Blue Legend〜一般男子の物語〜   作:宗也

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評価、感想、ここすき、お気に入りありがとうございます!

今回から数話はギャグ寄りの話です。ちょっと下ネタ注意かも。


EX2 聞かれたらマズイこと

「クックック、大将、愛清フウカさんと朝顔ハナエさんの救出おめでとうございます。」

 

「お前に言われても嬉しくないな。おっ、この紅茶旨い。」

 

薄暗い部屋の中で俺と黒服はテーブルを挟み、対面で椅子に座って紅茶を飲んでいる。紅茶はあまり得意じゃなかったけど、ナギサが主催するお茶会でかなり飲んだからもう慣れたな。

 

「この紅茶はトリニティから取り寄せた物です。桐藤ナギサさんが出す紅茶よりは値が下がりますがね。」

 

「味や値段は別に気にしねぇよ黒服。美味しく飲めればどんなに安かろうか別に構わないんだよ。」

 

ナギサが用意する紅茶は高すぎて今でも飲むのはちょっと躊躇うけどな。なんだよ◯百万円する紅茶って⋯⋯。

 

百合園は何も気にしないで飲むし、唯一聖園だけがナギサに注意してくれる、もっと安いやつを飲ませてやれって。

 

「その感性は大事にした方がいいですよ大将。さて、今日はこうして大将と会ったわけですが、以前から大将に聞きたい事があったのですよ。」

 

「聞きたいこと?先生の事についてか?」

 

「それは後で聞きますが、そうではなく、大将の事についてです。」

 

俺の事について?今更何を聞きたいんだこいつ?

 

「クックック、大将?貴方は慕われている生徒で誰とお付き合いするつもりです?」

 

「⋯⋯⋯⋯何言ってんのお前?」

 

とうとう研究のし過ぎで頭おかしくなったか?いや元々ある意味で頭おかしいか。

 

「何故そんなゴミを見るような目をするのですか?理解出来ません。」

 

「あのなぁ、俺は誰とも付き合わねぇよ。目的を達成するまではな。」

 

出来るだけ身軽でいたいんだよ。何処へでも行けるようにな。

 

「⋯⋯⋯⋯では慕われている生徒をどう思っているのですか?大将は17歳の思春期、何か思うところはあるのでは?」

 

「滅茶苦茶あるけどさ。まあ黒服になら話してもいいか。まず、皆美人美少女で超困る。」

 

まんまゲームの時の絵、声がそのままだからな。今もちょっとビビるんだよな。綺麗過ぎて。

 

「ほう?具体的には?まず最初に慕ってきた桐藤ナギサさんについてどう思っているのですか?」

 

「ナギサはとてもお清楚っぽい見た目や声をしてるし、普段は一挙一動なんか品があるんだよな。どんな生活してたらあんな姿になるんだ?」

 

「でも俺と居るときはヤンチャするし、俺を振り回したがる、それでいて悩みもきちんと聞いてくれる。とても素敵な女性だな、俺はあんな女性とは関われないと思ってたんだがなぁ。」

 

「あと笑顔が超可愛いし、あわあわしてる時の表情も可愛い。」

 

性格も大分変わったな、最初は疑り深い感じで俺に隙を見せないようにしてたのに、カイザーの件で助けてトリニティの上級生をボコボコにしてから変わり始めた。

 

まあその時はカイザーの件で1回、トリニティの上級生の件で2回程死んだからか?

 

「ちょっと抽象的ですね?外面的な話は分かりました、では肉体的な話はどうですか?」

 

「⋯⋯これ盗聴とかされてないよな?」

 

「クックック、ご安心を。さあもっと欲望に素直になって話して下さい大将!」

 

「キッショ、何でテンション上がってんだよ黒服。」

 

何か目から出てる煙の量が多くなってるんだが?

 

「まあいいか。肉体的な面か、まず髪だよな。いつもはロングのストレートだけど、たまに髪型を変えてくるからドキッとする。」

 

「ポニーテールだったり、ハーフアップだったりしてくる。あと髪からめっちゃいい匂いする、そしてサラサラ。」

 

女の子って何で髪型が変わると印象もあんなに変わるんだろうな?

