アビドス編も次回が多分ラストです。次回も戦闘ですね、あるゼ◯伝のボスキャラが出てきます。
アビドス編終了後は何話かギャグ寄りの話を挟んでからパヴァーヌ第1章に入ります。
ちょっと拙い部分があるかも、あと今回は少しだけ、あるキャラのアンチ注意です!
「さ、さて!早くフウカとハナエを助けに行くぞ!」
皆からの圧を流して歩き始める。騒動終わったらしばらく食事処は休業かなこれ。
「待てよ大将、お前まだ怪我してるだろ?ワゴン車の中で怪我を治してこいよ。」
「けどよネル?こんな怪我慣れてるから大丈「あたしらが大丈夫じゃねぇんだよ!いいから入りやがれ!」ブルァァァァ!?」
ネルに腕を掴まれた途端、ワゴン車に向けて投げ飛ばされるが、ワゴン車から身を乗り出してたエリに受け止められ、車内に押し込まれた。
あっ、エリの体柔らかい⋯⋯じゃなくてもっと運び方とかあるだろネル!
「強引じゃないとマスターが乗らないからですよ!ユズさん!発進して下さい!」
「うん、分かった。」
「大将をワゴン車で運びながらフウカさんとハナエさんがいる場所に向かいますよ。ネルさん、コノカさんは私と一緒に特殊部隊兵士の殲滅、キサキさんは全体の指揮をお願いします。」
ナギサはそう言いながら特殊部隊兵士が放ってくる銃弾を刀と鞘で切り払いながら接近して前蹴りを放って特殊部隊兵士を吹き飛ばしていた。
「了解じゃ。大将、早く治すのじゃぞ?」
「わかったよキサキ。ところでエリの反対側の席に座ってるのは元宮か?」
まだちょっと顔が青いぞ?
「ふぅ、やっと酔いが収まりました。そうですよ大将!マコト先輩からの指示で来ました!こんな機会滅多にないのでじゃんじゃん記録しますよー!あっ、ちゃんと戦いますから!」
元宮は笑顔でそう言い、窓から身を乗り出してアサルトライフルで特殊部隊兵士に向けて銃弾を放つ。意外と元宮強いんだよな。
「撃て撃て!外にいる生徒じゃなくてワゴン車を狙え!」
「大将、しっかり捕まって下さい。」
ユズがアクセルを踏みながらハンドルを切り、銃弾の弾幕を通り抜けていく。結構な銃弾の密度なのに当たってないぞ!?
「この程度の密度なら、全て避けれる!シューティングゲームの弾幕の密度に比べたら全然隙間がある!」
「頼もしいのぅユズ。む?相手はドローンを展開するようじゃな。けど無意味じゃ、そのドローンは起動せんよ。」
特殊部隊兵士がドローンを起動し展開しようとした瞬間、ドローンから黒煙が上がり、全て機能停止した。
『機械類なら私とモモカに任せて頂戴。全てハッキングして停止させるわ。』
『だから頑張ってね。あっ、3秒後に左側から特殊部隊兵士の増援が来るよ皆。』
この声、リオとモモカか!リオとモモカがいるなら相手はドローン類は展開出来ないな!
「大将?早く回復した方がいいと思います!ナギサさんやネルさんが早く回復しろという目線を送ってきてますよ!?」
うっ、刀と刀の鞘でゴリアテを斬り刻んで爆散させたナギサと目が合った。分かってるよ回復するから。
「おっと、なら『焼きリンゴ』を数個食ってと。よし回復したぜ!」
「マスターはどうやってリンゴ3つを3口くらいで食べてるんですか!?」
早食いをマスターしないとやっていけないからな。お?モモカの言った通り左側から特殊部隊兵士の増援が来たな。
「おい大将、あたしとコノカで増援部隊をぶっ潰す。だから先に行けよ。」
「そうっすよ、必ず二人を助け出して下さいっす!」
ネルとコノカは互いに顔を合わせ、ニヤリと笑って増援部隊の方へ駆け出して行った。
「よし、怪我も回復した。モモカ、フウカとハナエがいる場所は近くか?」
『うん、すぐ近くだね。丁度目の前にある建物の一室にいるよ。』
なら車から降りて建物内に入らないとな。元宮が降りた扉から降りてと。
『大将!後ろからミサイルが来てるわ!』
リオの焦った言葉を聞くと同時に後ろを振り向くと、ワゴン車に向けて大量のミサイルが迫ってきていた。
「おいおい多すぎだろ!?」
「慌てるでない大将。全て撃ち落とせばいいだけの話じゃ。そこで見とるといい。」
キサキはサブマシンガンを構えて迫ってくるミサイル全てに銃弾を放ち、爆発させて相殺させた。うっそだろおい!?
