蓮ノ空のアイドルクラブのマネージャーの話   作:桜紅月音

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先日の木曜日にもう一回映画見に行ったんですけど、また色紙で姫芽ちゃんが出てきたんですけど


39.スクールアイドルクラブために!(?)

 

あの後、それぞれの各ユニットに分かれて、お手伝いをした。

ドルケの二人は、厨房。みらぱの二人は受付。そして、梢と花帆ちゃんと一緒に居る僕達は部屋掃除のお手伝いをすることになった。

 

「え”っ…!?」

 

そんな中、慈が僕達の元までやってきた。

 

「ええ、だから、お部屋に彩りがほしいと言われたから」

 

「だから、掃除をしてる時に提案してみた」

 

「各部屋に、テーマとなるお花を飾ってみたらどうでしょう、って!」

 

「そう言う事」

 

「梢先輩がメインカラーと指し色の配分を決めてくれて、あたしがお花を選んで、みく先輩が花のバランスをやったんですよー!」

 

昔、生け花をやっていたのが約に立って良かった。

 

「普段から、衣装やステージのことばかり考えていたのが約に立ったかしらね。旅館の方にも、お客様にも、あんなに喜んでもらえるなんて思わなかったわ」

 

「あんなに喜んでもらえるなんて思ってなかったよね」

 

『色の配置とバランスが良い』って言われた時は、本当に嬉しかった。

 

「あたしも、好きなことがこんな形で活きるなんて、びっくりです!必死になるって、大事なんですね!」

 

「確かに、勝負でもなければ、私も自分から言い出したりはしなかったかもしれないわ」

 

「これで、国産牛はあたしたちのもの…ですね」

 

「そうね、ふふふ」

 

花帆ちゃんと梢のやり取りを見て、国産牛の事をすっかり頭から抜けていた事を思いだした。

 

「すっかり忘れてた」

 

「ちょっとみく先輩!」

 

花帆ちゃんに怒られてしまった…

 

「…め、めぐちゃん!」

 

「…く~~~みくを渡したのが…いけなかったかぁ~~~!」

 

そう言って、慈は部屋から出て行った。

 

「なんだったのかしら?」

 

慈が出て行くと、梢がそう言いながら聞いて来た。

 

「さぁ~?でも、慈の事だから何か企んでるとは思ってるけど。それに偵察だったりしてね」

 

「慈先輩…」

 

僕が思っている事を二人に話すと、花帆ちゃんが恨みを持っているかのような声で言った。

 

「話はここまでにして…他のグループに負けないように頑張るよ花帆ちゃん!」

 

「はい!」

 

「…未来も案外、テンション高いけれど…」

 

 

その後、お手伝いをやっていると気づけば制限時間である17時になっていた。

 

 

「というわけで、発表します。今回、お手伝いでもっとも貢献したユニットは…」

 

慈の口から結果を発表されるわけで、みんなで集まってジッと待つ

 

「ーー全員、引き分け!」

 

『えー!?』

 

慈から出てきたのは思ってもいなかった言葉だったので、みんなからそんな言葉が出た。

 

「そんな、あんなに褒めてもらったのに!」

 

「技術点と演技構成点の詳細な内訳を求めます!」

 

「よくわかんないけど、さやの勝ちだったと思うよ」

 

結果は引き分けと言われて、文句を言う二人とさやかちゃんの勝ちという綴理

 

「めぐちゃん、さすがにそれは苦しいヨ…自首しよ…」

 

「ええい!引き分けったら、引き分けだよ!私がルールなの!」

 

「国産牛!国産牛!」

 

「でも、どうするの?引き分けの場合は」

 

文句を言う花帆ちゃんの言葉が聞こえてくる中、梢が慈にそう言って聞く。

 

「そっ、それは…!」

 

「考えていなかったのね」

 

「うん…そんな気はしたけど…」

 

「…か、各自自由時間!」

 

