Blue Legend〜一般男子の物語〜   作:宗也

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次回でエデン条約編第2章終了です。


トリニティ大決戦④

先生Side

 

「さて、ここに来たのは他でもありません。ミカさん、ちょっとケンカ(仲直り)しましょうか?」

 

ナギサちゃんがニッコリと笑い、右手に持っている刀を向けながらミカちゃんにそう言った。

 

ナギサちゃんの後ろにいる私でも底知れないプレッシャーを感じる、正面にいるミカちゃんはもっとプレッシャーを感じてるよね?

 

「あはは☆私に勝てると思ってるのナギちゃん?いくら強くなったからと言っても、吐く言葉には気を付けた方がいいと思うな!」

 

「それに、今の状況を分かってないはずかないよね〜?ここで私とナギちゃんがぶつかったらヒフミちゃんはどうなるかな〜?」

 

確かに!ヒフミちゃんはミカちゃんの攻撃で気絶してる、気絶したらヘイローが消えて、耐久力は私と同じになる!

 

そんな中でミカちゃんの攻撃の余波を食らったら、とんでもない事になる!

 

「⋯⋯ええ、分かっていますよ。」

 

「なら大人しくしてくれな〜い?補習授業部のメンバーとシスターフッドのメンバーをやっつけた後に相手してあげるからさ☆」

 

「そして一人になった私を、ミカさんとパテル派生徒でタコ殴りにするわけですか。」

 

っ!そんな事になったらまずい!なんとかしてヒフミちゃんをミカちゃんから引き離さないと!

 

でもどうやって?疲弊しているアズサちゃん、ハナコちゃん、コハルちゃんでまだまだ余裕あるミカちゃんを相手に私が運ぶしかないか!

 

「さて、お喋りはおしまい☆」

 

「そうですね、お喋りはおしまいにしましょう。大将ォォォォォ!!

 

「!!!」

 

ミカちゃんとナギサちゃんが笑い合った後、いきなりナギサちゃんが大声で叫んだ。

 

それと同時に気絶していた筈のヒフミちゃんのヘイローが出現して、目を見開きながら飛び跳ねるように起きて、ミカちゃんの顎を蹴り飛ばした。

 

ミカちゃんの顎を蹴り飛ばした方のヒフミちゃんの足がキラキラ輝いてるんだけど!?あれなに!?

 

「がっ!?こ、このっ!?」

 

顎を蹴り飛ばされて、一瞬だけミカちゃんはふらついたけど、すぐに体勢を整えて空中にいるヒフミちゃんを捕まえようとする。

 

結構な衝撃音が響き渡ったけど、あんまり効いてない!?頑丈過ぎないかなミカちゃん!?

 

「させるかよ!」

 

「っ!ヒフミちゃんがワイヤー付きの爪に掴まれて引き寄せられていく!?こんな事出来るのは、大将!」

 

ヒフミちゃんがミカちゃんに捕まる前に、何処かから先端に爪が付いたワイヤーが出現して、ヒフミちゃんの服を爪で捕まえて引き寄せられていく。

 

いち早く気付いたミカちゃんがワイヤーの出現先の方に銃口を向ける。これワイヤーの先にいる人が撃たれる!

 

「は?何アレ、キモッ!?」

 

「流石大将、奇行姿で大将の右に出る者はいませんね。」

 

ミカちゃんが銃口を向けた先には、横にスライドしながらヒフミちゃんを引き寄せてる大将がいた。

 

ミカちゃんは驚愕の表情を浮かべてるし、ナギサちゃん以外の人も同じような感じで、ナギサちゃんだけがうんうんと頷いていた。

 

うん、前屈みで右手を前に向けた状態で横にスライドしていく姿はキモいと言われても仕方ないよ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一般男子Side

 

『妖精の力水』を飲みながら補習授業部がいる所に走っていき、到着したころにはナギサと聖園が向かい合って話している状況だった。

 

聖園の下に気絶したヒフミがいるからナギサは攻撃出来ないのか。

 

「こっちで回収するしかないな。」

 

さあどうやってヒフミを回収する?『ムチ』が一番早いけど結構近くまで行かないと届かないんだよな。射程距離まで近付いたら聖園に気付かれる。

 

となると『フックショット』か『クローショット』のどっちかだけど、引き寄せてる間は無防備状態になるから聖園に気付かれて銃弾を食らう可能性が高い。

 

でも回収出来る可能性があるのはこの二つだけど、どうする?

