連日投稿、それとキリのいいところで区切りたかったので、かなり短めです。
先生Side
アリウススクワッドのメンバーと合流した後、アリウス自治区に入り、アツコちゃんが捕らわれている至聖所の近くまで来た。
途中でベアトリーチェの通信があったけど、やっぱりあいつは気に入らない。直接言いたい事が山程ある。
でも、その前に聖女バルバラという生徒がやって来て私達は足止めを食らっている。
「まずいな、突破出来る方法が思い付かない。」
「しかも攻撃がとんでもない威力です!」
「ユスティナ聖徒会の聖女、あれ、本当に私達で相手出来るの?」
サオリちゃんやヒヨリちゃんやミサキちゃんの攻撃を食らっても怯まない。止まらない。これかなりまずいね!
「来るぞ!こうなったら私が囮に「ミカ様とうーじょー!」へ?」
バルバラが両手に持っているガトリングを構えた瞬間に、私達の後ろからミカちゃんがやって来て飛び蹴りをバルバラの顔面に放った!?
しかも相当な威力だったのか、バルバラはふっ飛ばされて壁に激突した。
「やっほー!先生、サオリ達、ここは私が引き受けるから先に行って。」
「ミカ、お前!」
ミカちゃんの突然の登場にサオリちゃん達は驚いて銃を構えたけど、すぐに下ろした。ミカちゃんに敵意ないもんね。
「ほらほら☆さっさと行かないとアツコちゃんを助けられないよ!」
「何故だ、何故お前はそんな笑顔でいられる!?お前は何もかも失ったんじゃないのか!?」
「いやー、ティーパーティーの権限は剥奪されたよ?でも大将のお陰でそれだけで済んだの。」
「私は助かったけどサオリ達は助かってないでしょ?だから来たの。」
「ミカちゃん、任せていいんだね?」
確かめるようにミカちゃんに言うと、ミカちゃんは笑顔でサムズアップしてくる。
「とーぜんだよ☆今の私は絶好調!だからサオリ、助けたい人は手遅れになる前に助けなよ。」
「⋯⋯分かった。行くぞお前ら。」
サオリちゃんは何か言おうとしたけど、それを押し込んでアツコちゃんがいる所まで駆け出した。
それに続いてミサキちゃんやヒヨリちゃんも駆け出す。
「一つだけ聞かせてミカちゃん。ミカちゃんがここにいるって事は大将は?」
「バッチリ目覚めたよ!」
そっか、目覚めたんだね。良かった!
「分かった。ここは任せるね!もしヤバくなったら逃げてね!」
「はいはーい!でも大丈夫だよ先生、私強いから!」
ミカちゃんと笑い合った後、私もサオリちゃん達を追い掛ける。あの様子なら、ミカちゃんは余程の事が無い限り負けないね。
「さて、バルバラとユスティナ聖徒会の皆。私とダンスでも踊ろっか!」
アリウス自治区 至聖所
「ここが、バシリカの至聖所。」
ユスティナ聖徒会を倒しながら先に進むと、遂にバシリカの至聖所に辿り着いた。
正面のステンドグラスの前に、アツコちゃんが拘束されている!アンダーウェアのみの状態だけど、白のハイソックスはそのまま、あいつの趣味?
「姫⋯⋯!」
「気を失ってるだけみたい。」
「は、早く姫ちゃんを!」
皆がアツコちゃんを助けようと行動を開始する直前、コツコツと靴が床に擦れる音が聞こえてきた。
「お待ちしておりました先生、私の敵対者よ。」
そして姿を現したのは、白いドレスを着ていて、全身が赤い皮膚のベアトリーチェだった。
「ベアトリーチェ!!」
「ふふっ⋯⋯。予想以上にお早い到着です。が、遅かったですね、儀式は既に進行しています。」
「!!!」
だろうね、コイツが私達がそのまま来るまで待ってる訳がない。
「ごめんねサオリちゃん、ミサキちゃん、ヒヨリちゃん、ちょっと先生らしくない事するね。」
「「「???」」」
ベアトリーチェに聞こえない程度の声量で皆に伝える。ハテナマークを浮かべてるけど、すぐに分かるよ。
「ロイヤルブラッドの神秘を搾取し、キヴォトス外から到来する力を借りて、私は自分の存在をより高位のも「おりゃあぁ!!」のぉぉぉぉ!?」
『ナイスです先生!』
『シッテムの箱』のバリア機能を両方の拳に展開、そしてペラペラと機嫌が良さそうに喋ってるベアトリーチェに向けて接近。
そして、勢いを付けた渾身の右ストレートをベアトリーチェの顔面にぶっ放す!これが先生とアロナちゃんの力ァ!
