ニコニコとミツトモが殺気を放ちながら寄ってきた。
「はかぶさの剣の威力ここで試す時!」
ケタルが手に取ったはかぶさの剣で構えを取る。
「使ってみなさいよアンタに使いこなせるのならね!」
ニコニコが言い放つ。
「行くぞ…うわっ!」
ケタルははかぶさの剣を振るった瞬間に違和感を覚えた。
身が軽くなったと言うより、自分自身がはかぶさの剣に放り投げられているような感覚に陥る。
「うわ体が勝手に!!」ケタルは空中でひたすら踊っているように勇者達からは見えた。
「ケタル踊ってる場合じゃねえぞ!」
フットが詰り出す。
「踊ってるわけじゃないですよコイツが言う事を…うわー!!」
ケタルがはかぶさの剣を握る手を強くすると急降下。
なんとはかぶさの剣がハーキに向けられていた。
「きゃあぁ!」
「止まれ止まれーーー!!」
ケタルが騒ぐがはかぶさの剣は言うことを聞かない。
「くそ世話の焼ける!」
チイチイが飛んで来てケタルとはかぶさの剣を弾いた。
ガンッ!ケタルが尻餅を突くと共にはかぶさの剣は離された。
「ケタル今のアンタにははかぶさの剣は使えん!」
「ぐっそのようですね…」
ケタルは破壊の剣に持ち替えた。
「ハーキごめん」
「お兄ちゃんのせいじゃ無いよ」
ケタルにハーキは労う。
「くそお前達このフットが相手だ!」
フットはニコニコ達に剣を構え出した。
「ふん友香やっておしまい」
「はいお母様。ピンクタイフーン♪」
友香はフットを誘惑する。
その誘惑にすっかりやられてしまったフットはチイチイ達に剣を振るい出した。
「うおぉ友香嬢は俺が守る!!」
「フットさんそいつは敵です!敵です!」
フットがケタルに斬りかかってきてケタルはそれを受け流す羽目になる。
「おほほ皆揃って馬鹿ね同志撃ちしてどうするの?」
親子は笑い転げる。
「良い加減にせえ!」
チイチイがフットに一閃を与えフットをその場で気絶
させた。
「助かりましたチイチイ様…」
「さああのボンクラ親子をやっつけるで」
チイチイ達はニコニコ達に向かっていった。
「ミツキング!!」ニコニコがこう叫ぶとミツキが飛んできて一撃を与えて来た。
「おりゃあぁバーンナックル!!」
ミツキがバーンナックルでケタルを攻撃。
「へへへ腕が鳴るぜ」
「くっ僕だって勇者だ貴方に負けるものか!」
ケタルとミツキが剣を交える。
一方ではチイチイとニコニコが対峙しあう。
「覚悟は良いお嬢ちゃん?」
「お嬢ちゃんや無いウチにはチイチイと言う立派な名前がある。よう覚えとけ!」
「ホホホ威勢の良いお嬢ちゃんねしかししかしこのブラッディナイフの敵では無いわ!」
ニコニコはチイチイと戦闘。
そしてそして残る友香はハーキに寄る。
「ふふふ余った者同士遊びましょう♪」
友香がハーキを挑発。
「武器が無くても…ええい!」
ハーキが拳を突き出すが片手で友香は受け止めてしまう。
「なんなのその拳はおねだり?」
「痛い痛い痛い!」
友香が握る拳を強くするとハーキは痛みに喘ぐ。
「ハーキ!」いち早くハーキの危機にケタルが反応するが「よそ見すんじゃねえ!」とミツキが正拳突きを浴びせる。
「くっ!」「ほらほらどうしたかかってこいよ」
鼻血を抑えるケタルに対しミツキはステップを踏みながら挑発する。
(こうなったら…)ケタルは駆け出した。
「逃げるのかこの野郎!」ミツキが追いかけ出した。
ケタルが向かう先は友香とハーキの戦場。
その戦場では友香が主導権を握っており武具を持たない今のハーキには武があまりにも悪い。
「アンタなんでこっちに来てんの「さあミツキ僕はここだ!!」
友香が叫ぶ途中にケタルがミツキを誘い込んだ。
「そこを動くなよどりゃーーー!!!」
ミツキが手加減なしの拳を浴びせる。
ケタルが咄嗟に避けるとミツキのパンチは友香に入ってしまう。
「あすまねえ…」「なにやって…」
ドサリッ友香は動かなくなった。
そのうちにケタルはハーキを救出。
「ハーキ無事か!」「お兄ちゃん…」
そしてそして、ちょうどチイチイはニコニコをいなしてしまう。
「つ…強い…」「ふん、残りはアイツか」チイチイはミツキを見据える。
「てめえ許さねえぞ!!」
ミツキがケタルにばくれつけんを放つ。
「お兄ちゃんをいじめないで!」「てめえは引っこんでろ!」
ハーキが止めようとするもミツキの暴走は止まらなかった。
「引っ込むんはワレじゃ浪速ストレート!!」
チイチイがミツキをぶっ飛ばす。
ドカーーーン!!ミツキはぶっ飛ばされその場で気絶。
こうして場はなんとか収まった。