Blue Legend〜一般男子の物語〜   作:宗也

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評価、感想、ここすき、お気に入りありがとうございます!

今回はちょっと長めです。


救出作戦開始!(前編)

「よし、行くか。」

 

早めに寝て日の出と共に起きた俺はバイクに乗ってアビドス砂漠に向かう。

 

朝早く出たのには理由がある、それは道中不良やスケバンに会わない為だ。無駄な体力を使いたくないからな。

 

「準備はしてきた、ならあとはやるだけだ。」

 

しばらくバイクを走らせるとアビドス砂漠に辿り着いた。カイザーPMC基地は近くだな。

 

「小鳥遊もカイザーPMC基地にいる。ならこっちが陽動で敵を引き付けるか。」

 

となれば、派手に行くか!バイクを加速させてPMC基地の裏口に向かう。

 

「ん?おいお前止まれ!」

 

「女じゃない、ましてや獣人やロボットでもない。まさか理事が言っていた大将って奴か!?」

 

見張りの兵士は俺に気付いたみたいだが遅い。そのままバイクを走らせて速度が最大になった瞬間にハンドルを切ってバイクから飛び降りる。

 

「早朝勤務手当だ、遠慮なく受け取りやがれ!」

 

「「ギャアァァァァァ!!」」

 

PMC兵士はバイクに巻き込まれながら吹っ飛んだ。それと同時に兵士達がわらわらと基地内から出てくる。

 

「一般男子が来たぞ!特殊部隊が来るまで持ち堪えろ!」

 

「お前はここで俺が殺「遅いんだよ。口上垂れる前に攻撃しとけアホ。」ぶぐえっ!?」

 

傲慢そうなPMC兵士を装備していた兵士の大剣で斬り上げて吹き飛ばす。続けて向かってきた奴に向けて横薙ぎで吹き飛ばす。

 

「近接戦闘をするな!遠距離から攻撃しろ!遠距離なら奴の攻撃手段は少な「んなこと分かってんだよマヌケ。」グガァァァァァ!!」

 

大剣をしまって素早く弓を装備し、銃撃しようとする兵士に向けて『電気の矢』を放つ。スクラビルドは一瞬だけど時間が必要、こういう状況じゃあ使えない。

 

「テメェらは爆弾をくれてやる。盛大に吹っ飛べ!」

 

『嫌だァァァァァ!!』

 

怯んでる兵士達にバクダン花をスクラビルドした矢を複数放つ。爆発に巻き込まれた兵士は吹っ飛ばされて戦闘不能になっていったな。これで出てきたPMC兵士は全滅したか。

 

「やけに兵士の数が少ない。先生達の方に戦力を注いでいる、訳でもなさそうだな。」

 

基地内を進んでいくとあちらこちらから殺気を感じる。ん?急に影が差した、これは!

 

「チィッ!」

 

嫌な予感がしたから咄嗟にバク転をして後ろに飛ぶ。するとさっきまで自分がいた位置にPMC兵士が操縦しているゴリアテが落ちてきた。

 

「ゴリアテならこれだ!」

 

回避ジャスト中に兵士の大剣に『フロドラの龍岩石』をスクラビルドし、ゴリアテに向けて大剣の4連撃を叩き込む。

 

その後ゴリアテは爆発四散した。けど、それと同時にPMC兵士の特殊部隊がぞろぞろやって来る。

 

「⋯⋯結構いるな、どうやって集めたんだか。」

 

攻撃される前にバクダン花をスクラビルドした矢を特殊部隊に放つ。けど特殊部隊は吹っ飛ばされずに銃弾をぶっ放して来やがった!

 

「爆弾が効かねぇのか!」

 

咄嗟に物陰に隠れたけど、こめかみや肩や脇腹に銃弾がかすってしまった。

 

『驚いているようだな大将?以前に貴様に全滅させられた時の戦闘を分析し、特殊部隊に爆発耐性を付けてるからな。』

 

「テメェはカイザー理事か?」

 

特殊部隊がいる上空にカイザー理事の顔が映ってるホログラムが浮かびやがった。

 

『貴様は敵の数が多い時は爆発物を多用するからな。それを防げば質量で貴様を殺せる。降参するか?降参するならば愛清フウカと朝顔ハナエは返してやらなくもないぞ?』

 

「俺が降参しても二人は返す気ないだろテメェは。」

 

『そうか、それは残念だ。なら死んでもらおう。』

 

カイザー理事がそう言うと同時に俺が潜んでいる所の上空にドローンが向かってきてミサイルを放ってくる。隠れても無駄なのかよ!

