Blue Legend〜一般男子の物語〜   作:宗也

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何故か日間ランキングに乗っていたので続きを投稿、自分が書いていた頃は特殊タグなんて無かった頃なのでとても新鮮。

なんか書いていたらキャラが曇っていく。これは曇らせタグを追加した方がいいかな。

今回は重いよ短いよギャグほとんどないよ!


一般男子の覚悟

「大将?どう見ても生徒だよね?」

 

シャーレ奪還部隊の前に降り立ったが、先生は困惑してるな。まあ見た目が高校生くらいで大将と呼ばれたらそうなるわな。

 

「初めまして先生、俺はただの一般男子です。ちなみに料理屋を営んでいるから大将って呼ばれてるんです。詳しくはシャーレ奪還後に話しますから。」

 

「ちょっと待って!貴方はどうしてシャーレの事を知っているのよ!?」

 

「七神から先生達の様子を見てきてほしいと頼まれたからだが早瀬?まったく人使いが荒「大将?高い所から落ちてきましたよね?足怪我していますよね?」ソンナコトナイヨヒノミヤ?」

 

火宮がずんずんと俺の所に向かって歩いて来る。ちょっと怖いんですけど!?

 

「無茶をするなって何度も言ってますよね?えぇ、何度も言ってるのに改善の見込みがないですよね大将?ハナエさんにも言われてますよね?それなのにどうして無茶をするんですか?一度監禁してあげましょうか?」

 

怖い怖い怖い!目のハイライトオフにしながら早口で言うなよ!?

 

「せ、説教なら後にしてくれ火宮。今はシャーレを奪還するのが先だろ?優先順位を間違えるなよ。」

 

「⋯⋯はぁ。分かりました、くれぐれも無茶はしないでくださいね?」

 

よし火宮の目のハイライトが戻ったな。まったく心配症だな。ちょっと両足骨折(・・・・)したくらいなのに。

 

「お話は済みましたか?では進みましょう、大将は先生と同じで銃弾1発でも致命傷になるので前線に出ないように。」

 

「そうなのハスミちゃん!?なら大将は私の近くに「お断りです、火宮は先生を守れよ!」あっ!ちょっと!」

 

前方から不良達がやって来たから皆よりも早く駆け出す。俺の戦闘スタイルはガンガンいこうぜなので前線に出ないといけないからな。

 

死への恐怖?もう慣れちまったよ。

 

「あれは大将?お前ら!あの人(・・・)の言う通り威力よりも量を意識して弾幕を張れよ!1発でもクリーンヒットすればいいからな!」

 

「流石に考えてやがるか、だが無意味だ。やられる前にやればいいだけだからな!」

 

俺の上半身目掛けて銃弾が飛んでくるのを前転で回避、その後にポーチから『ケムリダケ』を数個取り出して地面に叩き付ける。そうすることで辺り一面煙に包まれる。

 

「煙幕だと!?お前ら気にせず撃ち「遅いわ!」うぐぇ!?」

 

リーダーらしき不良をトアルの剣で叩き斬る。不意打ちだと1発で意識刈り取れるな!

 

「リーダー!?どうしたのリー「シェェアァァ!」ダァァ!?」

 

「声は聞こえるのに姿見えない!皆大丈「デェェェイ!」ブフッ!?」

 

銃弾の雨を掻い潜りながら何人か叩き斬ると不良達は顔を青褪めさせて逃げ去って行き、それと同時に煙も晴れていく。ん?1人逃げてないな?

 

「あたしはヘルメットとボディアーマーを付けてるんだ!テメェなんか怖かねぇ!」

 

「来いよヘルメット不良。銃なんか捨てて掛かってこい!もしかして怖いのか?」

 

「野郎ブッコロしてや「話してる暇あるならさっさと撃てよ間抜け。」背中痛ぁ!?」

 

怒りでプルプル震えている最中に横っ跳びでヘルメット不良の側面に行き、更に横に転がって背面を取った後に跳び上がりながら背中を斬る。奥義の一つの『背面斬り』だぞ。

 

これだけじゃヘルメット不良を倒せないので、電気の実を投げ付けて気絶させる。エリアクリアヨシッ!

