第一話 入学
ー禪院直影sideー
顔合わせから1ヶ月が経ち、今日は中学校の入学式だ
父から実力面においてある程度の評価を貰い
学業と訓練を両立することを条件に通学を許して貰った
瑠陽も通うようだからある程度は警戒せねばならんな
まぁ私は入学式が終わり次第帰らねばならんのだが
御三家の次期当主の顔合わせなど必要なのか
まぁある以上は仕方のないことだが
開式の言葉
校長式辞
新入生代表式辞
教職員紹介
閉式の言葉
と言うように恙無く式は進み、終了した
その後すぐに車に乗り
顔合わせの会場へ父と共に向かう
One hour later
会場に到着し、それぞれの次期当主と自己紹介を交わす
そこから少々雑談を交わしていると
呪霊が会場に飛び込んできた
私はすぐに
「闇より出でて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え」
と帳を下ろす
そして印を結んで玉犬と蝦蟇を出し
影に収納していた遊雲を持つ
三級程度敵ではない
玉犬と蝦蟇が1匹、私が遊雲で2匹祓った
少々想定外もあったが恙無く進行し
終了、解散となった
One hour later
1時間後、帰宅した私はまず風呂に入ることにした
やはり風呂は良いものだ
要らぬ邪念を祓ってくれる
中学を卒業するまでに円鹿までは調伏したいな
さて数十分湯に浸かり
風呂から出る
その後は夕食を食べる
和食と洋食が順に繰り返される
今日は和食だな
私はどちらかと言えば和食の方が好みだ
時間をかけてゆっくり食べる
食べ終わった後は父と戦闘訓練だ
私は遊雲を、父は竜骨を持って戦う
私が横に薙げば父は竜骨をそれに合わせて受け流す
父が竜骨を振れば私もそれに合わせて振るう
いつも同じ調子で一向に決着がつかない
2時間ほど続けたがやはり決着はつかず戦闘を止めて
「やはり今日も決着はつきませんでしたね」
と私が言うと
父は
「あぁ、だが勝てずとも負けなければ良い
負ければ全てを失うが
勝てずとも負けなければ失うものは少なくて済む
だが何も失いたくないのであれば
必勝を固く誓えるほどに鍛練を積め
さすればお前が何かを失うことはなくなるだろう」
と言った
それに私は
「はい、ありがとうございます」
勝てずとも良い
私の最愛を失わなければそれで良い
だが私の最愛が必勝を願うなら
喜んでそれを誓おう
それを叶えられる程に鍛練を積もう
私は必勝を願わず不敗を願う
そして世界に興味はない
私の最愛が望むのならば
喜んで破滅を齎そう
そうでなければ最大限の守護を与えるがね
五条透(ゴジョウ トオル)
術式 無下限呪術
領域展開 無量空処
知覚や伝達など生きる行為を無限回強制させ、膨大な情報量で脳を処理不能にする領域
六眼
呪力量 五条悟の2分の3倍
五条家当主
五条悟の父
特級呪術師