Blue Legend〜一般男子の物語〜   作:宗也

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感想、ここすき、お気に入りありがとうございます!

今回からパヴァーヌ第2章です。いきなりハードモードになります。


時計じかけの花のパヴァーヌ第2章
動き出す悪意


カルバノグの兎編が終わってから数日間、とても平和な日常を過ごしていた。

 

「こうして大将とゆっくり過ごしながら紅茶を飲むのは久し振りですね。」

 

「そうだなナギサ。エデン条約の件の後始末がようやく落ち着いた感じだし。」

 

今は俺の家で椅子に座りながらナギサと紅茶を飲んでいる。トリニティのテラスだと高級感溢れて落ち着かないからゆっくりする時は基本俺の家になる。

 

出す紅茶は庶民向けの紅茶だ。でもナギサも庶民向けの紅茶に慣れたし、時々来るミカはそういうのは気にしてない。

 

「本来ならミカさんも誘いたかったのですが、補習授業部の方々と外出の用事があったみたいなので。」

 

「ナギサは行かないのか?」

 

「⋯⋯その事を聞いたのが本日の朝でしたので。全くミカさんは。」

 

確かに当日聞いたなら行けないよな。ミカはティーパーティーの権利が剥奪されて一般トリニティ生徒になったから色んな人と遊んでる。

 

この前は放課後スイーツ部とスイーツ巡りしていたらしいし。ほんと自由奔放に過ごしている。

 

「まあまあ。ん?ネルから電話が来てる。」

 

取り敢えず通話をオンにして『大将今何処にいる!?至急ミレニアムに来てくれ!』何があったんだ!?

 

ネルの焦った声色がスマホ越しから聞こえてくる。ネルがそういう声を出すって事はヤバい事が起きたに違いない!

 

「分かったすぐ行く!すまんナギサ、すぐにミレニアムに行かないといけないから続きは後日な。」

 

「私も着いて行き『その声ナギサだな!?気持ちはありがたいけど今回は逆効果になる!ワリィが大将に着いて行くのは止めてくれ!』分かりました。」

 

ナギサが着いて行くと逆効果になる?一体ミレニアムで何が起きてるんだよ!?

 

取り敢えず外に出て駐車場に停めてある車に乗って全速力でミレニアムに向かう。バイクはまだ納品されてないからな、この車は羽沼がプレゼントしてくれたぞ。

 

通話はまだ切っていない、でも通話越しから銃声が聞こえるから誰かと戦ってるのか?

 

「状況を報告してくれネル。ミレニアムで一体何が起きているんだ?」

 

『今朝から突然何人か行方不明になったのが始まりだ。あたしはそいつらを探してたんだが、ヴェリタスの部室が突然爆発したんだ。』

 

ヴェリタスの部室の爆発。ってことはパヴァーヌ第2章かよ!まだカルバノグ第1章が終わってそんなに経ってないんだぞ!

 

「ちょっと待ってくれネル。今朝から行方不明の生徒がいるってのはどういう事だ?誰が行方不明になった?」

 

『それはあたしが知りてぇよ、突然行方不明になったんだ生徒はユウカ、ノア、ミドリ、ハレ、チヒロ、ヒマリ、エンジニア部の3人、あたし以外のC&Cメンバーだ。』

 

全員ネームド生徒、偶然にしては出来過ぎだ。誰かの仕業だろ絶対!

 

「ヴェリタスの部室には誰がいたんだ?」

 

『コタマとマキとモモイとユズ、そしてアリスだ。その後に爆発音を聞いて先生がやって来た!』

 

先生は爆発に巻き込まれていないのか。

 

『そしてアリスの様子がおかしい。瞳は紫色になってやがるし機械的な喋り方になってやがる。』

 

ケイの意識が浮上したのか!でも待てよ?ネルがヴェリタスの部室にいるって事はもう乗っ取られたアリスを気絶させたんじゃないのか?

 

原作だとネルがやって来てアリスを気絶させ、残った機械はC&Cの面々で倒した筈だ。

 

『アリスの周りにいる機械はウザってぇし、ヴェリタスの部室に行くまでにかなり倒したんだけどな!』

 

「⋯⋯一つ確認させてくれ。ネル以外に無事な人はいるのか!?」

 

『ユズしかいねぇ。爆発の規模がかなり大きかったからユズ以外気絶した。モモイが盾になったから気絶で済んでる。』

 

よし、ミレニアムに着いた!ヴェリタスの部室に向かわないと!銃声が聞こえるのは、あっちか!?

