Blue Legend〜一般男子の物語〜   作:宗也

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感想、ここすき、お気に入りありがとうございます!

ブルアカをプレイし、第2部になった感じでテンション上がって、筆が乗ったのでいつもよりかなり長いです。区切って話を分けようとしましたが、中途半端になるので分けれませんでした。

トリニティでの一幕

「ヒフミさん!そっちに攻撃が行きましたよ!」

「あわわ!何とか避けれました、ありがとうございますナギサ様!」

「いえいえ、しかし皆で協力するゲームも面白いですね。大将がハマるのも頷けます。」

「今度はゲームセンターにも行ってみましょうナギサ様!」

「いいですねヒフミさん!あら、無事に倒せたみたいですね。さて、報酬を受け取った後にもう一度「仕事サボってな〜にしてるのかな〜ナギちゃん?」あっ。」

「エデン条約の締結が近いのに何サボってるの!?」

「み、ミカさん。これは、そう、疲れた脳と精神の為の息抜きです!」

「あははっ☆言い訳無用だよ。早く執務室に戻る!」

「ま、待ってくださいミカさん!引き摺らないでください!ヒフミさん!ヒフミさんは「ヒフミちゃんは逃げたよ。」ヒフミさん!?」

「まーたやってるっすよお二方。」


何故、それがそこにあるのか

「はっ!あれ?ここは?ゲーム開発部の部室内か。」

 

てっきりユウカに連れられてると思ってたんだが、モモトークを見るとユウカからメッセージが来ているな。

 

「『急用が出来たので速攻で終わらせて戻って来ます。』というメッセージだな、そういや先生達は⋯⋯。」

 

ゲーム開発部にいない、そして才羽姉妹、ユズやアリスの武器も無くなってるから、また廃墟に行ったな!

 

「今度はついて行かないとな、何か嫌な予感がするし。」

 

さて、ユウカに見付からないようにしないと。でないと某白い稲妻みたいに赤ちゃんにされそうだ。

 

「ゲーム開発部から出て、ユウカいないな。」

 

周りを確認しながら玄関に向かう。何で昼間からスニーキングをしなければならないのやら。

 

「よし、特に誰にも会わずに外に出れたな。」

 

「そうね、私が外にいるから誰にも会うことはないわよ大将?」

 

「そっかユウカ外にいる⋯⋯ウェイ!?」

 

外に出て安堵した瞬間にユウカの声が聞こえてきたからそっちを向くと、俺に抱き着いてこようとして来る。まあ横っ跳びで回避しますが!

 

「うわわっ!避けないでください大将!」

 

「いや避けるわ!つーか何でユウカが外にいるんだよ!?スニーキングして誰にも会ってないんだぞ!」

 

「あのね大将、確かに隠れながら素早く移動する姿は良かったわよ?けどね、隠れてようが監視カメラがあるんだからそれを見れば1発でわかるのよ?」

 

⋯⋯しまったァァァァァ!カメラの存在忘れてたァァァァァ!

 

「それに、コタマ先輩も協力してくれたからどれくらいで外に出るかも丸わかりよ。」

 

音瀬ェェェェェ!お前普段俺の音は聞きたくないって言ってんのにこういう時は協力すんのかよ!

 

「少し抜けてる大将は可愛いわね♪じゃあ、早速大将を捕まえるわね?」

 

「何で捕まらないといけないんだよユウカ!?」

 

俺がそう言うとユウカの表情が笑顔だったのが、急に真剣な表情になった。

 

「ここで大将を外に出すと、戻ってこないかもしれない。そんな予感がするのよ⋯⋯。」

 

「そんなわけないだろユ「アスナ先輩もそう言ってたわよ!」マジかいな⋯⋯。」

 

一之瀬もそう言ってたのかよ。だからと言って、はいそうですかと大人しくする気はないぞ。

 

ちなみに一之瀬アスナは直感が凄いぞ。何となく直感で動いたら正解するという敵にしたら恐ろしい人物だ。一之瀬は俺に会ったら勢いよく抱き着いてくるからちょっと苦手なんだよな。

 

「でも、大将は外に出る気なんですよね?なら、また気絶させるだけよ!」

 

ユウカはそう言ってじりじり距離を詰めてくる。しょうがない、強行突破するか!

