちゃんといい子が一番好きなのかな?」
「わかりました!今日はスピッキーがそれを真似してみます!」
スピッキーがそう言うと、私の膝の上に座る。グリグリと頭を押し付けてくるのは甘えてる…のか?
「なんだ、結構いいじゃん。しかしこれはかなり良い…うん、私にぶっ刺さるね」
「うんうん、スピッキーも撫でられるのは好きです!でも…」
「うん?でも?」
「他のスピッキーにはしないでくださいね?」
他のスピッキーにはしないで?どういうことだろうか…あ〜、ネルの真似してる時みたいな何かを真似してるならこうやって邪魔しないでね的な?まぁコンセプトを崩されたくないならそうだよな
「あぁ分かった。他のスピッキーにはしないからな」
「スピッキーが教主の一番です!」
今後、ピュアパンプキンという衣装を着けたスピッキーは甘えてくるという事を言われたので、私はそれを承諾して1日をスピッキーと一緒に過ごした。いい日だったかな
おわり
ピュアパンプキンの撫でセリフ聞いたら、素ピッキーは教主好き好きなんかなとか思ってました
つまりえるふぃんとスピッキーは私の娘です