Xeno Archive Ⅲ HALO&OUROBOROS/ ゼノアーカイブ 作:思想世界
ブルーアーカイブもゼノブレイド3も非常に世界観が難しいです。
解釈違いなどもありますでしょうがご了承ください。
何かご意見等あればコメントしていただけると嬉しいです。
“あの出来事”からどれくらいの時が経っただろうか...
と、シティーの人達は思い出に耽るそうなのだが、俺はよく覚えている。
2年だ。2年経った。
“俺たち”は20歳になった。
そして、大切なあの人と別れを告げた日
草原に横笛の優しい音色が響く。
おくりの旋律を基軸に新しく作った俺だけの楽譜。
今を生きる者にも、居なくなってしまった者にも贈る旋律。
逢えないと分かっていても、贈りたい人がいる。
毎日、この草原に来て練習を重ねている。
「おーい!ノアー!」
ん...もうそんな時間か...
「やっぱり此処に居たんだな。女王様がお呼びだぜ。」
「今行くよ!ランツ、ユーニ!」
もう少し練習したかったが、今日は女王様に呼ばれているのだった。
元々
平和になった今ではなかなか呼ばれる事は無いのだが…
何かあったのだろうか?
「不可解な要素………ですか?」
「ええ。この世界にももう一つの世界にも無いエネルギーを持つ存在が近づいています。」
この人が俺達の女王メリア。一度仲間として共に戦った事もある。長命で綺麗な銀色の羽の持ち主だ。
「女王様ってそういうの分かるんだな..」
茶髪の彼女はユーニ。特務部隊のヒーラーを務めてる男勝りな少女だ。今では花屋を営んでる。
「正確に分かるわけではありません。ただ、“オリジン”の件が深く記憶に残ってしまった故、この世界の存続に影響が出るような事象が発生する可能性を僅かながら予知できるようになったのかもしれませんね。」
「女王様..色々頑張ってたもんな..」
「ランツには難しくてわかんねーよ、多分」
「ユーニ..?馬鹿にしてんのかお前!?」
「まあまあ二人とも落ち着いてくれ...」
ユーニと喧嘩腰になってるのが特務部隊のディフェンダー、ランツ。仲間想いな性格は良いんだが...こうして喧嘩っ早いところもある。
「変わってないな、二人とも。」
「どうしたんだよノア、そんな急に..」
「やる事は少なかったけど結構前から特務はやってただろ?」
「なんでだろうな..急に...そう思っちゃったというか..」
「成長とはそういうものですよ、ノア。我々が本来の生き方に戻れた証です。」
ようやく本来の生き方を出来るようになって、新鮮な気持ちもあったし、やはり寂しい気持ちもあった。これが生きてるって事なんだろうな。
こうして俺たちは女王様からの依頼を受け、街やモンスターに異常が起きていないかを調べることにした。
「自由に生きれるようになったのは良かったけどよ..不便になった部分もあるよな。」
「
「そうだよ!アタシのブレイドはただでさえ多用すんのにいちいちメンテしなきゃなんだぞ?めんどくさいったらありゃしない。」
「気持ちは分かるよ..まあ俺はラッキーセブンを使ってたから慣れてるしな」
「ま、今は思い出話振り返んのやめにして、調査始めようぜ。」
「どこからやるよ?ランツ。」
「まあまずはモンスターだろうな。ただでさえ広いんだし早めに終わらせてえな。」
「それじゃあ二人とも、行こうか....」
ウォォォォォォォォォォォォン......
その時、俺は感じた。
引き込まれるような感覚、周りの動きが遅くなる感覚
あの時の感覚だ。
見上げた空に、青い何かが見える。
(交わりの日の時の...感覚...)
そんな俺の頭に突如現れた..知らない記憶と感覚。
ヒュウン...
黒い...光?
『私のミスでした...』
『ですから...大事なのは経験ではなく..選択。』
『どうか..お願いしますね』
青みがかった少女の言葉。
これは誰かの思いなのかもしれない。
一体誰の?
俺たちの世界の人物じゃないとすれば..
“オリジン”に刻まれているのは..
俺の知らない世界の記憶?
「あなたのせいじゃないよ、■■■」
「……責任は、私が負うからね」
「それが、大人のやるべきことだから」
「君がなりたい存在は、君自身が決めていいんだよ――」
「生徒たち自身が心から願う夢を」
「いつも頑張ってくれてありがとうって」
「ミカは魔女じゃないよ」
「いってらっしゃい、いざという時は責任取るから」
「――この先に続く未来には、無限の可能性があるんだから」
あなたは...一体誰なんだ?
次回に続きます。
一体ノアの身に何が起きたのか。
この世界に何が起きたのか。