 

「⋯⋯迷ってる暇はないか。」

 

ナギサと聖園の会話がもうすぐ終わりそうだし。あっ、ナギサと視線が合った。

 

「今回も奇行するか。」

 

『クローショット』を装備して『ホバーブーツ』も装備。そして隙が出来たらヒフミを回収!

 

丁度ナギサが叫ぶのと同時にヒフミが聖園に蹴りを食らわせた。でも最後の力を振り絞って攻撃した感じだから聖園から距離は取れない。

 

「させるかよ!」

 

聖園がヒフミを捕まえる前に標準をヒフミに合わせて『クローショット』を発射、そしてヒフミを捕まえる瞬間に横にスライドする!

 

「は?何アレ、キモッ!?」

 

聖園は俺に気付いたけど、不動状態で横にスライドし続ける姿を見て固まったな。

 

あとキモいとか言わんでくれ、地味に傷付くんだ。

 

「よっと、ヒフミ大丈夫か?」

 

『クローショット』で引き寄せたヒフミを抱き止めた後、先生の元へ走って向かう。

 

「ありがとうございます大将。」

 

「しばらく休んどけ。こっからはナギサと聖園のタイマンになるからな。」

 

先生の元へ着いたから白洲にヒフミを預け、先生の隣に歩いて向かう。

 

「さて、これで思う存分喧嘩出来ますねミカさん。覚悟はよろしいですか?」

 

「随分と自信あるみたいだねナギちゃん☆うん、いいよ。思う存分やろうか!」

 

ナギサと聖園が互いにニッコリと笑い合った後、超高速移動で互いに詰め寄り、刀と拳がぶつかり合う。

 

その際に発生した衝撃波で地面が抉れたり、建物の窓ガラスが割れたりする。

 

「た、大将!どうして君がここに!?」

 

「こっちもこっちで色々動いていたんですよ先生。」

 

ナギサの刀と鞘、聖園の拳がぶつかり合う音が響く中、先生と俺は二人の喧嘩の様子を見る。

 

先生はあちこち目線が行ってるから目で追えてないか。まあ二人の攻撃速度はかなり早いからな。ヒフミでやっと追えるくらいだし。

 

俺?俺は勿論見えてるぞ。じゃないと聖園とかネルとか各学園の最強格とやり合えないし。

 

「ねぇ、大将。どうしてナギサちゃんと一緒に戦わなかったの?」

 

「まあ俺が参戦すればナギサが勝つ確率は上がるでしょう。でも、それじゃ駄目なんですよ先生。」

 

「『シッテムの箱』の指揮機能の使用も駄目、だよね。」

 

「当たり前です。」

 

これは二人の喧嘩、部外者が参戦しちゃ駄目なんだ。

 

シスターフッドやパテル派のトリカス達は参戦するかもって?シスターフッドは分かってるのか黙って見守ってる。

 

あっ、歌住と目が合った。ニッコリと微笑んだな、まあ相変わらず胡散臭い笑みをしてるけど。あれは無事で良かったという感じの笑みだろう。

 

パテル派のトリカス生徒?二人の攻撃による衝撃波に耐えるので精一杯だから手を出したくても出せない感じになってる。

 

「それにしても、ナギサちゃんってここまで強かったんだね。補習授業部メンバーと『シッテムの箱』の指揮機能を使って、やっとミカちゃんの相手になったのに。」

 

「それだけナギサは鍛え直したんですよ。」

 

先生と話してると衝撃波が一段と強くなった。あれは聖園のハイキックをナギサは同じハイキックで相殺したから発生したな。

 

「⋯⋯まさか全力の蹴りも受け止められちゃうとは思わなかったかな〜。」

 

「こっちはミカさん対策でパワー系の人達と鍛錬しましたから!カンナさんやコノカさん、ネルさんと鍛錬してましたので!」

 

「ハナエちゃんと同じように豪華な「あと何回かゲヘナ風紀委員会の委員長であるヒナさんとも仮想ミカさんとして喧嘩もしましたので!」何やってるのナギちゃん!?」

 

いやほんとだよ。ティーパーティーがゲヘナの風紀委員会に喧嘩を売るなよ。

 

多分チナツが場所とかを調整したと思うけど、よく空崎も許可したな!?

