昨日まで出張だったので時間が中々取れず、短めですが投稿します。
補習授業部・教室
あれから補習授業部のメンバーは放課後に集まり、試験に向けて勉強しているらしい。ヒフミが部長だから模擬試験や過去の試験等の問題集を集めて勉強していると先生から聞いた。
「補習授業部のメンバーが勉強している教室は、ここだな。」
いつもは先生が様子を見に来ていたらしいが、今日は来れないとの事で代わりに俺が様子を見ることになった。
ヒフミ以外はほぼ初対面なんだよな、浦和は数回見掛けただけで話したことはない。普通に入っても面白くないよな、何かインパクトある教室の入り方あったっけ?
「あれこれ考えても仕方ないか。」
教室の扉に手を掛けて、息を大きく吸って。
「わ〜た〜し〜が、来たああぁぁぁぁ!!」
「誰っ!?」
扉を思いっ切り開きながら大声を出した後、教室の中に入る。中にはビクビクしているピンク髪で背中に小さな黒い羽がある生徒である下江コハル。
同じピンク髪だけど白いセーラ服を着ていて、俺の顔を見て呆然としている生徒である浦和ハナコ。
銀髪で俺の顔を見た瞬間にびっくりした表情をしている生徒である白洲アズサがいた。
ヒフミ?ヒフミは顔に青筋を浮かべて怒ってますという表情をしていた、何も怒らせる事してないんだけど?
「誰よアンタ!?というより何で男がトリニティにいるのよ!?」
「誰だお前と聞かれたら、答えてやるのが世の情け。そう、俺の名は、キヴォトスの平和を守り、料理で人々に笑顔を与える男、その名も「あはは、大将?後でお説教ですよ?」何でやヒフミ!?」
「普通に入って来てください!いきなり大声で入って来たらびっくりします!」
ヒフミはプンプンと怒ってますよという表情で言ってくる。インパクトは大事だし、ある教師はこうして入って来たからな。
「やはり大将だったか。ここで会えるなんて思ってもなかった。」
「⋯⋯⋯⋯。」
浦和は何も言わないな?俺の顔を見て考え込んでる。まあ触れない方がいいか。
「ヒフミ以外はほぼ初対面だから自己紹介するぞ。俺は大将、無所属さ!」
「はぁ!?アンタ学園に所属していないの!?じゃあ何でここに来たのよ!?」
自分に指を指してドヤ顔すると下江がガタッと椅子から立ち上がって叫んで来る。そんなに叫ぶと喉痛めるぞ?
「きゃんきゃん吠えるなよ脳内ピンク娘の下江。普段は料理屋を営んでるぞ、『食事処アーカイブ』って言う店だ。後は依頼も受け付けてる、今回は先生から依頼を受けて来たぞ。」
依頼達成報酬は無いけどな!お金は口座に余るほどあるし、食料はあるし、でも何も無いのは申し訳ないから何か考えるねって先生は言ってたけど。
「だ、誰が脳内ピンク娘よ!?」
「なので、今日は俺が教師役でお前らに勉強を教える。泥船に乗ったつもりで安心するといい!」
「沈むじゃない!てか、学園に所属していないアンタが勉強を教える?冗談言わないで!」
やっぱ下江は弄るといい反応して楽しいな。
「コハルの言う通り、大将が勉強出来るかどうかは確認しておきたい。ヒフミ、今日やろうとしていた模擬試験問題の予備はあるか?」
「ありますよアズサちゃん。じゃあ早速始めましょう。大将も席についてくださいね。」
え?俺も模擬試験問題解くの?キヴォトスの世界に来て1年未満なのに!?まあ自分がどのくらいの学力か見るいい機会だからやるか。
「はいはい、シャーペンと消しゴムは貸してくれよなヒフミ?」
「勿論です!どうぞ!」
ヒフミからシャーペンと消しゴムを受け取って、ヒフミの前の席に座る。こうして教室の椅子に座るのは久し振りだ。キヴォトスに来る前の事を思い出すよ。
休み時間は友人とアホな雑談したり、ゲームや漫画やアニメのキャラやイベントについて話したり、体育館に言ってスポーツしたりしてたな。
今頃あいつらは何してるのかなぁ。向こうじゃ俺は死んだ扱いになってるのかなぁ。
「大将?どうしましたか?」
「なんでもないぞヒフミ。じゃあ試験始めるか。」
いかんいかん、ちょっとホームシックになってた。もう戻れないから割り切らないといけないのに。
後ろでペンを走らせる音が聞こえるから俺も問題を解かないとな。えっと、第1問目は。
『問1.トリニティ総合学園にある3つある派閥の1つである、フィリウス派の環境を良い方向へ変えた人物を答えよ。』
⋯⋯これ解答欄に『俺』って書いたらダメか?