 

『けど、モモイが重傷だ。先生が応急処置をしてくれたけど早急に病院に運ばないとヤバい!』

 

「あと少しで到着する!それまで耐え「させませんよ。」チィッ!」

 

突然誰かの声が聞こえたと思ったら持っていたスマホが撃ち抜かれた!?

 

「貴方を足止めしろとご主人様から命令されておりますので。」

 

そう言って出てきたのは先生を米俵担ぎして歩いて来るメイド服を着た生徒だった。ノースリーブのメイド服、飛鳥馬か!?

 

先生は気絶している?何で気絶しているんだよ?『シッテムの箱』のバリア機能はどうしたんだよ?

 

「⋯⋯テメェは、飛鳥馬トキだったか?」

 

「私の事を知っているとは、流石大将という事「おい、先生に何したんだテメェ?」敵意丸出しですね。背後から襲って気絶させただけです。」

 

何かおかしい、飛鳥馬は先生を襲うなんてことは原作ではしていない。本当に何が起きてる!?

 

そもそもこのパヴァーヌ第2章のこの場面で飛鳥馬は出て来ない。行方不明になる生徒なんか出て来ない。

 

かなり嫌な予感がする!とにかく先生を飛鳥馬から取り返してネルの所に行かないと!

 

「何で先生を気絶させた?」

 

飛鳥馬に質問すると同時に『ムチ』を装備した瞬間、飛鳥馬が一瞬で俺から距離を取りやがった。

 

「それがご主人様からのご命令でしたので。先に言っておきますが、私を倒して先生を取り返そうとは思わない事です。大将が攻撃してきた瞬間、先生を盾にしますので。」

 

「⋯⋯人の心とかねぇのかよテメェは?」

 

「任務遂行の為ならば人の心など捨てます。それと『ムチ』で先生を掴んで取り返そうとしてますね?『ムチ』は射程範囲が短いので距離を取りました。」

 

「『クローショット』や『フックショット』や『疾風のブーメラン』では先生が傷付く可能性がありますからね。」

 

くそっ!全てお見通しかよ!?本当に何が起きてるんだよ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネルSide

 

次から次へと湧いてきやがるロボットをブチのめしてたらC&Cの5人目がいきなり出て来て先生を気絶させやがった!

 

しかもそいつはあたしとユズに構うことなく気絶した先生を担いでその場から逃げた。追い掛けたいが、ただでさえ気絶している奴等を庇いながらロボットを倒してるんだ。

 

今でさえギリギリなのにあたしがいなくなったらこっちが持たない。大将が近くまで来ているから大将がなんとかしてくれるのを願うしかねぇか。

 

「ユズ、まだ行けるか?」

 

「まだ大丈夫、でも、長くは持たない、かも!」

 

アリスを乗っ取った奴がレールガンの弾丸を放って来たが、気付いたユズが持っている槍で上空に弾き飛ばす。

 

ったくしつけぇな。ロボットの波状攻撃にレールガンの弾丸、マジで長くは持たねぇ。

 

「失敗を確認、再度⋯⋯。」

 

何だ?急にアリスの動きが止まった?それと同時に目から涙を溢した?

 

「⋯⋯ごめん、なさい。」

 

「ふぅ、ようやく出てきたかアリス。」

 

瞳の色が水色、アリスを乗っ取った奴は取り敢えず引っ込んだみてぇだ。

 

「この惨劇、私が、やったんですね。」

 

「ううん、アリスを乗っ取った何かがやったの。アリスは悪くない、だから「フフフッ、随分とお目出度い頭をしていますね花岡ユズ。」だ、誰ッ!?」

 

コツ、コツとヒールの足音を鳴らしながら誰かが来やがった。黒を基調とした服に白のタートルネックを着ていて黒髪の長髪、リオか?

 

けどさっきの喋り方はリオじゃねぇ。そもそもリオはユズの事をフルネームで呼ばねぇ!