 

「隙ありです!」

 

聖園が動揺した一瞬の隙をナギサは逃さずに刀の方を袈裟斬りで振るって聖園に当てて吹き飛ばした。

 

それで聖園が地面に着地する前に先に背後に回り込んだナギサは、鞘の方で聖園の体を上空にかち上げた

 

その後ナギサは自分も上空へ跳び上がり、無防備になった聖園の胸と腹に刀と鞘を思いっ切り叩き付けで地面に落とした。

 

「うわわっ!」

 

聖園が地面に叩き付けられた衝撃で地面が揺れ、旧校舎の建物が一部崩壊した。先生はバランスを崩して尻餅を着いたな。

 

「大丈夫ですか先生?」

 

「大丈夫だよ、でも大将はバランスを崩してないのはどうしてなの!?」

 

「鍛えてるからな。」

 

地面に着地したナギサだけど、その瞬間に聖園が土煙を払いながらナギサに接近してきた。

 

「本当に頑丈ですねミカさん。ならもっと攻撃を当て「あはは☆ナギちゃんの攻略方法思い付いちゃった☆」!!」

 

接近してきた聖園の右フックを鞘で受け止めたナギサは刀を横薙ぎに振るって聖園の脇腹に攻撃を当てた。

 

けど聖園は全力で踏ん張ってその場に留まり、ジャンプして左脚でナギサの頭を蹴り飛ばした。

 

「ナギサちゃん!」

 

「ダメージ覚悟の相打ち狙いか!」

 

ヤバい、もろにクリーンヒットした!ナギサは耐久力も上がってるけど聖園の攻撃は耐えられるか分からない!

 

蹴りを食らって頭が反れたナギサだったけど、すぐに刀を手から離し、聖園の左脚を掴んだ。

 

「頑丈なのは、ミカさんの専売特許じゃないんですよ!!」

 

「きゃあぁぁぁぁぁ!!」

 

その後に聖園を振り回し、旧校舎の崩壊した部分に向けて思いっ切り投げ飛ばした。

 

けど、ナギサは相当無理をしてる。蹴られた部分が予想以上の衝撃だったみたいでそこからかなり出血してる。

 

「相打ちも効かないなんてーー!!こうなったら隕石を落「それはさせませんよ!」だよねー!!」

 

EXスキルを使おうとする聖園だけど、それは使われたらマズイと分かってるナギサはいつの間にか手離した刀を装備して聖園に振るう。

 

超接近戦ならEXスキルを使用する暇なんかないもんな。

 

「ねぇ、大将。この戦い、ナギサちゃんが勝つと思う?」

 

「そりゃナギサが勝つ、と言いたいんですけど、聖園が妙に落ち着いてるのが気になるんですよ。」

 

ただナギサとの喧嘩を楽しんでるだけなのか、それとも何か隠し球があるのか⋯⋯。

 

「そう、なの?それと、ナギサちゃんとミカちゃんの着ている服がボロボロになってきて下着も見えてきたんだけど。」

 

「んなこと気にしてる場合じゃないと思いますけど。」

 

あんだけ激しい戦いしてたらそりゃ着ている服なんてボロボロになる。

 

聖園はケープの部分は完全に無くなってノースリーブ状態、さらにノースリーブの部分やお腹の部分も一部破れてるし、白タイツも破れて素足が所々見えてる。

 

ナギサは長袖の部分が破けて無くなって半袖状態、更に胸元とお腹の部分の服も破けて素肌が見えてる。スカートも破けてミニスカート状態、黒タイツはほぼ完全に破けてる状態。

 

「はぁ、はぁ。」

 

「ふぅー、本当に強くなったんだねナギちゃん。」

 

互いにスタミナが切れたのか立ち止まって肩で呼吸をしている、ナギサは頭の出血以外にも腕が痙攣してる。

 

対して聖園は足が痙攣してる。消耗具合はナギサが上か。

 

「弱いままではいられませんので。」

 

「大将を守る為かな?じゃあさ、あれは使わないの?ハナエちゃんがやってたような強化形態。」

 

「あれは体力をかなり削るのでここぞという時に使いますよ。」

 

「だよね!でもさ、ちょ〜っとそれは私をナメすぎじゃないかなナギちゃん?こうも考えなかったの?」

 

聖園が小馬鹿にしたように笑った後、急に聖園の体からピンク色の神秘が溢れ出した。

 

おいおいふざけんな!一度見ただけで使えるようになるのかよお前は!?