 

「大将!勝手に一人で先行しないでくだ⋯⋯ひっ!」

 

「やっと来たか皆。どうした早瀬?俺の姿を見た途端に悲鳴なんか上げて?」

 

先生を護衛しながらやって来た皆でいち早く俺の姿を見た早瀬が短く悲鳴を上げた。それに続いて守月が口に手を当てて吐きそうになっていた。

 

「た、大将。頬と左肩に弾丸がかすった跡が、早く治療を、受けて下さい。少なくとも私は、出血や傷から見える生々しい部分を、見慣れてはいません。」

 

おっと銃弾がかすっていたか。出血は、してはいるが酷くないからまあ後で料理食べれば大丈夫大丈夫。

 

「無理して俺の方を見なくていいぞ守月。羽川も見るのが辛いなら辺りを警戒していてくれ。」

 

「そういう問題では⋯⋯いえ、何を言っても大将は止まらないのでしょうね。分かりました、シャーレまではあと少しなので最短ルートで行ける道を探してきます。」

 

羽川は悲しそうな表情をしながら去っていく。ハートが2個減っている感覚があるから今のうちに『焼き上ケモノ肉』を食べてっと。

 

「大将、君はいつもこんなことをしているの?」

 

「まあそうですね。前線に出て敵をぶっ倒して「そうじゃない、そうじゃないんだよ。」じゃあ何ですか先生?」

 

「チナツが泣いているんだよ?君は知り合いを泣かせる為に前線に出てるの?」

 

先生に言われて火宮の方を見ると、火宮は泣きながら俺を睨んでいた。

 

「君は私と同じで銃弾1発でも致命傷になる。それがもたらす意味を分かっているの?チナツを見てなんとも思わないの?」

 

「分かっていますよ先生、だから極力当たらないように工夫してますし、当たったとしても料理を食えば大抵の傷は治りますから。」

 

「⋯⋯最後の質問に答えてないよ?」

 

先生は拳を握りしめながら俺の方を見続ける。今の火宮を見て、か。言いたいことは分かってるさ。

 

「怪我をしてごめんな火宮。次は怪我しないように上手く立ち回るからさ。」

 

「そうじゃないんだよ!君が怪我することによって悲しむ人がいるんだよ!?どうして無茶をするの!?」

 

「無茶をしないとやってられない世界だからですよ先生。いくら悲しまれようが達成しないといけない目的が俺にはあるんです。この身一つで目的が成し遂げられるなら俺はいくらでも無茶をしますよ。」

 

そうじゃないと、店の裏の庭の墓石で眠っている生徒達が安心出来ないんだよ。そうじゃないと、俺は気が狂いそうなんだよ。そうじゃないと、墓石で眠っている生徒達を救えなくて止めをさした俺は⋯⋯⋯

 

「⋯⋯⋯⋯。」

 

「守られる側の気持ちを考えた事はありますよ先生?考えた上で行動しているんです。っと羽川が戻ってきたみたいですね、行きましょうか。」

 

別に火宮や慕ってくれている人を傷付けたいわけじゃない。でもこの世界は何が起こるか分からないんだ、元気だった子が翌日に何も言わぬ冷たい身体になっている事だってある。

 

誰かを助けるような事をしないといけないんだよ俺は。自惚れ?知ってるさ。

 

「君は、苦しくないの?」

 

「不幸面なんかしてる暇はないんですよ。それに俺以上に苦しい人は山程いるんだ。俺だけが不幸じゃないから苦しくないですよ。」

 

それでも気が狂いそうになるがその度に思い出す。墓石で眠っている生徒達が言っていた『全ては虚しい』、そう言われる度に自分が返していた言葉があれば俺は大丈夫。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だとしても!




一般男子
メンタルがかなりヤバい。慕ってくれている生徒達がいるお陰でなんとか正気を保っている。原作のブルアカストーリーを知っているのと、とある出来事が原因で変に覚悟ガンギマリ状態になっている。

実は医療関係者に一度軟禁された事がある。


先生
色々急に起こり過ぎて若干パニック気味。一般男子の精神がヤバいことに早速気付いた。なんとかしたいと思っているが今すぐは無理だと感じている。



火宮チナツ
一般男子を慕っている生徒の一人。何度も一般男子が死んだ現場を見たり、怪我をしている所を見ている。一般男子を救いたい、でも自分だけじゃ力不足と痛感している。


早瀬ユウカ
実は一般男子の事はあまり知らない。シャーレ奪還後に一般男子の事を調査する、激怒間違いなし。


守月スズミ
何度か一般男子と共闘したりしてるので尊敬しているが、グループモモトークには入っていない。


羽川ハスミ
一般男子の事はよくスイーツを食べに店に訪れているので知っている。一般男子がツルギと模擬戦をよくしていた時期があったので怪我は見慣れているが、なるべくしてほしくないと感じている。


店の裏の庭にある墓石
これがあるお陰で一般男子は死ぬことが怖くない。これがあるお陰で一般男子は自己犠牲を止めない。


全ては虚しい
一体何トリーチェから教わったんだ。


『ケムリダケ』
ティアキンに出てくる素材で、投げると辺りに煙を撒き散らす。一般男子は煙幕代わりによく使用する。食べれません。


『背面斬り』
ゼルダシリーズに出てくる技。今回はトワプリ版、なお悪用して登れない所を登ったりはしない。


『焼き上ケモノ肉』
上ケモノ肉を焼いた料理。焼いただけなので効果は高くないがスタック出来るのが強み、かなり美味しそう。

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