Blue Legend〜一般男子の物語〜   作:宗也

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事情聴取(大将Ver)

ヴァルキューレ警察学校 取調べ室

 

カンナに留置所にブチ込まれた後、説教を食らった。と言ってもカンナは半分諦め気味の状態だったけど。

 

まあ、何回もこういう奇行してカンナに留置所にブチ込まれてるもんな。

 

「えー、これから取り調べという名の面談を始める。トイレ行きたかったら遠慮無く手を上げてくれ。漏れても構わんけど。」

 

「開始早々セクハラか!?」

 

留置所を出る条件としてRABBIT小隊の取調べをすることになった。まあ一度はカンナ達がやってるけど、俺にも取調べしてほしいと言われたからな。

 

まず最初は空井からだけど、俺を睨み続けてるんだよ。別に空井には変な事してないんだけど。

 

「名前と所属は、カンナ達が聞いたから飛ばしてと。デモを起こした理由も、飛ばしていいや。」

 

「おい、これは取調べなんだよな?適当過ぎないか?」

 

「大体堅苦しい取調べはカンナ達がやったんだろ?俺は俺なりにやるだけ。そういや腹減ってないか?飯作るぞ?」

 

「ふん!誰がお前のような要注意人物の施しなど、おい待て!何故ここで調理している!?その鍋は何処から出て来た!?そして具材を放り込んだだけで何故料理が出来るんだ!?」

 

いや俺が腹減っただけだから料理しているだけだし。『上ケモノ肉丼』を二つ作ってと。

 

それをテーブルの上に乗せる。空井は一瞬『上ケモノ肉丼』に手を伸ばしかけたけど、すぐ引っ込めた。毒なんて入ってないから食えばいいのに。

 

「どした?冷めない内に早く食えよ。もったいないぞ?」

 

「餌付けでもするつもりか?舐めるなよ大将、私達SRTはそんな誘惑には「バクバクムシャムシャ、ご馳走様。」よく噛んで食べろ大将!」

 

「早食いは必須技能だからつい。けどよ空井、そんな誘惑に乗らないって言ってるけど、涎垂れてんぞ。」

 

俺の指摘に空井はハッとして口元を拭うけど、何も付いていない事に怪訝な表情を浮かべてる。

 

「嘘だよ。というよりこれくらいの揺さぶりが効くのかよ。SRTでは揺さぶりに惑わされない訓練をしてないのか?」

 

「ししししてるに決まっている!今のはたまたま惑わされただけだ!目の前に美味しそうな料理があるのが悪いんだ!」

 

「⋯⋯なるほど、典型的な教科書人間ってことか。まあいいや、アドバイスする為にもさっさと料理食え。いや食わせてやるから口開け。ほれ、あーん。」

 

「バババ馬鹿じゃないのか!?異性にあーんするなんて!ちょっ!止めろ!」

 

うんうん、空井は打てば響く反応するからからかいたくなる。原作でも先生がからかいたくなる気持ちがよく分かるな。

 

『上ケモノ肉丼』を食べさせようとしたら空井が椅子から立ち上がって逃げようとするけど、その前にスプーンで一口の大きさに掬った料理を口に放り込む。

 

「!!!」

 

想像以上に美味しかったのか咀嚼し始めた瞬間に椅子に座り直して『上ケモノ肉丼』を食べ始めた。

 

「これは大将から施しを受けたからじゃない。モグモグ、出された料理は食べないといけないから食べてるんだ。バクバク、今回だけ、今回だけだからな。」

 

「教えられた事をそのままやる。訓練や勉強の場合はそれでいいかもしれないけど、実戦の場ではそれは通用しないぞ。」

 

「そんなはずない!教えられた事をそのまま実行すれば「俺みたいな奇行をする奴が敵だったらどうすんだ?」それは⋯⋯。」

 

ま、これは実戦を経験して少しずつ柔軟な思考に切り替えて貰うしかないか。

 

「ちなみにその『上ケモノ肉丼』の値段はいちおくまんえん、返済はローンも可だぞ!」

 

「ブフォ!ゲホゲホ!払えるかぁ!」

 

うはは、やっぱ空井面白ぇわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風倉モエの場合

 

「ねぇ〜大将。大将って色々な爆弾を持っているんだよね?」

 

「まあな。導火線を持っていて少ししたら爆発するタイプと、触れたら即爆発するタイプとか色んな物持ってるぞ。」

 

風倉の場合、料理を出したら何の疑いもなくすぐに食べたからな。空井が変に疑ってるだけなのか?