「はい、試験終〜了。ペンを置いて待ってな。採点は、ヒフミがやるのか?」
「私がやりますね。大将は休んでてください。」
1時間の試験だったからスマホのストップウォッチで測り、アラームが鳴ったから皆に声をかける。
解答が合ってるかどうかの採点はヒフミにお願いしてストレッチする。うーん、肩がパキパキと音が鳴るな。
「あらあら、大将は固くなってますね。もっと大きくストレッチした方がいいと思いますよ。」
「そうだな浦和、もっとストレッチの動きを早くしてほぐすか。」
「男性、固い、大きい、動きが早い。え、エッチなのはダメ!死刑!」
おお、本物のエ駄死だ!しかも声だけじゃなくて下江の顔が赤くなって猫目になってる!これを見に来たんだよ。
ってか下江は何を想像したのやら。むっつりスケベめ、先生にもエ駄死は言ったのかな。
「採点が終わりました!皆に結果を配りますね!」
ヒフミから答案用紙と皆の点数の結果が書かれた紙が渡される、どれどれ。
阿慈谷ヒフミ 80点
白洲アズサ 40点
下江コハル 28点
浦和ハナコ 19点
大将 98点
「ちょっと!大将の結果がおかしいじゃない!学園に所属していないのにほぼ満点なんか取れるわけないでしょ!?」
「流石大将、戦闘力や行動力だけでなく学力も尊敬出来る。やっぱり凄い。」
下江が俺に向かって吠えるのに対して、白洲が目を輝かせながら俺を見てくる。俺は白洲にも何もしていないはずなんだけど?
「あのな下江、学園に所属してなくてもBDさえあれば勉強は出来るんだ。3大校の勉強範囲はもう学習済みなんだよ。」
まあ、ちょっと忘れてる部分もあったから満点は取れなかったけど。
だからゲヘナやミレニアムのテストを受けても80点は超えられるぞ。ワイルドハントだけはちょっと無理だな、あれは芸術特化だから点数がどうしても低くなる。
「ぐぬぬぬぬ!」
「大将は夜中に1人でしこしこと勉強していたんですね。棒を持って映像を見ながら。」
「間違いじゃないけど変な言い方やめてくんない浦和?」
軽いジャブを打ってきたか。浦和の性格からして、俺と浦和の相性は悪いと思うし。浦和の面倒は先生に見てもらおう、俺が変に関わって余計に拗れたら大変だし。
「さて、残りの時間で俺が教師役で勉強を教えるぞ。黒板はあるしチョークもあるな。」
席から立って黒板の前まで歩いて行く。これらの設備は外の世界と変わらないんだな、安心した。
「じゃ、ヒフミ以外が間違えた部分の問題について解説していくぞ。」
チョークを持って、息を整えて⋯⋯。
「ワタァ!ホォォォウ!アアアアァァァァァ!ワタァァァァァァウ!」
「はい、ここテストに出まーす!」
「分かるわけないじゃない!」
「た、大将?黒板にそんな叫んで黒板に滅茶苦茶な字を書いても誰も読めませんよ!」
黒板に書いた字に赤色のチョークで◯を付けた瞬間に下江とヒフミから怒られた。ちょっと参考にする先生のチョイスを間違えたか?
「あんなに激しく動いて叫んでも息を乱していない、あれは参考になるな。」
「アズサちゃん、あれは参考にしちゃ駄目ですよ?」
何の参考にする気だ白洲?そもそもどうして白洲からの信頼が厚いんだろうな?
一般男子
勉強は出来る方、原作が始まる前までにゲヘナ、ミレニアム、トリニティの卒業範囲まで勉強済み。
この後は普通に皆に勉強を教えた。
阿慈谷ヒフミ
勉強は出来る、でもモモフレンズ関係や一般男子関係でテストをよくすっぽかすので問題児扱いされている。
下江コハル
一般男子とはほぼ関わりが無い、学園に所属していないのに勉強が出来る一般男子に納得がいっていない。
白洲アズサ
一般男子目線では初対面だが、アズサは一般男子を勝手に尾行して様子を見ているので良く知っている。
なので一般男子をとても尊敬している。
浦和ハナコ
一般男子との距離感を測っており、一般男子の噂やナギサと仲が良いのは知ってるため警戒している。
一般男子が参考にした先生
ファ◯タcmのドラゴン先生を参考にしている。流石に半裸にはなっていない。学生の頃に見て爆笑していました。