 

「くそっ!」

 

隠れている物陰から飛び出してミサイルを回避するが、物陰から飛び出した事によって特殊部隊が俺に向けて銃弾を放ってくる。

 

「ぐっ!クソがァ!」

 

銃弾に当たらないように避けるが、銃弾の弾幕が多いから何発が俺の体に当たってしまう。致命傷部分を回避するのでやっとだちくしょう!

 

しかも俺が特殊部隊に向けて突っ込むのと同時に特殊部隊は後ろに下がっていくから距離を詰めれねぇ!

 

「爆発物が駄目ならこれだ!」

 

矢を『電気の矢』に変更して銃弾の弾幕の中で特殊部隊に向けて放つ。放った矢は特殊部隊の兵士に当たったが、一切怯みもしなかった。

 

『おっと言い忘れていた、爆発物耐性に加えて耐電装備も付けているぞ?』

 

随分と用意がいいじゃねえかよカイザー理事。

 

『さて、そろそろ反対側の様子も確認したいのでな。シャーレの先生も殺さないといけないから貴様ばかりに構って居られないのだよ。』

 

「テメェに先生は殺せねぇよ。テメェは先生率いる生徒にボコボコにされるからな!」

 

『口だけは達者だな?ならそんな大将に以前の礼を含めたプレゼントを贈ってやろう。感謝するんだな。』

 

カイザー理事がそう言うとホログラムの映像が切れる。それと同時に俺に向かって1本のミサイルが飛来してくる。あのミサイルは何だ!?やけに大きいぞ!?

 

「なんかヤベェから退避しッ!?」

 

「貴様は逃がすなと理事の命令を受けている。ここで死んでもらうぞ!」

 

逃げようとした瞬間に特殊部隊の兵士数名に背中から押し倒された。こいつら自分もろとも!?

 

『トーレルーフ』で脱出、いやもう目の前にミサイルが来てる!間に合うか!?

 

「一か八かってはぁ!?何なんだよそのミサイルは!」

 

ミサイルの上半分の装甲がいきなり剥がれた。そしてその中には数十個の小型のミサイルが搭載されていて、一斉に発射された。

 

あのミサイル、グリントミサイルかよ!!あれじゃ『ガードジャスト』で跳ね返せない!

 

「クソババアァァァァァ!!」

 

ミサイルが地面に着弾と同時に俺の意識はブラックアウトしてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生Side

 

アビドス高校の皆でホシノちゃんを救出しにカイザーPMC基地に乗り込んだ。途中で便利屋68の子やゲヘナの風紀委員、ヒフミちゃん率いるトリニティの援護射撃があってどんどん進んでいく。

 

「先生大丈夫ですか!?」

 

「ありがとうノノミちゃん、ちょっと砂漠の環境に慣れてなくてね。」

 

ノノミちゃんが息を切らす私を心配して持っていた鞄から水を取り出して渡してくれる。ノノミちゃんって将来いいお嫁さんになれそうだよね!

 

「⋯⋯ふぅ。やっぱり体を鍛えないと駄目かなぁ。」

 

「なら今度サイクリングに行こう先生。」

 

『そんな事話してる場合ですか!?目標の座標地点に到着しているんですよ!?』

 

そうなのアヤネちゃん?便利屋や風紀委員、ヒフミちゃんが援護してくれたから思ったより早く着いたね。

 

「となるとウェアや自転車も買わないとねシロコちゃん。でもまずはホシノちゃんの救出がさ「ほう、もうここまで来るとはな先生。」貴方は!?」

 

雑談していたら目の前からPMC兵士を数十名連れているカイザー理事が歩いてくる。

 