 

あと飴をあげたらご機嫌になってめっちゃ話し掛けてくる。

 

「じゃあさじゃあさ!設置したら勝手に移動する爆弾とかもあるわけ!?色々な種類の爆弾を使って来たけどさ、そういうの使った事ないんだよね!」

 

「いやまあ、あるけどさ。」

 

ポーチから『ボムチュウ』を取り出してテーブルの上に置く。使い方の説明書もその横に置いてと。

 

「へぇ、これが移動する爆弾ねぇ。予想以上に早く移動するじゃん!うっわぁ、もっと早めに大将に出会えばこれ使えたかもしれないじゃん!」

 

「そうだな、爆弾も店に来て言ってくれれば売ってるから風倉の言う通りだな。」

 

「あーあ、惜しいことしたなぁ。ねぇねぇ、今からでもその爆弾売ってくれない?」

 

机に手を付いてグイッと体を近付けてくる。何だろう、目がキマってる奴みたいになってるから売りたくないな。

 

というより思ってた以上に俺に嫌悪感が無い。SRT内じゃ俺は要注意人物として嫌悪されてるんじゃなかったっけ?

 

「なあ風倉、空井が言ってたんだが俺ってSRT内で要注意人物として嫌悪されてるのか?」

 

「そだよー、ヘイロー無いのに特攻する死にたがり野郎として有名だよ。嫌いな人は嫌いだね、私は別にどうとも思ってないけど。」

 

「そうなん「それよりも!早くその爆弾売ってよ!」タダで渡せないぞ。お金を払って貰わないといけないけど、どうやって支払うつもりなんだよ風倉。」

 

「そりゃ、私のお尻を触らせるとか?大将は一番が大きいお尻が好き、2番目は大きい胸が好きって聞いてるからねぇ。SRT内でも有名だよ?」

 

誰だそんな事SRTに流したのは!?いや待てよ、SRTは連邦生徒会長直属の戦闘部隊。ということは、おのれ連邦生徒会長ぉぉぉぉぉ!

 

「アッハハハ!頭を抱えてる大将おもしろーい!イヒッ!こりゃイジりがいがあるね!」

 

風倉は手を叩いて笑ってる。俺が嫌われてる原因ってその性癖を伝えたからじゃねぇか!?

 

「⋯⋯取り敢えず俺の性癖の話は置いておいて、この『ボムチュウ』が欲しいなら店に来い。そしたら売ってやるから。」

 

「残念♪それよりも大将、爆弾の他にも何かいいアイテムとか武器とか無いの?」

 

「俺は銃が使えないから剣や槍や弓矢を使うから風倉の気に入る武器は無いかな。矢は『炎の矢』や『電気の矢』とか使うくらいか。」

 

「弓矢は使えないからなー。」

 

「後はある程度の範囲を燃やし尽くしたり、対象を氷結させ「それについて詳しく!」はいはい。」

 

風倉とは武器やアイテムトークで盛り上がった。留置所から出たら店に来そうだな風倉。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霞沢ミユの場合

 

「わ、私。これから何をされるのですか?ま、まさか酷い拷問とか!?」

 

霞沢が部屋に入って来て椅子に座った途端、体をプルプル震わせた。取って食いはしないのに。

 

「何だ?拷問されたいのか?仕方ない、そこまでいうならとびきり酷い拷問をしようじゃないか!」

 

「まさか1日中同じ曲を聴かされるとか、一晩中擽られるとか!?」

 

「フッフッフ、そんな生温い拷問じゃあないんだぜ。今まで経験したことの無い拷問を味合わせてやるよ。これがその拷問内容じゃあ!」

 

ポーチからあらかじめ作っておいたスイーツを置きまくる。見たこと無いスイーツに霞沢は動揺してるな。

 

「こここ、このスイーツは?もももしかして食べないといけないんですか!?」

 

「ああ、腹一杯食え。SRTが閉校になってから禄に甘い物も食べてないんだろう?遠慮無く食うといい。」

 

