テスト小説   作:暇人な大賀さん

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まだ16歳やで?

俺が新しい提督だ。

クズ提督を床に叩きつけてから、ようやく部屋の中が静かになった。

 

鞭は転がったまま、クズ提督は鼻血を垂らして動かない。

俺は深呼吸して、ゆっくりと艦娘たちの方を向いた。

 

(うわっ……みんな服ボロボロで……肌丸見えじゃん……エロッ! 胸の谷間とか、太ももやべぇな……細い腰とか、食い込んだ肌とか……幼いのにプニプニした脚とか、カッコいい鎖骨とか……マジでヤバい、こんな状況で勃起しそう……いや、ダメだろ! 変態モード抑えろ、俺!)

 

高校一の俺、転生したばかりでこんな状況に直面して、顔がカァッと熱くなった。ムッツリ根性全開で頭の中がエロ妄想でいっぱいだけど、絶対に表に出すんじゃねぇ。彼女たちを傷つけたくねぇんだよ。

 

(艦娘に会えたのはマジでテンション上がるけど……中破状態でこんなエロい姿晒されてるなんて……見ちゃダメだろ! ちゃんと目を逸らさないと! でもチラ見しちまう……くそ、俺のバカ!)

 

視線を必死に床に落としながら、俺は心の中で切り替えた。エロい視線は封印だ。今は彼女たちを助けるのが優先。全力でやるぜ、俺の友達のように……今は…いや、仲間たちを守るために!

 

「もう……誰も傷つけさせねぇ!」

 

声が少し震えたけど、本気で言った。オラオラ系だけど、相手の傷を見るとヒヨっちまう俺だけど、こいつらを助けるためなら人一倍やる気出すんだよ。

雷が最初に反応した。

小さな身体でよろよろと近づいてきて、俺のズボンの裾をそっと掴む

 

「……貴方……本当に、助けてくれたの……?」

 

瞳が潤んで、信じられないような、でも嬉しそうな表情。

(雷……本物の雷だ……可愛すぎる……あのプニプニした肌触り想像しちまう……いや、今はそんなこと考えてる場合じゃねぇ! 早くみんなを助けなきゃ!)

天龍は壁に凭れかかったまま、血のついた唇で小さく微笑んだ。

 

「……龍…田の…分まで……ありがとう」

 

その声は弱々しかったけど、俺に向けられた視線には、確かな好意と信頼が宿っていた。

 

(天龍……カッコいいな。でも傷だらけじゃん……あの鎖骨のライン、エロすぎ……いや、早く治さないと、俺が許せねぇ)

でも、他の艦娘たちは違った。

金剛は一歩後ずさり、比叡は警戒した目で俺を睨み、榛名は膝を抱えて俯き、霧島は無言で俺の動きを追っている。

彼女たちの瞳には、まだ深い猜疑と疲弊が残っていた。

 

長い間、裏切られ続けた。優しい言葉をかけられても、結局去っていった提督たち。だから、新しい人間が来ても、すぐに心を開けるはずがない。

 

それでも――

 

俺がクズ提督をぶっ倒した瞬間、彼女たちの表情に、ほんのわずか、変化が生まれた。

金剛の肩が、微かに緩む。比叡の拳が、少しだけ開く。榛名が、顔を上げて俺をちらりと見る。霧島の目が、

「もしかして……」という小さな期待を宿す。

 

赤の他人。まだ安心なんてできない。でも、今まで見てきたどの提督とも違う。この男は、本当に私たちを助けようとしているのかもしれない――

 

そんな、かすかな希望の光が、一人ひとりの瞳に灯り始めていた。

俺は視線を床に落として、

(鎮守府のこと、何も知らねぇ……どこに何があるんだよ?)

 

近くの雷に相談した。

「あの……雷。入渠ドックって、どこにある? みんなの傷、治さないと……」

雷が少し驚いた顔で、

「……あっち……奥の廊下をまっすぐ…でも…資材が……」

そこで、近くにいた曙が、鎖に繋がれたまま毒舌を吐いた。彼女の服もボロボロで、細い脚が露わになってるけど……いや、今はそんなことじゃねぇ。

「は? 使えないのにどうするのよ! 資材ゼロでドックなんか動くわけないでしょ、このクソ提督!」

(曙のツンツン具合、マジでエロカワ……あの睨み目がたまんねぇ……いや、集中しろ俺!)

「ありがとう。みんな、行こうか」

俺はみんなを促しながら、

(ドックって風呂みたいなやつだよな……艦これや小説で知ってるけど、本物はどんなんだろう。とにかく、みんなを一刻も早く治してやりてぇ……みんなのエロい傷跡も早く消えろよ、俺の理性が持たねぇ)

その時――

ポケットのスマホが震えた。

着信音。

画面を見ると、

「おじいちゃん」

(いつ登録したんだ、これ……転生の時か?)

でも、迷わず通話に出た。

「おーい、坊主のう!」

陽気で、ちょっとお茶目な爺さんの声。

「じいちゃん……?」

「そうじゃよ! わしがお主をこの世界に転生させた神様じゃよ!

よくやったのう、あのクソ提督をぶっ飛ばして! ふぉっふぉっ!」

俺は思わず苦笑い。

「ありがとう……ってか、なんで連絡先が……」

「細けぇことはええんや!

今、おぬしの鎮守府、多分資源がカラッポだろ?」

「雷…今、どれくらい資材残ってる?」

「壊滅的よ……」

「ごめんじいちゃん、壊滅的らしい…」

「なら、ちょっとしたご褒美じゃよ!

今から支援入れてやるんじゃ!」

スマホの画面が光り始めた。

通知が次々と。

【燃料 × 30000 支援完了】

【弾薬 × 30000 支援完了】

【鋼材 × 30000 支援完了】

【ボーキサイト × 30000 支援完了】

【高速修復材 × 1200 支援完了】

【開発資材 × 1800 支援完了】

【改修資材 × 300 支援完了】

俺は目を疑った。

「じいちゃん……これ、マジで……?」

「当たり前じゃよ!

艦娘たちをちゃんと治して、幸せにしてやれよ。

おぬしならできるって、わしは信じておるんじゃよ」

声が優しくなる。

「何かあったらいつでも電話するんじゃよ。

わし、いつでも味方じゃからな」

プツッと切れた。

俺はスマホを握りしめて、艦娘たちを見回した。

(みんなの肌……エロッ! じゃなくて……いや、ちゃんと見ないように! でも資源超入った! これでみんな治せる! 金剛の谷間も、曙の脚も、全部綺麗に……くそ、俺の変態脳ストップ!)

「みんな……資源、たくさん入った。

これで、ちゃんと修理できる。

改装も、好きなだけやってくれ」

雷が、ぱっと顔を輝かせる。

「ほ…本当に…!?」

天龍が、静かに頷く。

「……へぇ…マシな提督さんが来たみたい…だな…」

曙が、毒舌混じりに呟く。

「……ふん、資源入ったんなら早く使えよ、クソ提督……」

他の艦娘たちも、少しずつ、俺の方に視線を寄せてくる。

まだ、完全に信じてはいない。でも、希望の光は、確実に広がり始めていた。

俺はみんなを支えながら、

(艦娘たちと一緒に鎮守府立て直すなんて……マジで夢みたいだ。

絶対に、みんなを守ってみせるぜ……エロ妄想は後でな!)

入渠ドックへ向かった。

これから――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一から作り直してみせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第三話(・∀・)vイェイ
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