「ここって、学校?砂漠の真ん中に学校?ってことはもしかして⋯⋯。」

 

「ああ、ここは本来のアビドス高等学校本館だ。」

 

「っ!あんたは!」

 

カイザー理事を見た瞬間にセリカちゃんが怒りの表情になった。同様にシロコちゃん、ノノミちゃん、アヤネちゃんもセリカちゃん程ではないけど怒っていた。

 

「よくぞここまで来たものだ。アビドス対策委員会。」

 

『敵の増援多数⋯⋯。この数字、恐らく敵側の動ける全兵力がこちらに。』

 

周りを見るとどんどんPMC兵士が集まってくる。ここに来るまでに結構な数の兵士を無力化してきたはずなんだけど!?

 

『カイザーPMCはきっと、ここで総力戦に持ち込むつもりです!』

 

「⋯⋯砂漠が進行し、捨てられたアビドスの廃墟。ここが元々はアビドスの中心だった。かつてキヴォトスで一番大きく、そして強大だった学校の残骸が、この砂の下に埋もれている。」

 

「ゲマトリアはここに実験室を立てることを要求したんだね?」

 

「そんな事よりも、ホシノ先輩はどこですか!?」

 

ノノミちゃんがマシンガンの銃口をカイザー理事に向けて尋ねるけど、それを見てもカイザー理事は妙に落ち着いていた。何か企んでる?

 

「あの副生徒会長なら、向こうの建物にいる。もしかしたら、すでに実験が始まってるかもしれないが。」

 

「「「!!!」」」

 

カイザー理事の言葉に皆驚く。でも、実験は多分始まってない。

 

「彼女の元に行きたいのであれば、私達の事を振り切って行けばいい。君達にそれが出来るなら、の話だか。」

 

『この兵力、容易に通してくれそうにはありませんね。』

 

「⋯⋯じゃあ私がここに!」

 

シロコちゃんがそう言った瞬間、近くから爆発音が聞こえてきた。便利屋が追い付いて来たのかな?

 

「やーっと追いついた!けどなんかこれ皆集まってるし、もしかして大事なシーンに割り込んじゃった感じ?」

 

「再度の助太刀はこっそりしようと思ったのに、そう上手くは行かなかったわね。」

 

やっぱり、私の予想通りアルちゃん率いる便利屋メンバーが後ろから現れた。

 

「ん、このタイミングで登場、ということは。」

 

「ふふっ、勘は鈍っていないようね対策委員会。私達がここまで来た理由なんて、決まっているでしょう?」

 

あ、アルちゃんのドヤ顔。隣にいるカヨコちゃんは片手で頭を抱えてため息を付いた。大変だねカヨコちゃん⋯⋯。

 

「ここは私達に任せて先に行きなさい!!」

 

「うっわー、それは惚れちゃうよアルちゃん。」

 

「さ、流石です!い、一生付いていきますアル様!」

 

カッコいいよアルちゃん!でも内心『言っちゃったああぁぁぁぁーーー!!』って思ってそうだね。

 

「⋯⋯もう。べ、別にお礼は言わないからねっ!でも、全部終わったら、その時は一緒に、ラーメンでも食べに行くわよ便利屋!」

 

テンプレのツンデレ台詞だぁ!生でそういう台詞を聞けるなんて思わなかったよ!

 

「はい、このご恩は必ず!」

 

「ん、ありがと。」

 

便利屋にお礼を言って駆け出そうとした時、何故かカイザー理事が可笑しそうに笑っていた。

 

「ククク、実に子供らしいやり取りだな。さて、一つ言い忘れていたことがあってな対策委員会、そして先生。実はこの基地内にいるのはアビドスの副生徒会長だけではない。」

 

「えっ、な、何よそれ?そんなの知らないわよ!?」

 

「君達対策委員会が知らないのも無理はない。何故ならある人物を誘き出す為だけに攫ってきたのだからな。」

 

ま、まさか。あのベアトリーチェが言ってた事は本当だったの!?