 

「無駄よ。この後大将が取る行動は閃光弾みたいな物を投げて怯ませてくる確率が50%、煙幕を出す物を投げてくる確率が40%、クローショットで移動する確率が10%よね?」

 

「ば、バレてる!?」

 

「私の計算を甘く見ないことね。大丈夫よ、今日だけミレニアムの学園内に居てくれればいいから。」

 

ユウカはそう言って慈愛の表情を浮かべながら更に近付いてくる。けど、ごめんなユウカ。

 

「ユウカが俺を心配してくれるのは嬉しい。でも、俺は行かないといけないんだ、すまん!」

 

ユウカの計算に無いアイテム『疾風のブーメラン』を装備し、ユウカ目掛けて投げ付ける!

 

「きゃあっ!?」

 

風が巻き起こるからユウカはスカートを押さえる為に両手を使ったな?今の内に通り過ぎるしかない!

 

ちなみにユウカは黒色の短いスパッツを履いてました。太ももに食い込んでて、尻が強調されてて、大変眼福でした!

 

「すぐにクローショットを使って空中移動!ミレニアムは引っ掛ける所が多くてありがたいぜ!」

 

「ま、待ちなさーい!!戻って来たら拘束して皆で◯◯しますからね!

 

な、何か怖いこと言ってた気がするけどきき気にしなーい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

廃墟への道

 

この辺りだったかな?1回目の廃墟探索は見回りしているロボットに見付からないようにしてたけど、2回目は戦ってる筈だから音で分かると思ったんだけどな。

 

ん?あっちから銃撃の音と何かがぶつかる音が聞こえてくる。じゃあ、あっちだな!

 

「今日の私の役割は、光属性広域アタッカー。前方のモンスター達を殲滅します!光よ!」

 

先生達がいる所まで行くと、アリスがスーパーノヴァのレーザーを放ってロボット達を殲滅した場面だった。俺もレーザーとか出してみたかったな。

 

「よし、成功!」

 

「アリスちゃん、凄い!」

 

「まだだよ!敵の第二陣が接近中!」

 

「ここで立て続けはちょっと、流石に不利だよ。撤退しよう!先生も居るんだし安全第一で作戦を立て直した方が、きっと!」

 

「いや、その必要はないぞ才羽妹。」

 

丁度いい瓦礫の山があったから、そこからジャンプして『ゾーラの弓』を装備、集中モード状態で『バクダン花』を矢の先端にスクラビルドして、ロボット達に放つ。

 

今なら集中モードが切れるまでに12発くらい矢を放てる。しかも相手がロボットだから手加減無しでも問題無い。

 

終わった後、すぐに『焼きリンゴ』食べて回復してっと。

 

「「「「「た、大将!?」」」」」

 

「面白そうな事してるじゃん。俺も混ぜてくれよ。」

 

「ユウカに甘やかされてるんじゃなかったの!?」

 

「それが嫌だったから脱走したんだよ才羽姉。先生、今回は怪我とかしてないので説教は無しでお願いします。」

 

「うーん、ダメ♪」

 

何でだよ先生!?アビドス時は病院からの脱走だったから説教は受けたけど、今回は違うじゃん!

 

「って遊んでる場合じゃない!ロボットはどんどん来るんだよ!先生と大将は攻撃を受けたら危険だから今の内に⋯⋯アリスちゃん?」

 

才羽妹が慌ててる中、アリスは先生の前まで歩いて行く。

 

「どれだけ危険な状況であっても、アリスは先生を守ります。勿論大将もです。ですから、先生。アリスを信じて、私達と一緒に来てくれますか?」

 

「うん。私も仲間として、私に出来ることをするね。」

 

先生がそう言った瞬間、アリスの表情がパァァァっと明るくなった。良きかな良きかな、俺とユズの2人で敵を殲滅してる事を除けばな!

 

「なあユズ?今アリスと先生が話し合っていて、才羽姉妹がそっちに夢中になってるよな?」

「そうだね、大将。ロボットが、空気を読まずに来るから、2人で攻撃してるけど、もう半分以上倒しちゃってるね。」

「いい雰囲気なのに、いざ皆で戦おうってなるタイミングでもう殲滅しちゃうよな。どうすればいい?ロボットみたいに空気読まずにあの中に割り込む?」

「イベントシーンを、壊すのは、御法度だよ、大将?」

「だよなぁ⋯⋯。」

 

「パンパカパーン!先生が改めて、仲間になりました!」

 

「ふぅ、分かった。私も覚悟を決める!ゲーム開発部、敵を突破するよ!先生、指揮をお願いします!」

 

「分かったミドリちゃん!行くよ皆⋯⋯ってあれ?」

 

ようやく先生達は気付いたな、もうロボットはほぼ倒したぞ?

