勢いで書いてると日常パートを考えるのが大変だったぜぇ。
やっとの思いでダイキくんの能力を一つ作成。でも少し抜けてるダイキくんでした。
はてさて。能力を考えながら捜索を続けてはや数ヶ月……。
すまない。それは嘘だ。
まだ2日も経ってないんだ。
只今、早朝。飯の真っ最中。
能力を決めようとした日の就寝時にふと思いついた能力を開発しようと頑張ってます。
『なんとなくアイデアは浮かんだけどどうやって能力にするんだコレ』
胡座をかきながら考え中。あれか。こういう能力が欲しいと念じながら発をするのか。
んー。頭の中にある情報だけじゃいまいちわからんな。
『まぁあーだこーだ考えるより実際にやってみたほうが早いか』
飯食い終わったら試してみますか。
◇
うむ。苦節1時間。なんとか発動できた。
ふよふよと俺の目の前を浮きながら移動する砂でできた眼球っぽいモノ。
片目を手で塞いでいる間、砂の眼球からの視界を共有する感じになったな。
系統で言えば大体具現化、少量操作って所か。
――フヨフヨ
『おー見える見える』
『…………』
――――フヨフヨ
『少し上下に動くから酔いそうだけどこれは要訓練だな』
『…………』
――――――スィ~
『……移動スピードは全然ないな。これも訓練次第かな』
『…………』
――――――――クルッ
『旋回速度はまぁ普通かな』
『…………ップ』
『あ』
―――あぁ。
――――――俺の視界に。
―――――――――白い何かが迫って。
アッー
『ビビった。マジビビった!』
『ごめんなさーい……』
一瞬の出来事だったから能力解除も間に合うわなかった。
未だに心臓がバクバクいってるぜ。
まさか糸吐かれるとは思ってなかった……。
しかしなんだ、猫みたいに動いてるものにウズウズしたのか。
『つ、次からはやるなよ……』
『はーい……』
何かよくわからないものがいきなり目に飛んできて、さらに反射でよけることができない恐怖はなんとも言い難いんだ。
『ふぅー。なんとか鼓動も収まってきた』
あー怖かった。しかし糸が眼球に当たった時なんか衝撃が来たような。
……試してみるか。
『よっと』
もう一度砂の眼球を作る。
今度は別に移動させるためじゃない為、目の前で固定する。
指でツンツンすると……。
なんか気持ち悪い感覚が俺の目の奥からする……。
『やべぇ、これダメージも共有か……?』
条件付けに失敗した……?
いや、糸に絡まって墜落したとき別にこっちに痛みは無かったしな。
衝撃だけくる感じか? それはそれで嫌なんだが。
『設定失敗したなぁ。これって修正できないよなぁ』
さらに誓約を追加することくらいならできそうだけど、それしたって捜索・偵察用に作ったから使い勝手良くないとダメだからから追加する意味ないしな。
まぁ、こうなってしまったものは仕方がない。これで行くか。
◇
超一流の才能マジチート。能力を作るまでは苦労したのに、習得速度がパネェ。
今も自分で捜索しながら範囲内にいたポケモン達に眼を向かわせてるが飛行速度や旋回力、はてや隠蔽力がどんどん上がる。
最初の時なんてすぐに気付かれた(気付かれて警戒されたが何もされなかった)が今じゃ殆ど気付かれない。
一年の訓練期間で伸びた周の範囲は約2km程もあるが、今本気でやれば端から端まで約一分で移動できる。つまり120Km/h。
その速度じゃ制御できないし目が回るからやらないけどな!
まぁそんな感じで俺チート感が出てるが、今のとこ慌ただしく動き回ってるポケモンに会わない。
コイツがいた場所周辺よりもかなり離れた場所も探してるのにいないって事はコイツの事を捜索していない、若しくは諦めた?
『んーむ。もしかしたらこの森の生まれじゃなくて鳥に運ばれたりしたのか?』
別の場所から運ばれていた場合ならこの森で捜索してるポケモンがいない事に理由が付くが。
旅に出ながら探すか……?
どうするべ。
『この森から出て旅するとしたらお前はどうする?』
『ついてくー』
まさかの即答。まぁ父と呼ばれてるからそうなるだろうとは思ってましたが。
……ん? なんか今違和感があったぞ。
眼球さーん。ちょっと戻ってー
『……んー。この道って人工的な感じがするな。草の高さも一定だし歩きにくい石も無い』
この世界にはポケモン以外にもいるのか? そうならそうで見てみたいが。
コイツも付いて来るって言うし、別の場所を探してみるか。
『んじゃま、冒険でもしてみますかね』
次くらいでこの世界の人間とファーストコンタクトできるかなー。