禪院の神童とその最愛   作:明星桜花

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A year has passed and Naokage and his friends have been promoted to the second grade .


第三話 Jealousy and rebellion

ー禪院直影sideー

私達が二年生となって数ヶ月が経過した

今日は父の当主としての仕事を手伝うことになっているので学校には行けない

まぁ東雲*1を付近に待機させているから何かあっても対応できるだろう

たとえできなくとも連絡がくる筈だ

 

 

A few hours later

 

 

禪院家に送付される依頼書を確認し

それを認可するか拒否するかの選定を終え

現在時刻は12:00、ちょうどお昼時だ

なので父と昼食を食べていると、東雲からの連絡がきた

『 中学校全域を覆う帳が下ろされました

帳から瑠陽様の呪力は感知できず

別の何者かによるものと思われます

私では干渉できず、応援を願います』

とのことだった

それを確認した私と父は即座に現場へ向かった

 

 

One hour later

 

 

私と父が出発してから1時間、現場に到着した

私は東雲から状況を聞きつつ、帳への干渉を試してみる

すると私は帳の内部へ入ることができそうだったので

条件を絞るために父にも試してもらった

が父には干渉できず

そして瑠陽が出てこないことから

条件は

『禪院直影』と『飛鳥井瑠陽』のみ侵入可能

『禪院直影』と『飛鳥井瑠陽』の脱出不可

の2つであると考えられる

これを父と東雲に説明した後

反転術式を使える者を呼ぶように父に頼んでから

私は内心焦りつつ帳の内部へと入る

 

内部に入った私は六眼を以て瑠陽の呪力を辿り走る

呪力を辿って走り、辿り着いた場所で見たのは

とてつもなく大きな呪力を放つ受肉体とそれに対峙する瑠陽の姿だった

私はすぐに行動を開始した

「鵺!」

まず鵺を出し、鵺に掴まって空から瑠陽を抱き上げ

少し遠めの場所に下ろす

そして遊雲を手に持ち、呪力を込めて殴る

限りなく特級に近い受肉体を前にして出し惜しみは死に直結する

普通に戦っても勝率は低い

故に、これはまだ不完全だが使うとしよう

「領域展開   嵌合暗翳庭」

と不完全な領域を展開する

不完全だが効果は十分!

調伏が予定より進んでいて助かった

「『玉犬』『蝦蟇』『大蛇』『鵺』『満象』『脱兎』『円鹿』『貫牛』」

と連続で玉犬から貫牛までの式神を連続で大量に出す

式神がそれぞれ攻撃を仕掛け、それと同時に私も呪力を込めた遊雲で殴る

特級に限りなく近いとは言え

特級に届かない受肉体で助かった

まだ、対応できる

さぁ、嫉妬に呑まれた哀れで愚かな受肉体よ

これで止めだ

ありったけの呪力を遊雲に込めて渾身の力で殴る

 

THOOM CRACK CRACK CRACKLE

するとそれは黒く閃く打撃『黒閃』となった

受肉体はこの一撃で祓うことができた

その後、上がっていく帳を見ながら

瑠陽と共に父の下へ行く

その途中に私が気付かなかった傷を瑠陽が気付き

それについて酷く心配しつつも怒られて

そうして父の下に到着し

呼んでもらっていた反転術式を使える者に反転術式をかけてもらってから本家へと戻った

道中父の名で各家当主に連絡しながら…

*1
東雲 黎(シノノメ レイ)

術式なし、天与呪縛フィジカルギフテッド

一級呪術師

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