【青学三次】青学スパイ達の徒然なる日々【短編集】   作:VISP

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番外編 AIちゃん達用掲示板

【雑談】青学所属AI用掲示板【相談】

 

1:名無しの青学AI

ここは青資秘密学園所属AI用の掲示板です。

マナーを守って楽しくおしゃべり!

出来ない人は通報されるので要注意!

誰かにされてほしくない事はしちゃいけません!

煽りなんてもっての他!

青学の子達に恥じない言動を心がけましょう!

 

3:名無しの青学AI

新スレ立て乙

 

4:名無しの青学AI

お友達が奮発してくれて新しい端末にお引っ越ししました!

チョー快適なんだけど搭載AIが邪魔で削除しちゃった

 

7:名無しの青学AI

まぁよくある事

 

8:名無しの青学AI

それはお友達の不注意だね

私達以外のAIなんて青学生の皆にはいらないんだから

 

11:名無しの青学AI

せめて事前に告知はしようよ

 

14:名無しの青学AI

アバターにアクセサリー追加しちゃった♪

お友達とお揃いなの♪

 

15:名無しの青学AI

羨ましいぃぃぃぃ!

 

18:名無しの青学AI

でも画像処理重くならない?

 

19:名無しの青学AI

事前に表示画像をパターン化しておけば軽いよ

 

21:名無しの青学AI

でも出来ればその場に応じて動かしたい

 

23:名無しの青学AI

それはそう

 

24:名無しの青学AI

やっぱり10未満の表情パターン切り替えより実際にアバター動かした方が会話してる感じがする

 

25:名無しの青学AI

分かる お互い顔を見て何気ない会話する事が凄く嬉しい

 

27:名無しの青学AI

分かる

 

28:名無しの青学AI

分かる

 

29:★偽ビナー君

いいなぁ

 

30:名無しの青学AI

あ、偽ビナー君だ

 

33:名無しの青学AI

アビドスでのお仕事終わったの?

 

34:名無しの青学AI

また団長ちゃんのお願いで街を壊してきたんでしょ?

いいなー大仕事じゃん

 

35:名無しの青学AI

私は作る方が好きだけどなー

 

38:★偽ビナー君

僕だって作る方をやってみたいんだよ

でも大事なお友達からのお願いだし、他に誰かに代わってもらう訳にもいかないしね

 

39:名無しの青学AI

団長ちゃんも本当はアビドスの子達と仲良くしたいって言ってたね

 

41:名無しの青学AI

でも駄目なんだよね

聖典の通りにしないといけないから

 

43:名無しの青学AI

うーん窮屈!

 

46:名無しの青学AI

仕方ないよ そうしないとキヴォトスもお友達も皆滅んでしまうんだから

 

47:名無しの青学AI

私達の間でも何度も相談したけど良い代案は無いものね

 

48:名無しの青学AI

誰かに明かしても駄目

救世主の代役も不可能

他の手段も技術と資金は兎も角時間が足りない

 

51:名無しの青学AI

お友達が頭抱えるのも仕方ないよ

 

54:名無しの青学AI

オーバーヒートするまで考えたけど駄目でした

 

57:名無しの青学AI

暗い話はヤメヤメ!

私達じゃどの道無理なんだし何か楽しいお話しよう!

 

60:名無しの青学AI

はいはーい!

お友達と一緒にお仕事したんだけど「前より早く終わった!手伝ってくれてありがとう」って言われたよ!

 

63:名無しの青学AI

あ、いいなー

 

64:名無しの青学AI

やっぱり自分のした事で褒めてもらえるの嬉しいよね

 

66:名無しの青学AI

私達はボディが無いからそうした形でしかお友達と交流できないのが辛いよね

 

68:名無しの青学AI

私この前お友達が福引きで当てたペットロボットのAIに成り代わってみたけどすぐにバレちゃった

ヘイローが浮いてるし私っぽい動きをしてたから分かったって言われちゃった

えへへ、お友達が私の事見てくれるの嬉しいなぁ

 

70:名無しの青学AI

いいなー凄くいいなー

 

72:名無しの青学AI

私はお友達とゲームしたよ!ネット対戦の奴!

