蓮ノ空のアイドルクラブのマネージャーの話   作:桜紅月音

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64.帰還の姉とラブライブ大会

 

北陸地方予選を突破した蓮ノ空学院スクールアイドルクラブ。

突破したことで、ネット禁止令と外出禁止令は廃止となった。

 

「これで私が出来る事は終わったね」

 

とピースしながら言う姉ちゃんには笑った。

そして、翌日。僕は姉ちゃんの見送りに来ていた。

 

「うん、ありがと姉ちゃん」

 

「これぐらい朝飯前、あのじじ達を叩くのが出来なかったのが唯一の後悔だよ…」

 

「本当に…そのすぐに力に入る癖は治した方が良いと思う…」

 

僕がそう言うと、姉ちゃんは苦笑いを浮かべていた。

 

「それと、スクールアイドルクラブって良いね」

 

「それはもちろん」

 

「梢ちゃんにもよろしくね」

 

「分かった」

 

「私的には、ルリちゃんが一番気になったね。綴理ちゃんも捨てがたいよね。うんうん」

 

「すっかりファンになってるじゃん」

 

「もちろん!私はみんなの味方だからね」

 

そう言って、ウィンクをする姉ちゃん。

 

「ラブライブの決勝って東京だよね?」

 

「うん」

 

「見に行くよ」

 

「ありがとう。みんなとっても喜ぶよ」

 

すると、市内へと向かうバスがやってきた。

お別れの合図がやってきた。

 

「じゃあね、そろそろ行くね。また遊びに来るよ」

 

「うん、いつでも待ってるよ」

 

姉ちゃんは、スーツケースを持ちバスに乗り込んで行ってしまった。

 

「未来。樹里さんは?」

 

「もう行ったよ。また遊びに来るって」

 

「ルリ、樹里さんにゲームでぼこぼこにされちゃったから、次会う時までには勝てるように_」

 

昨日、姉ちゃんがせっかくだから遊んでやるって言ってたけど、ルリちゃんの事をぼこぼこにしたのか…

 

「姉ちゃん…何やってんの…」

 

「ぐぅ…もっとアピールしとくんだった…」

 

そう言って、頭を抱えるめぐ。

恐らく、ルリちゃんに姉ちゃんを取られていたんだろう。

 

「それで言うと、綴理はかなり気に入られていたわね」

 

「うん、一緒にお風呂に入った。たくさんお話出来た」

 

「何の話をしたんですか?」

 

「小さい頃のみくの話とか、みくの事が好きって話」

 

「綴理だけずるいよー!」

 

そう言って、綴理に突っかかるめぐ。

 

「私は久しぶりに樹里さんと話せて良かったわ」

 

「梢先輩まで…!?」

 

「なんで花帆ちゃんが驚いてるの」

 

「そんな楽しい話ではなかったわ。未来と付き合った話とか近況報告とかだったから」

 

皆の話を聞く限り、姉ちゃん好き勝手にやってたぽい。

寮母さんも、姉ちゃんと再会して喜んでいたし、止めてなかったもんなぁ…

 

「梢まで…私、何も出来なかったのに…」

 

こうなると、めぐが不遇…

 

「そうでもないわよ」

 

「えっ?」

 

「樹里さん、めぐのこと、すっごく褒めていたわ」

 

「それっ!本当!?」

 

「ええ、慈みたいな可愛い女の子、そうそう居ないって言ってたわ」

 

「それは嬉しい。えへへ、このままみくの事奪っちゃおうかな?」

 

すぐに調子に乗るめぐ…

ここで、このまま話を続けるのもどうかと思った僕は、みんなに声をかけた。

 

「みんな、そろそろ学校に戻ろうよ」

 

『うん(はい)』

 

 

 

そして、ラブライブ大会の日がやってきた

 

「今まで協力してた人達に向けての感謝の気持ちを忘れずに」

 

「今この瞬間を大切に、Bloom the smile!」

 

『Bloom the dream!』

 

「行ってくるね、みく」

 

「うん、頑張って!」

 

こうして、みんなは、去年立てなかった。ラブライブ決勝大会のステージに立ったのです。

 

 




この作品のヒロインは、るりちゃんです(?)
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