オデュッセイアの生徒達いいですね!特に会長や副長がいいキャラしてます。メモロビが楽しみです。
「オ〜ホッホッホ「何してるんですか大将!?」ホゲッェ!?」
「どうしてその気持ち悪いお面を着けたのですか?どうして丸腰で敵の前に立ったんですか?どうしてほぼ裸になる必要があるんですかぁ!?」
「ちょっ!その両手で俺の側頭部グリグリは止めてくれぇ!」
腰に手を当てて裏声で高笑いしてたら、ナギサが後ろにやってきて某5歳児の母のように側頭部を拳でグリグリしてきた。
思ってた以上に痛いんだけど!?
「登場シーンはインパクトが大事なんだよ!ほら!ヒフミ以外の皆の視線は俺に釘付けだぞ!」
「そんな格好をしているからですよ大将様!早く服を着てください!風邪を引いてしまいます!」
脱いだ服を持ってきたリエルに速攻で着替えさせられ、『大妖精のお面』も剥ぎ取られた。
ヒフミ達は錠前達と会話してるけど、錠前は俺の方を向いてヒフミ達の話を聞いてないな。
「ヒフミさんがアズサさんと語り合ってるシーンなのです!大将の奇行で雰囲気ぶち壊されたら困ります!」
「いやもう手遅れじゃないかなぁナギサ⋯⋯。」
俺の奇行を見慣れてないヒフミ以外の補習授業部組や、やって来た風紀委員会のメンバーや正義実現委員会のメンバーは顔真っ赤だもん。
ついでに戒野と槌永も顔真っ赤、錠前はジト目で見てきて、秤は俺に向けてサムズアップしてきた。秤、俺ら一応敵同士だからな?
「包囲、されて、しまいましたねぇ、大将が脱いだのは、注意を自分に向けるため!?」
「いや多分そこまで考えてないと思うよあの大将、それよりもどうするのリーダー?これはちょっと厳しいんじゃない?」
「知ったことか、無限に増殖する『ユスティナ聖徒会』の前では等しく無意味。この場の全員に知らせてやれ、この世界の真実を。」
「殺意と憎しみに満ちたこの世界で、あらゆる努力は無駄なのだと!」
「だったら何であんなに錠前の腹筋割れてんだろうなナギサ?努力しなきゃああならんだろ。」
「それは言わないお約束ですよ大将。」
「努力の解釈は人それぞれですよ。」
「黙れそこォ!!」
うわ危な!ナギサとリエルとヒソヒソ話していたら錠前がこっちに向かって銃弾を放って来た!
当てるつもりは無いのは分かってるから微動だにしなかったけど。
「はぁ、はぁ、足掻こうと何の意味もない。全ては無駄なのだということを!」
錠前の叫びをヒフミは黙って聞いた後、先生に目配せして頷いた。ついに見れるんだな!
「ヒフミ⋯⋯。」
「アズサちゃん、私は今すごく怒っています。すっっっっっごく怒っていますが、それ以上に、無事で良かったです。」
「この怒りはよく考えてみれば、アズサちゃんのせいではありません。ですから、私はもう怒っていません。」
「ヒフミ、本当なのか?青筋を何個も浮かべているから説得力無いぞ?」
「アズサちゃんには怒っていません。」
ヒフミはそう言った後、チラリと俺を見た。俺に怒ってるんですね、すんません。
「ですが、あの方々についてはまだ怒っています。殺意ですとか、憎しみですとか、この世界の真実ですとか。それを強要して、全ては虚しいのだと言い続けてましたが。」
「でもッ!それでもッ!だとしてもッ!私は!」
やべ、この時点でちょっと涙腺が!まだだ、まだ堪えるんだ!
「アズサちゃんが人殺しになるのは嫌です。そんな暗くて憂鬱なお話、私は嫌なんです!大将だけでもう一杯一杯なんです!」
「それが真実だって、この世界の本質だって言われても、私は好きじゃないんです!」
駄目だ、感動で涙が止まらん。ここは原作でめっちゃ好きなシーンだったから、生で見れて、聞けて、脳が震える!
「私には好きなものがあります!平凡で大した個性もない私ですが、自分が好きなものについては、絶対に譲れません!」
「友情で苦難を乗り越え、努力がきちんと報われて、辛いことは慰めて、お友達と慰め合って!苦しい事があっても、誰もが最後は笑顔になれるような!」
「そんなハッピーエンドが、私は好きなんです!!」
おおっ!この時点で雨が止んで、雲が晴れてきた。ヤバい、感動で鼻水も出て来た!
