Blue Legend〜一般男子の物語〜   作:宗也

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感想、ここすき、お気に入りありがとうございます!

ちょっとサブストーリー的な話です。ギャグが書きたい病を発症したので書きました。

時系列はエデン条約編終了後です。

昔流行った例のあれで、アビドス、ゲヘナ編です。


大「ナニコレ?」リ「好感度測定機でございます。」

一般男子の家

 

「で、リエル。コレナニ?」

 

食事処の休憩時間中にリエルが店にやって来ていきなり俺に眼鏡を着けて来たんだが!?

 

しかも外れない!呪いの装備かよ!?

 

「それはエンジニア部の皆様に作っていただいた好感度測定機でございます。大将様のクソボケ治療の為作ってほしいとご依頼したら一瞬で作っていただきましたよ。」

 

「こんなものの為に全力にならなくていいだろうが白石達ィィィィ!」

 

でもどうやって好感度測定なんてする、ん?視界の左上に説明事項が書かれている?

 

『説明ならこの豊見コトリにお任せあれ!好感度を測定したい相手を視界に入れていただければ後は勝手に測定しますよ!』

 

『好感度の値の説明はこのようになっています!』

 

0〜20 嫌い 出来れば関わりたくない

21〜40 苦手 距離感を測っている

41〜60 普通 知人、友人的な感じ

61〜80 友好 親友、告れば大体成功するよ!

81〜100 好き 異性として好き、告白は100%成功するよ!

100以降 大好き とても大好き、今すぐ襲いたいくらい!

 

『以上です!ちなみに上限は1000ですよ!これを機に大将のクソボケが少しでも治るといいですね!』

 

⋯⋯測る意味あるのか?こういうのは嫌な予感しかしないんだけど。

 

「その表情、説明をご覧になったのですね。では試運転で私から測定していただけませんか?」

 

「いいけど、リエルの好感度は大体予想が付くけどな。」

 

どうせ100以上なんだろ?まあ折角作ってもらったし測ってみるけどさ。

 

雪水リエル 好感度Error

 

「⋯⋯⋯⋯。」

 

あれ?この眼鏡もしかして壊れてる?なんかErrorって出てるんだけど!?

 

「クスクス、好感度の値を見て戸惑っておりますね大将様。」

 

「いやこれは戸惑うだろうが!最初からこれってどうなの!?」

 

普通最初は60くらいの人なんじゃないの!?何でいきなりマックス超えなんだよ!

 

「安心してくださいませ大将様。ここで襲いはしませんので。では行ってらっしゃいませ。」

 

「いや行かねぇよ!まだ店も営業「私が代わりますので。それに本日中に各学園を回っていただかないと、二度とその眼鏡を外せなくなりますよ?」選択肢は無いってか。ちくしょう!」

 

まあ好感度見るだけなら何も起きないか。起きないよな?起きないと信じたい!

 

「取り敢えず、アビドスから行くか。」

 

バイクに乗って出発っと。

 

「大将様がどれだけ慕われているか、身を持って知っていただきますよ。」

 

******

 

バイクを走らせてアビドス高校の校舎に辿り着いた。バイクを停めて皆がいる教室に入る。確か今日セリカのバイトが無いから柴関ラーメンに行かなくていいのか。

 

「ん、サーフィンの人、なんか眼鏡着けてる?」

 

「大将が来るなんて珍しいですね☆」

 

「イメチェンなの大将?ちょっと似合ってないわよ?」

 

「セリカちゃん、直球過ぎですよ!」

 

小鳥遊は十六夜に膝枕されながら寝てるのか。起こさないようにしないとな。

 

「近くに寄ったから顔を見に来たんだよ。あとセリカ、自分でも似合ってないのは分かってるからストレートに言うのは止めてくれ、地味に傷付く。」

 

「う、ご、ごめん。」

 

セリカがしょんぼりとするけど頭を撫でて慰める。さて、気は進まないけど測定するか。

 

セリカは予想出来るけど、他の4人はちょっと気になるし。

 

砂狼シロコ 好感度60

十六夜ノノミ 好感度55

奥空アヤネ 好感度68

小鳥遊ホシノ 好感度38

黒見セリカ 好感度406

 

うん、Errorが無いだけヨシ!

 

「どうしたのよ大将?なんかホッとした顔をしているみたいだけど?」

 

「い、いや、なんでもないぞセリカ。」

 

小鳥遊の好感度は低いけど、信頼されてない相手ならこんなもんだろ。寧ろ20以下じゃない事にびっくりだけどな。

 

そして意外に奥空の好感度が高い。特に奥空には何もしてないんだけどな?

