トリッカル お前が教主になるんだ   作:アイド

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教主様は男の可能性もあるし女の可能性もある…どちらもありうる。そんだけだ。


エレナ…風呂に入らないか?

「アメリア、後でコーヒーを買ってきてくれ。まだやらなければならない研究があるんだ」

「市長様…お言葉ですが、最近いつお風呂へ入りましたか?」

「ふん…私が風呂に入らなくても問題ないだろう。研究で手一杯だから誰にも会わないしな。まぁ、具体的に言えば5日程入ってはないが…」

「確か、予定によればこのあと教主が来るのではありませんか?」

「…そうだったな…」

 

やっぱモナティアムだよな。こんなに文明的でスマホもある場所、人間にとってこれほど心地良い場所はない…裏切りがなければの話だがな!

 

「エレナ〜って…なんか香ばしい匂いがするな…」

「や、やぁ教主。よく来たな」

「うん…?」

 

さっとエレナを抱き上げて匂いを嗅いでみる。くっさ…

 

「や、やめろ!何をするんだ!私は市長だぞ!」

「いや、エレナいつお風呂入った?」

「別にそんなことはどうだっていいだろう」

「だって凄く香ばしい匂いがするけど…?多分研究に没頭して服も着替えてないでしょこれ」

「それの何が悪い!私は市長としてモナティアムの発展に貢献しているんだぞ!」

「ふ〜ん…」

 

後頭部に顔を埋める。あ〜…くっさ…クセになる匂いしてんな…抵抗してるっぽいけどまぁいいか

 

「はなっ…離せ!匂いを嗅ぐな!私を今すぐ降ろさないと、警備を呼ぶぞ!」

「え〜なんかクセになる匂いしてるんだもん。もうちょっと嗅がせてよ」

「ダメだ!私の尊厳が破壊されてしまうじゃないか!」

「私に会うと分かってるのに、そんな状態で会うから既に無いようなもんでは?」

「うるさいうるさい!とにかく私を早く降ろすんだ!」*1

 

暴れるからエレナを降ろした。うーん…クセになる匂いって臭いと思うのに嗅ぎたくなるよね。でもずっとこれだとアメリアが困る…わけでもないな…喜びそうだ。匂いは普通に気になるしな…風呂に入れてやるか

 

「エレナ、お風呂に入らないか?」

「ふん…風呂に入ってもどうせまた入らない期間が長くなるだけだ。なら入らない方がいいだろう?」

「こんな匂いさせてたら、会うたびにさっきみたいにするけど?」

「それは困るな。私は君の愛玩動物じゃないんだ」

「あ、猫吸いみたいなもんなんだこれ…まぁとにかくお風呂に入ろうエレナ。臭いままじゃ格好つかないよ」

 

私は別にいいんだけどね?アメリアでも呼んで入ってもらおう

 

「…なら一つ提案がある。お前が私を風呂に入れるんだ」

「…なんで?」

「匂いが気になるのはお前だけで、私はまだしばらくは地下から出るつもりはない。つまり、会う可能性があるのはアメリアか教主だけなんだ。アメリアは気にしてないようだし…気になるなら教主が私を風呂に入れるんだ」

「それでいいのかよ。まぁ分かったよ…エレナを丸洗いしてやろう」

 

ふん…私が女で良かったな!男だったら事案発生してたわ

 

〜お風呂場〜

 

「装備、ヨシ!」

「なんの装備なんだ」

「いや適当に言っただけ。何も準備してないよ」

「何を見てヨシって言ったんだ?」

「まぁまぁいいから。ほら後ろ向け〜」

 

エレナの髪の毛を濡らしてからシャンプーをしていく。暑い中やってたんだろうな…髪に油が乗ってらっしゃるわ。丁寧に落としていくしかねぇな

 

「エレナ…こうなる前に洗おうよ。髪の毛とかすぐ痛むよ?」

「知ったことではない。最低限の身だしなみさえしていればいいだろう?」

「その最低限がお風呂に入ってる事なんだよ!」

 

身だしなみ<研究じゃねぇか。まぁいいや今洗ってるし…リンスとかも使ってなるべく綺麗にしてやろうじゃないか

 

「うーん…にしても長い髪だ。これ、毎日ケアしたら凄くサラサラになっていいんじゃない?」

「そんなに気にしてないんだがな…」

「ほら、モナティアムの市長様が美しければ格も上がるんじゃない?」

「なるほど、頭もよく身奇麗な市長ということか…それは悪くないな」

「だろ?毎日入ろうよ〜」

 

リンスも終わって洗い流した。身体は流石に自分でやってもらうが、これだけでも大分変わるな…毎日入れエレナ

 

〜研究室〜

 

「おお…凄くいい匂いになった」

「モナティアム製の物はどれも高品質だからな。一度の使用でキレイさっぱりというわけだ」

「どれどれ…」

 

ドヤ顔のエレナを抱き上げて洗ってやった髪の毛に顔を埋める。うーん…これはこれでいい匂いでいいね

 

「やめろ!何でまたやるんだ!」

「え、確かめたかったから…」

「私があのままならやるとは聞いたが、風呂に入ったらやらないんじゃないのか!」

「別にやらないとは言ってないし…それにしてもこれ凄いね。髪の毛を結構サラサラになって埋め心地も良い」

「わけの分からない心地を確かめるな!とにかく降ろすんだ〜!」

「嫌だね。せっかくだし堪能させてもらうよ」

「やめろ〜!!!」*2

 

おわり

*1
なんだこいつは!私は市長なんだぞ!

*2
結局好き勝手するじゃないか!風呂なんて物に入らなければよかった!




ディスイズHENTAI教主です
えちほっぺはありません
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