 

「ミカさん、それは、まさか!?」

 

「えっと、これは、なんて叫べば良かったんだっけ⋯⋯?あ、そうだったそうだった!」

 

「神秘解放!!」

 

聖園が叫ぶのと同時にさらに神秘が溢れ、衝撃波も全方位に走った。

 

パテル派生徒のトリカスとシスターフッドの歌住以外のメンバーは吹き飛ばされた。

 

先生と補習授業部メンバーは俺が前に立ち塞がって衝撃波を『ガードジャスト』したから吹き飛ばされてはいない。

 

「おおっ!使えた使えた!ハナエちゃんが使ってるのを見た時からもしかしたらと思ってたけど、使えたね!」

 

「くっ!ここでミカさんがそれを使うのは「あはは☆喋ってる暇はあるのかなナギちゃん?」えっ。」

 

一瞬の間で聖園はナギサの懐に潜り込んで右ストレートを放った。おいおい速すぎるだろ!ギリギリ目で追い掛けれたけど、ナギサは反応出来てない!

 

無防備に聖園の右ストレートを腹に食らったナギサはぶっ飛ばされて花壇に叩き付けられる。

 

「ガハッ!?こ、攻撃がみ、見えませんでした。こうなったら私もし「無理無理〜☆」きゃあぁぁぁぁぁ!!」

 

ヨロヨロと立ち上がったナギサだったけど、また神速のスピードで聖園は距離を詰めてナギサに足払いをする。

 

それで体が浮いたナギサの顔面と胸に二段蹴りを聖園は放ってかち上げた後、ナギサの腹にアッパーカットを放った。

 

「ナギサちゃん!!」

 

口から血を吐いたナギサだったけど、聖園は攻撃の手を緩めず、飛び上がって回転しながらナギサの背中に蹴りを叩き込んで地面に激突させた。

 

「ゴホッ、ゴホッ⋯⋯。」

 

「う〜ん、ちょっとやりすぎちゃったかな〜?」

 

陥没した地面にうつ伏せでナギサは倒れ込んだ。ヘイローが点滅していて意識が朦朧としている状態だからもう戦えない!

 

「ごめんねナギちゃん、神秘解放は初めてだからちょっと手加減出来なかった。」

 

「ナギサちゃん!!」

 

「ナギサ様!!」

 

「さて、次の相手は大将かな?すぐ潰してあげるね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全身が痛い、呼吸が苦しい、あの人はいつもこれを感じていたのですか。

 

やっぱり私ではミカさんに敵いませんか。あれだけ苦労して身に付けた神秘解放をミカさんはあっさりと習得、ふふ、理不尽過ぎて笑ってしまいますね。

 

あとは大将、任せました。ここで私は『おや、君はそれで良いのかい?』この声は⋯⋯。

 

『大将を守る為に強くなったんじゃないのかい?そしてそれは膂力だけだったのかな?』

 

何を、言いたいんですか。

 

『大将はこういう時、どうしてたのかな?そのまま諦めてたのかな?言ってみなよナギサ。』

 

⋯⋯そうでしたね。大将はこういう状況でも決して諦めませんね。それを見てきた私が諦めてどうするって話ですよね。

 

このままでいいのか、ヒフミさんの悲しむような声、先生の泣きそうな声、そして、心配そうに辛そうに見詰める大将。

 

このまま意識を失っていいのですか桐藤ナギサ?いいや!言い訳がない!

 

ミカさんは強い、理不尽的な強さ、私では敵わないかもしれない。でも、だとしてもッ!それが諦める理由にはならない!

 

『分かってるじゃないか。じゃあ私の手助けも必要ないね。』

 

えぇ、ここまでの会話で充分手助けしてくれましたよ、ありがとうございますセイアさん。でもいつまでも夢を見てるのは良くないと思いますよ!ミネさんに言って強制的に叩き起こさせましょうか!?