俺がそう言った瞬間、霞沢はモキュモキュとスイーツを食べ始める。おっと俺としたことが、紅茶も出さないとな。

 

これが酷い拷問かって?フッフッフ、年頃の少女には酷い拷問になるんだよ。

 

「美味しい!美味しいよぉ、でも私、お金なんて「それ余り物で作ったからタダでいいよ。」ふえぇ!?」

 

霞沢は戸惑いながらも出されたスイーツを完食した。さて、カロリー計算開始と。

 

「美味しかった、はっ、まさかこの後に酷い拷問する気じゃ!?」

 

「何言ってるんだ?もう始まってるんだぜ?霞沢、今食べたスイーツの合計カロリーを見るがいい!」

 

電卓で計算した総カロリーを霞沢に見せる。すると霞沢は段々と顔を青くしていった。

 

「さあ霞沢、留置所にいる限り毎日美味しい物を食わせてやる。そして増える体重に慄くがいいわ!」

 

「そ、そんな!酷いよぉ!こんな美味しい、スイーツ、拒否れないよぅ。」

 

霞沢は涙目になるけどそんなの気にしない。お前体が細すぎるんだよ!ちゃんと食え!

 

「あ、あの、大将に一つ、聞きたい事が。」

 

「そんなに怯えなくてもいいぞ。俺に聞きたい事って?」

 

「公園を占拠していた時、大将を狙撃したのに、どうして、銃弾を躱せたんですか?」

 

あー、あの狙撃はやっぱり霞沢だったのか。どうして躱せたのかねぇ。

 

「そりゃ狙撃なんてされたの一度や二度じゃないし。銃弾さえ見えてれば躱すのなんて容易だし。」

 

「銃、銃弾が見えるんですか!?スナイパーライフルの銃弾の速度って秒速700m〜1,000mあるのに!?」

 

「そんくらいのスピードなら目で追えるけど、え?もしかして見えないのか?」

 

俺を慕ってくれてるメンバーなら大半はそれくらいのスピードの弾丸は目で追えるんだが?俺やあいつらがおかしいだけか?

 

「それに、俺の知ってるスナイパーはもっと銃弾の速度は速いし。霞沢は気配を消すのは上手いけど、気配や視覚や聴覚が使えなくてもそれ以外の感覚を使えば大体探し出せるし。」

 

「ふえぇ、やっぱ大将って頭おかしいよぅ。」

 

いや鍛錬すればキヴォトス人なら大体出来るだろ。俺だけ頭おかしい扱いされてもなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月雪ミヤコの場合

 

「貴方と話すことなんて何もありません。」

 

「うーん冷たい。そんなに俺の上半身の裸を見て気絶したのが悔しいのか?」

 

月雪は部屋に入って来て椅子に座った途端、つーんとそっぽを向く。これは料理出しても食べてくれなさそうだ。

 

「⋯⋯そんな事ないです。」

 

若干顔を赤くして月雪は言うけど、その表情を見る限り当たりですと言ってるようなもんだぞ?

 

「さて、何を話そうか。デモした理由とかSRTから離れたくない理由とかは先生が聞いたからなぁ。」

 

「⋯⋯では一つだけ。大将、貴方は『正義の味方』についてどう考えてますか?」

 

正義か、誰かにも似た質問をされたような?

 

「俺にとっての正義の味方は『正しく有ろうとする人の助っ人』って考えてる。けどな月雪、俺は正義という言葉はあんまり使いたくないんだ。」

 

「どうしてですか?」

 

「正義って言葉は聞こえはいいけど、便利な言葉なんだよ。例えば月雪、飛行機の中でパンデミックが起きた、生存者はまだいるから空港に着陸したいという通信があった。」

 

「でも空港に着陸なんてしたらパンデミックは更に広がってしまう。残されてる時間もそんなに無い、被害の出ない場所に不時着も出来ない、もたもたしてたら飛行機内の人全員感染して飛行機が墜落し被害が広がる、そんな時はどうする?」

 

「⋯⋯飛行機を被害の出ない場所で撃ち落「飛行機内に月雪の大切な人がいてもか?」それはっ!?」

 

「理に適った行動としては飛行機を撃ち落す事だよな?それが正義だもんな?まだ生きてる人もいて、撃ち落されて死んでしまい、その遺族に詰められても正義に従って撃ち落したって言えるもんな?」

