フィールドの船の移動中だがフットはスマホをジッと眺めていた。
「フット船の上でスマホして酔わへんのか?」
「話しかけるなよ今いい所なんだから」
チイチイが話しかけてもフットはこう反論。
「何見てんのやろ?」
「さあ?」
チイチイとハーキは囁き合う。
フットが眺めているのはとあるSNSだった。
「なるほどなるほど…女の子にモテるには……と」
女の子の攻略サイトのようだった。
そしてフットはスマホを閉じたかと思うとハーキのスカートをバッとめくりあげた。
「おりゃああぁスカートめくりーー!!」
「きゃあぁっ!」
そしてチイチイが怒鳴る。
「わりゃフット可愛い女の子に何するねん!」
「なんだと偉そうに!俺は勇者なんだぞ!!」
チイチイは(なんやこいついきなり態度変えよって…)と思わず引く。
「何するねんわりゃー!!」
「女の癖に生意気なんだよー!!」
フットとチイチイが大喧嘩を展開しだす。
ハーキは慌てて兄を呼ばなければとケタルを呼びにいく。
「お兄ちゃん!フットさんとチイチイさんが大変なの!!」
と呼びに行ってたがケタルは。
「そうなのか………なんてこの世はあまりにも無情なのだろう……」
と廃人となり意思消沈としていた。
ハーキはケタルが廃人のようになってるのを見て「みんなどうしちゃったの?」と顔を青ざめる。
ケタルは手からスマホを落としていた。
それはまだ光ってたのでそのスマホを手に取り確認してみるハーキ。
「な…なによこれ…」
画面にはネガティブな記事がスマホにビシリと書かれていた。
ケタルはそれに目が止まってしまい読むうちに気力が失われたのだろう。
「お兄ちゃんネガティブキャンペンに洗脳されちゃダメー!!」
ハーキはブンブンとケタルを揺するがケタルはゾンビのような表情を変えない。
「ツッコミ!!」そこでハーキは特技の「ツッコミ」を入れた。
「は…俺は…」ケタルは我に返った。
ハーキはツッコミに手応えを覚え、今船上で取り乱している二人にもツッコミで元に戻そうと決する。
「フットさんとチイチイさんも元に…きゃあぁ!!」
突然の嵐と荒波で船が転覆。それはチイチイの怒りによる災害だった。
そしてパーティは一気に教会に戻された。
ーーー
「おお勇者達よ死んでしまうとは不甲斐ない!」
また神父の声の声と共に目覚めるフット。
「なんやウチ頭がガンガンするんやけど…」
「私も…」
「僕も…うえ吐きそう…」
三人もフィールド上の騒動で気分が優れないようだった。
「なんかいけねえもん見てた気がする…」
とフットもこう漏らす。
「とにかく次の街まで目指しましょう」
ケタルはこう言って船で新しい街まで目指す。
それはテンパリ村と言う村だがそこでもフット達の一連のような事が起こっていた。
テンパリ村はとにかく騒がしいようだった。
「なんだ祭りか?楽しそうだな行ってみようぜ!」
「ちょっと待たんかい!」
フットが駆け寄りチイチイがそれを追いかける。
「「な、なんだこれ!?」」
なんとテンパリ村は戦争の跡のような有様となっており人は暴動を起こし女性は襲われ大変な事になっていた。
「きっとSNSの影響だわ!」とハーキは言う。
「そんなまさか…」「とにかく止めんと!」
勇者4人は出動。
裏でSNSのフェイクニュースを操り混乱させている「ボス」がいた。
「のぞのぞ…みんなSNSに毒されて悪い事いっぱいするのぞよ…」
そいつがフェイクニュースを流しているボス。
そいつは誰だ?誰だ?誰だ?