 

「あー、空気読まずにイベントシーンをぶち壊そうとするロボット達だったから画面外で殲滅しといたぞ?」

 

「せ、折角の覚悟がーー!」

 

「ま、まあまあミドリちゃん。廃墟内部に入った時はよろしくね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

工場内部

 

「つーーん。」

 

あれから何事もなく廃墟内部、じゃなくて工場内部に入ったのはいいんだが、才羽妹が頬を膨らまして拗ねちゃったんだよな。

 

「どうすんの大将!ミドリが拗ねちゃったじゃん!」

 

「いやほんとすまん。なぁ、どうしたら機嫌直してくれるんだ才羽妹?」

 

「⋯⋯大将の料理2つで許してあげます。」

 

「才羽妹に無料で提供「ゲーム開発部の皆それぞれ料理2つずつ無料提供してください。」分かったよ。」

 

よし、何とか機嫌を直してくれたな。

 

「ところで、皆残弾数は尽きてない?」

 

「バッテリーがチカチカしてます。『マナが足りません』ということでしょうか?」

 

「そうかも、あと数回くらいしか持たなさそう。」

 

「そんな時は、この『緑色のキノコ』を食べるといいぞアリス!」

 

ポーチから何故か入っている『緑色のキノコ』を取り出してアリスに手渡す。受け取ったアリスはキョトンとしてるな。

 

「アリスは大将から謎の『緑色のキノコ』を貰いました!このキノコは何でしょうか?」

 

「このキノコはな、暗闇で光るキノコなんだ。そして、このキノコを食べると、バッテリーが回復するぞ!」

 

「なるほど!回復アイテムですね!アリス早速使い「ちょっと待った大将!」あぁ!回復アイテムが!」

 

説明を聞いたアリスは『緑色のキノコ』を食べようとした瞬間に才羽姉が横からキノコを取り上げた。

 

「一体アリスに何食べさせようとしてるの大将!?大体キノコでバッテリーなんか回復するわけないじゃん!」

 

「けど、俺は食べたら回復したぞ?ならアリスが食べても大丈夫!もうアリスも勝手に食べてるしな。」

 

俺がそう指摘した後、才羽姉がアリスの方を向く。アリスはモキュモキュと『緑色のキノコ』を食べてるな。

 

「何で勝手に食べてるの!?ペッしなさい!」

 

「⋯⋯!!パンパカパーン!アリスは謎の緑色のキノコを食べたら光の剣のバッテリーが回復しました!」

 

「「「いやおかしいでしょ!?」」」

 

おかしくないぞ?現に伝説の傭兵も『緑色のキノコ』を食べてバッテリーを回復させてるしな。

 

「あれ?何故か分かりませんが、ここはどこか見慣れた景色です。こちらの方に行かないと行けません。」

 

アリスは何かに導かれるように工場内部へと進んでいく。

 

「大将が変なキノコ食べさせたせいでアリスがおかしくなったじゃん!」

 

「キノコ関係無いだろ才羽姉。とにかくアリスに着いていくぞ、それで構いませんね先生?」

 

「うん、アリスちゃんの後に着いて行こっか。」

 

アリスの後に続いて工場内部を歩いて行く。何か段々薄暗くなってきたな。

 

「アリスの記憶にはありませんが、まるで『セーブデータ』を持っているみたいです。この身体が、反応しています。」

 

そりゃそうか、この先にKeyがいるもんな。

 

「例えるなら、そう、チュートリアルや説明書が無くても進められるような、或いはまるで、何度もプレイしたことあるゲームを遊んでいるかのような。」

 

「どういうこと?確かに元々アリスがいた所と似たような場所だけど。」

 

「あっ、あそこにコンピューターが一台、あれ?」

 

才羽妹の視線の先に少し古めのコンピューターが置いてあった。でも電源が点いてるな。

 

「あのコンピューター、電源が点いてる?」

 

気になった才羽姉はコンピューターに近付くと、勝手にコンピューターが動き始めた。

 

『Divi:Sion Systemへ、ようこそお越しくださいました。お探しの項目を入力してください。』

 

「おっ、まさかの親切設計。G.Bibleについて検索してみよっか?」

 

「いや、ちょっと怪しすぎない?それより『ようこそお越しくださいました』ってことは、『ディビジョンシステム』っていうのが、この工場の名前?」

 

「うーん、どうだろうね?」

 

才羽姉妹が悩んでいる隙に、アリスがキーボードの上に手を置いたな。

 

「キーボードを発見、G.Bibleと入力してみます。」

 

「あっ、何か出た!」

 

アリスがキーボードでG.Bibleと打った後、コンピューターが少し読み込んだ後、いきなり文字化けした文章が画面に表情される。ちょっと怖くね?