サブマシンガンでミサイル相殺出来んのかよ。ミサイルの数は軽く百を超えてるんだが?
「キサキさん危ないですよ!」
俺らが安堵してるとキサキの後ろの瓦礫の影から特殊部隊兵士が現れ、キサキを盾で殴ろうとしてきた。
「心配ないぞチアキ、見えておる。」
けどキサキは冷静に銃を持ってない方の手で盾を防いだ後、後ろを見向きもしないで特殊部隊兵士の口の中にサブマシンガンの銃口を突っ込んで銃弾を放って戦闘不能にした。
「つ、強いですね⋯⋯。」
「ふむ、体調が万全なら不意打ちにも気付けたんじゃがのぅ。大将、妾とユズとエリでこの建物の入り口を守っておく。」
「ならナギサと元宮は着いてきてくれ。モモカ、ナビゲート頼む。」
俺がそう言うとナギサと元宮は頷いた。もう少しだな、もう少しだけ待っててくれよ二人とも。
『はいは〜い。建物の中に特殊部隊の兵士はいないみたいだよ。』
「なら、走ってもいいってことか。」
俺達はモモカのナビゲートの元、二人がいる部屋に向かっていく。道中はモモカの言う通り敵がいなかったな。
「この部屋にフウカとハナエがいるんだな。って鍵が掛かってんのかよ。」
「今から探しに行くのは少々手間ですね。私が扉を斬り飛ばしますか大将?」
「いや駄目ですよナギサさん!?もしお二人に扉が当たったらどうするんですか!?ここは私がピッキングして開けるので待っててください!」
元宮は制服のポケットからピッキングツールを取り出して鍵の解錠をし始める。あ、怒られてナギサがしょんぼりしてる。
「大将に良いとこ見せたかったのに。」
「扉を斬り飛ばすのが良いとこなのかナギサ?もう少し華麗な選択肢が出てくると思ったんだが。」
「ミカさんよりはマシな選択をしたと思います。私はミカさんと違って扉をぶん殴って無理矢理開けたりなんかはしませんので。」
どっちもどっちだぞナギサ。
「開きました!中に入りますね!」
思ってた以上に速く開いたな。元宮が中に入った後に俺とナギサも部屋の中に入る。
部屋の中は薄暗く、その中には両手と両足を鎖で縛られてたフウカとハナエがいた。
「フウカ!ハナエ!大丈夫か!?モモカ、遠隔でこの部屋の電気を付けてくれ!」
俺がそう言った直後に部屋が明るくなる。フウカとハナエは怪我もしてるな。これは病院に連れて行かねぇと!
「うぐぐぐぐ!この鎖固いです!私じゃちょっと解くのは難しいですよ、大将なんとかな「フンッ!!」り⋯⋯え?」
「こういう時は引き千切ればいいのです!ハナエさんの鎖は解いたのでフウカさんの鎖も解きますね!」
あの〜、ナギサ?お前聖園の事言えないぞ?素手で鎖を引き千切るとかやる生徒は他にいないだろ!元宮ドン引きしてんぞ!?
いや意外と俺の周りにいたわ!コノカとかカンナとかチナツとか!
「大将、ありがとう、ございます。」
「先輩、ごめんなさい、手間を掛けちゃって。」
「もう大丈夫だハナエ、フウカ。今すぐ病院に連れてってやるからな。」
『大将!その部屋に誰か来るよ!』
モモカの通信の声が聞こえたと同時に銃声が聞こえた。嫌な予感がして部屋の入り口の方を向いた瞬間、俺の左肩に銃弾が突き刺さった。
「ッ!大将大丈夫ですか!?」
「致命傷は避けたから問題無いナギサ!それより、入り口に誰かいるぞ!」
怪我を回復させる為に『焼きケモノ肉』を食べながら兵士の盾と剣を装備する。入り口の方から誰か歩いてくるな?
「生徒の為にここまで来るとはな。」
紺色の帽子を被って鼻と口を覆うマスクをして、タンクトップを着てズボンを履いている人物が現れた。
随分とお腹出してるけど、それもファッションなのか?