「え!?」

 

「ちょっと汗かいたから、先に温泉は行ってくるね!引き分け時のルールは、その後で発表します!」

 

「考えていなかっただけなのでは…?」

 

「ほんとは今言ってもいいんだけどねー!でも企画ってドキドキワクワクが必要なものだし!というわけで、また後でね」

 

みんなに詰められる形になって、慈はそう言って走り去っていった。

 

「あっ!国産牛が逃げた」

 

「実際どうなんでしょう…と瑠璃乃さんに聞くのは、ルール違反ですか?」

 

「ううん、ぜんぜん。だってルリもなんも聞いてないし!」

 

完全に慈が一人でやっているって事か。

 

「めぐちゃんって、こうと決めたら、かなり突っ走っちゃうからなータレントになったときも、スクールアイドル始めたときも。なんでもひとりで決めちゃうってゆーか」

 

「えっ、瑠璃乃ちゃんもしかして、けっこー苦労人…!?」

 

「あはは、それこそぜんっぜん だってめぐちゃんは、いつだって誰かのためのにがんばってるんだもん。ルリは、そーゆーめぐちゃんのことが、大好きだから」

 

「人のために…?あれがですかー…?」

 

「まぁ…その内分かる時が来るよ」

 

「ええ、せっかくだし、お部屋に戻って一休みしましょうか、花帆さん、未来」

 

「あ、はい」

 

「うん」

 

 

 

その後、自分達の部屋に戻って、しばらく休んでライブの時間がやってきた。

 

「うおー!スリーズブーケのライブ、もう始まってるみたい!まだ出番は次の次だけど、緊張してきちゃったぜ!」

 

ルリちゃんはそう言っているが、ルリちゃんとは対照的に、慈は機嫌が悪そうだった。

なんでも考えていた作戦の、ライブを出来る権利、高級料理を楽しめるが一ユニットではなく、3ユニットという話を聞かれたらしい。

 

「ふん!」

 

「あれ、あれれー?めぐちゃんー、まだ拗ねちゃってるの?」

 

「…そうじゃないけど、私はただ。みんなに『ライブに出られるのが当たり前』だって思ってほしくなかっただけ…余計なお世話、だけど」

 

「あ…うん、へーきだよ、めぐちゃん。ほら、聞こえる。みんな一生懸命がんばってる。ライブに出られることが嬉しくて仕方ないってめぐちゃんのきもち、きっと伝わってるよ」

 

「んっ…それならよし! いい?ステージの上じゃ、るりちゃんにも手加減しないからね!ぜんぶのライブに全力で、応援してくれる人のことも、自分たちのことも、思いっきり楽しませる。それがこのライブに参加する条件、分かった?」

 

「つーまーり、ルリたちいつも通りってことでしょ?」

 

「言ったなーこの!しばらく見ない間にナマイキになっちゃって!」

 

「めぐちゃんと一緒なら、ルリはメラメラファイヤーだかんね。きょうだけじゃないよ。明日のライブも。その先もね!」

 

「まったく、すっかり頼もしいんだから!もー!」

 

「本当に頼もしくなったねルリちゃん」

 

「ふふ~ん!」

 

「そうだ!みく」

 

「ん?」

 

「ライブが終わった後、一緒に温泉入ろう?」

 

「はっ?」




ここらで、未来君との関係を整理しておきますか…キャラ視点で

梢⇆恋人関係 (慈によって不穏な空気が)
綴理→好意有り
慈→大好きクラブ めっちゃアピールしてる
花帆→話に乗ってくれた事もあって、信頼出来る部長さん
さやか→一目惚れ
瑠璃乃→めぐちゃんを助けてくれた事もあって、信頼できる部長さん
姫芽→ゲーム仲間 好意は不明??

わかりやすく言えば花帆ちゃんと瑠璃乃ちゃん以外の4人は明らかに好意有りますね
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