Blue Legend〜一般男子の物語〜   作:宗也

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感想、ここすき、お気に入りありがとうございます!

この話はもしもの話で、時系列は『水面下に揺らめく影』の後です。

おまけ話なのでクオリティは低め、それが嫌な人や、BADENDが嫌いな人は読まなくても大丈夫です。


ifルート そして彼女は破滅の魔女になった

トリニティ 広場

 

夜のトリニティで聖園と正面から睨み合う。左腕は回復しないと使えない、生半可な武器だと聖園に粉砕されるのが目に見える。パンチ一発で耐久MAXの盾が粉砕されたしな。

 

おまけに体が重い、いつもの半分のコンディションか。これ勝ち目無くないか!?

 

どうすれば!?こうなったら逃げるしかないか!

 

「あははっ♪大将焦ってる!そうだよね、勝ち筋が見えてないもんね。」

 

「聖園の言う通りだな。だったら、こうするまでだ!」

 

ポーチから『カガヤキの実』を取り出した後、地面に叩き付けて強烈な光を発生させて聖園の視界を奪う。

 

「眩しっ!?」

 

聖園は片腕を使って光から目を守るように防御してるのを確認した後、トリニティの外に向かって全力でダッシュする。せめてバイクを停車している場所まで行かないと!

 

それとダッシュしながら料理を食べて左腕を回復させないと、ポーチから『妖精の力水』を取り出して飲「回復なんかさせないよー!」がはっ!?

 

「もしかして私は力がちょっと強いだけだと勘違いしてなーい?実はスピードも結構あるんだよー?」

 

右腕に衝撃が走った後、いつの間にか目の前にいた聖園の蹴りを腹に食らって吹き飛ばされた。数十メートル離れてた筈なのに瞬きした瞬間に追い付かれたのかよ!?

 

くっそ、しかも蹴りを体の正中線に食らったから全身が痙攣して起き上がれねぇ!たった一発食らっただけでこのザマかよ!

 

「辛そうだねー?苦しそうだねー?でも抵抗する大将がいけないんだよー?」

 

「はぁ、はぁ、抵抗は普通するだろうが。」

 

「その目、まだ諦めてないみたい。さっきみたいな搦め手を使われても困るし、大将の右腕を折るね☆」

 

起き上がろうと右腕に力を込めてる最中に、ミカが俺の右腕を踏み付ける。

 

クソが!ボキって音やブチって音が聞こえたから骨が折れたし、右腕全体の筋繊維も切れた!両腕使えないのはマズ過ぎる!

 

「脆いね大将、まあヘイローがある生徒でも病院送りに出来る私の攻撃を大将が食らったらクッキーみたいに骨なんて粉々になるよね。」

 

料理での回復は出来ない、なら『バクダン花』を爆発させて自爆して回復するしかもう方法が!

 

「わーお、こんな状況でもまだ諦めないんだ、流石大将だね。殺しちゃうと回復されるから、意識を落としちゃおっか!」

 

「に、げないと。ここで聖園に連行される訳には。」

 

ようやく立ち上がれた瞬間、聖園に背中側の服を引っ張られて後ろに倒れ込んでしまった。けど地面に叩き付けられる前に聖園に抱き締められ、ヘッドロックを掛けられる。

 

「ちくしょう⋯⋯。」

 

あぁ、意識が段々薄れていく。この後どうなっちまうんだよ。

 

「んー?大将の首にチョーカーが着いてるね?何か嫌な予感がするから壊しちゃおっと!GPSが付けられてても困るから遠くに放り投げてっと!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミカの隠れ家

 

「うっ、ここは⋯⋯。」

 

聖園に気絶させられた後に目が覚めると知らない天井が見えた。病院、じゃないなここは。

 

「あ!目が覚めたんだね!中々起きないから大変だったんだよ大将?」

 

聖園の声が聞こえたから起き上がろうと手足に力を込めようとすると激痛が走った。手は分かるけど足もかよ!?

 

「逃げられると困るから両足の骨も折っておいたよ☆最低限の応急処置はしてあげたから感謝してよね!」

 

ヤバい、気絶する前より更に体調が悪くなってる。大怪我をして放置されたから抵抗力が下がってるから、急激に生命力が落ちたのか。

 

「どれくらい、経った?」

 

「2週間くらいかな?その間に全身黒くてキモい生物が助けに来ようとしたからボコボコにして追い払ったり、赤い髪の便利屋社長?というゲヘナ生徒が来て大将を拐おうとしたから、ムカついてボコボコにして再起不能にした後に病院に送ったりしたかな?」

 

黒服やアルが助けに来てくれたみたいだけど、聖園に返り討ちにされたのか。ごめんな。

 

「まあ赤い髪のゲヘナ生徒は強かったからパテル派の生徒と協力したけどね☆ゲヘナ生徒がトリニティ学園内に踏み込まないでほしいよね!」

 

