雷神の妹に転生した裁く者   作:毘沙死狂騒曲

9 / 19
レズウェルの英霊

前回のあらすじ

突然サーヴァントが襲い掛かってきた。

 

 

私は突如襲い掛かってきた恐らくサーヴァントであろう騎士と剣を交えていた。

 

 

レズウェル「どうしていきなり斬りかかってくるんですか⁉」

 

 

「それがマスターの望みだからだ。」

 

 

レズウェル「クッ…!」

 

 

私は相手サーヴァントの攻撃に悪戦苦闘していた。

セイバーのサーヴァントの容姿は騎士王、アルトリア・ペンドラゴンに酷似しているがどこか雰囲気は違う。

セイバーリリィの可能背も一瞬頭に浮かんだがそれはないだろうとすぐに撤回した。

そして、ロード・ログレスなんじゃないかと考える。

 

 

レズウェル「どちらにせよ…セイバーのサーヴァント相手に剣での戦いは分が悪いですね…!」

 

 

私がログレスと戦っている間、シスイ君は遠方から攻撃してきてるアーチャーのサーヴァントと戦っていた。

 

 

シスイ「あぁクソ!これ相当な手練れだぞ…めんどくせぇな…」

 

 

シスイ君もアタッシュアローで応戦するも、相手の姿が見えない分不利だ。

なんとかスキを探して撤退しようと思ったその時だった。

 

 

ジャキィィン!

 

 

どこからともなく銀閃が走り、ログレスの剣を弾いたのだ。

その一瞬の出来事にその場の誰もが驚愕した。

 

 

「今のうちですよ!」

 

 

レズウェル「は、はい!ありがとうございます!」

 

 

シスイ「一時撤退!」

 

 

そうしてなんとか私たちはその場を去った。

 

 

……

 

 

つけられてないかを確認しながらどうにか拠点まで帰ってこれた私達。

勢いで助太刀してくれた方もついてきていた。

 

 

レズウェル「先ほどは助けてくれてありがとうございます。貴方は…?」

 

 

総司「新選組一番隊隊長、沖田総司、推参!あなたのサーヴァントです。マスター。」

 

 

そう言って総司は私を指さした。

 

 

レズウェル「え、私のサーヴァント…?」

 

 

総司「はい!これからよろしくお願いしますね、マスター!」

 

 

私は自分の右手の甲を見てみると、そこには令呪が刻まれていた。

 

 

レズウェル「いつのまに…!」

 

 

シスイ「まさかレズウェル先生がマスターになるなんて…」

 

 

私とシスイ君が驚いてると、ヴェイアが出てきた。

 

 

ヴェイア「どうやら、最近裁いたタイラントが今までかなりの悪行を積み重ねていたらしくてな…それでロキから報酬としてサーヴァント…今回の場合沖田総司がレズウェルの元に召喚されたらしい。」

 

 

レズウェル「なるほど…?」

 

 

総司「しや~しかし驚きましたよ。初対面でいきなりマスターが襲われてるんですもん。」

 

 

レズウェル「私もどうして襲われたのかわからないんですよね…まぁやってる事を考えれば恨みを買っててもおかしくはないんですけどね。」

 

 

ヴェイア「だが我々を恨むような連中は大体裁いてこなかったか?」

 

 

レズウェル「言われてみればたしかに。」

 

 

シスイ「でも確かあのセイバーはマスターの望みとか言ってたな…そのマスターがどんな奴か分かればな…」

 

 

総司「私は途中から参戦したので何も言えませんが…」

 

 

レズウェル「ただの愉快犯や快楽主義者のような者なら?それなら特に理由もなく私たちを襲ってきても不思議じゃありません。」

 

 

ヴェイア「本当にそのような奴がいるのか?」

 

 

シスイ「世の中どんな人間がいたって不思議じゃないよ。」

 

 

……

 

 

レズウェルが、サーヴァントのマスターについて考えていた頃、1人の男が飄々としていた。

 

 

「いや~まさか向こうもサーヴァントを堕あしてくるとはね、予想外だったけど、面白いからヨシとするか。俺のお願い聞いてくれてありがとな、ログレス、蛍。」

 

 

男の前にいたのは、彼のサーヴァントであり先ほどレズウェル達を襲ったロード・ログレスと蛍と呼ばれたアーチャーのサーヴァント、真名雑賀孫一だった。

 

 

ログレス「いえ、マスターの望みならば…」

 

 

孫一「大丈夫、マスターのためなら。」

 

 

男の名は天導大牙。

傲岸不遜、唯我独尊、傍若無人の権化のような男だ。

 

 

大牙「いや~このレズウェルって娘?中々に面白い玩具になってくれそうなんだよな。まぁ周りの奴らが鬱陶しいんだけど…」

 

 

孫一「邪魔だっていうのなら、もう一度私が行こうか?」

 

 

大牙「いや、いい。すぐに壊しちゃつまらないからな。」

 

 

大牙は何らかのモニターで私を見ながら呟いた。

 

 

大牙「期待してるからな~」

 

 

……

 

 

私は背筋に寒気を感じながら時計を見ていた。

 

 

ヴェイア「レズウェル、どうかしたのか?」

 

 

レズウェル「実は、そろそろこの世界を離れようと思いまして。」

 

 

ヴェイア「ほう?」

 

 

レズウェル「かなり長い間滞在したわけですし、後は三大勢力がこの世界でどうしていくのか明確な方針が分かったら離れようと思います。」

 

 

ヴェイア「そうか。まぁ、いいんじゃないか?たまに様子見する程度で…他の世界にも悪辣な輩は蔓延っているわけだしな。」

 

 

レズウェル「はい。次は、どこの世界に行きつくんでしょうね。」

 

 

私は、手の甲に刻まれた令呪を見つめながら眠りについた。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。