 

『⋯⋯アーカラダガヨワッテキタナー、ハヤクヤスマナイトナー。』

 

逃げましたね、まあいいです。

 

ミカさんの神秘解放に対抗するには同じ神秘解放じゃ足りない。その先へ行かないといけない。

 

正直、とても怖い。解放したら自分が自分じゃなくなりそうで、恐怖に飲み込まれそうで堪らなく怖い。

 

でも、大将の方がもっと怖い思いをしている。もっと痛い思いをしている。それを、大将は克服していつも戦っている。

 

なら、私も克服しましょう。恐怖を勇気で乗り越え、更に向こうへ進みましょう。

 

大将の隣に立つために!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん?わぁお、まだ立ち上がれたんだねナギちゃん。」

 

聖園の言う通り、陥没した地面からナギサが出てきた。頭以外にも出血していて、殴られた部分は内出血で皮膚の色が紫色になってる。

 

全身ボロボロ、それでもナギサは立ち上がった。

 

「ナギサ様⋯⋯。」

 

「でもやっと立ち上がれたって感じかな〜?ならナギちゃんは無視して、次は大将、やろっか?」

 

「⋯⋯昔のナギサはどうだったか知らないけど、今のナギサをあんまりナメるなよ聖園。」

 

「それってどういうこッ!?」

 

聖園がそう言った瞬間、ナギサから衝撃波が放たれ、神秘が体から溢れ出した。でもおかしい、ナギサから感じる気配が神秘解放のそれではない!?

 

ナギサは隠し持っていた『残心の小太刀』を鞘から抜いて左手に持った瞬間、ナギサの髪色が抜け落ち、右目の周りの皮膚が黒く染まり、目の白部分が赤く充血しだした。

 

『残心の小太刀』はナギサに預けていた武器、部屋にしまってるのかと思ってたら持ってきてたのか!?

 

「なに、それ、ナギちゃんのそれ、神秘解放じゃない!?」

 

「えぇ、これは神秘解放じゃありません。神秘解放のその先の形態。」

 

恐怖解放(擬似テラー化)!!」




一般男子
ナギサとミカの喧嘩を邪魔するわけにはいかないので観戦している。

流石にミカが神秘解放をしたので加勢しようとしたが、ナギサの様子を見てとどまった。

ナギサの恐怖解放を見てかなり焦っている。これトリニティ消滅しないよね?


先生
ナギサとミカの喧嘩をあわあわしながら見守っていた。余波で降ってきた瓦礫等は一般男子が随時弾いていたので怪我はない。


ナギサ、ミカ
立場を忘れて思いっ切り喧嘩中。周りの被害なんて気にしない、気にしてられない。


ヒフミ、ハナコ、アズサ、コハル
ナギサとミカの喧嘩を黙って見守っていた。3年生になるにはここまでの膂力を身に着けないと駄目なの?とヒフミ以外はかなり引いている。


歌住サクラコ
ナギサとミカの様子を見て手出ししてはいけないと察知した。衝撃波から逃れ、攻撃しようとするパテル派のトリカスにいつものスマイルを浮かべて牽制し、手出しさせないようにしている。

一般男子とはそこそこ関わり合いがあり、時々店に行っては笑顔についての相談をしている。


黒服とマ◯◯◯ロ
巨大スクリーンに映像を映して観戦中。ナギサの強さにマ◯◯◯ロは驚いていたが、黒服は腕を組み理解者面しながら頷いていた。

ミカの神秘解放時は二人とも大興奮したが、ナギサの恐怖解放時は唖然とした。


一般男子の今回使用したスライド
トワプリのRTAで見る技。『Lスライド』と呼ばれており、通常は『クローショット』で物を引き寄せる時は移動出来ないが、この技を使うと若干移動することが出来る。

キモいと言われても仕方ない。


神秘解放について
実は神秘が多い生徒なら簡単に発動出来る。各学園の最強格なら一度見れば使用可能。


『恐怖解放』
この世界線独自の要素。更に想いが爆発した時に己にある恐怖、憎悪を利用し、戦闘力を神秘解放時より更に大幅に引き上げる事が出来る。

ぶっちゃけるとアドビス編第3章のホシノがなったテラー化とほぼ同じ。ただ、こっちは意識があり、制御出来てるので暴走はしない。

でも覚悟ガンギマリじゃないと恐怖に飲み込まれ暴走する諸刃の刃の形態である。


現在のトリニティの状況
トリニティ総合学園の四分の一が被害にあっており、建物や地面が崩壊したり陥没したりしている。

被害総額は、億は軽く超えている。
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