「あと、パテル派の生徒達と協力して大将が何処に行ったか分からないようにしたから誰も助けには来ないよ☆」

 

体が動かなくなってきて視界が暗くなってきた、ここで俺は完全に死ぬのか。

 

「あれ!?大将の顔色に生気が無い!?でも妖精で回復するから大丈「無理、だ。蘇生出来ずに、完全に、死ぬからな俺。」えっ?」

 

「聖園と戦った時点で、俺の余命が残り1ヶ月程だったんだ。それで大怪我して、碌な治療をされずに放置されたから、想定より縮まったんだよ。」

 

「嘘だよね?聞いてない、そんなこと聞いてないよ大将!」

 

聖園が俺の体を揺さぶってくる。体の感覚もないから予測でしかないけど。視界が揺れてるから多分そうだろ。

 

「そんな、私はただ大将に大人しくしてほしかっただけなのに!これじゃあまるで、私が大将を殺したような感じじゃん!」

 

「そうだ!料理を食べてよ大将!料理を食べれば大抵の怪我は治るんだよね!?それで生命力を増やせばきっと!」

 

「それも、無理なんだよ。料理を食べて回復してるなら、とっくのとうに回復してる。」

 

意識も薄れてきた、ここで俺の人生は終わりか。何の為に無茶をたくさんしてきたんだよ俺は⋯⋯。

 

「ごめんなさい、ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!!」

 

「聖園、最期に⋯⋯。」

 

声も出せなくなった、本当に終わりか。後悔だらけだなぁ、せめて最期にナギサやネルやチナツ達の笑顔が見たかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???

 

ガタンゴトン、ガタンゴトンという電車が走る音が聞こえて体が揺れる感覚で意識が覚醒する。あれ?俺死んだんだよな?

 

「来てしまったんですね大将。」

 

目を開けると、電車の車内の景色が広がっていて、電車の外は海が広がっていた。

 

そして自分の向かい側には、連邦生徒会長が座っていて悲しそうな表情で俺を見詰めている。死後の世界?いやそれだと連邦生徒会長がいるのはおかしいもんな。

 

「ここは死後の世界ではないですよ大将。ですが、大将が完全に死んだのには変わりはないです。」

 

「そっか、やっぱり俺は完全に死んだのか。それで、あの世に行く前に俺と話したかったのか連邦生徒会長?」

 

「エスパーですか大将?はい、その通りです。ついでに大将が死んだ後のキヴォトスの様子を伝えに。」

 

連邦生徒会長は悲しそうに笑いながらホログラムを浮かび上がらせる。便利だなそれ。

 

「大将が死んだ後、桐藤ナギサさんが大将の遺体を発見。聖園ミカさんに問い詰めた後、二人の大喧嘩が始まりました。」

 

「トリニティの3分の1が崩壊する程の大喧嘩。結果は、テラー化した聖園ミカさんが桐藤ナギサさんを殺し、収束しました。」

 

「その後は、大将を慕っていた生徒全員が聖園ミカさんに復讐しようとしましたが、全員聖園ミカさんに殺されました。」

 

「エデン条約は締結されず、更に先生はアリウススクワッドによって殺され、ベアトリーチェは儀式を完成させ、キヴォトスは聖園ミカさんを従えたベアトリーチェに支配されてしまいました。」

 

「聖園ミカさんは、泣きながら笑い、あらゆるものを滅ぼす魔女になってしまいました。」

 

⋯⋯マジかよ。

 

「以上が大将のいたキヴォトスの結末です。なんとか大将が消える前に話せましたね。」

 

ん?本当だ!?俺の体が透けてきてる!?

 

「この後俺はどうなるんだ?」

 

「それは分かりません。天国に行くのか、別の世界に行くことになるのか。ですが、これだけは言っておきます!次は無茶しないでくださいね!」

 

連邦生徒会長がズビシッ!と俺に向けて勢いを付けて指差ししてくる。そんなに勢いを付けないといけないのかよ。

 

「⋯⋯善処するさ。ごめんな、会長が愛したキヴォトスをこんな結末にしてしまって。」

 

「大将は悪くありません、これは私のミスでした。」

 

「本来なら、大将を先生として呼ぶはずだったのに。」

 

「時間ですね、さようなら大将。次の旅路が良いものになりますように。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BADEND 誰も救われることのない結末




注意!これは一般男子が見ている明晰夢、つまり夢オチです。

このルートに入る条件
・一般男子が無茶していること
・一般男子がどこの学園にも所属していないこと
・ナギサの性格を原作よりアグレッシブにしていること
・ナギサの親愛度を一定以上上げてること
・ミカと知り合ってること
・アビドス編でサオリの放った弾丸を一度でも喰らっていること
・ミカとの戦いで逃走を選択する

以上の状態でこのルートに入ります。逃走を選択しなくても、ある生徒が来る前に負けて連行されてもこのルートに行きます。

ミカとの戦いで一発でも攻撃をまともに食らったりしたらアウトです。

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