 

「先生は薄々気付いているようだな?おい、特殊部隊に通信を繋げろ。そして映像を映し出せ。」

 

「はっ!承知致しました。」

 

カイザー理事が近くにいた兵士に話し掛けてホログラムを映し出そうとする。攫った生徒でも映す気!?

 

「ん、何をするか分からないけど取り敢えず怪しいから撃「おっと、そんな事していいのか?この映像が見れなくなるぞ?」なっ!あれは!」

 

「う、嘘っ。あれって、まさか!」

 

兵士が映し出した映像、そこに映っていたのは、血の海の中で倒れ伏している大将の姿だった。

 

「ふむ、全身大やけどに大量出血か。火傷の具合は骨が見える部分もありと、そしてあの出血量は、恐らく死んでいるだろう。大将の脈を確認したか?」

 

『勿論です理事。脈や心臓の鼓動を確認したところ、脈も無し、心臓の鼓動も止まっております。つまり死亡しました。』

 

し、死亡?そ、そんな、嘘だ。大将が死ぬなんて!でも何で大将が基地内にいるの!?

 

「ククク、先生?人の死を見るのは初めてかな?なら大変申し訳無いことをした。」

 

「⋯⋯この映像は嘘、この映像はフェイクよね!?そうだと言いなさいよカイザー理事!!」

 

「残念だが本物だ。あの大将はゲヘナとトリニティの生徒を救出する為に1人でのこのこやって来た。罠だとも知らずになぁ。」

 

ゲヘナとトリニティの生徒を攫った?そしたら両校は黙っていないはず!

 

「完璧に証拠は隠したからなぁ。両校共に調査はしていると思うがまさかカイザーコーポレーションがやったとは思わないだろう。まあ、大将なら嗅ぎ付けて救出に来るだろうと予想していた。だから罠を張れた。」

 

「お前!!」

 

駄目だ、落ち着け私。冷静に冷静に⋯⋯、なれるわけ、ない。ノノミちゃんは顔面蒼白になって呆然、シロコちゃんは涙を零して愕然、アヤネちゃんは全身を震わせて吐きそうになって、セリカちゃんは膝から崩れ落ちて泣いている。

 

アルちゃんは涙を流しながら激怒した表情でカイザー理事に詰め寄ろうとするが、カヨコちゃんとムツキちゃんに止められている。でもカヨコちゃんもムツキちゃんも涙を流してる。ハルカちゃんは現実を受け入れられないのか気絶していた。

 

大将がホシノちゃん救出に手を貸せなかったのって、ゲヘナとトリニティの生徒を救う為だった?何で、どうして、罠だったと思ったなら慕っている生徒に助けを求めてよ!!

 

何でそんなに1人でやろうとするの!?助けを求めないの!?1人で、突っ走って、そんな事しても、誰も、喜ばないよ⋯⋯。

 

「クッハッハッハッハ!!」

 

「⋯⋯ん?」

 

カイザー理事が笑ってるのを無視して映されている映像を見ると、大将の周りにピンク色の羽根の生えた生物(・・・・・・・・・・・・・)?が飛んでいた。キヴォトスにあんな生物いたっけ?

 

『何だ?この生ぶっ!?』

 

「へ?」

 

ピンク色の生物が消えたと同時に大将の目が開いて首を掴んでいた兵士を蹴り飛ばした。あれ!?生きてる!?

 

『き、貴様!?死んでいたはずじゃ!?』

 

『残念だったな、トリックだよ。というのは嘘で、死んだから生き返った、そんだけだ。』

 

しかもピンピンしてる!?どういうことォ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一般男子Side

 

意識が浮上すると首を掴まれている感覚があったから取り敢えず俺の首を掴んでいた特殊部隊の兵士を蹴り飛ばす。『妖精』で復活したのか。

 

「き、貴様!?死んでいたはずじゃ!?」

 

「残念だったな、トリックだよ。というのは嘘で、死んだから生き返った、そんだけだ。」

 

欠損部位は無い。でも体のあちこちに金属クズが刺さっていた。特殊部隊の兵士が俺の動きを止めようと覆い被さったりしたからか。欠損するよりマシだな。

 

『貴様!?何故生きている!?』

 

この声はカイザー理事か、ってあれ?映像越しに先生やアビドスメンバー、便利屋メンバーが見える。

 

「俺は死んでも復活するんだよカイザー理事。というより後ろ気を付けた方がいいぞ?」

 

『何を言っブゴォォォォォォォォ!?』

 

俺の言葉に反応したカイザー理事は後ろを振り向く。それと同時に、怒り狂った表情をしているチナツの飛び蹴りがカイザー理事の顔面に突き刺さった。

 

カイザー理事の顔がベコベコに凹んたけど、どんだけ力を入れたんだチナツ?