 

「本当かしら?何か挙動が怪しいわよ?」

 

セリカが100以上だから下手したら襲われるってことじゃん!次の所に行きたいから撤収しないと!

 

「ナンデモ、ナイヨ。オレハモウカエルネ!」

 

そそくさと教室から出て停めてあるバイクに向かう。次はゲヘナ学園か、気が乗らないなぁ。

 

「⋯⋯ふーん、そういう事ね。」

 

******

 

アビドスからゲヘナは意外と近いからすぐに着いた。まずは給食部から行くか。

 

ゲヘナ学園の食堂に向かうと丁度お茶を飲んで休憩しているフウカがいた。牛牧は、掃除してるのか。

 

「先輩?何も用がないのにここに来るなんて珍しいですね?」

 

「まあな、休憩中に邪魔して悪いな。」

 

「大丈夫ですよ。」

 

フウカはニッコリと笑いながら言ってくる。よし、好感度測定開始と。

 

牛牧ジュリ 好感度50

愛清フウカ 好感度999

 

「えぇ⋯⋯。」

 

いや好感度999かよ!?あとちょっとで上限じゃねぇか!

 

「どうしましたか先輩?私の顔を見てげんなりとした表情を浮かべて?」

 

「いや、なんでもないぞ。ああなんでも「そうですか、ところで少し時間はありますか先輩?ちょっと襲いたくなりました♡」ナンデェ!?」

 

フウカが目にハートマークを浮かべて近付いて来るんだが!?発情する何かでも発射されてんのかこの眼鏡!?

 

「大丈夫です。先輩の先輩を味見するだけですから♡」

 

「先輩は何も大丈夫じゃありません!誰か来てくれ「ウフフ、聞き覚えのある声が聞こえて来てみましたら、大将でしたか。」黒舘か!」

 

この際黒舘でもいい!とにかく助けてくれ!

 

「ハルナ、まさか食堂を荒らしに来たのかしら?」

 

ヨシ!ヨシ!フウカの目からハートマークが消えた!ナイス黒舘!サンキュー黒舘!

 

「ご安心くださいフウカさん。本当に大将の声が聞こえましたから来ただけですわ。」

 

折角だから黒舘の好感度も見てみるか。意外と俺に好意的なんだよな。

 

黒舘ハルナ 好感度150

 

「⋯⋯次行こう次!」

 

何でお前はそんなに好感度高いんだよ!?黒舘には結構冷たくしてるんだけど!?

 

「なるほど、大将の大将を味見と。確かにどんな味がするのかは気になりますわ。私もご一緒してもよろしくて?」

 

「いいわよハルナ。でも最初は私からだからね♡」

 

「はい、分かっておりますわ♡」

 

やべっ!黒舘も目にハートマークを浮かべ出した!このままじゃ2人に襲われる!

 

「緊急退避『トーレルーフ』!!」

 

咄嗟に『トーレルーフ』を使って逃げる!やっぱこの眼鏡発情効果持ってんだろ!

 

気は進まないけど、気は進まないけど!次は風紀委員会に行くかぁ。

 

校舎から出て風紀委員会本部の前に辿り着いた。そこには丁度空崎、天雨、銀鏡、チナツ、氷室がいた。

 

「大将?何か風紀委員会に用かしら?」

 

「今忙しいのですよ、用がないならさっさと離れてください。」

 

「アコちゃん、ちょっと言い過ぎじゃない?」

 

「いつもの事ですよイオリ、それと大将、眼鏡を掛けたんですね。お揃いみたいでちょっと嬉しいです。」

 

「お疲れのようですね大将、救急医学部で休んで行きますか?」

 

あー、面倒だからすぐに好感度測定開始!

 

空崎ヒナ 好感度52

天雨アコ 好感度15

銀鏡イオリ 好感度30

火宮チナツ 好感度Error

氷室セナ 好感度300

 

「⋯⋯お邪魔しまし「「大将?逃げないでください♡」」フオオッ!?」

 

下二人の好感度がおかしいから立ち去ろうとしたらチナツと氷室が左右から抱き着いて来た!?

 

「チ、チナツ?ちょっと大胆じゃないかしら?」

 

「これくらい普通ですよヒナ委員長。さあ大将、救急医学部で疲れを癒してあげますね♡」

 

「ベッドでじっくりと健診してあげます♡」

 

「HA☆NA☆SE!!」

 

顔を赤くしてないで助けてくれよ空崎!!あと銀鏡、顔を手で隠してるけど隙間から見てるのバレバレだからな!

 

「なんてものをヒナ委員長に見せてるんですか大将!さっさと帰ってください!」

 

うぐえっ!天雨に背中を蹴られて前方にふっ飛ばされた。でもチナツと氷室の拘束が解けたからこの隙に万魔殿に向かうぞ!