「誰が何と言おうとも、何度だって言い続けてみせます!」
「私達の描くお話は、私達が決めるんです!誰かに決められるなんて、真っ平御免です!」
「終わりになんてさせません、まだまだ続けて行くんです!」
「私達の物語⋯⋯。」
「私達の、
「ゔゔゔゔゔ!ゔあ"あ"あ"あ"!!」
雲が完全に晴れて青空が出てきた!やっぱスゲェよヒフミ!お前がナンバーワンだ!!
もう前が見えねぇよ。やっぱ映像より生で見て聞いた方が何万倍も感動するなぁ!
「こ、こんなに泣いてる大将は初めて見ました⋯⋯。」
「こ、壊れてしまったのでしょうか大将様?」
「ずずっ、壊れてないぞリエル。ちょっと感動してしまってな。」
「ちょっとの次元を越えておりますよ大将様。」
いけないいけない、まだ終わってないから気持ちを切り替えないと。
錠前達は雨が止んで雲が晴れた事に驚愕してる。今のうちだぞ先生!
「ここに宣言する。」
「私達が、新しい
「なっ⋯⋯!!」
色々条件が重なったからこそ出来る裏技。これは原作通り出来て良かった。
先生が宣言してから明らかにユスティナ生徒の動きがおかしくなった。エデン条約機構が二つあるから、どちらを優先すればいいか混乱している。
「知った事か!!ハッピーエンドだと!?ふざけるな!そんな言葉で、世界が変わるとでも!?」
「それだけでこの憎しみが、不信の世界が変わるとでも言うつもりか!?何を夢のような話を!」
「夢だからこそだぞ錠前。」
錠前は怒り狂ったように叫ぶが、それに割り込むように言う。すると錠前は固まった、これで先生の言葉が通じやすくなるな!
「生徒達の夢を、その実現を助けるのは、大人の義務だから。」
「⋯⋯っ!」
「私は生徒達が願う夢を信じて、それを支える。生徒達自身が、心から願う夢を。」
先生がそこまで言った後、皆が戦闘態勢になった。補習授業部、アビドス高校メンバー、風紀委員会メンバー、正義実現委員会メンバー。
これだけいるなら俺は後ろで待機だな。変に俺が前に出たら攻撃しづらくなると思うし。
「皆、行く「いやぁ!感動しましたよ先生〜♪」誰っ!?」
この声、あのパテル派No.2か!もう長いから糞ゴミクズトリカスでいいや!
糞ゴミクズトリカスはニタニタ笑いながら手に持ってるタブレットをもて遊んでいた。そのタブレット、『シッテムの箱』じゃねえか!?
「そのタブレット!いつ取ったの!?」
「あんまりにも〜、先生が隙だらけだったんで〜、取っちゃいました〜♪」
糞ゴミクズトリカスはニタニタ笑いながら固まっているヒフミに近付いて行く。
ヒフミは、俯いていて体を震わせている!?そっか!あの糞ゴミクズトリカスに拷問されたんだった!
「あれれ〜?ヒフミちゃ〜ん?体を震わせてどうしちゃったのかな〜?そりゃさっきヒフミちゃんに教育しちゃったからボクを怖がってるんだよね?」
「だったらさ、さっきの発言撤回してくれな〜い?綺麗事とか詭弁とかさ、クソ腹立つんだよね。」
「友情で苦難なんか乗り越えられる訳ないじゃん、努力が報われたら誰も苦労なんかしないじゃん、最後は笑顔になんてなれる訳ないじゃん。」
「だからさ、撤回しよ?ね?じゃないとまた教育しちゃっおっかな〜♪」
「⋯⋯っ、私は⋯⋯。」
「ほら、言って、言えよ、言え!理想家が吐いた戯言でしたって言え!夢見る少女の「黙りなさい。」ぶえっ!?」
糞ゴミクズトリカスに脅迫されたヒフミだけど、近付いて来て肩を触られた瞬間、顔面に右フックを当てて吹き飛ばした。
あの雰囲気、ガチギレしてるなヒフミ。
「私達の前から失せなさい糞ゴミクズトリカス。」
「いたた〜、ちょっとちょっと?ボク先輩なんだよ?その言葉遣いはないんじゃな〜い?」
「人を何食わぬ顔で拷問するお前なんかに敬語なんか使わない。」
「ま、いいけどね〜。おっと初めましての人が多いよね!ボクはパテル派No.2の生徒だよ〜!よろし「オラッ!」もう、人が話してるんだよ大将〜?」
チッ、『ゾーラの槍』を装備して糞ゴミクズトリカスに攻撃したけど、いつの間にか躱されていた。
本当に何の神秘を持っている?まさか、他人の意識を逸らす事が出来る神秘か!?ワープや時間停止じゃないならそれが一番可能性が高い!