 

「触ったことがあるのですか?」

 

「何回か触ったことがあるぞ。まあどれもナギサから髪を結んでほしいって言われて断りきれなかった時だけどな。」

 

緊張するから触りたくないんだよ。髪は女の子の命とも言われてるし、傷付けたらどうするんだよ。

 

ナギサは笑顔で気にしませんよ?と言ってくるけど俺が気にするんだよ察して欲しい本当に。

 

「他には?」

 

「⋯⋯ここだけの話にしてほしいんだけど、ナギサって、すごいわがままボディしてるよな。」

 

多分外の世界の女性がナギサを見たら嫉妬すると思うぞ?

 

「身長は高いし、お尻もかなり豊満だし、胸も着痩せするタイプでかなりあるし、色白だし、くびれてるし、お尻も大きい、でも柔らかい、やばくね?」

 

色気あり過ぎィ!こんなん嫌いな男とかいるのか!?いや外の世界にいた時に俺の友人でナギサはあんまり好きじゃないって人いたけどさ!

 

ちなみにそいつは幼児体型好きでした。合法ロリが好きだって言ってた、またそいつと変態トークしてぇな。

 

「何故臀部について2回言ったのですか?」

 

「尻ま⋯⋯間違えた。いやでも本当にナギサのお尻ヤバいんだって。ネルもヤバかったけどさ。」

 

しかもナギサ本人も自分の武器だと感じてるのか、家に一緒にいるとたまに足の上に乗っかってきて背中を俺の体に預けてくる、本当に心臓に悪いから辞めてほしい。

 

「あと体が柔らかいんだよな。これはナギサに限ってじゃないんだけどさ。本当に何なんだあの美人は!?」

 

「色々感じ取っているようですね大将、何故襲わないのですか?」

 

「襲わねぇよ馬鹿か?襲って嫌われたら俺は耐えられねぇよ。そもそも俺とナギサは釣り合ってねぇよ。」

 

「ヘタレでは?失礼、では次に美甘ネルさんについてはどう思ってますか?彼女は大将の性癖とは離れておりますよね、無しなのでは?」

 

やっぱあの連邦生徒会長は黒服にも俺の性癖公開しやがったか。せめて生徒だけにしとけよこの野郎。

 

「全然有りだよ。確かにネルは子供体型だけどさ、そこを気にしてるのが可愛いんだよ。あと見た目や態度はヤンキーだけど面倒見がいいというか、世話好きだよな。」

 

「好戦的な笑顔もいいし楽しんでる時の笑顔もいい。あとメイドなの超いい、ほんと気軽に話せる生徒だよ。」

 

「あとは母性半端ない、ネルに1回母ちゃんって呼び掛けた時があるくらい母性半端ない。家事や気配り上手で、料理も旨い。」

 

「美甘ネルが作る料理を何も気にせずに笑顔で食べるのは大将だけでは?あんな見た目の料理は食べたくないのですが。」

 

聞こえてんぞ黒服。まあ確かにネルが作る料理は奇抜な見た目だけど、んなこと気にしねぇよ。

 

「一緒にゲームもするし、負けず嫌いだけど余分に突っ掛かって来ないし、あと頭を撫でられると大人しくなる。」

 

ナギサは頭を撫でるとあわあわする、とても可愛い。

 

「そして意外と乙女だよな、俺がネルの近くに行くと自分の匂いを気にして顔を赤くしながら離れて行くのが可愛い。本人はよく動いで汗をかく時が多いからケアするまで近づくなって言うけど、ネルの匂いって良いんだよなぁ。」

 

そんなことネル本人には言えないけどさ。変態扱いされちまう、俺は先生よりは変態じゃないからな。

 

「肉体的な面では?」

 

「あんなに動いて体が引き締まってるのにめっちゃ柔らかいんだよな。あと抱き締めた時にスッポリとハマるのが良い。顔を赤くしての上目遣いは反則だよ本当。」

 