 

『⋯⋯大将、色々落ち着いたらお話があります。ニゲナイデクダサイネ?』

 

「ヒッ!逃げません!」

 

俺をギロリと睨みながら言ったチナツはフンッと鼻を鳴らした後、吹き飛んだカイザー理事の方へ向かっていった。生きてるといいねカイザー理事。

 

「あ〜、先生?色々と言いたいことがあると思いますが、小鳥遊を救出しに行ってください。」

 

『⋯⋯アトデセッキョウダヨ?』

 

こ、怖い!ハイライトを無くした先生が抑揚の無い声で言う言葉が怖い!俺この騒動が終わった後、生き残れるかな?

 

「くそっ!だが、もう一度銃弾の弾幕を張れば大将は殺せる!総員構「させると思いますかこのクソ野郎。」ギィヤアァァァァ!」

 

「なっ!お前は、トリニティの桐藤ナギサ!?」

 

特殊部隊の兵士の叫び声が聞こえた方を向くと、『右手に刀、左手に刀の鞘』を持っているナギサが兵士を斬り飛ばしていた。あれ!?何でいるの!?

 

「お、お前!?何をしているのか分かっているのか!?トリニティの代表がこんな事して、カイザーコーポレーションが黙ってないぞ!」

 

「トリニティの代表?人違いですね、私は桐藤ナギサではなく、『ナギィ』なのですから!」

 

⋯⋯ドヤ顔で言ってるけど、無理があると思うよナギサ?せめて顔は隠してからそういう事言おうな?

 

「たかが1人増えたくらい「1人じゃねえんだよなこれが!」ギャアァァァァァ!!」

 

「戦車だ!クルセイダー持ってこい!こいつらをまとめて「い〜い戦車持ってるっすね。でもこんなのアンタらには不要ですよね?なので、おりゃあ!!」ば、化け物ォォォォ!!」

 

ナギサだけじゃなく、ネルが2丁のサブマシンガンの銃口を兵士の頭に当てて銃弾を放って戦闘不能にさせた。その後盾持ちの兵士にも銃弾を放った。

 

銃弾が盾貫通してるねー、サブマシンガンの銃弾って盾貫通出来たっけー?

 

そしてクルセイダー戦車が砲弾を俺に放とうとするが、その前にコノカが戦車の砲塔部分まで登り、そこから正拳突きをしてクルセイダー戦車を大破させた。

 

わー、素手で戦車大破させたのかー、すごいねー。

 

「こうなれば軍用ヘリの機銃でこいつらまとめて一掃し「させると思うかのぅ?エリ、凍らせてやるのじゃ。」こ、凍らせる!?」

 

「お任せ下さいキサキさん。この『氷の矢』で、それっ!」

 

軍用ヘリが来るのと同時に大きいワゴン車が後ろから来て、ワゴン車の天井部分が開き、そこから弓矢を構えたエリが矢の先端に氷の力を溜めた矢を放ち、軍用ヘリを凍らせて墜落させた。

 

運転席にはユズ、助席にキサキ、後ろの席にエリと元宮がいた。元宮は何か気持ち悪そうにしてるな。

 

「って何でお前らがここに!?俺は今日救出に行くこともこの場所も伝えてないぞ!?」

 

「匿名の方から大将が救出に行くことを聞きましたので。大将?何も言わないで1人で行ったのは私達がカイザーコーポレーションという企業に喧嘩を売ってしまったら、学校生活が送れないようになってしまうからですよね?」

 

えっ、何で俺の考えが読まれてるのナギサ?

