「おはよ。未来」
「…なんで、こずがここに…?」
起きると何故かこずの姿が僕の部屋にあった。
しかもパジャマ姿で。おまけにみだれており、下着もはっきりと見えないものの、ちらっと見え隠れしていた。
「別に下着見てもいいのよ」
こずはそう言って、羽織っていたパジャマのボタンを一つ一つ外していき、下着をはっきりて見せてきた。
「簡単に見せてもいいものなのか?」
「未来に見られても気にしないわ。それに見られて欲しかったというか//勝負下着というべきなのかしら//」
こずはそう言うが顔は赤く染まっていた。
恥ずかしいなら言わないで良かったのに
「風引くから、ちゃんと服着てね」
「ありがと//それで…下着はどうだったかしら?」
「それはどういった感想をお求めで?」
「えっと…未来の思った事を素直に…」
「可愛いかったし、似合ってたよ」
僕がそう言うと、こずはまた照れていた。
そして、こずは一旦女子寮に戻っていき、僕は先に学校へと向かう事にした。
「みく、おはよう」
「おはよーつづ」
そして、今日は、新学期になって初の登校日。
寮を出ると、なんと綴理の姿が。
「今日は、随分と早起きじゃん」
「クラス発表があるから」
「あーなるほど」
さては綴理。ワクワクして起きたな。
「去年一緒だったけど、今年はどうかな」
「う~ん…ボク的には一緒が良い、かな。こずもめぐも一緒で」
「良い事言うじゃん」
「うん、だってみくとこずが居たら寝てても大丈夫だから」
「綴理…お前、最初からそれ狙いだろ…」
-教室-
「やったー!みくと一緒だー!ノート見させてね」
「自分でやりましょう」
「なんでよぉー!」
自分のクラスに行くと、教室に入るや否、めぐが飛びついてきた。
周りを見ると、こずとつづの姿もあったから、最後の年はみんな一緒なんだ。
「やぁやぁ。スクールアイドルクラブは全員お揃いですかぁ~」
「吹部の部長さんも同じクラスですかい」
「今年は、スクールアイドルクラブに負けないからね!」
「何を勝負してたんだ…」
そして、吹奏楽部の部長さんも同じクラスだった。
他にも、色んな部活の部長さんがそれなりに居た。このクラスかなり優秀な人達が集まってるなぁ。一人を除いて……
「どうしたのみく、めぐちゃんの顔をジッと見て?」
「めぐは呑気そうでいいなぁ~と」
「どういう意味だ、ごらぁ~!」
めぐに怒られながらも叩かれる僕。
そんなめぐを置いて、僕はこずの元に向かう。
「今年はよろしくこず」
「ええ、最後の年に一緒になれて良かったわ」
こずがそう言うと、僕は微笑み返す。
「あー!みくが梢の元にー!」
「慈、うるさいわよ」
そして、騒ぎ出す慈。
なんだかんだ、今年も楽しくなりそうな一年になりそうだ。
-翌日-
「入学おめでとう吟」
「みくさん、ありがとうございます」
僕は、入学式が終わった後、吟と会っていた
「去年のオープンキャンパスの時、なんで私の元に来てくれなかったんですか!?」
やっぱりあの時の事覚えていたか…ここは素直に謝る事にしよう…
「ああ…あの時はごめん…!同級生の助けに行ってたから…」
「はぁ…みくさんの事だからそうだと思いましたけど…一言くらいは言って欲しかったです」
「ごめん…」
「でも、そういう所に私は憧れたんですけど…」
そう言う吟の頬は紅く染まっていた。
「というか、ここでこんなに話しててもいいの?」
「あっ!そうでした!教室に行かないと!」
吟はそう言って、慌てだす。
「みくさん。ではまた」
僕にお辞儀をして、パッと走って去っていく。
「あはは…吟もあんまり変わってないな…」
そう思う、新学期の始まりだった。
花帆ちゃん達三人も一緒のクラスだと聞いたから、それもまた良いよねと思う僕だった。