「それにお尻と太腿が超柔らかい。なんでだろ?ナギサよりはお尻のボリューム無いのに、やっぱずっと動いてるからか?たまに膝枕されるけど、すっげぇ気持ちいい。」

 

太腿を何も気にせずにモミモミしてみたい、女の子は目を奪われる部分が多すぎて困る。

 

「大将に性欲があって良かったです。付き合わないのですか?」

 

「無理だろ。もし断られたらどうすんだよ、ネルとは今の関係が一番いいんだよ。」

 

「アホなんですか大将?ゴホン、少し紅茶を飲んで休憩されては?」

 

そうしよう。少し話し過ぎたから紅茶で喉を潤さないとな。

 

「ふぅ、まだ話せってか黒服?」

 

「あと1人話して下さい、よく大将がお世話になっている火宮チナツさんはどうですか?」

 

「チナツか、ゲヘナ所属なのにめっちゃいい子だよな。風紀委員の仕事も頑張ってるし、それと同時に救急医学部の仕事も手伝ってる。チナツいないと風紀委員ヤバくないか?」

 

流石ゲヘナの風紀委員会は、風紀を乱している風紀委員って呼ばれてるだけあるな!

 

「ネルと同じ世話好きで、家事も上手。そして怪我した時は直ぐに手当してくれる、本当お世話になりっぱなしだよ。」

 

「あと意外と気が強いのもいいよな。自分の意見もはっきり言うし、言ったら駄目なことは言わない。年下なのにしっかりしてるよ。」

 

その分苦労したんだろうな。

 

「そして可愛い動物相手だと笑顔でメロメロになってるのがたまらない。それを見られた時の慌てっぷりは癒されるよ。」

 

前に可愛い動物の人形をプレゼントした時は目を輝かせていたな。

 

「肉体的な面だと、赤色の手袋とタイツがなんかエロい。言葉にしづらいけど、なんかこう、エロい!」

 

「クックック、素直になる薬が効いてきたようですね。」

 

「チナツは中学卒業したばかりだよな!?身長もナギサとそんなに変わらない、なのにスタイルいい!胸も大きい!それで混浴温泉に誘ってくるの理性が抑えきれなくなるから辞めてほしい本当に!」

 

あれ?何かブレーキが緩くなったような⋯⋯。

 

「断り切れなくて何回か温泉に一緒に言ったけど、水着じゃなくてタオル1枚で突撃して来ないでほしい!思わず胸を凝視しちゃったじゃん!そしてそれをグループモモトークにいるメンバーに広めないで欲しい!」

 

「それから皆が俺を混浴温泉に連れて行こうとしてくるんだぞ!あと声がいいんだから耳元で囁かないで欲しい、これはチナツだけじゃなくてナギサやネルもそうだぞ!」

 

おかしいおかしい!?何か口が勝手に喋りだしてる!?もしかして⋯⋯。

 

「心の治療と言って俺の顔を胸に抱き締めてくるのは何なの?それでベットに連れて行こうとするのは何なの!?そして隙があればキスしようとしてくるのは何なの、行動力あり過ぎだよ!」

 

「クックック、それで大将?先程まで話した3人と付き合わないのですか?」

 

「は?何言ってんだ黒服?俺は目的を達成するまで付き合う事はない、というより俺ってそんなに皆から好かれてんの?」

 

「⋯⋯クソボケ。いえ、これでクソボケと言ってしまっては別世界で観測した『アルコール主人公』に失礼ですね。折角素直になる薬を大将に仕込んだのですがね。」

 

やっぱ黒服が薬を仕込んだのか!?

 

「おい黒服、その薬の効果時間は何時までだ?」

 

「効果時間は数分なのでもう切れていますよ。ですが、大将の本音を聞けて良かったですよ?クックック。」

 

「はぁー、ところでよ黒服。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何でお前ヴァルキューレの留置所にいんの?」

 

「先生に既読無視されたので近くでこっそり観察してたら捕まったのですよ。」

 

やっぱストーカーじゃねえか!お前程厄介なオタクはそうそういねぇぞ!?というより黒服を捕まえたヴァルキューレ生徒すげぇな!?