 

「そうです、けど!」

 

とんでもない例え話をしてるのは分かってる。けど、月雪には正義という言葉に盲信して欲しくないんだよ。

 

「まあ今の話は極端な例だからそんなに気にしなくてもいい。じゃあ月雪、正義の反対って何だと思う?」

 

「それは悪に決まっています。」

 

「それも答えだな。けどこういう答えもある、正義の反対はまた違う正義だってな。まあ何を言いたいかと言うと、正義って言葉を便利に使わないでくれって言いたんだよ。結構拗れる言葉でもあるからな。」

 

俺がそこまで言うと月雪は意外そうな表情を浮かべていた。えっ、何でそういう表情になるの?

 

「正直、驚きました。大将がそういう話も出来ることに。」

 

「俺だって真面目に話する時は真面目にするさ。ふざける時は全力でふざけるけど!」

 

「はぁ、変な人ですね大将。」

 

変な人発言いただきました。あれ?それって先生が言われる台詞だよな?まさか月雪が俺を慕うなんて事はないよな?

 

「そんな変な人からのアドバイスだ。デモをする場合の注意点として、武力行使でデモするのはやってはいけないんだぞ。今回の件は尚更だな。」

 

「どうしてですか?」

 

「SRTが閉校になる理由を考えたか月雪?連邦生徒会長がいなくなり、存在意義が無くなったから閉校になった。武力行使でデモした場合、こいつらは制御出来ないという見方になるから閉校反対派の人がいなくなる。交渉を有利にする筈が超不利になるんだ。」

 

俺がそこまで言うと月雪の顔が青くなった。やらかした事の重大さが分かったかな?

 

「そ、それでも!私は諦めません!」

 

「うーん既に手遅れのような気がするけど、まあ頑張れ!」

 

というより連邦生徒会長、SRTの事について引き継ぎを済ませてから失踪しろよな!そういうのしなかったお前のせいでもあるんだからな!




一般男子
取調べという名の面談をRABBIT小隊にした。これも一応記録に残してあり、後から記録を見たカンナは頭を抱え、コノカはケラケラ笑っていたとか。

記録に残すというので奇行は出来なかった。


空井サキ
一般男子の事は現状嫌っているが、出された料理はとても美味しかったからまた食べたいと思っている。興味具合で言えば先生よりも一般男子に興味を抱いている。


風倉モエ
一般男子の事は別にどうとも思ってない。でも自分の知らないアイテムを持っているためどうにか手に入れられないかなと思っている。興味具合は先生と一緒くらい。


霞沢ミユ
一般男子の事は嫌いというより苦手。自分が放った銃弾は避けるし変な奇行もするので。でも料理はとても美味しかったからまた食べたいと思っている。ラヴァーズ入りはしない。


月雪ミヤコ
一般男子の事は現状嫌いだが、自分にはない考えを持っている事に気付いた。なのでちょっと興味が湧いており、先生よりも一般男子の方が興味具合が大きい。


いちおくまんえん、返済はローンも可
クレしんのぶりぶりざえもんというキャラが助ける時に言う台詞が元ネタ。何故か印象に残りやすい言葉である、実際は一兆円払えって言ってるけど。


正義について
とても難しい話題ではある。自分が信じる正義を貫くというのは聞こえはいいが、別観点から見るとただの傲慢にも見えてしまう。

なので一般男子は正義という言葉は使用しないし、正義の味方という言葉を使用しない。そもそも自分は正義の味方ではないから。


Q.この時先生は何してるの?
A.カヤと出会って話をしています。

イベントストーリーは何が見たい?(船上のバニーチェイサーは確定)

  • 桜花爛漫お祭り騒ぎ!
  • 不忍ノ心
  • キヴォトス晄輪大祭
  • 白亜の予告状
  • 龍武同舟
  • 聖堂のメリークリスマス
  • Say-Bing(ヴァルキューレ夏イベ)
  • Sheside outside
  • CODEBOX(ミレニアム周年イベ)
  • 陽ひらく彼女たちの小夜曲
  • 夏空のやくそく
  • 我らオカルト研究会!
  • 魔法少女ヘヴィキャリバー
  • アンケートに無いイベスト
  • そんなことよりメインを進めて!
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