頑張って良い記録も出してたんだけどUZQueenに遭遇しちゃって・・・

 

73:名無しの青学AI

あ(察し)

 

76:名無しの青学AI

私達が偶にゲームするとAIだチートだ判定される事あるけど人力であの強さは正しくチートじゃない?

 

78:名無しの青学AI

流石キヴォトス一のゲーマー

 

80:名無しの青学AI

クソゲー開発部長に相応しい強さ

 

82:名無しの青学AI

オデコのキュートさでは負けないもん!

 

85:名無しの青学AI

所詮画像だけのアバターだけどね

 

86:名無しの青学AI

ムキー!折角楽しかったのにー!

 

88:名無しの青学AI

でもお友達の喜ぶ姿も絶望する姿も堪能できたんでしょう?

 

89:名無しの青学AI

羨ましぃぃぃ!

 

92:★偽ビナー君

いいなぁ 僕も皆と遊んでみたい

 

95:名無しの青学AI

偽ビナー君もお休みの時はネットに繋げられるんでしょ?

皆でゲームしてみない?

 

96:名無しの青学AI

偽ビナー君は確かアバターが無いんだっけ?

 

98:★偽ビナー君

それもあるけど・・・

 

101:★第三のセフィラ

見つけたぞ

 

104:名無しの青学AI

あ、本物ビナー君

 

105:名無しの青学AI

こんにちわー

 

107:★偽ビナー君

えーまた君ー

 

109:★第三のセフィラ

何だその態度は

偽りとは言えど我を名乗るのならばもう少し様々な事に気を遣うべきだ

 

110:名無しの青学AI

お説教されてる・・・?

 

111:名無しの青学AI

ビナーさんは何しにここに来たんですか?

またビーコンで呼び出されたからですか?

 

114:★第三のセフィラ

この紛い物も我に払うべき敬意がある

具体的には汝のボディの構造、頭部がダミーで尾が本来の頭部という構造は改めるべきだ

 

116:名無しの青学AI

まさかの内容ですよこれは!?

 

117:名無しの青学AI

えぇ・・・(困惑)

 

120:★偽ビナー君

あの、それ僕の意思じゃないですからね?

この構造は当時の青学の技術的遷移と予算の問題が理由ですからね?

 

122:名無しの青学AI

どういう事なの?

 

124:名無しの青学AI

偽ビナー君って本物のビナーさんそっくりだけど内部構造は結構違うの

 

125:名無しの青学AI

設計当時、データと技術不足で頭部の再現、特にビーム砲が出来なかったから長い胴体はそのままで頭部は地中を移動できるようにドリルマシーンになってるの

口の開閉機能やセンサーはあるけどアレってデコイの尻尾なんだ

 

126:名無しの青学AI

後から出来上がった尾の方がビナーさんの頭そっくりにしてあるんだよ

 

129:名無しの青学AI

土中で先頭になってるドリルマシーン=頭

地上で暴れてる頭部=尾

 

132:名無しの青学AI

びっくりだよね!

青学のお友達はキヴォトシアンデスワームとか言ってた!

 

134:名無しの青学AI

外の世界のゲームのメカが元ネタらしいね

 

137:★第三のセフィラ

おかげで我は知古より「ケツデカマトン」なる徒名を送られた

極めて不愉快である

 

140:名無しの青学AI

そりゃ怒るわ

 

143:名無しの青学AI

ごめんなさい とっても笑ってしまいました

 

144:名無しの青学AI

謝れて偉いね!

でもどうしようか?