 

「こ、壊れた!?アリス、一体何を入力したのさ!?」

 

「い、いえ、まだエンターキーは押していないはずですが。」

 

アリスがオロオロしていると、またコンピューターの画面に文字が浮かび上がって来た。

 

『貴方はAL-1Sですか?』

 

「???いえ、アリスはアリスで「ま、待って!」ミドリ?」

 

「何かおかしい。アリスちゃん、今は取り敢えず入力しない方が⋯⋯。」

 

キーボードで文字を入力しようとするアリスを才羽妹が止めたけど、コンピューターはまた再び読み込みを始めたな。

 

『音声を認識、資格が確認出来ました。おかえりなさいませ、AL-1S』

 

「「音声認識付き!?」」

 

「こりゃまた、随分とハイテクだな。」

 

ここでユズがアリスの名前について聞くんだが、そんな素振りがない様子を見ると、1回目の時も着いていったんだな。

 

「アリスの、本当の名前。本当の、私。貴方はAL-1Sについて知っているのですか?」

 

アリスがコンピューターに尋ねると、急にコンピューターが固まった。フリーズしたか?

 

「反応が遅い?」

 

「何か画面がぼんやりしてきたけど、処理に詰まってるのかな?」

 

あっ、再びコンピューターが動き出したけど、また文字化けした文章が表示されたな。

 

「え、え?何これ、どういう意味!?」

 

『それは⋯⋯⋯⋯、緊急事態発生。電力限界に達しました、電源が落ちると同時に消失します。残り時間51秒。』

 

「ええっ!?だ、ダメ!せめてG.Bibleの事を教えてからにして!」

 

才羽姉がそう言うとコンピューターの画面の文章が変わった。

 

『貴方が求めているのは、G.Bibleですか?』

 

「YES!」

 

あたふたしてる才羽姉の代わりに才羽妹がキーボードを操作した。

 

『⋯⋯確認完了。コード:遊戯、人間、理解、リファレンス、ライブラリ登録ナンバー193、廃棄対象データ第1号。残り時間35秒。』

 

「廃棄!?どうして!?それはゲーム開発者達の、いやこの世界の宝物なのに!」

 

『G.Bibleが欲しいのであれば、提案します。データを転送する為の保存媒体を接続してください。』

 

保存媒体か、どうする?USBは持ってきてるからそれに転送するか?いや、そうなったら何が起こるか分からない、原作通り進めるしかないか。

 

「えっ?G.Bibleの在り処を知ってるの?」

 

『貴方達も知っています。今、目の前に。』

 

「ど、どういうこと!?」

 

『正確には、私の中にG.Bibleがあります。しかし、現在私は消失寸前、新しい保存媒体への移行を希望します。』

 

「そ、そうは言っても急に保存媒体なんて⋯⋯あっ、『ゲームガールズアドバンスSP』のメモリーカードでも大丈夫?」

 

何でそのメモリーカードは今出せるんだよ才羽姉。

 

『⋯⋯⋯⋯⋯⋯まあ、可能、では、あります。』

 

お前ケイだろ。この頃から感情豊かじゃねえかよ。

 

「な、何だか物凄く嫌がってる感じがするんだけど、気のせい?」

 

「気のせいじゃないから安心しろ才羽姉。ユズ、接続頼む。」

 

「分かった、大将。データケーブル、連結完了。」

 

『転送開始、保存領域が不足、既存データを削除します。残り時間9秒。』

 

「えっ、嘘!?もしかして私のセーブデータ消してない!?ねぇ!?」

 

『容量が不足しているため、確保します。』

 

これ実は容量足りてるけど、ゲームのメモリーカードに移される事の腹いせで、データ消してるんじゃねえのケイ?

 

「だ、ダメ!お願いだからセーブデータは残して!そこまで装備整えるの凄い大変だったんだよ!」

 

『残念、削除。』

 

⋯⋯何か楽しんでないケイ?