 

でも起き上がる前に拘束されそうだからこのまま滑って行くぞ!腹に『水の実』をぶつけて水濡れ状態にして腹から地面に着地して勢いを殺さずに駆け抜ける!

 

「何ですかあれは!?やはり大将はヒナ委員長に近付けるべきではありませんね!」

「キモいんだけどあれ!?何でペンギンみたいにお腹で滑れるのさ!?」

「本当に大将の奇行は見てて飽きないわね。」

「逃げられました。ですが逃がしませんよ大将♡セナ先輩、手筈は整えていますか?」

「大丈夫ですよチナツ。メンバーも集まって来てますし、万魔殿に協力者もいますから。」

 

******

 

腹滑りしながら万魔殿まで移動して無事に辿り着いた。道行く生徒からはドン引きした目で見られたけどな!

 

「邪魔するぞ羽沼。」

 

万魔殿本部の中の羽沼がいる部屋に入ると、椅子に座ってふんぞり返っている羽沼と丹花と遊んでる元宮がいた。

 

「あっ!大将だぁ〜!ここに来るなんて本当に珍しいね!」

 

「よう丹花、ちょっと用事があってな。プリン持ってきたから皆で食べてくれよ。」

 

トテトテとやって来る丹花にプリンが入ってる袋を渡すと丹花は目を輝かせながら受け取った。

 

「わぁ!ありがとう大将!」

 

「いや〜、いつもありがとうございます大将!」

 

丹花は早速袋からプリンを取り出してテーブルの上に置いて元宮が持ってきたスプーンを受け取って食べ始めた。

 

元宮もプリンを食べ始めたな、京極は机に突っ伏して寝てる。なんというか、家族みたいだよな万魔殿って。

 

「で、ここに何しに来たんだ大将?」

 

「まあ、ちょっとな羽沼。」

 

さっさと好感度測定開始してっと。万魔殿は好感度高いメンバーは居ないと思うから安心して測れるな!

 

羽沼マコト 好感度72

京極サツキ 好感度50

元宮チアキ 好感度82

丹花イブキ 好感度68

 

あれぇ?意外と皆高いな!?ほとんど関わりのない京極で好感度50かよ!?

 

「その眼鏡、ミレニアムのエンジニア部が作った眼鏡だな?」

 

「何で分かるんだ羽沼?ん?そういえば棗は居ない「ここに居ますよ大将。」ふひゃ!?」

 

い、いきなり棗が後ろから抱き着いて来て耳元で囁いて来たんだが!?思わず変な声出ちまったじゃねえか!

 

「眼鏡姿はあんまり似合ってませんよ大将。」

 

「んなこと分かってるから離れてくれ棗!ちょっと、いやかなり精神的にヤバいから!」

 

「フフッ、何が悪いんですか?言ってみてください大将。」

 

こいつぅ!分かっててからかってるな!?棗の好感度を見たら即逃げるか!

 

棗イロハ 好感度99

 

「逃げろおおおおぉぉぉぉぉ!!」

 

もう嫌な予感しかしないから棗を振り解いて万魔殿本部から逃げようとしたけど、ガッチリホールドされて振り解けない!

 

「あー、そういう事か大将。イロハに先手を譲った時点で詰みだぞ?諦めるんだな。」

 

「諦めんなよ、諦めんなよ羽沼!お前の部下だろ!」

 

「さあ大将、休憩室に行きましょう。待っている人が居ますよ。休憩室に行くまで離れませんから。」

 

ネットリボイスで囁くなよ棗!これ襲われるやつだから絶対に行かな「協力ありがとうございますイロハさん。」オワタッ。

 

部屋の扉を開けると目にハートマークを浮かべているセリカ、フウカ、黒舘、チナツ、氷室がいた。

 

そして棗が離れた瞬間に氷室に倒されて両腕と両足と腰を持ち上げられた。ヘ◯ホーみたいに持ち上げるなよ!

 

「ハメやがったな棗ェェェェ!!」

 

「さあ?何のことでしょうか?皆さん、休憩室は空いておりますのでご自由に。」

 

「これでもう逃げられませんね大将、時間は3時間程度しか取れませんから濃密にしてあげます。」

 

「今までのツケ、その身で払ってもらいますね♡」




今回の一般男子の奇行

スーパーマリオサンシャインが元ネタ。ポンプや濡れている地面でヘッドスライディングすると速度がかなり出る。

普通に歩くより速度が出るのでとても重宝する。でもこんなんで移動したらドン引きされるのは当たり前である。

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