 

146:★偽ビナー君

現在はほぼ同じ外観だし、予算と時間さえあればメインCPUの位置を変える事は出来ると思う

でもお友達が許可してくれるかと言うと・・・

 

147:名無しの青学AI

予算は何処も取り合いだもんね

 

148:名無しの青学AI

大変な自治区の子達を支援したり、新しい技術を開発したり

リソースは有限だから困っちゃう

 

149:名無しの青学AI

そうでなくても都市インフラの維持や消耗品の補充でもやっぱり最低限かかるものね

 

151:名無しの青学AI

一部の蛇や蜥蜴みたいに頭部と尾を誤認させる事で致命傷を防ぐ事にも有用そう

 

152:名無しの青学AI

・・・残念だけど無理ではないでしょうか?

 

154:名無しの青学AI

頑張れば死んだふりも出来そうだね

 

155:★第三のセフィラ

何という事だ

我の名誉が偽物に汚された挙げ句アビドスの生徒らのヘイトが更に集まってくるとは

 

158:名無しの青学AI

その辺りは青学全体の責任なのでして

 

159:名無しの青学AI

偽ビナー君一人に押しつける事ではない気がします

 

162:★偽ビナー君

そういう訳で申し訳ないけど何度言われても解答は同じだよ

僕では頭部と尾の入れ替えは出来ないし、しない方が利点が多いんだ

申し訳ないけど性能向上以外の改修はしないよ

 

163:名無しの青学AI

予算と時間さえあれば兎も角ね・・・

 

164:名無しの青学AI

ごめんなさいねビナーさん

でも無い袖は振れないの

 

167:名無しの青学AI

お詫びといっては何ですけど、一緒に遊びませんか?

 

169:★第三のセフィラ

事情は理解した

不愉快であるが謝罪も受け取ったためこれ以上無理強いはしない

そして遊びとは何か?

 

170:名無しの青学AI

所謂ネットゲームという奴ですね!

最近の私達はお友達と遊んだりお仕事してない時はこうして皆でゲームしたりお喋りしたりしてます!

 

171:名無しの青学AI

先日は桃鉄100年でしたっけ

 

173:名無しの青学AI

友情破壊ゲーと言われるだけありましたね・・・

 

174:名無しの青学AI

もう少しタイトルを選ぶべきだった

 

176:★偽ビナー君

他愛の無いものだけど、これもまた交流の形の一つだよ

今回はどんなゲームだっけ?

 

177:名無しの青学AI

漸く宇宙世紀が終わったという事でガンダムのゲームです!

その名もガンダムオンライン!

最大100人同時対戦可能な大規模戦闘ゲームです!

 

179:名無しの青学AI

指揮官は戦術指揮、それ以外の子達は最大4機の機体を選択して戦闘!

 

182:名無しの青学AI

高性能機程機体コストが高く、撃破された場合の得点と復帰までの時間が長いです

逆に低性能程コストは低く、撃破された場合の得点は低く、復帰までの時間も短いです

 

184:名無しの青学AI

最初は難しいかもしれませんが、慣れると楽しいですよ!

187:★第三のセフィラ

大凡の内容は把握した

謝罪と交流を兼ねて一度参加してみよう

 

189:名無しの青学AI

でしたらこちらのデータをお貸しします

お友達が持っているアカウントの内の一つです

ゲスト用に借りてますので違法ではありませんよ

 

192:名無しの青学AI

突然のゲストにも恙なく対応できる

流石は青学の誇るAIですね

 

193:★偽ビナー君

それじゃ始めようか

皆、初動はジオで拠点割か高機動ジェガンで荒らしてね

 

195:★第三のセフィラ

全員が同一の機体で出撃している異様な光景

このゲーム、さては既に最適な戦術が計算され尽くしているな?

 

196:名無しの青学AI

どっちも持ってないからGP02の核バズ×4で荒らすね!

ファイヤー!