 

「ちょっとおおぉぉぉぉぉ!?」

 

強く生きろ、才羽姉。

 

「あれ?電源、落ちちゃった?」

 

「ああぁぁぁぁ!私のゲームガールズアドバンスのデータがあぁぁぁっ!!」

 

「あっ、待って!何かが画面に⋯⋯、転送完了?」

 

ほんとだ、ゲームガールズアドバンスの画面で転送完了の文字が浮かび上がって来たな。

 

『新しいデータを転送しました。G.Bible.exe。』

 

「こ、これって!?」

 

「こ、これ今すぐ実行してみよう!本物なのか確認しなきゃ!」

 

ピピピピピピ

 

「ってパスワードが必要!?何それ、どうすればいいのさ!?」

 

「大丈夫、普通のパスワードくらいなら、ヴェリタスが解除出来るはず!」

 

才羽妹の言葉にユズが頷いたな。ヴェリタスか、あんまり関わりないんだよな。

 

「そ、そうだね、そうすれば!」

 

ピピピピピピ!

 

「これがあれば、本当に面白いゲームが、『テイルズ・サガ・クロニクル2』が!」

 

何かエレベーターの音が聞こえてくる、誰か来たのか!?いや、エレベーターの音だけじゃない、何か鳴ってるし奥側の壁が薄くなってる!?

 

「うん、作れるはず!よしっ、待っててねミレニアムプライス。いや、キヴォトスゲーム大賞!私達の新作は今度こそ、キヴォトスのゲーム界で良い意味での衝撃を与えてやるんだから!」

 

「お、お姉ちゃん、声大き過ぎ、そんなに大声で叫んたら。」

 

ピピピピピピ!!

 

「ここにいるって、言ってる⋯⋯。」

 

「っ!!」

 

奥の壁が無くなった瞬間、筒状の機械が現れ、機械に付いている眼から赤いカーソルが現れて才羽姉妹と先生と俺に向けられた。

 

はぁ!?何でブレワイの『朽ちたガーディアン』がここで出てくるんだよ!?

 

しかもレーザーが発射寸前!?朽ちたガーディアンは4体、一撃喰らったら俺と先生は死ぬぞ!?しかもブルアカ世界の敵じゃないから、最悪誰がレーザーに当たっても死ぬ!!

 

「ううっ!」

 

ユズは気付いたけど反応が間に合いそうもない、あぁもう何でこんなイレギュラー発生するかなぁ!?

 

3人救うなら、手持ちのアイテムで何とかなる!

 

「何、ああっ!?」

 

まず先生に向けて『疾風のブーメラン』を投げて前方へ飛ばす!先生の前方に誰も居なくて助かった。

 

「「せん、うわわっ!?」」

 

そして右手に『クローショット』左手に『フックショット』を装備して才羽姉妹に標準を合わせて鉤爪と鎖を発射!

 

レーザーが放たれると同時に才羽姉妹がこっちに引き寄せられるからレーザー回避!

 

まあ、引き寄せてる最中に俺がレーザーに当たって木っ端微塵になるからどっかに飛ばされるのは許してくれ!

 

「た、大将!!」

 

⋯⋯悪いなユズ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生Side

 

いたた、変な機械が現れたと思ったら背中を何かに押されたからちょっと前へ吹っ飛んじゃったよ。

 

でも私がさっきまでいた位置にレーザーが飛んでこなかった!?しかもレーザーが壁に当たって建物が火事になりかけてるし!

 

「み、皆無事!?」

 

「だ、大丈夫。ってか何なのあの機械達!?急にレーザー放ってくるとかおかしいじゃん!」

 

「お、お姉ちゃん、重いからどいて。」

 

辺りを見渡すとうつ伏せになってるミドリちゃん、その上に仰向けになってるモモイちゃんがいた。2人は無事だね!

 

機械の方は、動いてるけど、何かしてくる気配は無いね。

 

「あ、ああ、あああ。」

 

「どうしたのアリスちゃん!?」

 

アリスちゃんが尻餅をついて震えていた。ユズちゃんと大将は!?大将の所は煙が舞っていてよく見えない!

