それでふと思ったのが、あれ?ラインハルト登場する二次創作作品がない!と感じたのでAIの力を借りながら修正しつつ書こうと思いました。!
下手な小説作りではありますが批判や誹謗中傷はお辞めください。この小説描いている作者の主の胃と精神にダイレクトアタックしてしまうでww
では、お楽しみください。
クルセイダーに栄光あれ!
第一話:老兵は死なず、砂漠に再起す
死は、思いのほか静かなものだった。
数多の戦場を駆け抜け、仲間を失い、それでも盾を掲げ続けた人生。最後は愛する「家族」に囲まれ、安らかな眠りについたはずだった。
だが、次にラインハルト・ヴィルヘルムが感じたのは、頬を撫でる熱い砂の感触と、錆びついた風の音だった。
「……ぬぅ。ここは、極楽にしては少々砂っぽいな」
重い瞼を持ち上げると、そこには見知らぬ荒野が広がっていた。
驚くべきことに、老いて節々が痛んでいたはずの体には、全盛期を彷彿とさせる活力が漲っている。そして傍らには、かつて数々の苦楽を共にした相棒、ロケット・ハンマーと、誇り高きクルセイダー・アーマーが静かに主の目覚めを待っていた。
ラインハルトは重厚なアーマーを身に纏う。駆動音が鳴り響き、システムが再起動する。
「バルデリッヒ……、お前も一緒か」
師の面影を宿す兜の奥で、ラインハルトは独りごちた。なぜ自分がここにいるのかは分からない。だが、風に乗って聞こえてくる「叫び」が、老騎士の魂を呼び覚ました。
騎士の義務
廃墟を越えた先で彼が目にしたのは、自然の摂理を無視した異形の巨躯――銀色の蛇**「ビナー」**と、その絶大な暴力の前に倒れ伏す、小さな少女の姿だった。
少女はボロボロになった盾を必死に抱え、それでもその瞳からは光を失っていない。
その光景を見た瞬間、ラインハルトの心に、かつての誓いが雷鳴のように響き渡った。
『我らは騎士だ。弱きを守る盾とならねばならん!』
ビナーが最後の一撃を放とうと、口腔に眩い熱線を収束させる。
少女が覚悟を決めて目を閉じたその刹那、砂嵐を切り裂いて鋼鉄の巨躯が跳んだ。
「案ずるな、嬢ちゃん! 私が君の盾となろう!」
轟音と共に展開される蒼い幾何学模様。バリア・フィールドが、ビナーの放った熱線を真っ向から受け止める。
「……え……?」
背後で少女――梔子ユメが、震える声で呟く。
「誰……?」
その問いに、ラインハルトは答えなかった。今は言葉よりも、示すべきものがある。
「ハッハッハ! 名乗るほどの名前はないが……そうだな、少しばかりお節介な『おじいちゃん』だと思ってくれて構わんぞ!」
クルセイダーの栄光
ビナーが巨体をくねらせて突撃してくる。ラインハルトはニヤリと笑い、ロケット・ハンマーのスロットルを全開にした。
これが二度目の人生の、初陣だ。ならば、捧げるものは決まっている。
「バルデリッヒ、見ていてくれ。これが我らの誇りだ!」
「行くぞぉぉぉ! 栄光あれぇぇぇ!!」
背中のスラスターが火を噴き、重厚な質量が弾丸と化した。チャージだ。
衝突の瞬間、砂漠全体が揺れるほどの衝撃が走る。ビナーの巨躯を強引に廃墟の壁へと押し込み、ラインハルトは右手のハンマーを咆哮と共に振り下ろした。
「ハンマー・ダウン!!」
大地を穿つ一撃。衝撃波がビナーの装甲を内側から粉砕する。
かつて数々の戦場で示してきたその圧倒的な力は、異世界の怪物をも恐怖させた。ビナーは深手を負い、砂の中へと逃げ去っていく。
静寂が戻った砂漠で、ラインハルトは深く息を吐き、兜のバイザーを上げた。
砂風に洗われる白髭。彼はゆっくりと歩み寄り、腰を落としてユメと同じ目線になった。
「ひどい顔をしているな、嬢ちゃん。怪我はないか?」
大きな、鉄の匂いのする手が、ユメの頭を優しく撫でる。
「……あ、ありがとうございます。おじいちゃん……」
ユメはまだ、目の前の存在が信じられないようだった。だが、その大きな手から伝わる温もりだけは、本物だった。
「私はラインハルト。正義と名誉を愛する、ただの老騎士だ」
ラインハルトは立ち上がり、砂に埋もれたアビドスの校舎の方角を見つめた。
彼にはわかる。ここは平和な場所ではない。守るべき「子供たち」がいる場所だ。
