今日はベリータとの定例会だ。毎月の初めに色々な報告とかをする感じのやつ。まぁ真面目にやるけど、いつもなら多分…
「やぁベリータ」
「教主か。では、定例会を始めるとしよう。そちらから何か報告はあるか?」
「うーん…エルフィンランドはいつも通りだね。まぁ最近マヨが暴れ気味なくらい?あ、そうそうダーヤとも最近親交を持ったかな。割とよく教団に来るよ」
「ほう、あの竜族の長か…竜族は序列によって完全に立場が決まっているからな。どのようにしてあの者に気に入られたんだ?」
「えっとね…なんていえばいいかな?順番に説明してみるけどいいかな?」
「あぁ。ゆっくり整理して話すといい」
「えっと、まずダーヤとエルフィンが勝負して、エルフィンがなんか勝ったはず」
「流石わらわの妹だ!」
「で、エルフィンが勝ったから沢山撫でた」
「とても喜んだであろうな?」
「あ、うん。で、それを見てたダーヤがエルフィンよりも私の方が立場が高いと勘違いしたのかな?」
「ふむ…恐らく、竜族は勝負等で序列を決める種族。わらわの妹が勝負に勝ったから、あの時点ではダーヤよりも妹が高い序列になったが、その妹を教主が撫でるという行為をした事により、強者の余裕や上の者の行為として認めた…となったわけだ。恐らくだがな」
「分析が早いね。まぁその後も色々あって…私が元の世界に帰る時、一緒に付いていくなんていうくらいには気に入られたみたい」
「ふむ…竜族の長と友好な関係を築いているなら、強力な手助けになるだろう。そのまま維持していくのが良いと思う」
「うん、そうするつもり。ベリータ側では何かあった?」
「わらわ達の方も変わらずだな。フリックルがよく働いてくれているお陰で、様々な企ては失敗に終わっている。わらわ自身もしっかり働いているぞ」
うーん、ベリータの所は真面目だなぁ。てかフリックルが優秀すぎるわ。怖いけど
「やっぱり優秀だね」
「やるべき事をしているだけだ。特段特別な事はしていないぞ」
「そう言い切れるのも流石だな。こっちはそっちじゃ考えられない程ゆるゆるでやってるから…」
ちょっと羨ましくもあるけど、その分忙しそうだから私としてはそのままでもいいけど
「ふむ…では定例会は以上となるが…いつものはあるか?」
「うん?あるよ。渡すならフリックルが居ない所ででしょ」
「だ、だがもう我慢ならないのだ…少しくらい…」
「バレたらまた喧嘩するでしょ。ほら、エルフィンが選んでくれたやつだから我慢して」
「ほう!妹がわらわのために…!」
「そうだぞ。定例会行くって行ったら、これも持って行ってあげて!って…わざわざ自分のパンを私に預けたくらいだ」
エルフィンは結構ベリータの事は好きだよなぁ。姉妹って言ってたし、やっぱり何か特別な物を感じるのかな?
「そうか…!そうか…!ありがたく受け取ろう!」
「だからフリックルがまだ近くに居るんでしょうが!もう少し我慢しなさい」
「くぅ…いやしかし、妹は地上でよくやっているか?」
「ん〜…まぁいつも通りというのはいいけど、相変わらずパン屋の襲撃はしてるよ。お陰で教団の資金はかつかつだよ」
「女王であるならば、民は多少なりとも願いは聞き入れても良かろう。それに、代金は支払っているのだろう?」
「うんまぁ…私たちの財布から出てるよ…」
「それに、甘い物が近くにあるならば思わず食べてしまうものだ。わらわにもその気持ちは十分に分かる」
…ベリータの中のイメージのエルフィンは絶対食べる量が少ないぞ。ベリータが思ってるよりも数十倍は食べるぞエルフィンは
「私的には、甘い物ばっかりだと飽きちゃうし結構キツイもんだけどね…普通の健康的な味が恋しく思うよ」
「教主は料理が出来るのであろう?それを食べればよいではないか」
「いやぁ、なんか自炊もめんどくさくってね。それに宴会場で料理しだしたら、匂いに誘われてきたのか分からないけど色んな使徒が来ちゃうからね。提供しないといけないよ」
「ふむ…そちらもそちらで大変なようだ。わらわ達の国で作った食材などは必要か?」
「主に妖精が来るから野菜人気ないんだよね…残念なことにね。あいつらは甘い物にしかあんまり興味ないみたい」
「やはり甘い物か…国で生産したい所だが、他の者が納得しないのがな…うむ」
まぁベルベットとかフリックルが甘い匂いに対して凄い嫌そうにしてたもんね。ピコラも甘い物無理して食べたりしてる所見かけたことあるし。魔女は本能的に野菜とかの健康的なやつがいいんだろうね
「じゃあほら、これやるからな。あんまり一気に食べるなよ?」
「お、おお!助かるぞ!」
「…今すぐにでも全部食いそうな勢いだ…」
おわり
ベリータ!エルフィン!こっちに来い!
キャンディーをくれてやろう!