トリッカル お前が教主になるんだ   作:アイド

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リムは呼んでいません(氷河時代)
イベストの幼くて可愛いナイア可愛すぎだろ!


ナイアは幼いや

「お兄ちゃん!ねぇねぇもっと遊んでよ〜!」

「ナイアがこんな風になってしまうなんて…」

 

この可愛くて幼いナイアは退屈なナイアが湖に投げ飛ばされた拍子に生まれた物らしい。以前シルフィールが、誰も遊んでくれなくて退屈なナイアを1人にはしないと、湖の真ん中にあった黒い星を抱きしめた時にその3人のナイアはパッと消えたらしいけど…まさかまたこうなってるとは

 

「お兄ちゃん何考えてるの!ナイアともっと遊んで!水鉄砲ぴゅ〜」

「うわっ濡れちゃうだろ!」

「えへへ〜もっと濡れちゃえ!」

「まるで幼稚園児だ…しかしこの悪戯は前のナイアとそこまで変わらないな。話し方とかがより幼くなったというだけか…?」

 

じっとナイアを見つめると、恥ずかしそうだが笑顔でキャッキャと笑う。撫でると更に喜んだ

 

「もっと撫でて!それからもっと一緒に居て!」

「…」

 

まずい。このナイア可愛すぎる…!いつものナイアと違って幼さがあるというだけなのにこの感情は一体…!?

 

「ねぇねぇ、青髪のお姉ちゃんはいつ来るの?」

「シルフィールの事かな?シルフィールは湖で休んでるか、家にいると思うけど…湖には居なかったの?」

「ナイアが見たときは居なかったよ。ねぇねぇいつ来るの〜?」

「うーん…やっぱりシルフィールが一番お気に入りか。分かったよ、水の下級精霊に頼んでシルフィールを呼んでもらおう」

「わ〜い!青髪のお姉ちゃんが来る!ナイア、青髪のお姉ちゃん大好き!」

「…因みに私は?」

「お兄ちゃんも好きだよ?」

 

大好きではないか…まぁいいだろう。私は心が広いからそれでいいだろう。でも負けた気がするのでシルフィールは後でほっぺをつねっておこう

 

「よし、じゃあシルフィールが来るまで私と遊ぼうか?」

「遊ぶ〜!じゃあ、ナイアを湖まで高〜く投げて!お空を飛ぶの!」

 

投げられるの、普通にハマったんだ…超楽しいって言ってたみたいだしそうなのか…

 

「分かったよ。じゃあ行くぞ!」

「うわ〜い!ナイア、お空を飛んでるよ〜!ちょ〜楽しい〜!!」

「おお…本当に高く飛んだなこれ。意外と私も力があるのか?」

 

気が済むまで何回も投げた。着水で心配になるが、そこは流石水の上位精霊。ビタン!といかずに綺麗なフォームで水に落ちていったので痛くはなさそうだった。これなら本当に楽しいだろうな

 

「たのし〜!ねぇねぇ、次はわた…ナイアと湖で泳ごうよ!」

「わた…?まぁいいや。じゃあちょっと待ってて」

 

ふっふっふ…地味に毎日の激務で私の身体はだらしない身体ではなく、絶妙に鍛え抜かれた身体になっているから上を脱ぐのは恥ずかしくないんだ…!筋肉って、自分に付いてるの見ると何か見せたくなるね

 

「よっしゃ!行くぞナイア!」

「きゃ〜!!お兄ちゃんが追っかけてくる〜!」

「ふっふっふ…待ってナイア、早すぎるって!」

 

泳いで逃げるナイアを必死に追うが、水の上から水の中まで滑るように泳ぐナイアに追いつけるわけがなく、普通に疲れ切ってしまった。何たる屈辱…!

 

「え〜もう疲れちゃったの?ぴゅ〜」

「ちょ、顔にかけるのはやめて。後私じゃナイアに追いつけないから…こういう得意な場所で上位精霊に追いつけるやつって居るのか?」

「ううん。居ないと思うよ」

「じゃあ最初から無理じゃないかこれ!は〜もう疲れたよ。私は陸に上がらせてもらうからな」

「え〜もっと遊ぼうよ〜」

「そうしたいのは山々だけど、泳ぐのって相当体力使うから疲れちゃったんだよ。後で来るシルフィールに遊んでもらって…私は疲れた身体を癒す為に寝るから」

 

陸に上がるとナイアも後ろから付いてくる。何を企んでいるんだ

 

「…シルフィールなら来ると思うから、ちょっと1人で遊んでてよ。本当に疲れたからさ…」

「ううん、私も一緒に寝るの!そういえば誰かと一緒に寝る事なんてなかったな〜と思って!水鉄砲はかけないからさ!ね!」

 

邪魔してこないならまぁいいか。草の上で温かい太陽を浴びながら寝るのは最高だと教えてやらねばな?

 

「…で、なんで私の上に乗ってるの」

「ここが一番温かいからでしょ?」

「分かってないな〜ナイアは。草の上に寝転んでこそだろ」

「いや〜!ナイアはお兄ちゃんの上で寝るの!草の上はや〜〜!!!」

 

う、うるさい…重い訳じゃないしもういいや…諦めよう。大の字になると、ナイアもそれを真似するように大の字になる。私の上じゃなかったら完璧なのに…

 

「うーん…これは中々いいね!」

「はいはい、じゃあおやすみ幼ナイア」

「…幼ナイアって何?」

「幼いナイアだから幼ナイアって…シルフィール!」

 

私を覗き込んでいたのは、水の下級精霊に呼ばれて来たシルフィールだった。絶妙なタイミングだなお前

 

「もしかして、ナイアがまた3人に分裂したの?」

「3人に…?いや、このナイアしか居なかったけど」

「はぁ!?じゃあ熱血と賢いナイアは居ないの?」

「見てないけど…」

「嘘…じゃあ何処かへ行ってしまったの…?後二人は何処なの!」

「私に聞かれても困るよ…このナイアしかここで見てないし…」

 

突然、後ろから水鉄砲が飛んできて私とシルフィールの後頭部がびしょ濡れになった。振り返れば水鉄砲を飛ばしたであろうナイアが楽しそうに笑っている

 

「ちょっとナイア!他の熱血と賢いナイアは何処へ行ったのか分かる?」

「え〜そんなの居ないよ〜。だって私は1人だもん!」

「まさか…あんた幼いフリをしたわね!」

 

え?つまりあれは演技だったってこと?確かに途中から自分の名前呼びから私に一人称変わってたよな?ナイア…!

 

「待てぃナイア!ほっぺ引っ張りの刑だ!」

「待ちなさいナイア!また変な演技を覚えて!」

「きゃはは!楽しい追いかけっこの始まりだね!」

 

散々追い回して結局追いつけなかった私とシルフィールは、疲れた所を水鉄砲の的にされて1日を終えた…

 

おわり




演技上手いからウニと相性良さそう(小並感)
どうか貴方と私の演劇が上手く行きますよ(宣言)
うに(北海道産)
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