「さて、嬢ちゃん。私を君の家へ案内してくれないか? この腰を落ち着けるには、少しばかり砂が多すぎるようだ」
ユメは涙を拭い、満面の笑みで頷いた。
「はい! 私の学校、アビドス高校へ……一緒に行きましょう、おじいちゃん!」
ラインハルト・ヴィルヘルム。
彼の二度目の人生は、一人の少女の未来を守り抜くことで幕を開けた。
その背には「クルセイダーの栄光」が、そしてその隣には「新たな家族」の姿があった。
砂塵を切り裂き、二つの人影がアビドス高等学校の校門へと近づく。
一つは、疲労困憊ながらもどこか安堵した表情の生徒会長、梔子ユメ。
そしてもう一つは、彼女を護衛するように歩く、全高2メートルを優に超える鋼鉄の巨躯――ラインハルト・ヴィルヘルムだ。
校舎の影から、その異様な光景を凝視する少女がいた。
一年生、小鳥遊ホシノ。
彼女は愛銃『ベネリM4』を素早く構え、安全装置を解除する。その瞳には、新入生らしからぬ鋭い殺気が宿っていた。
「……先輩、止まって。そこから一歩も動かないで」
冷徹な声が校庭に響く。ホシノは遮蔽物から飛び出すと、銃口を正確にラインハルトの眉間――装甲の隙間へと向けた。
1. 騎士と猟犬
「ホシノちゃん!? 待って、この人は敵じゃなくて……!」
ユメが慌てて手を振るが、ホシノの警戒は解けない。彼女にとって、銃火器が常識のこの世界で、見たこともない重装甲と巨大なハンマーを背負った男は「脅威」以外の何物でもなかった。
「先輩、下がって。……そこのデカブツ。あんた、何者? 何の目的で先輩に近づいたの」
ラインハルトは足を止め、ゆっくりと兜(ヘルム)のバイザーを上げた。
中から現れたのは、深く刻まれた皺と、戦場を渡り歩いた者特有の重みを感じさせる白髭の顔だ。彼はホシノの銃口を恐れる風もなく、むしろ感心したように目を細めた。
ホシノの指が引き金にかかる。
その緊張感を切り裂いたのは、ラインハルトの豪快な笑い声だった。彼はあえて武器であるハンマーから手を離し、両手を広げて見せた。
「私はラインハルト・ヴィルヘルム。この嬢ちゃん(ユメ)が化け物に喰われそうになっていたところを、少しばかり手伝わせてもらった老いぼれ騎士だ。……信じろとは言わん。だが、私はこの子が守ろうとしている『学校』という場所に、敬意を表しに来ただけだ」
ラインハルトは一歩前へ踏み出す。
ホシノの銃撃よりも早く、彼はバリア・フィールドを微かに展開した。蒼い光の壁が、ホシノとユメの間に優しく、しかし絶対的な境界線として立ち上がる。
「……! なに、その光……」
「これは守るための力だ。君の持つ銃が『矛』ならば、私のこれは『盾』。……ホシノ君と言ったな。君の背負っている重荷、私にも少し預けてはくれんか?」
3. 溶けゆく警戒心
ラインハルトの瞳には、打算も悪意もなかった。そこにあるのは、ただひたすらに真っ直ぐな、若者を慈しむ「おじいちゃん」としての温かさだった。
ユメがホシノの隣に駆け寄り、その銃身をそっと下げさせる。
「本当に助けてもらったの、ホシノちゃん。ビナーを……あの巨大な蛇を、このおじいちゃんが追い払ってくれたんだよ」
「ビナーを、一人で……?」
ホシノは信じられない思いで、ラインハルトの巨大なアーマーを見上げた。無数の弾痕と傷。それは、彼がどれほどの戦場を潜り抜け、どれほどの人を守ってきたかの証明だった。
ホシノはゆっくりとベネリM4の安全装置をかけた。まだ完全に信用したわけではない。けれど、この老騎士が発する「安心感」は、孤独に戦い続けてきた彼女にとって、抗いがたいものだった。
「……ふん。勝手にして。でも、変な動きをしたら、おじいちゃんでも容赦しないからね」
「ハッハッハ! それでいい! 厳格な門番がいる学校は、繁栄するからな!」
夕暮れのアビドス。
銃を構えた少女と、盾を持つ老騎士。
衝突から始まった出会いは、やがてキヴォトス全土に轟く「最強の防衛線」の始まりとなった。
次回予告:第三話「おじいちゃんの特訓」
居候となったラインハルト。
「ホシノ、構えが甘いぞ!」「うへ~、おじいちゃん厳しすぎ……」
誠実なホシノが「おじさん」へと変わる前の、厳しくも温かい修行の日々。
なんとか修正しながら書きました。
うん……もっと頑張らなくてわ、