 

「このこのこのこの!お前のせいで!お前のせいでっ!」

 

「ゆ、ユズが激怒して槍で機械に攻撃してる!?あれ、何か鉄臭い匂い(・・・・・)肉が焼けた匂い(・・・・・・・)がしない?」

 

「大将がいた所から⋯⋯ヒッ!?」

 

ミドリちゃんが大将のいた所に目線を向けると、顔面蒼白になり始めた。まさか⋯⋯。

 

「どうしたのミドリ!?あっちに何「見ちゃダメお姉ちゃん!」う、そ、だよね?」

 

煙が晴れると、大将は立っていた。でも、下半身しかなく、腰から上が何も無かった。

 

腰から流れる血、嫌でも見える筋肉や骨や神経、どうして、大将ばっかりなの⋯⋯。

 

「大将、大将!大将!?」

 

「あの時無理矢理でも大将を帰らせてれば!」

 

モモイちゃんとミドリちゃんが泣きながら叫んだ瞬間、いつの間にかまた突然、羽が生えたピンクの小さい生物が大将の周りを飛んでいた。

 

それと同時に大将の身体が光に包まれる!?眩しい眩しい!?

 

「何!?何が起きてるの!?」

 

「これって、もしかして。」

 

光が晴れた瞬間、いつもの格好をしていて上半身が復活している大将が現れた。良かった⋯⋯、本当に良かった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一般男子Side

 

意識が浮上した瞬間、何かが爆発する音が聞こえてくる。目を開けると、朽ちたガーディアン4体をぶっ壊していたユズと、泣きながら唖然としている才羽姉妹とアリス、安堵の表情を浮かべてる先生がいた。

 

あー、また死んだのか。しかもゲーム開発部のメンバーの前でかよ。クソガーディアンめ!

 

「生き、てる?大将、生きてる?」

 

「生きてるから泣くな才羽姉妹、アリス。すみません先生、また生き返る瞬間を見せてしまって。」

 

「「「良かったぁぁぁぁ!!!」」」

 

「ちょっと待てちょっと待て!抱き着きに来るな!まだ終わってねぇぞ!」

 

涙と鼻水を流しながら飛び込んでこようとする才羽姉妹とアリスを手で制して、ユズの所に向かう。

 

ユズは、右腕を押さえていた。ガーディアン4体を槍でぶっ壊したんだ、腕を痛めもするか。

 

「よく頑張ったなユズ。」

 

「大、将?大将!大将!!」

 

ユズは俺に気付いた瞬間に勢いよく抱き着いた。い、意外と衝撃が強い。

 

ん?よくよくユズを見ると右腕が火傷してる。破壊した時の爆風に巻き込まれたのか!

 

「ユズ、まだ終わってないから離れてくれ。」

 

「嫌!絶対に、離れない!」

 

「まだ終わってないってどういうこ⋯⋯、嘘だよね?」

 

先生が俺に理由を聞こうとした瞬間に、壁が無くなった部分から『小型ガーディアン(中位)』と『小型ガーディアン(極位)』が続々と出てくる。

 

歩行型が出て来ないだけましか。ユズの負傷を見るにヘイロー持ってても意味ない、耐久力は俺と同じになると見ていいな。

 

「ちょっと!気持ち悪いんだけどあれ!?」

 

「⋯⋯先生、ゲーム開発部を連れて逃げてください。殿は俺が務めます。」

 

「何言ってるの!?大将も一緒に逃げないと!」

 

先生の言葉に才羽姉妹とアリスがうんうんと頷いた。本当は俺だって逃げたいさ。

 

「逃げません、こいつらを外に放った瞬間にキヴォトスが崩壊する可能性があるので。こいつらの攻撃はヘイローがあっても、先生と同じ頑丈具合になります。」

 

「だからユズちゃんが火傷してるの!?」

 

引っ付き虫状態になってるユズを無理矢理剥がし、先生に押し付けながら説明する。誰がこの世界に招き入れたんだよ?やっぱあのクソババアか?

 

「嫌、です。アリスは、パーティメンバーを置いて、逃げたくありません。」

 

「けどなアリス。このままだと全滅する、バットエンドになるんだ。なら誰か1人に殿を任せて逃げないといけない。ゲームでもあっただろ?」

 

「でも!それだと残ったメンバーはいなくなってしまいます!アリスは、大将にいなくなってほしくありません!」

 

アリスは嫌々と首を横に振る。説得が難しいな、あんまり時間も残されてないんだよ。

 

「大丈夫だって。アリス、ここは任せて先に行け!っていうシーンで誰もがその後いなくなってたか?」

 

「⋯⋯いえ、戻ってきた人もいます。」

 