 

「クックック、志真コノカさんに見付かって逃げる前に捕まりましてね。そしたら大将がいたのでワープしてきました。」

 

「だから目が覚めたら場違いなテーブルとティーセットとお前が居たのかよ。」

 

「さて、そろそろ誰かが来そうなので逃げさせていただきます。」

 

そう言った瞬間にテーブルとティーセットが無くなっていた。わざわざワープで持ってきたのかよ。

 

「ああ一つ言い忘れておりました。先程までの会話は貴方を慕っている生徒全員に聞かれておりますよ?」

 

「そっか聞かれたのか。っておい待て黒服ゥ!?」

 

誰か盗聴器でも仕掛けたのかよ!それに気付いてた黒服は敢えて猥談を仕掛けたって事かよ!正解だな?何かそのニヤケ面がムカつく!

 

「ではまた会いましょう。」

 

「逃がすかぁ!ってもういねぇし、ヤバいヤバいヤバい!早くここから逃げな「フフフッ、大将?私達をそういう目で見ていたのですね♪」オワタッ。」

 

声が聞こえた方を向くと顔を赤くして息が荒いナギサとネルとチナツがいた。待って君等発情してないか!?

 

「そういう目で見てるなら言ってくれれば相手してやるのに。」

 

「なら今相手しましょう。ここなら扉の鍵を開けて閉めれば密室状態、大将の逃げ場はありません。」

 

「なら『フロルの風』で逃げれ「ポインターの更新をしてないので無理ですよ。」しまったぁぁぁぁ!!」

 

俺が使ってる『フロルの風』はこの世界だと定期的にポインターの更新しないと使えねぇ!

 

「さて、大将が慌ててる内に鍵を開けて入らせていただきました。」

 

「いつの間に!?って服を脱ぐんじゃねえよ3人とも!!」

 

マズイマズイマズイ!!このままじゃブルーアーカイブじゃなくてピンクアーカイブになっちまう!!

 

「ネルさん、お願いします。」

 

「おうっ!へへっ、あたしはメイドだから大将の服を脱がせてやるよ。チナツは大将の上半身、下半身のどっちを脱がせたいんだ?」

 

「私は上半身にしますね。大将?バンザイをしてください。」

 

「ならあたしは下半身だな。」

 

そう言って下着姿になったナギサとネルとチナツはジリジリ詰め寄って来る。先生ェ!助けてくれぇーーー!!

 

「フフフッ、大将?私達の愛を受け取「そうだ!!ならば『トーレルーフ』で逃げるのみ!!」ってああ!?」

 

持っていて本当に良かった!これなら「「逃がしません!!」」ちょ!足引っ張るなよナギサとチナツ!

 

「こんなとこにいられるか!俺は何としても逃げ切って見せるぞ!」

 

この後なんとか無事に逃げ切れた。




一般男子
人並みの性欲は持っているが、それを鋼の意志で抑えている。でも抑えきれない時があるのでその時は盾サーフィンやアホな事をして発散する。

『トーレルーフ』がなければ確実に襲われていた。次に黒服に会ったら奥義のフルコースをお見舞いしてやろうと思ってる。


黒服
先生をストーカーしてたらコノカに見付かって留置所にブチ込まれた。

一般男子を見付けたので盗聴器を仕掛け、一般男子が飲んでいたカップの縁に素直になる薬を塗り、グループモモトークに音声を転送した。

一般男子が慕われている生徒とイチャイチャプレイしたら戦闘力はどうなるのか観測したいので仕掛けた。一般男子からしてみればいい迷惑である。


ナギサ、ネル、チナツ
一般男子を迎えに行こうとヴァルキューレに向かい、廊下で待っていたらグループモモトークに一般男子と黒服の会話内容の録音があったため再生した。

実はカンナとコノカも会話内容を聞いており、二人から早く一般男子を襲ってこいと言われたので先に向かった。カンナとコノカは自分達の番になったら襲おうと考えてる。


『アルコール主人公』
作者がハールメンのブルアカ小説で最初に読んだ小説の主人公、今でも更新されると読んでいます。

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