北陸地方予選を突破した蓮ノ空学院スクールアイドルクラブ。
突破したことで、ネット禁止令と外出禁止令は廃止となった。
「これで私が出来る事は終わったね」
とピースしながら言う姉ちゃんには笑った。
そして、翌日。僕は姉ちゃんの見送りに来ていた。
「うん、ありがと姉ちゃん」
「これぐらい朝飯前、あのじじ達を叩くのが出来なかったのが唯一の後悔だよ…」
「本当に…そのすぐに力に入る癖は治した方が良いと思う…」
僕がそう言うと、姉ちゃんは苦笑いを浮かべていた。
「それと、スクールアイドルクラブって良いね」
「それはもちろん」
「梢ちゃんにもよろしくね」
「分かった」
「私的には、ルリちゃんが一番気になったね。綴理ちゃんも捨てがたいよね。うんうん」
「すっかりファンになってるじゃん」
「もちろん!私はみんなの味方だからね」
そう言って、ウィンクをする姉ちゃん。
「ラブライブの決勝って東京だよね?」
「うん」
「見に行くよ」
「ありがとう。みんなとっても喜ぶよ」
すると、市内へと向かうバスがやってきた。
お別れの合図がやってきた。
「じゃあね、そろそろ行くね。また遊びに来るよ」
「うん、いつでも待ってるよ」
姉ちゃんは、スーツケースを持ちバスに乗り込んで行ってしまった。
「未来。樹里さんは?」
「もう行ったよ。また遊びに来るって」
「ルリ、樹里さんにゲームでぼこぼこにされちゃったから、次会う時までには勝てるように_」
昨日、姉ちゃんがせっかくだから遊んでやるって言ってたけど、ルリちゃんの事をぼこぼこにしたのか…
「姉ちゃん…何やってんの…」
「ぐぅ…もっとアピールしとくんだった…」
そう言って、頭を抱えるめぐ。
恐らく、ルリちゃんに姉ちゃんを取られていたんだろう。
「それで言うと、綴理はかなり気に入られていたわね」
「うん、一緒にお風呂に入った。たくさんお話出来た」
「何の話をしたんですか?」
「小さい頃のみくの話とか、みくの事が好きって話」
「綴理だけずるいよー!」
そう言って、綴理に突っかかるめぐ。
「私は久しぶりに樹里さんと話せて良かったわ」
「梢先輩まで…!?」
「なんで花帆ちゃんが驚いてるの」
「そんな楽しい話ではなかったわ。未来と付き合った話とか近況報告とかだったから」
皆の話を聞く限り、姉ちゃん好き勝手にやってたぽい。
寮母さんも、姉ちゃんと再会して喜んでいたし、止めてなかったもんなぁ…
「梢まで…私、何も出来なかったのに…」
こうなると、めぐが不遇…
「そうでもないわよ」
「えっ?」
「樹里さん、めぐのこと、すっごく褒めていたわ」
「それっ!本当!?」
「ええ、慈みたいな可愛い女の子、そうそう居ないって言ってたわ」
「それは嬉しい。えへへ、このままみくの事奪っちゃおうかな?」
すぐに調子に乗るめぐ…
ここで、このまま話を続けるのもどうかと思った僕は、みんなに声をかけた。
「みんな、そろそろ学校に戻ろうよ」
『うん(はい)』
そして、ラブライブ大会の日がやってきた
「今まで協力してた人達に向けての感謝の気持ちを忘れずに」
「今この瞬間を大切に、Bloom the smile!」
『Bloom the dream!』
「行ってくるね、みく」
「うん、頑張って!」
こうして、みんなは、去年立てなかった。ラブライブ決勝大会のステージに立ったのです。
この作品のヒロインは、るりちゃんです(?)