蓮ノ空のアイドルクラブのマネージャーの話   作:桜紅月音

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今更ではありますが、8日最速で見に行ってきました。

グッズ買おうとしたんですけど、欲しかった物売り切れてました…orz
月末にもう1回行く予定にしてます。


特典はなんと…………!!!!!!


37.慈の作戦

 

「あ、藤島先輩だ!」

 

「んー?」

 

「わわ!こないだのライブ、すごく素敵でした!」

 

「あはは、ありがと♪」

 

「これから練習ですか?がんばってくださいね!」

 

「うん、まっかせて♪今月のライブも、いっぱい盛り上げちゃうから♪」

 

先日のライブを終え、慈はすっかり人気者になっていた。

 

「随分と人気者になってるね」

 

「あっ!みく~そうだよ~私ってば、人気者で、かわいくて、かっこよくて、ほんと完璧⭐︎」

 

「そうだねー」

 

慈の言葉に棒読みでそう返した。

 

「でも…スクールアイドルに復帰できて、ほんとに良かった。みく、私、嬉しい」

 

「まぁ…慈がそう思ってるなら、いつでも帰ってこれるようにしてたのは

正解だったな」

 

「うんうん!」

 

そう言って、笑顔で頷いてくれる慈。

これを見ると、こっちまで嬉しくなる。

 

「た・だ・し、ここで満足してちゃ意味ないからね。もっともっと、がんばらなくちゃ!そのためにも!みく!」

 

「うん?」

 

「だから、よろしくね」

 

「えっと…?」

 

慈の言った言葉の意味が分からない僕はその場で困惑した。

 

 

 

 

-部室にて-

 

「おはよー!みんな!」

 

元気よく入っていった慈は声を出して言った。

 

「あれ?梢だけ?」

 

「おはよう、慈。さっき、みくから連絡が来て遅れるって来たわ」

 

「未来…今、忙しそうだもんね」

 

梢と慈がそんな会話をしていると、慈は梢が手に持っていた紙に視線を移した。

 

「あ、それもしかして今度のライブの?」

 

「ええ、せっかく3ユニット揃ったことだし、そろそろ大きなライブを開きたいって思ってて、みくに相談したら、市内の会場を貸してもらえることになったの」

 

「おおー、いいね!流石みく」

 

「またみんなで特訓しなくっちゃね」

 

「やっぱり、みくが部長で、梢が副部長でよかったんだろうな」

 

「え?」

 

「なんかそういうの、自然にできちゃうじゃん。私はムリだなーって。キャラじゃないし」

 

「未来みたいな部長みたいになれなくても、慈はいい部長になれていたと思うわ。お互い。立場が違えばきっとね」

 

「…。い、いいんだよ別に、そんなもしもの話は!それよりみんなまだかなー!遅くないかー?」

 

慈がそう言うと、部室のドアが開いて

 

「す、すみません、遅れてしまいました!」

 

「あ、おはよう」

 

DOLLCHESTRAの二人が慌てて入ってきた。

 

「おはよう、きょうはどうしたの?」

 

「いえ、それが…」

 

「いい雲があって」

 

「…さやかさんも?」

 

「天気も良くポカポカしていたので、一緒にベンチに座っていたら、つい…あ、でもすごくふわふわしてそうで!」

 

「あれはマシュマロよりも柔らかかった」

 

「ですよね、絶対!」

 

「そう…」

 

「ちょっとキミたち…」

 

雲の会話を広げる二人に、怒る慈。

そのタイミングでまた、扉が開いた。

 

「ごめんなさい!遅れました!」

 

「花帆さんも、雲を見ていたの?」

 

「へ?雲?それより、きょうは新刊が購買部に入荷した日だったんですよ!帰ったら読もうって思っていたのに、気が付いたら読み終わっちゃってました!今回もすっっごく面白くて!」

 

「そう…よかったわね」

 

「ちょ、ちょっと練習前にそんなーー」

 

「あの、あと瑠璃乃さんとみく先輩が…」

 

「るりちゃんとみくが?」

 

「はい…瑠璃乃さんは充電が切れたので、練習は『いつかいく』と」

 

「…そう」

 

「私が連れてきてやるからーー!!」

 

そう言って、慈は部室を飛び出していった。

 

 

 

 

それからしばらくして…

 

 

「…ごめん…遅れた…」

 

「何があったのかしら?」

 

「用事を終わらせてここに来る途中で演劇部の部長さんに捕まって…劇に出てくれないかって言われた…」

 

「なるほど…」

 

僕が事の顛末を梢に伝えると、梢は困惑しながらも返してきた。

 

「まったくもう!まったく!」

 

「みゅー…めぐちゃんは、心配性なんだからにゃあ」

 

「甘いよみんな、甘すぎる…夏休みボケか!?ひがし茶屋街の棒茶スイーツよりも甘い!」

 

「ボクは好きだよ」

 

「あ、わたしも…実はスケートの練習帰りに、時々こっそりと」

 

「ええっ、いいなー!先輩方、あたしたちも今度、一緒にーー」

 

慈がスイーツの話題を振ると、みんな揃ってスイーツの話題を広げ始めた。

 

「ええい!スイーツの話を膨らませるな!」

 

案の定、慈は怒った。

 

「3ユニットになったんだから、今はしっかりと地固めする時期だよ!? 完璧なダンス、歌、パフォーマンスを見せつけて、ちゃんとひとりひとり応援してくれる人の心をぐっと掴むべき!」

 

「大丈夫だよ、めぐちゃん。めぐちゃんには、ルリがいるよ」

 

「うん……じゃなくて!」

 

「くっ…だめだこいつら、私がこの空気を引き締めてやらないと……でも、このメンバーで今までやってきたんだよね。部長の未来や梢だっているわけだし、途中からやってきた私がアレコレ言うのも…」

 

慈がそう言うと、梢がすぐに反応を示した。

 

「慈の言う通りよ、みんな」

 

「梢」

 

「各々、気を緩めず、しっかりと自分を律するように。特に花帆さん」

 

「えっ、は、はい」

 

梢は花帆ちゃんに対して、何かを言うとして、すぐさま慈が『言ってやれ、言ってやれ』と応戦していた。

 

「その、遅れる時はなるべく早く連絡するようにね。なにかあったのかしらって、心配してしまうから」

 

「わ、わかりました!」

 

「ってちょっと梢!?それだけ!?」

 

慈は思っていた言葉と違っていたようで…そんな反応を示す。

 

「え?」

 

「他にもっとこう、なにか!」

 

「花帆ちゃん、最近頑張ってるんだからこれぐらいでいいの」

 

「未来の言うとおりよ、今は朝練もちゃんと頑張っているし…たまに気晴らしするくらいは」

 

「うんうん」

 

「先輩…っ!」

 

「ほどほどにだけどね」

 

「次やったら叱りますからね」

 

「はーい!」

 

「二人まで目尻下げて、孫が遊びに来たおばあちゃん、おじいちゃんみたいになっちゃってる…やっぱり、私が言わなくっちゃ!」

 

「言い方…」

 

慈におじいちゃん呼ばわりされちゃった…。同い年なのに…」

 

「ああもう!キミたち!こうなったらーー温泉旅館に、お手伝いに行くよ!」

 

『温泉旅館?』

 

 

 




特典は、姫芽ちゃんでしたーーー!!!

嬉しいです。

ってことで本当のヒロインは、姫芽ち_____
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