「うーん…これは価値のある宝石ですね!」
「いつも研究パックありがとうゴールディ。お礼にほっぺを引っ張ってあげる」
ぐに〜っともちほっぺを引っ張る。金の竜族と言う割には柔らかいよな
「せめて優しく引っ張ってください…」
「ごめんごめん。しかしゴールディ程の善人…いや善竜…?は見たことないな。シオンもずっとお世話になってるみたいだし」
「それほどでもないですよ。私はただの商人ですから…もう竜族の序列にも関係ないですしね」
竜族ってずっと序列だけど、序列を外れたら皆穏やかになるということか…?うーん…でも穏やかなのはギデオンとゴールディだけだしな…そうでもないか。とりあえずいつもよりもちほっぺ(動詞)しておこう
「両手でほっぺをたぷたぷしたり、むにむにさせてくれるのはゴールディくらいなもんだ…」
「あはは…教主様は他の方にもこうしていられるのですか?」
「いややってないけど。落ち着いてこれが出来るのってそれこそゴールディくらいなもんだし。他のには基本引っ張るかゲンコツだし…良いことをしたら撫でるけど」
「そうなんですね。でしたら、シオンさんもきっと受け入れてくれると思いますよ。シオンは真面目に働いてくれる優しい方ですから」
シオン、シオンか…不憫な目に遭うか私に厨ニ病小説読ませようとしてくるかアホ面で働いてるの印象しかなかったな…ちょっとちゃんと話を聞いてみようかな
「シオンとの関わりで他に何か話とかってある?」
「シオンさんとですか…そういえば、モナティアムでの出来事がありましたね。その時に買ってあげた物もありますし…思い出ですね」
「へぇ〜!それ、教えてよ。事の顛末だけでもいいからさ」
「勿論良いですよ!かなり前にはなりますが、私もモナティーマートで働いていた時の事です」
〜モナティーマートでの出来事〜
「うわ!何だお前は!商品を蹴って荒らさないでくれ!」
「へっ!だったらゴールディを早く呼ぶんだな!」
「ボスの事だと…?」
「へぇ…お前、ゴールディの子分か?なら、お前を倒してからゴールディに挑むのが筋ってもんだよな!来い!」
「…表に出ろ。広い場所で決着をつけてやる」
監視カメラの映像をゴールディは見て、急いでシオンを探して見つけた。駆けつけた頃には、何やらシオンの攻撃がリッツに当たり一次的なダウンを取っているようだ
「石ころが俺の鎧を貫いた…!?いや、穴は空いていない…何だ今の攻撃は!」
「き、効いたぞ!このまま次の攻撃を…」
「この!オラァッ!」
「うぐぅっ!?」
投石の準備をしたシオンにリッツの大剣が思い切り当たり、気絶しかけるシオン。リッツがとどめを刺そうと油断した隙にゴールディは高い所から飛び降りて伸し掛かり、リッツを仕留めた
〜回想おわり〜
「…という事があったんです。私の為に、これ以上お店を荒らさせまいと頑張っていたんですよ」
「ふ〜ん…そっか…シオンもいい奴なんだな。で、それはそれとしてだな」
「何か疑問がありましたか?」
「ゴールディで重くて柔らかいんだ?」
「はい。金は決して軽くはありませんが、柔らかい性質を持っているんです。なので、もしあの時シオンさんが注意を引き付けていなくて、私がリッツを不意打ち出来ていなければ負けていたと思います。あの子は鍛錬をよくしていましたから」
ふ〜ん…そっか…ゴールディは重くて(意味深)柔らかい(意味深)…そしておしとやかというわけだ。まるで母親のような包容力があるとも感じているので、ゴールディは皆のお母さんなのかもしれない(錯乱)
「なるほどなるほど。シストはゴールディを見習うべきだな」
「シストはシストなりに頑張っていますから、自分なりの努力をしていると思いますし、私の真似はしなくていいんですよ」
見ろよこの聖母ぶり…カスのエーリアスに存在していいのか…!?
「そうか。いい話が聞けてよかったよ。いつもありがとうゴールディ」
優しく頭を撫でて、プレミアムショップを離れた。撫でた時の驚いたような顔がいいんだ…また明日も来よう
おわり
ゴールディは重くて柔らかいです
ゴールディにヒップアタックしてほしい教主様絶対居るだろ