「貴女は誰ですか!?」
「お前らに答える義理はない。何故なら、ここでくたばるからな!」
謎の人物はそう言った瞬間にアサルトライフルの銃弾を俺等に向けて放ってくる。
俺はフウカを、ナギサはハナエを抱えて銃弾を回避する。くそっ、二人を庇いながらは戦えないぞ!
「避けるな、直ぐに楽にさせてやる。」
「⋯⋯ナギサ、元宮。フウカとハナエを連れて入り口まで行け。こいつは俺が引き留める。」
「⋯⋯そうするしかなさそうですね。先程の攻撃は7割程大将を狙っていましたね。」
ナギサは苦虫を噛み潰したような表情をしていた。けど、これが最善案だぞナギサ。
「元宮、フウカを頼む。」
「わ、分かりました!大将、フウカさんとハナエさんを入り口まで連れて行った後に戻って来ますから!」
抱えていたフウカを元宮に渡す。フウカとハナエは泣きそうな目で俺を見てくるが、心配すんなよ二人とも。ここでくたばりはしないからさ。
「それをさせると思「おっと、テメェの相手は俺だぞ?」チィッ!」
謎の人物が元宮に銃口を向ける前に俺が接近して剣を振り下ろす。それを回避したと同時に元宮とナギサは部屋の入り口から去っていった。
「さて、テメェは誰だ?自己紹介も無しに襲って来たんだ。挨拶くらいしたらどうだ?」
「そんなこと聞いて何になる?聞くだけ無「無駄かどうかは俺が決める。」⋯⋯錠前サオリだ。」
やっぱりな。そんな服装してんのは錠前しかいない。にしても対策委員会編で出て来ないだろお前、これもベアトリーチェの仕業か?
「お前はここで死んでもらう。抵抗は止めておけ。」
「はい抵抗しません、とでも言うと思ったか?」
錠前と話しながらポーチから『電気の実』を取り出して投げ付ける。けど錠前はそれをスライディングして回避した。
「そんなもの私には通用しない、諦めろ。」
素早く立ち上がった錠前がアサルトライフルの銃身で俺を殴り掛かってくるが、それを盾で受け止める。
受け止めれたけど衝撃が強くて少し後退させられる。こいつ、思ってた以上に力強いな!
「受け止めたか、だが無意味だ。」
続けて空いている手で俺の顔面に向けて拳が放たれるが、それを横ステップで回避する。
その勢いで地面を転がり、錠前の背後を取って『背面斬り』を放つが、剣が当たる瞬間に錠前が前に跳んで回避しやがった。
「無駄な抵抗をするな、虚しいだけだ。」
「お前は無駄口が多いな錠前、揺さぶりでもかけてんのか?」
距離を取った錠前はアサルトライフルの銃弾を俺に放つが、それを『白龍の龍岩石』をスクラビルドした盾で全て防ぐ。
兵士の盾は木製だけど、スクラビルドすれば銃弾は防げる。
「お前は何故抵抗する?」
「ナギサ達の所に戻るためだ。にしても本当に無駄口叩くな錠前?何を聞きたいんだ?」
「お前の行動が分からない。お前の行動に何の意味がある?ヘイローを持たないお前が何故人を救う?怪我をしてまで何故人を救う?何の意味がある?理由は何だ?」
「目の前で困ってる人がいる。理由なんてそんなもんだ。それだけで助けちゃいけないのか?」
人を助けるのに理由はいらねぇよ。ガキみたいな考えだけど、このキヴォトスではこれが重要なんだよ。
「あとは、俺はハッピーエンドを目指したいんだよ。」
「⋯⋯ふざけるな、ふざけるな!ふざけるな!!」
錠前は怒り狂った表情で銃弾を放ってくる。何か琴線に触れたか!?