「会いたかったですよ先生〜♪」
「君は、あの時に補習授業部の事について教えてくれた生徒だね?」
「おっ!覚えてくれてたんだね♪ボク感激!偽の情報を信じてナギサちゃんを信じようとしなかったお間抜け小娘さん♪」
こいつ、先生相手でも小馬鹿にしたような雰囲気なのか。空崎や羽川がキレるぞ。
「⋯⋯取り敢えずその持ってるタブレットは大事な物だから返してほしいかな。」
「え?嫌ですよ?先生として未熟なお前に渡すわけないじゃん。これは私が持つのが相応しいんですよ♪」
「少なくともテメェが持つ物じゃねえよそれは。」
『疾風のブーメラン』を糞ゴミクズトリカスに投げ付けて『シッテムの箱』を回収しようとしたけど、近くにあった瓦礫をブーメランに当てて阻止される。
本当に厄介だな!下手に傷付けて『シッテムの箱』を壊す訳に行かないし、どうする?
「でも〜、ボクが持ってても起動出来そうにないから、返してあげますよ♪わぁボクってばやっさしー!」
糞ゴミクズトリカスは先生に向けてタブレットを放り投げた。先生はそれを慌ててキャッチしようとしたけど、糞ゴミクズトリカスが先生にハンドガンの銃口を向けてやがる!?
「そのまま先生に気を取られてくださいね大将、バイバイ♪」
「!!?」
先生を守ろうと意識を先生に向けた瞬間、糞ゴミクズトリカスが接近してきて肩にハンドガンの銃口を押し付けられた。
気付いた時にはもう遅く、銃弾が発射されて俺の肩を弾丸が貫通した。
「ただでやられる訳ねぇだろ!」
「また相打ちですか?ざーんねん!」
俺が何か行動する前に糞ゴミクズトリカスは距離を取りやがった。
「大将大丈夫ですか!?」
「急所は外したから問題無「そりゃボクが外してあげたからね♪」それをしてテメェに何のメリットがある?」
「メリット?あるに決まってんじゃん!」
「んだと!?な、に、が⋯⋯。」
糞ゴミクズトリカスの言葉を聞いた瞬間、おぞましい何かが自分の中から溢れ出した。
記憶が強制的に回想される、アリウス生徒を救えなかった記憶、見殺しにしてしまった記憶。
そして頭の中で囁かれる恨み言、非難の言葉。
『どうして見殺しにしたの?どうして助けてくれなかったの?どうして来てくれなかったの?』
『お前のせいだお前のせいだお前のせいだお前のせいだお前のせいだお前のせいだお前のせいだお前のせいだ』
『お前が殺したお前が殺したお前が殺したお前が殺したお前が殺したお前が殺したお前が殺したお前が殺した』
「に、げ、ろ、な、ぎ、さ!」
「大将?大将!大将!?」
「あああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「ついに壊れましたね!さあ大将?貴様の手で大切な人を殺しなさい。」
先生Side
あのボクっ娘に大将が撃たれた後、いきなり大将が頭を抱えて蹲り、叫び出した。
そして、大将の体からドス黒いオーラが溢れ出して周りを破壊し始めたんだけど!?
「キタキタァ♪やっと大将を壊す事が出来た♪」
「⋯⋯ねぇ、大将がああなったのは君のせいかな?」
「引き金を引いたのはボクだけど〜?直接的な原因はこの世界ですよ先生〜?だからボクは悪くない。」
オーラで周りを破壊している大将を抑えようとナギサちゃんやヒフミちゃんが大将の元へ駆け寄ろうとするけど、オーラで弾かれる。
しかもナギサちゃん達を傷付けてる!?
「おい貴様、大将に『ヘイロー生成弾』を使ったな?」
「おやおや〜?その格好、その髪型、その角、あの人を追い出したクソマコトじゃないですか♪」
「答えろ。」
マ、マコトちゃん?いつものふざけた雰囲気じゃない。これは、ガチギレしてる?
「仕方ないなぁ〜、そうだよ。大将に『ヘイロー生成弾』を使ったよ♪先生の為に説明すると、ヘイローがない獣人に一時的にヘイローを付与する弾丸のこと。」
「あのベアトリーチェがくれたんだ♪」
ベアトリーチェ!?どうしてこの子がベアトリーチェと関わっているの!?
「そして『ヘイロー生成弾』を使った目的は、大将を『反転』させる為♪でも『ヘイロー生成弾』の効果は15分程度しか持たないんだよね〜。」
15分経ったら元に戻る?じゃあどうして使った?
