前回のあらすじ
雷神の妹に転生し、裁く者となった主人公
私はハイスクールD×Dの世界を時間軸のみ移動していた。
ヴェイア曰く、私達が裁くべき悪の転生者は原作が始まるころにいるらしい。
さらに他にも強力な力をいくつか感じたとか…
私は本格的に動くので、オーディン様から貰った力を確認していた。
レズウェル「色々ありますね…仮面ライダーへの変身までできるんですか…」
ヴェイア「バッファはどうか分からんが、ゼインとオーディンは裁く者としてぴったりだな。」
レズウェル「何が基準でぴったりなのかは知りませんが…そうですね。」
ヴェイア「レズウェル、ターゲットの反応を感知した。行くぞ!」
レズウェル「はい!」
ヴェイアに案内された方に進むと、茶髪の男が金髪ツインテールの少女を追い詰めていた。
男「へへへ、ミッテルトちゃ~ん、追い詰めたぜぇ?」
ミッテルト「うぅ…まさかただの人間に追いつめられるなんて…最悪っすよぉ…」
男「ゲヘへ、これから俺好みにたっぷり教育してあげるからねぇ…♪」
レズウェル「聖環。」
私は悪しき魂を拘束する光のフィールド『聖環』を展開し、少女を追い詰めていた男を聖環内に拘束する。
男「な、なんだこれは⁉」
ミッテルト「…?」
レズウェル「醜い我欲のために無垢な少女を汚そうとする悪、私が裁いて差し上げます。」
男「無垢だぁ~冗談言ってんじゃねぇぞ!ミッテルトちゃんだって今まで堕天使の仕事で神器持ちの人間を何人も殺してきただろうがァ!」
ミッテルト「うぅ…うちに人殺す勇気あるわけないっすよぉ…」
ヴェイア「そのようだな。この少女には命を奪ったという罪はない。」
男「なぁ…原作と違うってのかよ⁉」
レズウェル「ヴェイアって相手が犯した罪も分かるんですね。」
ヴェイア「まぁな。裁く者として必要な能力だ。」
私はヴェイアの能力に関心すると再び男の方を向く。
レズウェル「それでは…裁きを下しましょうか。」
私がゆっくりと男に近づくと、男はデュエルマスターズのカードを取り出した。
男「行け!『獣軍隊パンチョウ』!そして侵略!『超獣軍隊ゲリランチャー』!そうだな…お前も俺の女にしてやるよ…ゲヘへ。」
レズウェル「どうやら同情の余地はないようですね。来なさい、『剛撃聖霊シェバ・エリクシア』。そして『シェバ・エリクシア』を『王導聖霊アルファディオス』に進化‼」
男「な…なんだよそれェ⁉」
男の召喚したゲリランチャーはミサイルランチャーを放ってくるが、アルファディオスの振るった剣圧のみで容易くミサイルは破壊されてしまう。
男「そ…そんな…」
レズウェル「やりなさい、『アルファディオス』。」
私が命令するとアルファディオスは無数の剣でゲリランチャーを斬り刻み惨殺した。
そしてアルファディオスの目線は男に向けられる。
レズウェル「さて…これで終わりですね。」
男「ま…待て、悪かった。俺が悪かったから!い、命だけは許して…頼むよォ!」
レズウェル「問答無用!悪しき魂はこっぱみじんです‼『アルファディオス』!」
私の声と共にアルファディオスは男の魂の悪の部分のみを斬り裂いた。
ズバァン!
私達が裁きで撃ち砕くのは悪の部分のみだが、心や魂の大半が悪だった場合は人として壊れてしまう。
どうやらこの男はそれだったようだ。
白目をむきながら泡を吹いている。
ミッテルト「こ…こいつはどうなったんすか?」
ヴェイア「レズウェルはこいつの魂の悪の部分を撃ち砕いた。だが大半が悪の部分だったため、人として壊れたのだ。」
ミッテルト「な、なるほどっす…」
私はポカンとしている少女に手を差し伸べる。
レズウェル「それでは…あなたのことを話していただけませんか?」
ミッテルト「は、はいっす…」
少女の名はミッテルトといい、人間ではなく堕天使だそうだ。
彼女はレイナーレという上司についていったのだが、まさか神器を持っている人間を殺したりアーシアというシスターから無理矢理神器を抜き取ろうとするとは思ってもおらず、罪悪感と恐怖で逃げ出したら先ほどの男に襲われたらしい。
私はミッテルトを抱きしめる。
ミッテルト「…ふぇ?」
レズウェル「辛かったですね。今までよく頑張りました。あなたは強い。罪を犯す寸前でとどまったのですから…」
ミッテルト「…うぅ…」
ヴェイア「それで、ミッテルトをどうするつもりだ?」
レズウェル「できれば私が保護したいですね。」
ヴェイア「そうか…我もその意見を尊重しよう。」
私達はミッテルトを保護することにした。
それから数日後。
私がこの世界での家で休んでいるときのことだった。
レズウェル「フゥ…今日もまた1つ、悪しき魂をこっぱみじんにできましたね。」
ヴェイア「あぁ、そうだな。」
ミッテルト「お二方、今日もやってたんすか?」
レズウェル「えぇ。それが私達の使命ですから。」
ゆっくりとお茶をを飲んでいると、部屋の中に菱形の穴が出てきた。
レズウェル「な、なんですか⁉」
ヴェイア「レズウェル、ミッテルト!下がってろ!」
その穴から出てきたのは年端も行かなそうな少年と白い三つ首の犬だった。
ヴェイア「この犬は…我と同じ、バディファイトのモンスターだぞ!」
レズウェル「ってことは、この男の子はファイターなんですか⁉」
ヴェイア「そう考えるのが普通だな。」
私とヴェイアが話してると男の子が目を覚ます。
「うぅ…ここは…?」
レズウェル「気が付きましたか?ここは私の家です。」
「なんで…そんなとこに…?」
レズウェル「突然穴ができてそこからあなたとあそこのわんちゃんが出てきたんですよ。」
「そう…なのか…」
男の子は紫雲翠和といい、いろいろ訳アリのようなのであまり踏み込まないことにした。
私達のことを話すと、ついて行きたいと言ったのですぐに了承した。
それと同時に翠和ことシスイは私の弟子になった。
レズウェル「これからよろしくお願いしますね、シスイ君。」
シスイ「うん、よろしくレズウェル先生。」