 

「はぁ、んな程度で大人しくしているあたしらじゃないんだぜ大将?」

 

「そーそー、ネルパイセンの言う通りっすよ兄貴?兄貴が無茶するなら皆で無茶すればいいんですから!」

 

ネルとコノカの言葉に他の皆もうんうん頷いた。ふぅ、一体誰の影響を受けた「お主じゃよ大将。」ですよね!

 

「それに、友達が攫われたのに、黙ってなんて、いられない!」

 

「マスターが私達を心配するのは分かります。でも、同時に私達もマスターが心配なんです!」

 

「⋯⋯ありがとう皆。」

 

『それと、大将一度死にましたよね?騒動が落ち着いたら、カクゴシテクダサイネ?』

 

⋯⋯ここから入れる保険ってありますか?




一般男子

グリントミサイルに巻き込まれて1回死んだ。でも妖精の力で復活した。実は冷静じゃなかったので特殊部隊相手に苦戦していた。

復活した後、ナギサ達がやって来たので宇宙猫状態になった。


先生
ホシノ救出で途中まで順調に進んでいたが、一般男子の死亡姿を見て思考停止した。けど、すぐに復活した一般男子を見てホッとしたのと同時にどう説教してやろうかと考え始めた。

一般男子が無茶する理由はなんとなく予想が付いている。


アビドスメンバーと便利屋メンバー
生徒の死を初めて見てしまった(アル以外)、でも直ぐに一般男子が復活したので混乱している。

なおこれからアビドスメンバーのある生徒が一般男子を甲斐甲斐しく世話するようになる。


火宮チナツ
途中まで風紀委員メンバーといたが、一般男子の死亡姿を見て直ぐにカイザー理事の所まで駆け出した。途中で復活したのは見ているが、ボッコボコにしないと気が済まなかったのでカイザー理事を蹴り飛ばした。

なおその時は、ミカの少し下くらいの力が出ていた。


一般男子を慕うメンバー
ユズの運転するワゴン車に乗って来た。途中一般男子の死亡姿を見てナギサ、ネル、コノカが飛び出して行った。

この騒動終わったら絶対首輪着けてやろうと誓っている。


戦闘力について
ナギサ⋯⋯全体的にかなり上昇、レイピアと拳銃、刀の二刀流スタイルを分けて戦う。一番原作から戦闘力が増加している。

ネル⋯⋯全体的に上昇、特にスピードが上昇している。クローショットやチェーンハンマーなど、一部のゼル伝装備も使用する。

コノカ⋯⋯全体的に上昇、特にパワーが上昇している。ある七囚人に負けないように鍛錬し続けた為。

ユズ⋯⋯全体的に上昇、特に操縦テクニックが上昇している。本人の戦闘力は皆ほど上昇していないが、乗り物に乗って運転する場合や何かを操縦、操作する際はUZQueenモードになる。

残りのメンバーは次回以降説明予定。


『フロドラの龍岩石』
ティアキンに出てくる素材。フロドラという龍に乗ると手に入れられる、結構お手軽に雷属性を付与できてそこそこ強い。


『電気の矢』
ブレワイに出てくる雷属性の矢。この世界線ではスクラビルドする時は一瞬の時間が必要な為、一般男子は属性の矢を直ぐに使いたい時はこっちを使用する。


『妖精』
ゼル伝シリーズに出てくるお助けアイテム。空きビンに入れることで死んだ時に復活できる。シリーズによって回復量はまちまちだが、この作品では全回復する。


『右手に刀、左手に刀の鞘』
ナギちゃんの中の人ネタ。声優が同じキャラの戦闘スタイル。パワーが必要な時にナギちゃんはこのスタイルになる。ちなみに鬼◯のあのキャラではありません。結構マイナーなキャラ。


『ナギィ』
元ネタは時オカの妖精のナビィ。なので決してヘェイやルック、リッスンとかは言わない。


『氷の矢』
いくつかのゼル伝シリーズに出てくる矢。矢が当たった部分を凍らせる。エリが使ったのは時オカver、なので魔力が必要だがエリは神秘を代用している。

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