よって、ポケモンは仲間・縄張り意識が強く排他的であるとしか思ってない。
とりあえず、方針は決まった。
というかこれしかなかった。
――食料と水場を確保しつつ、体を鍛える
うんうん唸りながら1時間くらいは考えてみたけど、やっぱり水と食料がないことには始まらない。
でもなー。ほかのポケモンになぜか嫌われてるからあの水場を安心して使うこともできないし。
そういえばここの森の中で食えるものって大丈夫かどうかの判断つくか?
まぁ色合いがドギツイ斑模様とかじゃなければ試してみるかー。
方針は決まったから移動するか……
立ち上がり、あの水場とは違う方向に歩きだそうとして、ふと、あの卵のからに目が移る。
(あれから生まれたんだよな、俺。……そうだ、あのカラ何かに使えないかな)
カラに近づいて持ち上げてみる。
――と、なにやら1枚の紙切れがカラの中に入っていた。
『お、なんだ? 畳んだ紙切れ?』
なにか書いてあるんかな。と期待半分に開いてみる。
……どうやら神から俺あてのようだ。
なになに…?
「せっかく会話を省いたのにここで会話口調で書くと意味がなくなるので箇条書きで書こうと思う。
一つ、ここはポケットモンスターと呼ばれるゲームとほぼ同じ世界である。
一つ、送った場所はカントー地方のトキワの森と呼ばれる場所である。
一つ、どのポケモンになっているかは神が決めたわけではなく完全ランダムである。
一つ、特典4の期間は1年で無くなる。
一つ、そこのカラは一口食べただけでお腹がいっぱいになり一日は飲まず食わずで過ごせるスーパーなアイテムである。
一つ、あの特典だけだとポイントが余ったから目視した相手の情報を読み取る目を付属した
一つ、この紙は読み終えたと判断された瞬間から数秒後に灰になる
以上である。 ――神より、Dへ」
…………………うん。
一つ言いたいことがある。
『……・・・ふ、巫山戯んなぁぁぁああああ!』
ビリッと紙を破きながら空に向かって咆哮する。
なんだこれは!? 特に最後から三番目!
方針を考えるために使った俺の1時間を返せ!
っていうか、一口食べただけでお腹いっぱいとか仙○かよ!
この大きさだったら数ヶ月は余裕で保つわ!
それにポイントって何だ! そんなことひとっ言も聞いてねぇぞ!?
***************
すまない、取り乱した。
手がなんか火傷してるけどいいんだ。
冷静になれ、Coolになるんだ俺。……あれ、Koolだっけ?
どっちでもいいや。
しかし、数ヶ月は修行に集中できるのは大きいな。
この数ヶ月である程度のモノを使えるようにしないと。
まぁ超一流の才能と体をもってるんだ、なんとかなるだろう。
そういえば最後の「Dへ」って俺宛だよな。
俺の名前はDで始まるってことか?
……んー。Dで始まるんだから、だ行だよな。だ、だ、だ、
大五郎……?
違うな。これは違う。
頭の中で俺とお前と~とか流れてきたけどこれは違うだろう。
――違ってほしいなぁ…
まぁそこは置いておくとして、今の俺は「マンキー」ってやつだしこれをもじろうか。
Dで始まるようにして、ダンキー。
……ダンキーはねぇな。最後伸ばすのは止めて、ンを変えて。
「ダイキ」
……これならいいんじゃね? 普通にありそうな名前だし。
よしっこれから俺はマンキーのダイキだ!
自分の名前も決まったことだし、修行を始めるとするか!
~一週間後~
……うん。あれだ。
全然できねぇ。
「六式」の中の技の一つ「
地団駄踏んでるだけで全然できましぇん……
六式と同じ時に頼んだ「覇気」ってのは三種類あるんだが「武装」「見聞」「覇王」とあって、簡単に言うと「気合」「感知」「威圧」って感じなんだけど……
武装は本当に纏っているのか全然分からないし、見聞を使おうと瞑想っぽく座って目を閉じてやってみても周りの虫の鳴き声が聞こえてくるだけでどこに何がいるのかさっぱり。
覇王を試そうにも気配をだして周りのポケモンに向かってこられたら本末転倒ということに。
念を使うための精孔を開こうとしてもウンともスンともだし。
この一週間成果なんて無かったんだ……
ただ体を鍛えるためにそこら辺を走り回ったりしただけなんだ……
これ、ほんとに超一流の才能あるのか……?
普通のポケモンは戦闘によって貯まる経験値が一定になって能力が伸びるがこの主人公、自分で鍛えた分しか伸びないんだ。
それに普通に覚えている「からてチョップ」等は覚えられないんだ。すまない。
話は変わるけど今やっているネトゲが今週ボーナスウィークなんだ。
つまりそれにかかりっきりで小説の更新がないと思うんだ。すまない。