「だろ?そのまま逃げろっていう訳じゃない、アリス達には助けを呼びに行って欲しいんだよ。それまでの時間稼ぎをするだけ、頃合い見て俺も逃げて助けが来るまで隠れるさ。」

 

屁理屈かな?でも屁理屈でもいいからゲーム開発部メンバーと先生をここから逃さないと。

 

「先生、工場から出たらすぐに助けを呼んでください。なあに、単独行動は慣れてるんです、俺は一人の方が逃げる事も出来ますから。」

 

「⋯⋯でも!それだと大将は「いいから行ってください!アンタはゲーム開発部メンバーを死なせたいんですか!?」時間を、稼ぐだけにして。すぐに助けを呼んで来るから。」

 

先生は自分に言い聞かせて無理矢理納得していた。皆も泣きそうな顔してる、なら、ここは一つ場を和ませますか。

 

「頼みます。ああそれと先生?時間を稼ぐのはいいが、別に、『あれらを倒してしまっても構わんのだろう?』」

 

「大将それ死亡フラ「さっさと行けっ!」ぐうぅぅ!?」

 

「「「「ダッシュゥゥゥゥゥゥ!!」」」」

 

先生が何か言う前に『ゾーラの弓』を装備、『バクダン花』を矢の先端にスクラビルドし、天井目掛けて放つ。

 

天井が爆発して瓦礫が降ってくる。先生達は、急いで出口まで走っていったな。

 

天井破壊する必要は無い?もしガーディアンが先生達を追い掛けたらどうすんだよ。

 

「さて、テメェらはブルアカ世界じゃ害悪だ。だから一匹残らず駆逐してやるよォ!」




一般男子
先生や生徒の命が危ない時、自分の命は度外視して躊躇なく助ける。それで自分が死んでも、先生と生徒を助ける事が出来た、やったー!と感じている。

1人で大量のガーディアンと戦うつもりだが、途中である普通の生徒が助っ人に来る。

無事に戻って来れたら、多分監禁される。


早瀬ユウカ
急用を片付けた後、一般男子の所に向かおうとする際にアスナと会っている。その後、コタマに連絡して一般男子の居場所を探してもらうよう依頼していた。

廃墟工場の件はリオから聞かされ、現在気絶中。ノアとコユキがユウカを介抱している。


音瀬コタマ
先生の発する音は好きだが、一般男子の発する音は嫌いなのであんまり関わらないようにしている。

嫌いな理由は、何をしても悲しい音、苦しそうな音、何かがひび割れていく音しか聴こえないため。


先生
原作通り2回目の廃墟工場に向かった。途中まではニコニコとゲーム開発部の様子を眺めていたが、ガーディアンの攻撃で一般男子が死んでからは苦しそうな表情になった。

無事に廃墟工場から脱出し、一般男子も助け出せたら面談するつもり。


天童アリス
初めて人が死ぬ姿を見てしまった。でもすぐに復活した姿を見たので、取り敢えず安堵した。自分は本当に勇者になれるのかちょっと考え始める。


花岡ユズ
一般男子が傷付くと暴走する。暴走した時の戦闘力はネルやナギサに匹敵するが、あんまり暴走モード保たない。

一般男子が無事に戻って来たら1日中引っ付こうと考えてる。


調月リオ
廃墟工場の様子はAMASを使ってこっそり伺っていた。それのせいで、また一般男子が死ぬ瞬間を見てしまった。

最初はユウカに伝え、その後震えが止まらない手でグループモモトークに情報を発信している最中。


ある普通の生徒
嫌な予感を感じ取り、一般男子を助ける為に全力で廃墟工場に向かってる。


『緑色のキノコ』
素材が補充される時にたまに混ざってくるキノコ。一般男子とアリス以外は食べても特に何も起こらない。MGS3ネタ。


『朽ちたガーディアン』
ブレワイに出てくる敵。最序盤から会うことは出来る。発見された時のBGMは中々焦るが、終盤だとこいつは特に恐ろしくない。


『小型ガーディアン(中位)』
ブレワイに出てくる敵。試練の祠で力の試練中位の時に出てくる敵、装備が整ってない状態で戦おうとすると中々強い。


『小型ガーディアン(極位)』
ブレワイに出てくる敵。試練の祠で力の試練極位の時に出てくる敵、攻撃力は高いのはもちろんのこと、体力が多いので倒すのに苦労する。

氷ハメすれば楽に勝てるが⋯⋯。
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