・遊矢成り代わり
・駄文
それでもよろしいならどうぞ
この現実から目を逸らしたい。でも許されない。遊矢はそう思った。
だってズァークが暴れている。それを遊矢は止められない。統合されて遊矢以外消滅したのかもしれない。
遊矢以外は奮闘したけれど負けて大怪我負ってる。遊矢はギリギリで体の主導権を奪い取る。そしてレイが憑依している零羅に殺してと懇願する。手にかけた感触が残っている。皆頭を打ったり怪我をして死んだりしていた。もう元には戻れない。血で汚れているのだ。
零羅は遊矢を殺してくれるようだった。零羅は光り輝いてズァークをその身に宿そうと奮闘した。遊矢は自分を殺してくれる感触にようやく目を閉じる。安らぎが来たのだ。
「君。榊遊矢。起きろ。」低い声がする。遊矢はうるさいなあ、と思って目を閉じようとするが「起きなければキスするぞ」と低い声が響く。遊矢は目を開ける。
そこには金色と白のオッドアイに半分白、半分水色の全裸の幽霊がいた。
「・・・っ!ぎゃあああああ!!!!」
「・・・うるさいな。何故君は叫ぶんだ?」
「だって全裸!!全裸!!」
「全裸で君は叫ぶのか。変わってるな」
「・・お前誰!?」
「私はアストラル。君に用があってきた。」
「俺は榊遊矢。俺を殺してくれること?意識があって不快なんだよね。」
「いや。君には旅をやり直してもらう。」
「は?」
「君はバッドエンドルートに突っ込んだ。ハッピーエンドルートに突っ込んでもらわなければならない。8人生存ルートでな。」
「無理なんですけど。」
「やるしかないだろう。君に前々世の記憶をあげよう」
「・・・あっ!」割れんばかりの頭痛。頭の中に大量の記憶が流れ込む。耐えられない。気絶する。
「・・目を覚ませ。」アストラルの声がする。遊矢は目を覚ます。
「・・アストラルお兄さん、オラ死んだはずじゃ?」
「君は死んだ。劇場版敗北時空で君以外全員死んだ。そして君も死んだ。死んだ君の記憶を榊遊矢の中に入れたのが君だ。君の名前を言ってみろ」
「・・オラ、野原しんのすけ。5歳。皆死んだゾ。・・でも遊矢お兄さんの記憶もある。」
「君は転生した。この世界の修正のために。バッドエンドに進んだ世界を榊遊矢だけだと無理だと判断した。君には世界を救ってもらう。」
「アストラルお兄さんは何してくれるの?」
「不動遊星をつけよう。彼はメカニックだ。Dホイールの面で役に立つ。私は君の話し相手になろう。自分のデッキを見てみろ」
「・・・おー!EMじゃない!!皆いるー!!」遊矢は叫んだ。つばきちゃんやしんのすけの知ってる人達、劇場版で出会った人達がいるのだ。そいつらに会って遊矢は嬉しそうにした。
「EMのカテゴリは消えた。君がたまたま会った人達が君の代わりになってくれる。」
「何名か信用できない人達がいるんだゾ。」
「仕方ない。我々も君のサポートにまわってあげよう。私の元にこい。榊遊矢」
「ほーい」
遊矢はアストラルの元に近寄った。そして「君に2枚のカードをあげよう。これは魔除けだ。これをユーリ、ユーゴ、ユートに渡すんだ」
「なんで?」
「君が今度行く世界はズァークが肉体を持っている。あと君嫌われの世界も含まれている。味方は少しでも増やしておけ。あと君にも魔除けのカードを渡しておこう。」
遊矢はペンデュラムカードを2枚手に入れた。遊矢は6枚のカードと共に目を閉じた。
「・・目覚めたらアカデミアだなんて聞いてないんだゾ」
「・・榊遊矢。次元転送できるまで1週間滞在してほしい」
「ほーい」
「君、なんでここにいるの?アカデミアの職員じゃないよね?」
「オラ、榊遊矢!!14歳!!君は?」
「僕はユーリ。不審者なんかとよろしくする気は・・ねえ、デュエルしようよ。」
「なんで?」
「僕が君とデュエルしたいから。」
「ふーん」
そして2人は決闘した。
突然やってきた遊矢は不思議なやつだった。けつだけ星人をやるけど決闘の腕は強いのだ。
でも別れが来た。寂しい。置いていかないで。
「ユーリ君がアカデミアの教えに疑問を持ったりオラのことを覚えてれば会えるゾ」
そう言ったあと遊矢は消えた。
次回『ユーリとの出会いだゾ』