「⋯⋯大将を殺す為か。」
え?大将を殺す?今マコトちゃんは何を言ったの?
「おっ!流石に分かっちゃうか〜。『反転』した状態でヘイロー無しになったら、死んじゃうの♪」
「⋯⋯君は、どうして、どうして人が死ぬかもしれないのに笑顔でいられるの!?」
「一番厄介な奴が死ぬんだよ?とても精々するから笑顔になれるんだよ先〜生♪」
当たり前のような表情でボクっ娘は言っている。大将が信じるなと言った理由が分かったよ。
「で〜も、ここで先生に捕まる訳にはいかないから特別に大将を救う方法を教えてあげる♪ボクってば太っ腹〜♪」
「そ、れ、は〜、他の生徒に大将を蝕んでる物を押し付ける事だよ〜♪」
大将が蝕んでる物を押し付ける?でもそんな事したら押し付けられた生徒は「勿論、押し付けられた生徒は死んじゃうよ〜♪」そんな!
「いいねいいねその絶望した表情♪」
「ふざけるなき「黙れよクソマコト、お前に用は無いんだよ。」まっ!?」
マコトちゃん!?あのボクっ娘が暴言を吐いた瞬間にマコトちゃんが吹き飛ばされてビルに叩き付けられた!?
「手間かけさせないでほしいよね〜。それで、先生はどうするのかな〜?大将を見殺しにするか、生徒を犠牲にして大将を救うか。」
「あっ、生徒に押し付ける場合は先生が持ってるカードで押し付けれるよ〜♪」
「リミットは残り13分、早くしないと助ける前にもっと被害が大きくなるかもね〜♪」
「選んで折れろ、夢見る小娘さん♪」
そう言ってボクっ娘生徒は消えて行った。大将を見殺しにするか、大将を救う為に生徒一人を犠牲にするか、私は、どういう選択をすれば⋯⋯。
ちなみにヒフミのブルアカ宣言シーン、本来なら隙だらけだが、後ろにいる一般男子がもの凄い変顔で涙と鼻水を垂れ流していたので、そっちが気になってサオリ達は攻撃出来ませんでした。
一般男子
ブルアカ屈指の名シーンを生で見れて感激した。周りがドン引きするくらい泣いている。
その後パテル派No.2の策略でヘイローを生成され、反転してしまった。
でも必死に抵抗しているため、完全に反転はしていない。
桐藤ナギサ
一般男子がまた奇行したのでお仕置きとして側頭部グリグリした。
実はヒフミのブルアカ宣言時はナギサも静かに泣いていた。
一般男子が反転してしまったので傷付きながら必死に語り掛けている。
阿慈谷ヒフミ
原作通りブルアカ宣言した。
その後のパテル派No.2に撤回しろと言われ、また拷問すると言われ恐怖で怯んだが、乗り越えてぶん殴った。
ナギサが語り掛けているのでヒフミはネルに至急来るようにメッセージを送った。
ネルにメッセージを送った理由はグループモモトークメンバーで一番精神力が強いから。
先生
ブルアカ宣言時は顔には出していないが感動で舞い上がっていた。
パテル派No.2の生徒の素振りは何かあったからそうなったのではと思っている。出来れば救いたいけど、どうすればいいのか分からない。
一般男子を救う為、生徒に押し付けられないのなら、私が!
パテル派No.2
綺麗事は大嫌い、バッドエンド好き。現実を見ないで夢見る人は絶望で叩き落としたくなる。なので先生の事は嫌い。
ヒフミに反撃されたのは予想外だが、計画が概ね上手くいってるので機嫌がいい。
これでトリニティはボロボロ、自分がトップになってあの人のように支配するぞと思っている。
ある木人形
一般男子を救うため現場に急行、もうすぐ着く。ベアトリーチェとの約束?そんなもの結ぶわけなかろう。
『ヘイロー生成弾』
この世界線独自のアイテム。ヘイローが無い獣人にヘイローを付与出来る。ロボットには効果は無い、ゴルコンダが作った。
某5歳児の母のグリグリ
クレヨンしんちゃんのお仕置き、あれは自分も実際に食らった事があり、中々痛い。
Q.これナギサ、ヒフミ、リエル、セリカ、ネル以外に来る人いる?
A.チナツ、アル、ハナエ、スズミ、ミネ、ミカが来ますよ。他の人はちょっと間に合いません。
Q.なんで一般男子は反転した?救う方法ある?
A.詳細は次回、誰も犠牲にせずに助ける方法はあります。