「「「ええっ⋯⋯。」」」
右ストレートを無防備な状態で食らったベアトリーチェはちょっと吹っ飛んで仰向けに倒れ込んだ。
サオリちゃん達が唖然としているけど、ごめんね!コイツはどうしても一発ぶん殴らないと気が済まなかったの!
「貴様ァ!人が話している時に!許しま「許さないのはこっちだよ!」ガハッ!?」
『追撃出来ますよ先生!私の分まで殴っちゃってください!』
体をプルプル震わせて起き上がろうとするベアトリーチェ、ダメージが入ってるみたいだから追撃だぁ!
起き上がる前にベアトリーチェに馬乗りになって顔面を殴りまくる。
「これはアリウススクワッドの分!これはアリウス自治区にいる生徒達の分!これはお前の計画で被害を受けた生徒の分!そして、お前によってたくさん苦しんだ大将の分だぁ!」
「ガハッ!ゴエッ!ウゲェ!グエッ!」
「もう止めてくれ先生!それは人としてやっちゃいけない事だと思うぞ!」
「HA☆NA☆SHI☆TE!!」
まだまだぶん殴ろうとしたけど、サオリちゃんに羽交締めにされてベアトリーチェから引き剥がされる。大将だってこうするよ!多分。
ベアトリーチェはフラフラしながら立ち上がって憤怒の表情を浮かべていたけど、足がプルプルしてるから怖くないね!
「ふ、ふふふ、よくもまあ、私をたくさん殴ってくれましたね先生ィィィィ!」
「お前の話はどうでもいいんだよ。どうせ大層な御高説を垂れるんでしょ?高位の存在になって全てを救う、それが大人の責務、その為の小さな儀式は仕方ない、とかをね。」
私の言葉を聞いたベアトリーチェはかなり動揺していた。本当にそんな事言うつもりだったんだね。
「私は大した存在じゃない、誰がを審判する権利なんて私にない。」
「私は救済者じゃない、この世界の苦痛を消し去る事は出来ない。」
「私は絶対者じゃない、この世界の罪悪を無くすことは出来ない。」
「では、貴方は一体何だと言うのですか!?貴方の能力は、存在価値は何だと言うのですか!!」
存在価値か、そんなのはただ一つ。
「生徒達のための先生だよ。」
「⋯⋯!!」
「忘れられ、苦しむ生徒に寄り添いたいだけなの。」
「ならば、それを証明してみせなさい!」
ベアトリーチェがそう言うと至聖所が揺れ始める。地震?いやこれは!
「さあ、その目にしかと映しなさい!これが私、高位の存在となった姿です!これこそが本来の姿、偉大なる大人の姿なのです!」
「それが正体なんだねベアトリーチェ。」
頭の部分が花の花弁のように広がり、全身が細くなっている。それが高位の姿?怪物と言ったほうがまだ納得出来るね。
サオリちゃん達はベアトリーチェの姿を見て怯えている。なら、その怯えを取り除かないとね!
「フフフッ、あまりの高位な姿に言葉も出ませ「何だ、すっげぇキモいデザインだね!」貴様ァ!!」
「あれが、本物のマダ、へ?」
「ただの怪物にしか見えませ、へ?キモい、確かにそうですねぇ。」
「そう、私達はあんなもの、へ?」
よし、サオリちゃん達は怯えた表情から素っ頓狂な表情になった。
「さて皆、怖がらないで。私が付いているから、一緒に頑張ろう。」
こんなガキ大将みたいなベアトリーチェなんかに怯える必要はない、中指立てるくらいの気持ちだよ皆!
「⋯⋯ああ!」
「うん、あの怪物を倒そう。」
「はい!姫ちゃんを救うのです!」
いい返事だね、よし行こうか!
先生
ベアトリーチェには自分で殴らないと気が済まなかったのでこの世界線ではこのような感じになった。
実はあれでベアトリーチェの体力を4分の1削っている。
聖園ミカ
原作通りバルバラの足止めを引き受けた。精神的に余裕があるのでイレギュラーが起きない限り、負けることはない。
すっげぇキモいデザインだね!
星のカービィのアニメの台詞が元ネタ。あのアニメはブラックジョーク満載で今だったら規制される。今だからもう一度見たいアニメ。