 

「リ、リオ先輩?でも、何か違う!」

 

「ユズの言う通りだ。アリスみてぇに誰かが乗っ取ってんだろ?答えやがれ!」

 

あたしがそう言うとリオを乗っ取った奴は口元を歪めながら服のポケットから白い扇子(・・・・)を取り出して広げた後、口元に当てる。

 

あの白い扇子、何処かで見たことがある。

 

「大人に対してその口の利き方。一般男子を慕っている哀れな子供らしいですねぇ?」

 

「思い、出した!その言葉遣い、その仕草、アリウス自治区で私達と戦ったベアトリーチェ!!」

 

「そういう事かよ!生徒の体を乗っ取るなんて、みみっちい奴だなオイ!」

 

「ほぅ?存外早く気付きましたか。えぇ、この調月リオの体を乗っ取ったのですよ。それと美甘ネル、あまり強い言葉は使わない方がいいですよ?」

 

「行方不明になった生徒を殺されたくなければ。」

 

あたしが疑問に思う前にクソババアがまたポケットから何かの機械を取り出した。あれはホログラムを映す機械か?

 

スイッチを入れて映されたのは、牢屋に入れられて拘束されてるユウカ達だった。

 

ユウカ、ノア、アカネは傷付いてる。抵抗したアイツらをクソババアは傷付けたのかよクソったれ!

 

「ミレニアムの生徒を拉致したのはテメェの仕業だったのか!?」

 

「これからの儀式に邪魔となる生徒を拉致したのですよ。まあ、それだけではありませんがね。」

 

「お前!許さ「言っておきますが花岡ユズ、このホログラムのスイッチ一つであの生徒を殺せるのですよ。」っ!」

 

つまりどっかに囚われてるユウカ達の生殺与奪の権はクソババアが持ってるって事かよ。

 

「⋯⋯アリスのせい、なのですか?」

 

「えぇ、貴方のせいですよ天童アリス。早瀬ユウカ達が囚われたのも、この部室が爆発したのも、才羽モモイが重傷になったのも、全て貴方のせいなのです。」

 

いい加減な事言ってんじゃねぇぞクソババア!

 

「さて、美甘ネル、花岡ユズ、貴方達には一度お世話になりましたので、お返しをしてあげますよ?」

 

「抵抗すれば、どうなるかは分かりますよねぇ?」

 

抵抗した瞬間にユウカ達を殺すし意識が無いモモイ達を殺すんだろ?下衆な笑みで何考えてんのか分かってんだよ。

 

「「⋯⋯好きにしろ(して)」」




一般男子
いきなりパヴァーヌ第2章が始まるし自分の知らない展開になるしかなり動揺している。

先生が傷付けられたのでこいつ半殺しにしてやろうかというくらいかなり怒ってる。


桐藤ナギサ
一般男子と二人だけの茶会を楽しんでいた。ネルの切羽詰まった声を聞いて只事ではない何かが起こってると考えている。

情報収集のためにグループモモトークでミレニアムの生徒に連絡しているが繋がらないしメッセージも既読にならないので首を傾げている。


美甘ネル
朝からいきなり行方不明になった生徒がいるとゲーム開発部やヴェリタスから連絡があり、ミレニアム校舎から離れていたので爆発に巻き込まれなかった。

最後は無抵抗でリオに憑依したクソババアにボコボコにされている。


花岡ユズ
ヴェリタスでの爆発は咄嗟に物陰に隠れたのとモモイが皆の盾になった事で気絶せずに済んでいる。

最後は無抵抗でリオに憑依したクソババアにボコボコにされている。


ベアトリーチェ
エデン条約編で一般男子に星にされキヴォトスから追放されたが、持っていた白い扇子を自身の怨念を大量に付与し、扇子を持ったリオをじわじわと乗っ取った。

リオの意識はあり、ベアトリーチェの行動も全て見ている。



Q.なんで先生はやられたの?
A.生徒だし銃を持ってないから大丈夫と思って油断していてバリアを張らず、近付いて来たトキに気絶させられてます。


Q.クソババアはリオの体を乗っ取って何するつもりなの?
A.一般男子と一般男子を慕う生徒への復讐とキヴォトスの崩壊


Q.アリスのメンタルヤバくない?
A.非情にヤバいです。

イベントストーリーは何が見たい?(船上のバニーチェイサーは確定)

  • 桜花爛漫お祭り騒ぎ!
  • 不忍ノ心
  • キヴォトス晄輪大祭
  • 白亜の予告状
  • 龍武同舟
  • 聖堂のメリークリスマス
  • Say-Bing(ヴァルキューレ夏イベ)
  • Sheside outside
  • CODEBOX(ミレニアム周年イベ)
  • 陽ひらく彼女たちの小夜曲
  • 夏空のやくそく
  • 我らオカルト研究会!
  • 魔法少女ヘヴィキャリバー
  • アンケートに無いイベスト
  • そんなことよりメインを進めて!
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