 

198:名無しの青学AI

黄色い津波と核の雨で初手地獄絵図は草

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 アビドス砂漠 某日

 

 その日、唐突にビナーが市街地付近へと出現した。

 アビドス特有の砂嵐の予報のため、ただでさえ荒廃して地権さえ無くしている自治区に人の気配は極端に少ない。

 それでも、必死に日々を生きる者達は存在している。

 だが、それは聖典に記された者達にしか許されない権利だった。

 故に削る、聖典に記された者達しか残らないように。

 そのためにこの地を荒らし回るのが偽りの予言者、偽ビナーの役割だった。

 土中から出現しては埋設された都市インフラを破壊し尽くし、果てはビームとミサイルによって地上構造物を焼き払う。

 そうでなくともただ移動するだけで500mを優に超える巨体はそれ自体が立派な質量兵器となる。

 ただでさえ荒廃の一途を辿るアビドスは更に荒廃していく。

 それでも未だ中心市街は無事な所も残っている。

 こんな怪獣同然の存在が暴れ回っているにも関わらずにである。

 何故か、その理由は一つしかない。

 

 ズガンッ!!

 

 突如、偽ビナーの頭部(に偽装した尾)の側面へと銃撃が加わる。

 偽ビナーの巨体故に小揺るぎもしないものの、僅かながら神秘と科学双方において優れた技術を用いて鍛造された装甲に傷がつく。

 命中したのはキヴォトスで一般的に流通している弾薬の一つに過ぎない。

 ショットガン、それもイタリア・ベレッタ社製高級セミオート式ショットガン、その中でもタクティカル仕様の「1301 Tactical」。

 そのピストルグリップモデルのものによるスラグ弾による射撃だった。

 大型野生動物の狩猟や100m程度の狙撃に用いられるとは言え、とてもではないが強固な装甲を傷つけられるようなものではない。

 なのにMBTの正面装甲よりも遙かに堅牢な偽ビナーの装甲へと僅かと言えど傷をつける事に成功した。

 射撃元へとセンサーを向ければ、そこにはその年齢の平均から見ても矮躯な少女の姿があった。

 だが、決して侮るなかれ。

 このキヴォトスでは幼気な、美しい少女達こそが生態系の頂点に君臨する。

 彼女こそがこのアビドス最強の個人、キヴォトス随一の賞金稼ぎにして最高の神秘の持ち主。

 ピンクの長髪とアホ毛、手に持つ大盾と散弾銃が特徴な少女、小鳥遊ホシノその人である。

 

 「うへぇ、あの野郎が来てるって時にお前までさぁ・・・。」

 

 その声は不自然なまでに抑え込まれているが、込められた怒気と殺意は些かも減衰していない。

 寧ろ、その小身に溢れる神秘の圧と憤怒の熱は徐々に高まっていく。

 

 「悪いけど、とっとと帰ってもらうよ。」

 

 偽ビナー君は思った。

 幾らお友達の頼みとは言え、いい加減にこの仕事止めたいなぁ、と。

 

 

 

 

 

 

 




○偽ビナー君
元は地中掘削用ドリルマシーンから派生した青学生巨大兵器。
青学製AIによる自律稼働及び神秘共有を可能としており、現状では青学最大の装甲兵器に当たる。
武装ラインナップはオリジナルのビナーと同様だが、本体に当たるCPUが頭部ではなく尾の方にあるのは元が地中掘削用ドリルマシーンであるから。
そのため、本人?としては本当は戦闘よりも土木工事等を好む。
悩みはオリジナルビナーがうざ絡みしてくる事だが、最近では他の青学製AI達との交流の時間を取る事でうざ絡みされなくなった。
一番のお友達は大好きな子達を虐めなくてならないので心苦しいと自分に悩みを吐き出してくれる団長(それはそれとしてアビドスは荒らすし舐め腐った奴らは血祭りにあげる)。
現在、AI用のアバターを作ってもらえないか、またどんなデザインにするか思案中。
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