「お前は地獄を知らないからそう言える!お前は何も失ったことないからそう言える!」
「危ねぇな!」
錠前が銃弾を乱射してくるのを盾で全て防ぐ。攻撃したいけど弓を装備する暇がない。
「綺麗事や詭弁、くだらない!そんなもの何の役に立つ!?ハッピーエンドなんてあるはずがない!」
「⋯⋯⋯⋯。」
「『Vanitas vanitatum et omnia vanitas』全ては虚しいんだ!お前のように幸せに生きてる奴とはち「ちょっと黙れよ。」がぶっ!?」
乱射される銃弾を掻い潜って錠前の顔面を盾で殴り飛ばす。
「言いたいことはたくさんあるけどまず一つ、不幸面すんなよ?テメェだけが不幸じゃねえんだよ。」
吹き飛ばされて壁にぶつかった錠前の胸倉を掴んで持ち上げる。確かに錠前はたくさん不幸な目にあってるのは知ってる。けどな、私が世界で一番不幸です、という面が気に入らねぇ。
「だ、まれ!人の死体を見たり居場所を失ったことのないお前に何が「んなもん経験済だ。テメェだけが経験してる訳じゃねえんだよ。」!?」
反撃しようとした錠前の動きが止まって驚いた表情をしていた。
キヴォトスに来て生徒の死体は何度も見た。居場所?キヴォトスという世界に来た時点で失ったよ。
「今まで当たり前にあった家族、友人、恋人、居場所、物、何もかもキヴォトスに来た時に失ったさ。もう2度と取り戻せない。」
俺はキヴォトスの外に行けない。行こうとしても弾かれる。
「人の死体、死ぬ瞬間は目の前で何度も見た。だから錠前の言うことはわかる。このキヴォトスでハッピーエンドなんてないってな。」
「なら虚しいだけだろう!何をしても結局虚しいんだ!」
「だとしてもッ!」
錠前の怒声に負けないように俺は声を上げる。今の錠前に言っても無駄かもしれないけどな、これだけは言わせて貰うぞ!
「それがハッピーエンドを諦める理由にはならねぇんだよ!綺麗事?詭弁?願いってのはそんなもんだ!それの何が悪い!?それらがなきゃ何も変えられねぇんだよ!」
「願いさえ否定したら生きる意味、戦う意味も空虚になるだけだ!お前の願いはなんだ錠前サオリ!?もう一度思い出してみろよ!」
そこまで叫んだ瞬間、殺気を感じたから錠前の胸倉から手を離してバク転で距離を取る。
取った瞬間にさっきまでの俺の頭の位置に銃弾が通った。遠くから狙撃されたか!?
「⋯⋯撤退の合図か。お前はマダムの恐ろしさを知らないからそんな事が言えるんだ。次会った時は必ずお前を殺す。」
錠前はそう言い残して割れた窓から外へ飛び出して行った。それと同時にバタバタと足音やナギサ達の声が聞こえてくる。これで救出作戦完了かな。
一般男子
食べ物は大体一口か二口で食べることが出来る。なのでよく噛んで食べろとナギサやネルから言われることがしばしばある。
サオリとのやり取りで隠していた自分の想いが出ている。自分は一度何もかも失ったので、ハッピーエンドを追い求めている。
元宮チアキ
万魔殿の中で一番一般男子と仲がいい。前話での一般男子の死亡姿だが、ユズの運転で酔っていたため実は見てない。
錠前サオリ
ベアトリーチェにある命令を受けて待ち構えていた。一般男子の叫びに思う所があるのか、騒動の後、1人になった時はうんうんと悩むことが増えた。
ちなみにベアトリーチェからの命令は達成している。
戦闘力について②
キサキ⋯⋯全体的に上昇しているが、体調が7割程しか回復していないため、原作の全盛期より少し強いくらいの戦闘力になっている。
エリ⋯⋯全体的に上昇しているが、一般男子を慕い始めてまだ日が浅いので他のメンバーよりは低い。ゼル伝の魔法関連のアイテムも使用する。
リオ⋯⋯全体的に上昇している、原作の臨戦スーツを来た戦闘力が今の素の状態と同じ。だがハッキング能力と装備作成能力がかなり上昇している。頼れるサポーター要員。
モモカ⋯⋯戦闘力自体はあまり上昇していない。だが情報収集能力、洞察力はかなり上昇している。頼れるサポーター要員。
ユウカ⋯⋯今回は留守番。
『だとしてもッ!』
シン◯ォギア主人公の決め台詞。この言葉は一般男子が一番縋ってる言葉。
この言葉はどんな状況でも自分を奮い立たせる最高の言葉であり、同時に最悪な呪いの言葉でもある。
Q.一般男子を慕っているメンバー全員集まっても勝てない相手なんている?
A.名もなき神々の王女、臨戦ホシノ、自称神のデカグラマトン
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